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新ビジネス・リーダーいろは講:第6講;『変化する』
【中国四川省;観光名所:黄龍です】
第6講;『変化する』
「変化する」ということについてお話します。
私たち人間の変化ということについて考えてみたいと思います。
一般的に私たちは結婚すると愛の結晶として子供を得ます。
その子供の変化を観てゆきましょう。
まず、「オギャァー」と赤ん坊が産れてからです。
赤ん坊の生まれたての姿は実にお猿さんそっくりですね(^^;
しかし、お祝いに駆け付けてくれる人は、
「まぁ、お父様に似て可愛らしいこと~(^o^)」
などとお世辞を言ってくれるのですね・・・。
不思議と「お母様に似てうんぬん」のお世辞は少ないですね!?
最初の赤ん坊ができたときと結婚式の時だけは、ほとんどどんな人でも最大のお世辞を言ってくれ
ます!
ちょっと脱線しました。
生まれたばかりの赤ん坊を見たとき、いささかこれからうまく育ててゆくために不安を覚えるもの
です。
(さだまさしさんの親父の一番長い日という歌詞にも・・・)
しかし心配した赤ん坊も毎日・毎日、顔かたちが変ってきます。
だんだん、自分たちに本当に似てきます(たまには、本当にもっと心配になってくる人もいますが
・・・)。
赤ちゃんの目が開きますと、赤ん坊はいろんなところを見るようになります。
こっちと視線が合ったりしようものなら、私たちは一所懸命になって話しかけたり、あやしたりし
ますよね!?
そして、バブバブ言いはじめ、手をあっちに動かしたり、こっちに持って来たりするうちにハイハ
イが始ります。
そのうち、おでこをタンスにぶつけたり、縁側から落っこちたりしながらついには立ち上がります。
たった1年でものすごい変化をしますね!?
そのあと、徐々にお話もできるようになってきます。同時に、行動半径もどんどん広くなってきま
す。
3才までに、それはそれはすごいスピードで変化成長してゆきます。
私たちは、この時期のことを「目が離せない」と言った表現を使います。
この言葉は心底から親が子に使う愛情の表現ですよね!?
「人間というのは生まれてから3才までで親孝行を終えている」といわれます。
残念ながら私たちは、どうも子供が大きくなってから親孝行するものだと勝手に決めてしまうよう
です。
本当の親孝行は愛情を持って接する気持ちを教えてくれることであり、その最もすばらしい言動が
赤ん坊時代ではないでしょうか?
その後の子供の成長の姿は、親にとっては付録みたいなものです。
親のエゴで子供に過大な期待や孝行の押し付けをしているだけではないでしょうか?
ハタで見ていますときれいなものではありませんよね!?
子供は徐々に大人へと成長して行きます。
この過程において、子供は肉体的にも精神的にも色々と変化して行きます。
女の子などは肉体的変化がハッキリ表れてくる時期がありますね。
小生にも、すでに孫を持つ娘がいますから実感としてわかるのですが、本当に父親などは目のやり
場をなくしますよね(^^;
短時間・短期間のうちに変化がありますと私たちは確実にそのことに注視・注目します。
これは人間に限ったことではなく、すべての動物は動くもの、変化することに注視・注目する神経
があるはずなのです!
『変化は他を注視・注目させる』ということを良く理解しておくことが大切です!
その変化は『プラスの変化』であるべきです。
ちょうど私たちが赤ん坊のときにやっていた変化のようにです。
このような『プラスの変化』は周囲の人から愛しく思われます。
私たちは他人を愛しく感じる時、無視できません。
不思議と私たちは、そんなプラスの変化をする人が喜ぶことをいろいろとしてあげたくなりますよ
ね!?
いつも幸せな笑顔で過ごしている人のそばにいますと、ほっとしますよね!?
本当にホンワカ暖かいものです。
ここが重要です!
幸せな人は、いろいろな人の力を借りることが素直にできます。
それ以上に他人が放っておかないものです。
それは、その人が愛されるからではないでしょうか!?
