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2022 / 05 / 09  08:34

新ビジネス・リーダーいろは講;第40話:『勇気』

 

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【フィレンツェにあるダビデ像】

今日は、ロシアの「戦勝記念式典」があるそうです。

大相撲で、横綱の風格や振る舞いが問題になることがあります。

大国であったり、大物の条件は「いたわる・思いやる心」を持つことではないでしょうか?

 

『勇気』という言葉をずいぶんと耳にしたり、目にしたり、口にしますね!?

 

小椋桂さんのCDの中に、題名をすっかり忘れてしまった素晴らしい曲があります。

その歌には小椋さんのナレーションがあります。

今、手許にその詩がなく、非常に印象に残っているところだけなのですが、

「青春とは、わからないことをわからないと言える『勇気』と、・・・」

と文言があります。

 

私は、ここだけを鮮明に記憶しています。前後の歌詞、メロディーもまったく記憶にない

のです(^^;

 

多くの人がご存じのサムエル・ウルマンという大変有名な詩人が『青春とは、心の若さで

ある』という詩を残されています。松下幸之助翁が毎朝唱和なされたと言います。

 

作山宗久さんの訳です。ぜひ全文をご賞味下さい!

 

   青春とは人生のある期間ではなく、

   心の持ち方を云う。

   薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、

   たくましい意志、ゆたかな想像力、燃える情熱をさす。

   青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

 

   青春とは臆病さを退ける勇気、

   安きにつく気持を振り捨てる冒険心を意味する。 

   ときには20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。

   年を重ねただけで人は老いない

   理想を失うとき初めて老いる。

   歳月は皮膚にしわを増すが、熱情は失えば心はしぼむ。

   苦悩・恐怖・失望により気力は地に這い精神は芥にある。

 

   60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、

   驚異に惹かれる心、おさなごのような未知への探求心、

   人生への興味の歓喜がある。

   君にも吾にも見えざる駅逓が心にある。

   人から神から美・希望・喜び・勇気・力の

   霊感をうける限り君は若い。

 

   霊感が絶え、精神が皮肉の雪に覆われ

   悲嘆の氷に閉ざされるとき、

   20歳であろうと人は老いる。

   頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、

   80歳であろうと人は青春にして已む。

 

そうなのです!

『勇気』と『心の若さ』は、まったく同じことなのです!

 

ロシア大統領には、「心の若さ」が無くなったのでしょうか(^^;

 

私にも皆さんにも、小さかった頃の思い出があるでしょう!?

あの頃の私達はどうだったでしょう?

自分の子供、もしくは身近にいる子供さんたちを見るとわかりますね。

 

子供たちは、本当に小さな事でも「なぜ?どうして?」と訪ねてきます。

これを『好奇心』といいます。

もしくは、知らなければ「ボク、わかんない!」って、ハッキリ言います。

私は、この素直さこそ『勇気』だと思うのです。

 

大人に成るにしたがって、だんだんと「わからない」と他人に言うことが『恥』だと思う

ようになります。

 

本当は勘違いの何ものでもないのですが、「わかりません、教えて下さい!」などをいう

ことが、限りなく少なくなってくるのではないでしょうか!?

ましてや自分の子供には決してそんなこと言えないなんていう人もいると思います。

 

経営の神様といわれた松下幸之助さんは、どんな小さなことでもわからないことがあると

根堀り葉堀り、相手が嫌になるほど聴いたそうです。

そして必ず、聴いたことをメモされたそうです。

ですから、やはり誰よりも・・・何でも知っていたのだそうです。

 

松下幸之助翁が自社の洗濯機工場の視察に出かけた時、工場長の説明を受けながら、製造

途中の洗濯機の一点を指さして、

「ところで、このビス1個なんぼや?どこから仕入れてるんや?」

と質問をされたそうです。

そのとき工場長は、おもむろに洗濯機の製造に係わる材料でにあるビスの価格が書かれて

いる手帳を胸から取り出して、ページをめくり始めたそうです。

途端に、松下翁が烈火のごとく、工場長に対してものすごい爆弾を落としたそうです。

笑い話には工場のラインが一時ストップしたとも・・・(^o^)

「なんでワシよりも直接この製品に携わっている者のクセして、材料一個一個の原価を

 完璧に覚えておらんのや!恥ずかしいと思わんのか!そんなことで、この洗濯機をもっ

 と安く作る智恵が出るわけないやないかぁ!」

 