そして、その理由はいつも『プラスの変化』をしつつ、なおかつ他人の『プラスの変化』を手助け
するのために尽くしているからです。
『マイナスの変化』は多くの人を遠ざけます。
近付く人は例外なく同類で、お互い傷のなめ合うことで、「誰が悪い!」「誰々のせいだ!」「社
会が悪い!」「先生が悪い!」「上司、会社が悪い!」、はたまた「親が悪い(^^;」・・・・
こんなことに時間を費やし、生産性のある時間をつくることがないようです。
『プラスの変化』は世の中を高い位置から、広く深くハッキリと見せてくれます。
いつも自分はどのように変化しているか見つめてみるのがいいのではないでしょうか?
なんか、・・・つまらない、・・・ボヤーッとした、・・・マンネリズムな毎日になって
しまっていると感じるなら、いま自分は『変化』をしているのだろうか? と自問自答してみるの
も大切です!
ありがとうございました。
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令和3年ビジネス・リーダーいろは講;第5講;『誇り』
第5講;『誇り』
【中国観光名所:黄龍にある大滝です】
『誇れる人生』というのがあるように思うんです。
もちろん、自分に対して誇るというのは何か変ですよね。
『誇れる』という言葉を使う場合は、本来、自分のしていることが自分以外の人との違いがあるか
らなんですね。
「これでも誇りをもっているんだ!」と強がりで言う人がいますが、ご承知のようにそれはただの
「負け犬発言」なのですね。
『エバル(威張る)人』は、残念ながらずいぶんと私たちの周囲にいますね。
ちょっと、偉くなったり、お金持ちになったりすると偉そうにする人がいます。政治家や役人、
成金に多いですよね。
『誇れる』ことと『エバル』こととはまったく違います。
さて、皆さん、一度落ち着いて自分の事、自分の周りのことを見渡してみましょう。
そして、人に『誇れる』ことをありったけ列挙して紙に書出してみましょう。
自分自身のことですから、人に見せるわけでありません。思い切って書いてみて下さい。
でも、注意して頂きたいことがあります。
『自慢』することももちろん『誇れる』ことに外ならないのですが度を越しますと、それはやっぱ
り『エバル』ことになってしまいます。
いかがですか、どれくらい出ましたでしょうか?
「いや、そんなこと言ったて出ませんよ~! また、なにも誇る必要なんか無いじゃありませんか!
それこそエバッてどうなるんですか!?」
などと反発する人がいるんですよね。
まぁ、もちろん私のひとりよがりな考え方かもしれませんので強要はしませんがねぇ~(^^;
私はいつもみなさんに、『人生は1回キリだ』と言っております。
私たちは、本当に何をしに生まれてきたのでしょう?
何をするために活かされているんでしょう?
どうも私は、「何かの理由」があって生まれてきたんだと考えるんです。それはほとんど確信の
ように思っております。
私を育ててくれた、・・・くれている・・・すべての(例外なしに)人生の諸先輩は『生まれてき
たことに理由、意義がある』とおっしゃいます。
難しいことを言いますと、私の多くの師は、それを『輪廻(りんね)』だとおっしゃるんです。
『輪廻』とは仏教の用語なのですが、私たちは竜巻きのように「人間界」と「仏界」を行きつ帰り
つしながら、繰り返し繰り返し必ず良い方向に生成発展しているのだそうです。
残念ながら、「人間界」と「畜生界」を輪廻する人もいるそうです。
「仏」というのは悟った人のこと、「畜生」というのはもがき苦しんでいる人のことです。
「人間界」においては、「仏界」から来ようとも「畜生界」から来ようとも『人生』すなわち「人
間の一生」は、ただただ修業らしいのです。その修業をするために与えられる時間が『人生』なん
だと考えるわけです。
どうも、仏教を押しつけようとしているなと感じられるでしょうね!?
ご承知のように『人生』の意義を考えることを「哲学」といいます。
「哲学」と「宗教」は全く同じなんです!
超一流の科学者の行き着くところは「哲学」「宗教」ですね。
たとえば、ノーベル賞を日本で最初に獲った湯川秀樹博士がこんなことをおっしゃていますね。
「現実は痛切である。あらゆる甘さが排斥される。
現実は予想できぬ豹変(空)をする。あらゆる平衡は早晩打破される。
現実は複雑である。あらゆる早合点は禁物である。
それにもかかわらず、現実はその根底において常に簡単な法則に 従って動いているのである。
達人のみが、それを洞察する」
「修行のための人生」を有効に使うと『輪廻』のサイクルでは1ランク上がるようです。
誰がそんなこと決めるのか?・・・って。
たぶん、自分を造ってくれた誰かだと思うんですが・・・。
特に「人間界」と「畜生界」を輪廻している者にとっては、その人生の行いのなかで評価できる
修業を成し遂げた場合、今度は「仏界」との往復に変るらしいのです。
ちょっと変な話をしてしまいました。
私は「本当に『誇れる』ということは、自分の人生を何のために使うかハッキリと認識している
ことだと思っています。
その『何のために』ということの「何」に入れるべき言葉を知っていること、そのための努力を
確実にやっていることが『誇り』だと思うのです。
生意気なようですが、私の『何』には『人』を入れるようにしております。
もう少し具体的に入れるとしますと『人を育てる、人を活かすために』となります。
ほとんどの生き物は、子孫繁栄のために子供を造ります。
自然現象で「あら、出来ちゃった」という人もありましょうが、子供を持つことこそ『人を育てる
格好のチャンスを与えられている』ことに外なりません。もちろん誠に残念なことですが、お子様
に恵まれない方もおいでです。
社会人になれば、組織の中で部下や後輩を持つようになります。
部下や後輩のこれからのために、いままで自分が培ってきたことを伝えてゆく、教えてゆくことは
絶対に誇っていいことですね。
自然界が、人間社会がより「豊かに」「幸せに」なるための発明をすること、もっとうまくいくよ
ういろいろな工夫をし、より効率よく、より能率良くなる仕組みを考えることも世のため人のため」
ですよね!?
観戦・観賞に来た人たちに感動を与えるスポーツや観劇・観賞にきた聴衆を楽しくさせる演劇や
音楽も「世のため人のため」になりますよね!?
絵画や彫刻、小説や詩も全部同じですね。掃除、洗濯、清掃すること、美味しい食べ物をつくる
こと、家を建てたり、道路や橋を造ったりすること、病気の人を治したり・・・、もう一つ一つ
数え上げたら切りがないくらい「世のため人のため」になることはあります。
今これから、自分が「世のため人のため」になる意義を見出し、それを一所懸命やって行こうと
自覚することを私は「職業観」と呼んでおります。そのことがとりもなおさず『誇り』をもつこと
なのですね。
企業組織には同じように計り知れない多くのやらねばならないことがあり、それは時と共に確実に
増え続けてゆきます。その一つ一つの課題・仕事には、その意義・目的が必ずあるわけです。
ですから、与えられるすべての仕事はどれも優劣をつけることができないくらい重要なのですね。
「働く」という言葉は、「ハタ(周囲の人々)を楽にさせること」なのです。
今、自分のやっていることがやっぱり間違いなく「世のため人のため」であるわけです。
どれもこれも、考え方・感じ方によって「辛かったり・苦しかったり」しますが、修行なんだ、
そして、自分の行為によって多くの人々に喜んでもらえるんだと考え、一本筋を貫いてみてはいか
がでしょう?
「辛」のてっぺんの点に「一」を入れてみてください。
「幸」という字に変わったでしょう?!
こうなれば自分の人生『誇れる』でしょう!?
ついでなんですが、成長のための痛みを持つことを「ペイン・オブ・グロウス」と言うのです。
そうなのです!