松下さんは、続けたそうです。

「わからんかったら、わかりませんと言え!手帳を調べるちゅうのは、わからんこととま ったく同じなんや!」

 

よく考えてみますと本当に松下さんのおっしゃったことは正しいのです。

知っているということは暗記していることで、それ以外は、すべて知らないのです。知っ

ているつもりなんでしょう。

 

そんなときは、

「すみません!シッカリ、覚えておりません。お恥ずかしいことです。 

 ちょっと手帳を調べさせてもらいます!」

とあらかじめことわっていれば、もしやすると叱られなかったのではと思います。

 

私たちは扱っている商品の売価、原価、製品のすべての材料原価をどれくらい覚えている

でしょうか?

 

商品の色々な特性などの「商品知識」を知っていたら、お客様・お得意先様に対しても、

仕入先との商談にもすごく役立ちますよね?

でも皆さんは、どれくらい知っていますか?

 

皆さんの回りには、自分よりもたくさん「知っている人」「できる人」がいるのではない

でしょうか。

 

たくさんの知識、経験則、原理原則、定石を自らの身につけるためには、人に教えていた

だくことが最良の近道ですよね!?

ですから素直に、そして謙虚に知らないこと、出来ないことを教えていただけるように、

「すみません。教えて下さい!」

と『勇気』を持って、人に接しすることができることは、非常に取り早いことなのです。

 

『一流』と言われる人ほど、誰よりも『人に聴く』スピードが早く、多いものです。

 

私は冒険をするときにのみ使うような『勇気』は、ただの『度胸』に過ぎない思います。

 

スポンジのように色々なことを吸収しようとする『好奇心』、『心の若さ』、『勇気』、いつ

までも忘れないようにしたいものですね。

 

ありがとうございました。

 

いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、

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2022 / 05 / 03  08:34

新ビジネス・リーダーいろは講;第39話:『危機感』

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【羊たちの沈黙:ハンニバルの名場面】

 

ウクライナでの侵略戦争は対岸の火事でしょうか?

太古の昔から、「負けたら滅亡」の教えがあります。

私は、世界史・日本史に疎いですが、2500年前からの大きな18の戦争の勉強をした

ことがあります。

今、ウクライナで起こっているロシアの残虐行為は昔のままの精神構造です。

ビジネスの世界では、死人はほとんど出ませんが、負けたら悲惨です!

 

『危機感』についてお話しします。

 

その前に、帝国データバンクや東京商工リサーチ、金融機関が倒産した企業の原因を記載

しますが、99%以上が「放漫経営」ってなっていることをご存知ですか?

ですから一度、倒産させた企業経営者には、なかなかお金を貸してくれません!

 

「放漫経営」、すなわち会社を潰すダメ経営者というのは、まずは私腹を肥やしますね!?

即ち、ダメ経営者は企業の利益を私生活に利用するんです!

「ちょろまかし経営者」と私は軽蔑の念を持ってそう言い切ります!

ドラマの題材になる会社を倒産させる社長の典型的なパターン第1が、男女共に愛人を

作るんです!

本来なら、企業の人件費や設備の維持費は毎月発生しますから、その資金を大事に使うべ

きです!

しかし、自分の快楽のためだけに費やす経営者がいる企業はもうダメです!

このような倒産企業経営者と付き合うと、彼らの共通点はその遊びを自慢話にします(^^;

 

次に会社を潰すダメ経営者パターン第2は、約束を守れないのです!

それも・・・小さな約束を守れない事です。

特に、従業員との約束が守れないのです。

「天上天下唯我独尊」状態なので、従業員に約束したことをケロッと忘れる。

従業員は、社長から受けた約束違反とウソのが蓄積して、どこかで謀反&氾濫を起こします。

ポカ休みとか・・・(^^;

例えば、給料の支払い日が毎月25日なのに遅配する。従業員と食事の約束をしたのに

予定を忘れるような小さな約束を破ってしまうのです。

兎にも角にも、大小問わず約束を守れない人間は周囲の信用を失ってしまいます。

いずれ従業員が離れて行き、会社を潰してしまうパターンがよくあります!

 

そして、会社を潰すダメ経営者パターン第3は、とにかく家族を大事にしないですねぇ(^^;

外面がだけ良く、家族や社内の人間に冷たいというタイプです!

「内弁慶」とも言いますね!!? こんな会社が長く存続するはずはありません!

 

「放漫」という字は、「慢心」=「有頂天」、そして会社以外の事に時間を割くものです

から、何でもかんでも能力のない、権限のない部下に「任せっから!」と言って放ったら

かしにします。

任された従業員はストレスが溜まりますね!?

印鑑まで渡すと、勝手な使い込み、変な白手形に印鑑を押したりします。

これを「放任」っていうのです!

「放任」+「慢心」の経営が上手く行くはずないでしょう?

ですから、会社を潰した経営者は、お堅いところからは「ダメの烙印」を押されています。

「放漫経営者」は観るだけで分かります。「危機感がありません!」

「倒産」させたことを自慢にする経営者とは付き合わないようにしましょう!

 

私のつたない人生経験です。

 

出会った多くの尊敬する人達が、共通に持つ特性というようなものがあります。

それは、物事を真剣に考える姿勢です。

どこから、その真剣さが来るのか探ってみますと・・・必ず彼等の持つ『危機感』が根底

にあることを発見します。

 

彼等は確かに、周囲の人に対しては和やかな表情を崩しませんが、内に秘めるものはそん

なものではありません!

 

スポーツの世界のみならず、どの世界においても一流といわれる人達の、仕事に取組む

姿勢は心を打たれるものがいっぱいあります。

 

私は経営の世界などで一流の実績を上げておられる方々とご縁を頂戴させていただいてお

ります。

彼等と真剣な語り合いをさせていいただきますと必ず共通する答えが返ってきます。

 

どの人もこれからの世の中がどうなるかということに、ものすごい興味を抱いております。

その興味で先々を見てゆきますと、どうしても

「このままでいいんだろうか?」

「これから、こんなことをしていてはダメだなんだよなぁ~!」

といった『危機感』をいっぱい口に出されます。

「こうあるべきだ!」などという、まさに評論家タイプ発言でないのが実務家の一流人の

言葉であることに気づきます。

 

この『危機感』が、彼等にとって次に『緊張感』をもたらします。

それが、普通の人とは違う物事に対する真剣な取組み態度となって顕れます。そしてます

ます、取組みの精神的緊張度が高じてきますと『集中力』が湧いてきます。

専門家はこの状態の脳波がα波だと言います。

 

このα波を外から入れようと、変な機械を購入する者がいます。

若い方々にはおわかりにならないでしょうが・・・その最も有名なアホなことやってたの

がオーム真理教のヘッドギアではないでしょうか?

もしくは、耳からα波を促す周波数の音を入れれば同じ様な効果があるんだと言って機器

を売っている人もいます。この機器の推薦人にコンサルタント会社を日本で唯一上場させ

たと自慢している、そして巧みな出版をすることで有名なコンサルタントがいます。

不思議なことに、このコンサルタントの推薦するいろいろな発明紛いのものが急速に普及

することがなかなかありません。

本来「本物」と言うのは、コマーシャルをしなくても爆発的にクチコミによって広がるも

のです。

 

大変に大それた言い方をしますが、大学受験用・資格試験合格用に売り出されていました

あんなもの(ヘッドギア、α波促進音響装置)で集中力が湧くんなら、受験生は誰でも

東大クラスの大学に行けるし、司法試験も簡単に受かりますよね!?

しかし絶対そんなことは起こりません!

ということは、あれは”ハッタリ”であると気付かねばなりません。

まったくオームの連中と比べて五十歩百歩なのです。

注意して下さい!

 

やはり『集中力』を誘発させるのは本人の『真剣さ』、すなわち『緊張感』にほかなりま

せん。

この『緊張感』は、常に今の環境と自分の状態を素直に対比させることです!

そして「このままではイカン!」と自身に言い聞かせる姿勢が芽生えてきます。

これを『危機感』というようにします。

 

『危機感』は、全身をものすごく「敏感」にさせます。

目に見えないアンテナを体のあちこちに張りめぐらします。

どんな些細な事も取り込もうとします。

それが「ボキャボラリ」として、たぶん脳だろうとは思うのですが蓄積されてゆきます。潜在意識のすばらしいところなのですが、真剣な物事への取組みによって365日24時

間寝ていても思考を補完してくれます。

 