生けとし活きるもの皆んな、ほとんど平等にその一生に課題・チャンスを与えられるんです。
それは「誇って」もいいものばかりなのですね!
「なんだ、人生ってつまらないなぁ!大変なんだ!」とおっしゃらないで下さい。
修業中にだって休憩もあれば、リクレーションだってやっていいのですよ。
飲んだって、歌ったっていいのですよ。
ちゃんと息抜きをさせてくれる時間をいっぱい与えられているのです。
それは間違いないでしょう?
ただ遊ぶだけでは『誇れない』ですけれどね。
ありがとうございました。
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新ビジネス・リーダーいろは講:第4講;『人間』
【中国の名勝:黄龍です!】
『人間』というのを考えてみましょう。
もちろん、私が『人間』を大上段に論じる資格があるわけありません。
私のような若輩者が、ああだ! こうだ! と生意気なことをいうことは本来憚らなくてはなりま
せん。
でも少しだけ偉そうなことを話させて下さい。
『人間』というタイトルでお話をすると、なんだか学校で『倫理』や『道徳』の勉強をするような
言い方ですがチョッとご辛抱下さい。
『人間』とは「人の間」と書くのですから、ただの人のことを考えるという訳にはいきませんね!?
私とあなたがいるとしますと必ず私とあなたとの「間」がありますよね!?
もちろん、その「間」に存在するのは、たとえば空気です。
でも、それだけではないような気がするでしょう?
なにかあるようですよね!?
私は、その「人の間」にあるものこそ『人と人に対する心』じゃないかという気がするのです。
その『人と人に対する心』を考えてゆく上で、『人間』ということを考えてゆくのが最も大切な
ことだと思うのです。
私たちは、テレビ、ラジオ、演劇などを見て、そして雑誌や小説などを読んで感動することがいっ
ぱいありますね!?
自然界の雄大さに感動したりもしますが、人と人との『心』のふれ合いを描いた作品には実に多く
の感動を与えるものがあります。
それほど、人と私の間にある何かが感動を与えてくれるのです。
もちろん、その逆もあります!
不快に思わせるものもあります。
でも、ここは感動だけに絞って考えてゆきたいと思います。
さて、私たちが人の言動から感動した経験を思い起こしてみますと、ひとつには「優しくされた」
ということがあるのではないでしょうか。
次に高校野球などで優勝したチームの選手や監督・コーチ、そして応援している学校の関係者が
うれし涙を流しているあの姿に一緒になって感激、感動することは良くありますよね!?
そして最も身近なことですと、自分の努力が実り、成功したときも感動しますよね?
私がお手伝いする研修の中に『人生設計セミナー』なるものがあります。
そのカリキュラムの中に『私の理想的な2日間』というのがあります。
IMC管理者研修を受講された方ならご存じです。
「もしあなたの命があと余すところ2日間(48時間)であったら(もちろん仮にです)、残され
た48時間をどのように使うか?」という課題に対して作文を作っていただくものです。
もちろん自分の人生設計をそれなりに設計し、これからこうして行こうということが見え始めた
人にだけやっていただく課題です。
ほとんどの人が自身の作文で、この2日間を自分勝手に刹那的(せつなてき:一時の事だけに快楽
を求める)に生きようとはしません!
いつも彼らの作文を読ませていただきますと本当に嬉しくなるのです。
99%以上の人がこの2日間を、いままでお世話になった人に対して感謝するための時間に費やし
たり、いままで苦労をかけた人や心配、迷惑をかけた人へのお詫びのための時間に使おうとされます。
作文を読ませていただいてるうちにホロッと涙してしまうことが多々あります。
私は、この課題に取組む人がほんとうに『人間』を感じているんだなと思います。
決して、一人ではないんだなぁと改めて感じ入りますね。
『人間』は、お互いに支え合っている関係だなと思います。
ご存じのように『人』という字は互に支え合っている、つっかえ棒になっている姿ですね。
社会や会社の組織は色々な人がいて、お互いに支え合っている。
なんでもかんでも自分がやるなんていう仕事はひとつとしてありません。
多くの人から助けられて、助け合いながら皆んな仕事をこなしてゆけるんじゃないでしょうか!?