突然に、閃くことがあります。

不思議と、そのときは大変に心地好いものです。おそらく「悟り」というのがそんな境地

じゃないかと思ったりします。

ですから閃く経験をした人は、もう一度、同じ快感を味わいたくなるのではないでしょうか。

 

お釈迦様が出家を決意したは、自分のエゴでの解脱を目的にしたのではなく、衆生の救済

について『危機感』を感じたからと私は信じております。

お釈迦さまが涅槃に入られてから後、何百年もの間、小乗(自分だけの悟りを目的とする

教え)でしたが、脈々と流れるお釈迦様の本心は発現して現在に至っていると信じており

ます。

ですからオームの誰かさんとは発心がまるで違う訳です。

 

さあ、ぜひ自分の身の回りの環境を真剣に考え、これからの自身の身の振り方を想って

下さい。

そして、一流人との触合える所まで一緒に行きませんか。

 

一流人には、ちょっとした努力で成ることができます!

それは、『危機感』と『緊張感』と『向上心』が芽生えた時です。

 

ありがとうございました。

 

いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、

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2022 / 04 / 25  08:33

新ビジネス・リーダーいろは講;第38話:『雑魚』

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メディチ家礼拝堂(Cappelle Medicee)

一昨日の世界遺産知床沖での観光船沈没事故で亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げ

ます。

あの事故の責任は間違いなく船長(リーダー)です。

私の結論は、意思決定能力の未熟です。海の怖さを熟知しない船長や観光会社の取った

行為は我々リーダーの「教訓」とすべきですね!

 

 

さて『雑魚(ザコ)』というのは、ご承知のように小魚のことを言います。

小物のことでもあります。

 

よく「プロ」とか「アマ」とか言いますが、本当の意味を知っておきましょうか・・・。

 

まず「プロ」というのは、漢字で「玄人」と書きます。

「玄人」は「苦労した人」を早口で何度か言いますと「クロウト」と聞えますから、まさ

にピッタリの意味です。

もちろん、ただ苦労しただけでは「プロ」ではありません。

その前のステップをきちんと這い上がってきている人なのです。

 

「プロ(玄人)」というのは、かつては「アマ」であったことが必要なのです。

「アマ」というのは、漢字で「素人」と書きます。

「素人」というのも、同様に「知ろうとする人」を早口で何回も唱えますと「シロウト」

になります。

 

「プロ」になる人は、すなわち苦労した人はみんな、「シロウト」からスタートしており

ます。

 

「プロ」、すなわち「玄人」を目指す人は、多くの知識や技能・技術を体得してゆく人です。

「大きな実現可能な正しい夢」を持っている人です。

こんな人のことを「ロマンをもった人」、そう「ロマンチスト」と呼びます。

 

誰でも「プロ」になる素養はあります。

ただ「大きな実現可能な正しい夢」を持つに至らないため、能力を活かせず人生を終わる

人が多くいます。

 

最初の「決意」をすれば、その「夢」の実現のために「知らないこと」「出来ないこと」

を、知ったり、出来るようになるため努力をします。

 

「努力」という言葉も、めったに使うべきではありません。

読んで字のごとく、

「女のマタに力を入れて、それよりもっと力を入れろ!」

と訳すなら、女性がお産をする時以上に苦しいことをやることとなります。

 

「プロ」は、目標を何としてでもクリアするために貪欲に「知ろうと」します。

そして、自分のものにするために失敗を繰り返しながら苦しくてもやらねばならないこと

をやり続けます。

 

はた目にも凄いエネルギーを感じます。

どうしても、先輩や上司も手を差し伸べたくなります。

ましてや、同じプロセスを経てきた先輩などは、自分の生き写しを見るような感じで、

ホノボノとした気持ちになります。

だから、心底から手助けしようとします。

 

「アマ」である「知ろうとする人」はとにかく素直です。

多くの人から「学ぼう」とします。

 

「学ぶ」は、「まねぶ」そして「まねる」が元言葉です。

「まねる」ことには力みがありません。早く形ができあがるものです。

 

しかし「アマ」にもならず、もちろん、「プロ」にもなれない人には共通することがあり

ます。

成功したり、うまくいっている人のことを妬みます。

週刊誌のスキャンダラスな記事が最もよく読まれる理由もその妬みにあります。

有名人のアラ探しをして、宝も物を拾ったようになる人のほとんどは「プロ」にも「アマ」

にもなれない人です。

 

大変に残念ですが、努力を放棄した人は、とかく同じ類の者だけで集まり、一人では何も

できないのに集団になると元気づきます。

そしてお互いに励ますのではなく、「傷の舐め合い」をします。

自分たちがうまくいかない原因をすべて外に向けます。

「人のせい」「社会のせい」「会社のせい」「上司・先輩のせい」、はたまた「親のせい」

にまでなってしまいます(^^;

 

悪いのは全部、自分以外です。

 

このような人達を私は『雑魚』と呼びます。

もちろん軽べつした呼び方ですから、お叱りを受けるでしょう。

かなりひんしゅくを買うことは覚悟です。

しかし決して差別している呼び方ではありません。

 

五体満足なのに「不平・不満・グチ」を言う人の言は、能力の無い者の「ホザキ」だと

思うのです。

力があれば人を説得できます。

人を動かすことができます。

 

「お金のある人は、無い人や困って入る人に施すこと」ができます。

 同じように能力のある人、幸せな人は「人に施し」をすることができるのです。

「力の無い人」や「困っている人」が、「施し」などできっこないのです。

だから、オウムなどはおかしいのです。

 

「他力本願」「世の中をマイナスに考え」「集団でしか、ことが成せず」にいるような

人を『雑魚』と私は呼びます。

ここで読むのを止めないで下さい!

 

魚の世界では早く、「幼魚」から「成魚」にならなければ、大きな魚に一気に呑み込まれ

てしまいます。

大きく見せるために「樹上開花(中国戦略書三十六計)」をします。

当然です!

自然の摂理でDNAがそうしているのでしょう!?

 

人間は大人の感覚を持つようになったら、あらゆることが「自己責任」となります。

もちろん群れるなと!は言っておりません。

自分で考え、自分で責任を取る行動をすべきです。

そこに手伝ってくれる人や共鳴して一緒に行動を共にする人がいることは勇気を持つこと

ができます。

 

今、自分がどんな「気分」「感情」でどんな人たちと一緒にいるのか見渡して下さい。

お互い「叱咤激励」しているなら素晴らしい仲間と歩んでいます。

でも「傷の舐め合い」「グチばっかり」「人の悪口ばかり」なら、怖がらないで、勇気を

持って違った場所に出て来て下さい。

必ず、手を差し出してくれる素晴らしい仲間がいます!

 

ありがとうございました。

 

いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、

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2022 / 04 / 25  08:31

新ビジネス・リーダーいろは講;第38話:『雑魚』

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一昨日の世界遺産知床沖での観光船沈没事故で亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げ

ます。

あの事故の責任は間違いなく船長(リーダー)です。

私の結論は、意思決定能力の未熟です。海の怖さを熟知しない船長や観光会社の取った

行為は我々リーダーの「教訓」とすべきですね!

 

 

さて『雑魚(ザコ)』というのは、ご承知のように小魚のことを言います。

小物のことでもあります。

 

よく「プロ」とか「アマ」とか言いますが、本当の意味を知っておきましょうか・・・。

 

まず「プロ」というのは、漢字で「玄人」と書きます。

「玄人」は「苦労した人」を早口で何度か言いますと「クロウト」と聞えますから、まさ

にピッタリの意味です。

もちろん、ただ苦労しただけでは「プロ」ではありません。

その前のステップをきちんと這い上がってきている人なのです。

 

「プロ(玄人)」というのは、かつては「アマ」であったことが必要なのです。

「アマ」というのは、漢字で「素人」と書きます。

「素人」というのも、同様に「知ろうとする人」を早口で何回も唱えますと「シロウト」

になります。

 

「プロ」になる人は、すなわち苦労した人はみんな、「シロウト」からスタートしており

ます。

 

「プロ」、すなわち「玄人」を目指す人は、多くの知識や技能・技術を体得してゆく人です。

「大きな実現可能な正しい夢」を持っている人です。

こんな人のことを「ロマンをもった人」、そう「ロマンチスト」と呼びます。

 

誰でも「プロ」になる素養はあります。

ただ「大きな実現可能な正しい夢」を持つに至らないため、能力を活かせず人生を終わる

人が多くいます。

 

最初の「決意」をすれば、その「夢」の実現のために「知らないこと」「出来ないこと」

を、知ったり、出来るようになるため努力をします。

 

「努力」という言葉も、めったに使うべきではありません。

読んで字のごとく、

「女のマタに力を入れて、それよりもっと力を入れろ!」

と訳すなら、女性がお産をする時以上に苦しいことをやることとなります。

 