家に帰れば、家族が支え合っている。
遊びの世界でも人の力によって楽しむことが出来る。
「世の中、決して一人じゃないんだ」ということが理解できますと何に対しても『感謝』しない
わけにいきませんよ!
こうして私がこのブログを書かせていただいているのだって、「ブログ」というものががこの世に
存在しているからなのです!
このブログを作成し、ホームページにアップするのには、コンピューターやアプリケーション、
インターネットを構築している数え切れないプロバイダー、ネットワーク技術などなどを開発して
きたものすごい数の先人・先達や、たった今、それらに携わっている技術者の皆さんのお陰があっ
てこそなのです!
自らの「人生設計」をたててみますと、『人間』っていうのが観えてくるのです。
私は多くの『人間』を観る仲間と生きています。
多くの企業でお手伝いさせていただく研修は、全部この辺が中心になっています。
機会がありましたら、ぜひ、ご一緒に勉強しませんか!
ありがとうございました(^^♪
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令和3年ビジネス・リーダーいろは講;第3講『波動』
【北京;紫禁城の壁面です】
『波動』ってことばをご存じですか?
静かな池や風呂場の水に石なんかを投込みますとポチャンと音がしてから丸い円がいく重にもなっ
て広がっていきますよね。
私たちはこれを波って言っておりますよね。
物理の世界では波の動く様を『波動』といいます。
波が動くということは、波の行く方向にエネルギーが働いているからなのですね!?
大海原の波だって陸に向って海水のエネルギーが働いているのです。
台風のときなどはものすごいエネルギーだろうということは充分に理解できます。
東日本大震災が起こってから丸10年が過ぎました。
あの地震による被害よりも、大津波によって甚大な被害が出たことは記憶に新しいですね!?
あの大津波もまさに巨大な、強力な波動です。
あの大津波が大きな岩をも砕き、ビルほどもある大きな船を陸に乗り上げさせ、建物をあれほど
までに恐ろしく破壊し、島や海岸線にある防波堤などあっという間に変化させました。
もちろん、川の水の流れも同じように大石を削り、大地の地形を変えて行きますよね?
水の力というより、実はエネルギーがそうさせるのですよね?
エネルギーを一定の方向に与え続けていきますと本当にすごいことが起るのです!
「人生設計」とは、私たちの持っているエネルギーを一定の方向に効率良く、集中していくための
「方便」「羅針盤」だと思うのです。
自分の人生をどのように持って行くのか、どんな人生にしたいのかハッキリと分っている人は、
今自分の持っているエネルギーのほとんどを「進むべき方向」のために使って行こうと考えます。
なぜなら、エネルギーには限りがあると考えるからなのです!
もしかすると神様や仏様は、一人一人の人生に対して同じ長さの同じ量目のロウソクを与えて下さ
っているかも知れません。
若い人はもうご存じないでしょうけれど鶴田浩二さんという大俳優が歌った歌じゃないんですが、
「右も左も真っ暗闇な中」をどこかに向って歩いて行くためには灯りが必要ですね!?
今では、懐中電灯がありますが、昔は提灯の中にロウソクを灯していました。
ロウソクは光を発するエネルギーなのです。
足元を照すための限りあるロウソクだとすると、あっちに行ったりこっちに行ったり定まらない
行動をしていては無駄ですよね!?
さて私の人生の進むべき方向が定まったら、エネルギーをその方向に投じて行きましょう。
私たちの持っているエネルギーはロウソクのようなものだけではありません。
「心のエネルギー」というのがあるように思えてなりません。
エネルギーは、何かに使わなくては意味がありません。
もちろん歩いたり走ったり、重いものを持上げたりするためのエネルギーも必要ですが、私は「心
のエネルギー」の使い方が最も大切だと考えております。
心のエネルギーを何かに向けていくことを『念波を送る』と言いましょう。
また、想い続けていることを『想念』ともいいますね。
『念波を送る』方向とその強さを『心の波動』って言ってみたいと思います。
実は私の知っている、経験してきた、出会ってきた限りにおいてをお話ししますと、私は「成功者」
と呼ばれる人達には一様に、万に一つの例外もなく、彼等から『波動』を感じます。
いつも不思議に思うのですが、皆さんはいかがでしょうか?