「プロ」は、目標を何としてでもクリアするために貪欲に「知ろうと」します。

そして、自分のものにするために失敗を繰り返しながら苦しくてもやらねばならないこと

をやり続けます。

 

はた目にも凄いエネルギーを感じます。

どうしても、先輩や上司も手を差し伸べたくなります。

ましてや、同じプロセスを経てきた先輩などは、自分の生き写しを見るような感じで、

ホノボノとした気持ちになります。

だから、心底から手助けしようとします。

 

「アマ」である「知ろうとする人」はとにかく素直です。

多くの人から「学ぼう」とします。

 

「学ぶ」は、「まねぶ」そして「まねる」が元言葉です。

「まねる」ことには力みがありません。早く形ができあがるものです。

 

しかし「アマ」にもならず、もちろん、「プロ」にもなれない人には共通することがあり

ます。

成功したり、うまくいっている人のことを妬みます。

週刊誌のスキャンダラスな記事が最もよく読まれる理由もその妬みにあります。

有名人のアラ探しをして、宝も物を拾ったようになる人のほとんどは「プロ」にも「アマ」

にもなれない人です。

 

大変に残念ですが、努力を放棄した人は、とかく同じ類の者だけで集まり、一人では何も

できないのに集団になると元気づきます。

そしてお互いに励ますのではなく、「傷の舐め合い」をします。

自分たちがうまくいかない原因をすべて外に向けます。

「人のせい」「社会のせい」「会社のせい」「上司・先輩のせい」、はたまた「親のせい」

にまでなってしまいます(^^;

 

悪いのは全部、自分以外です。

 

このような人達を私は『雑魚』と呼びます。

もちろん軽べつした呼び方ですから、お叱りを受けるでしょう。

かなりひんしゅくを買うことは覚悟です。

しかし決して差別している呼び方ではありません。

 

五体満足なのに「不平・不満・グチ」を言う人の言は、能力の無い者の「ホザキ」だと

思うのです。

力があれば人を説得できます。

人を動かすことができます。

 

「お金のある人は、無い人や困って入る人に施すこと」ができます。

 同じように能力のある人、幸せな人は「人に施し」をすることができるのです。

「力の無い人」や「困っている人」が、「施し」などできっこないのです。

だから、オウムなどはおかしいのです。

 

「他力本願」「世の中をマイナスに考え」「集団でしか、ことが成せず」にいるような

人を『雑魚』と私は呼びます。

ここで読むのを止めないで下さい!

 

魚の世界では早く、「幼魚」から「成魚」にならなければ、大きな魚に一気に呑み込まれ

てしまいます。

大きく見せるために「樹上開花(中国戦略書三十六計)」をします。

当然です!

自然の摂理でDNAがそうしているのでしょう!?

 

人間は大人の感覚を持つようになったら、あらゆることが「自己責任」となります。

もちろん群れるなと!は言っておりません。

自分で考え、自分で責任を取る行動をすべきです。

そこに手伝ってくれる人や共鳴して一緒に行動を共にする人がいることは勇気を持つこと

ができます。

 

今、自分がどんな「気分」「感情」でどんな人たちと一緒にいるのか見渡して下さい。

お互い「叱咤激励」しているなら素晴らしい仲間と歩んでいます。

でも「傷の舐め合い」「グチばっかり」「人の悪口ばかり」なら、怖がらないで、勇気を

持って違った場所に出て来て下さい。

必ず、手を差し出してくれる素晴らしい仲間がいます!

 

ありがとうございました。

 

いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、

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2022 / 04 / 18  07:53

新ビジネス・リーダーいろは講;第37話:『挨拶』

DSC05868.JPG第37話:『挨拶』QR.png

【イタリア・フィレンツェ・ドウモ】

ウクライナ侵略戦争のニュースを観る度になんとかならないのか地団駄を踏む思いです!