そんな人たちにどれくらい出会っておりますか?
成功する人は例外なく『最後まで諦めない』で目標に向かってやり続けます。
そして実はここが大切なのです!
彼らは、その途中において多くの協力者に出会っています。
『波動』は、その『波長』に合う人々を一緒に乗せていくようですね!?
ちょうど上手なサーファーが波に乗るようにですね・・・。
ところが逆にいつも苦労が多くて不平・不満を持っているような人は『成功者』の波動を不快に
感じるようですね(^^;
私は、これを『悪魔の仕業』と思っているのです。
悪魔は『成功の波動』を嫌うのですね。
まるでゴキブリやネズミが侵入防止用の超音波撃退器を嫌うようにですね。
『良い波動』は正しい人生設計を立て誘惑などに負けないでしっかりと着実にやっている人に備っ
てくるように思えます。
これも私の勝手な言いぐさですが、『良い波動』を持っているかどうかは、神社、仏閣、お墓に
行くとだいたい分りますね。
そこに行ったとき不快感を感じなければ『良い波動』を持っています。
不快感を感じたら、それは『悪魔の波動』に左右される、もしくは『悪魔の波長』に合ってしまう
からでしょうね。
霊能者は、神社、仏閣、お墓などに悪霊など何かがいるといいます。
それはウソです!
決して怖がることはないのです。
『正しいエネルギー』の使い方さえしていれば、悪霊が貴方に取る憑くことなどありません。
自分の発する『波動』が、『悪魔の波動』よりも大きくしっかりした方向を示しているなら心配は
いりません。
仕事においても、しっかりした仕事の意義、目的を知る人は職場でも気持のいい『波動』を出して
います。
そんな友達を多く持つように心掛けましょうよ!
そして皆でそれぞれの『波動を合算させ』立派な組織を創って行きましょう!
とりもなおさず私たちが幸せになる最良の方法のように思えるのですが。
いかがでしょうか?
ありがとうございました。
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令和3年ビジネス・リーダーいろは講;第2講;『労働する』
【万里の長城です】
TOKYOオリンピック2020、初日からゴールドラッシュが始まり、感動感動の連続です!
世界のトップアスリート達が今日まで、どれほど厳しい鍛錬に耐え、希望を抱いて励んできたのか
目を見るだけで分かりますね!
IMCの管理者研修の一単元に『サバイバル訓練』というのがあります。
なにも匍匐前進やタンポポの根っこを食ったりする軍隊式の訓練ではありません。
見ず知らずのところに出かけていって、日頃やっているような仕事ではなく草取りや窓拭きなどの
仕事をさせてもらうわけです。
初日は「勤労奉仕」などといってお金をもらってはきませんが、2日目は実際に働いた価値の分だ
け本当にお金をもらってこなければなりません。
初日はほとんど合格ですが、2日目には1割から2割の人が不合格です。
不合格者のショボクレた姿は見るに忍びないものです。
日頃、私たちがやっている仕事・作業、これを職務といいますが、すべて「労働する」ことです。
この「労働する」とは、本当はどういう意味なのでしょうね?
よく労働者、労働運動などの言葉を新聞やテレビで見たり聞いたりすることがあります。
概して良い印象をもった言葉のようには聞こえませんね!?
どうやら労働運動の実態が、暗い、ジメジメしたものだったからかも知れません。
最近あまり報じられなくなりましたが3K、5Kという言葉が一時期流行りましたね!?