自身の非力を恥じる毎日です。

 

『挨拶』についてお話しさせていただきます。

 

非常に重要なことなのです。

なぜかといますと世の中で一応うまくいっている人と、そうでない苦労の多い人とでは

どこが違うか考えて見れば、その意味が分ってきます。

 

『挨拶』の「挨」とは、心を開くという意味があります。

そして「拶」は、相手に迫るという意味があります。

 

ですから『挨拶』とは自分のことをオープンにし、素直になって、色々な人に接してゆく

ことと解することができるのではないでしょうか。

 

私は、多くの方々とお付き合いさせていだく仕事をしております。

もちろんスーパーマーケットなどの小売業におられる皆さんも不特定多数のお客様と接す

る機会がありますから、人との接する数では圧倒的に今の私に比べれば多いといわれても

結構でしょう。

 

私ははじめての人と一度会う機会ができたら、その後もズッと手紙やハガキでの交際の

続く方が相当います。

もちろん、たまに会うことも意外と多くあります。

 

残念ながら多くの人は、一回ポッキリの出会いがほとんどではないでしょうか!?

その理由はもちろんあなたにあります。その人と今後もお付き合いしてゆきたいとういう

願望があるかないかですね・・・!?

 

出会いを大切にできない人は、いつも心の中で会う人と「対等でありたい」というエゴが

働くからだと思います。

「自分の方が偉く、優位でありたい」と思ったり、「その人に迎合なんかしたくない」と

か「負けたくない」とか、不思議なくらい間違った人間観を持っているからではないでし

ょうか!?

 

吉川英治さんは、『人皆我師』とおっしゃっています。

禅宗の大家の道元禅師は、『脚下照顧』とおっしゃています。

どちらも

「良く考えなさい、世の中は自分より優る人ばかりいますよ!もっと素直に周囲の人から

いっぱい学びなさい!」

と言っておられるのだと思います。

 

『挨拶』の基本は、「多くの人から学ぶぼうとすること」でしょう。

そのためには、「一期一会」を大切にし、その時、その時に会う人と良好な関係になるべ

く「笑顔」で「先手」で「こちら」から「進んで」「言葉」を「交わし」にゆくことだろ

うと思います。

 

はじめて会ったその時から、もしやすると生涯の友や師にめぐりあうことにもなるのです。

 

そのように出会った人が恐らく、不思議なくらい自分の困っている時、手を差し延べてく

れるものです。

もしくは、その人がもっと多くの人を紹介してくれます。

そして知らず知らずに沢山の友人、人生の師を持つことができるようになります。

 

『挨拶』って、どう考えても「コストがゼロ」なんですね!?

コストがゼロで、多くの人脈という財産を持つことができるということは、コスト分の

財産で考えたら「無限大の価値」となります。

このことを「御利益〈ごりやく〉」と言います。

 

残念ながらごくたまに、久しぶりに出会っても「知っていて、知らない振りをする人」が

いますね(^^;

こちらから「こんにちは!」って言おうと思うのですが、スーっとあっちを向いてしまう

人がいるのです。

恐らく、自分の好き嫌いで人を区別しているのでしょうか?

もしくは恥ずかしいのでしょうか?

わかりませんが、他の人に対してもそうなんじゃないかなと思います。

もし何かあったら、どんな人に助けてもらえるんでしょう?

こんな人に限ってうまくいかない時、「他人のせい」「社会のせい」などの言い訳をする

ことを見受けることが多々あります。

また、こんな人ほど「差別意識」が高いのにも驚かされます。

 

以前、あるスーパーマーケットでの店舗クリニックの時でしたが、入社してまだ数年の

一般社員が私に

「うちの部長はオレに挨拶をしないんです!」

なんて不平不満を言ったのです。

もちろん、その人はまもなくして退職しましたが・・・。

彼は、自分から先手で『挨拶』をしない新人でした。

優秀な人でしたが・・・。

おかしな社会的に認められるはずのない社外の組織に入り、仕事そっちのけで、その組織

が勧める物品を売ろうとしました。

そう『ネットワーク・ビジネス』=『マルチ商法』に入ってしまったのです。

本当に残念でなりません(^^;

そのために職場で浮き上がってしまいました。

もちろん本人は、そのことが解りません。

彼はますます昂じてゆきました。

職場の上司や同僚など周囲の人が「オレに挨拶をしない! なんてヤツラだ!」と勘違い

するようになりました。

 

自分の能力を発揮する、能力を磨くために多くの先輩や上司や師に出会うことがなければ

「花開く」に至りません。

 

『挨拶』は、「先手」で「グッと接近して」やって見て下さい。

保証します!

そんなに遠くない将来、「良かった」と心から思える時が来ます。

 

ありがとうございました。

 

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2025.08.07 Thursday