テレビなどでは、いまだに野党が集会を開いた時や労働組合などがメーダーの日に皆で「○○で闘
うぞ!」などと時代錯誤もいいところのシュプレヒコールをする光景を見ます。
ますます現代の若者なんかには受け入れられなくなってしまうでしょうね(^^;
平和の時代にスポーツや戦争じゃあるまいし、戦争反対、平和を唱えている左派系思想の連中ほど
「闘う」なんて言葉を平気で使う(^^;
今は、討論、討議、ディベートの時代ですよね!?
さて、「労働」という言葉をもう一度じっくり考えてみましょう。
以前、「働くとは、周りの人を楽に、楽しくさせること」だとお話しました。
まず【労】という字は『勞』と書くのだそうですね。
「力を使って火を熾すこと」だそうです。昔は、火が最も大切なものでしたから【労】することは
非常に尊いものであったはずです。
次に【働】という字は、
1)人 + 動 → 人が動くこと
2)人 + 重 + 力 → 人が重要な事に力を入れること
に分解できますね。
だから、「火を熾し、重要の事に全力投球し、動き回る時、労してハタを楽に、楽しくさせる事に
なる」いうように訳してみてはどうでしょう!?
本当に素晴らしいことだということがわかりますね。
私は、『労働』という字を「朗働」、「良働」と理解するようにしております。
働くことの大切さ、尊さ、素晴らしさを知れば知るほど朗らかに、楽しく働くことができるからです。
人生一回しかないのですからね!
思いっきりエンジョイする!
そのためにはハタの人達に憂いを持たせなくしてからやらないと、やはり誤解を招いたり、怪訝に
思われますね!?
そうしたら、いつ遊べるようになるの? って質問を受けそうですね。
実のところ私の場合は、いつも遊んでいることと働いていることの区別はつけていないんです。
なぜ・・・働いていると疲れるのですかね???
遊んでいる時と同じ時間とエネルギーを使うとしたら、どちらも疲れの差はないはずですね!?
ということは疲労を感じるのは精神的なものだからなのです!
働いてハタの人に喜んでいただくことを意義あるものに感じているなら疲労は感じないものなのです。
「労働」をして行く価値目標は、もしかしたら上司、部下、後輩や同僚、そして家族の人々から
自分は本当に何を期待されているのかを具体的に理解することではないかと思うのです。
ある人から教わった貴重な教えをご披露します。
人間の最大の幸せは、
1)人に愛されること
2)人から誉められること
3)人の役にたつこと
4)人から必要とされること
なのですよね!
可能な限り、常に期待を上回ることをしつづければ、誰からも喜ばれ、感謝され、そして必要と
されると思うのです。
期待を裏切らないことが多い人は、やっぱり、多くの人から好かれ、協力してもらえることが多い
のではないでしょうか!?
期待を上回り続けるような生き方をすれば、人から好かれることはもとより愛されますよね!?
ちょっと仕事の実績が上がった人がいたのです。
仕事上においては称賛に値することには違いないのですが、はたして、ハタの人達が楽しく、楽に
なったかなあと考えるとあまり感心できないのですね(^^;
上司を誹謗したり同僚の仕事のとやかくを言う。
そして「オレはこんなにやっているのに・・・」という言葉が彼には多かったようですね。
部下、後輩達の協力に報いるための努力やいま以上の効率化のための工夫、提案に力を使うことを
継続せず、自分の評価について差を付けてほしい、今以上の報酬をもらいたいということにだけの
「言動」が先行したようです。
ご想像の通り、彼は弧軍奮闘するようになり、挙句の果てには退職を余儀なくされました。
大変生意気なことをいいますと、中途半端に頭のいい人、仕事がこなせる人に『労働価値観の勘違
い』をする人が多いです!
人生設計の柱に「労働」の意義を入れてくださいね。
私は、皆さんが「一所懸命」に「労働」している姿を多く見せていただきます。
本当に美しいものです。
人間、「一所懸命」やっている姿に出会うと不思議と幸せな気分になるものですね。
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