ブログ
ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第33講:『礼節(courtesy)』
「衣食足って礼節を知る」の「礼節」について考えてみたいと思います。
ビジネス・リーダーである皆さんが、なぜ、「衣食足りる」と『礼節』を知るのかを知っていただきたいのであえて述べさせていただきます。
そんなに豊な生活をしていないにもかかわらず、『礼節』ある生活態度をしている人はいっぱいいます。
それは、ご先祖様がそうだったからなんです。
途中のどこかでちょっと横道にそれたご先祖様がいて、今は裕福でない人もいます。
ただそれだけなんです。
『礼節』ある生活をしている人達や子孫は、必ずいつかはもとの豊な生活に戻ります。
なぜなら、『礼節』こそ文化レベルを表しており、その文化に応じた波長の合う人達が、必ず迎えに来るからなんです。
私は「文化」とは、「恥を知るレベル」だと定義しております。
その「恥を知る」ことの現れ、言動が『礼節』だと思うのです。
どんな時、どんなところで、どんな場合(これをTPOといいますね)にどのような振る舞いをするべきかが理解され、その通りできるとき『礼節を知った人』と評価されるのです。
実際にあったお話をします。
かなり古い話ですが、・・・広島県福山市鞆という所に「みろくの里」という地元大手造船企業が高度経済成長期に造った独身寮を改良して研修施設にしております。
地元の企業の、新入社員導入研修のお手伝いをしたときのことです。
この「みろくの里」のはずれに、誰も行かなくなった「映画村」というのがありました。
「映画村」と称しているとおり、映画のロケ地になったところです。
新入社員導入研修のクライマックス行事に野外実習というのがあります。
その休憩地点になっていたところです。
そこで大変不幸な事故が起こりました。
既に亡くなった映画俳優の勝新太郎さんの息子が、本物の刀(真剣)で演技
練習をしていて、誤って殺陣師の首を斬ってしまったのです。直ちに、病院に搬送されましたが、その後、その殺陣師は救護の甲斐もなく亡くなってしましました。
実は、その企業の「新入社員導入研修」のあった時期と、その「勝新”座頭市シリーズ”」の映画ロケ撮影が、ちょうど同じ時期にありました。
そして、同じ宿泊棟(本館:東館)に衣裳や美術、化粧コーナー、その他大勢のスタッフの宿泊部屋がありました。
その宿泊棟の建物を入ってすぐのところは割合に広いロビーになっております。
毎日、その映画関係者がロービーを我が物顔でほとんどの場所をぶんどって占領して使っておりました。
映画撮影関係者以外のだれも、遠慮して・・・そこに近付きません。
恐れ多いためではないのです。
非常に汚いからなんです!
食事に出た弁当の食べ残しが散らかり放題なんです(^^;
タバコの吸いがらなどは、灰皿からこぼれ落ちています(^^;
ジュースやビールの缶が、あちらこちらに・・・そして、缶から液体が漏れ出ています(^^;
まさに荒れ放題、スラム街の一角を思わせる光景です。
「なんだこれは!!」
怒りが込上げてきます。
他の多くの人が利用する施設を我が物顔で占領する!
まったく、気配りのない輩たちです!
「恥である」観念がまったくありません!
これこそ「礼節」のない生活です。
私がみろくの里に入る前日、ニュースで例の事件が発生し、重傷を負った人がいることを知りました。
その後すぐ、その人が重体、危篤になったとテレビでやっていました。
大変失敬で不適切な発言となりますが、直感で私は、不幸にも彼は助からないと思いました。
その理由は、「礼節」のない輩はとかく人ごとに感心あるように装いますが、内心はまったく逆なんです!
彼らが傷を負った人の回復をどんなに願う振りをしても、天の神様や仏様は聴き届けては下さいません!
「礼節」というのは、天にも届くものと私は信じております。
裏表のある生き方をしている人には、「運」など巡ってきません。
私は、天が「運」を授けてくれるものだと考えております。
日頃から、「礼節」を知り、一緒になって周囲の人のことを想い、ましてや、致命傷の状態になった人の回復を真剣に祈るものです。
映画の撮影が優先されていたのかも知れません。
当日も、カツラをつけた役者さんが行き来していました。
そりゃ・・・回復を祈ってどうのこうのはないのかも知れません!
でも少なくても一時でもいいから、みんなで身辺を整理して、何とか回復を一緒に祈るとか・・・。
「礼節」の基本は、人・物・お金などなどを大切にすることなのです。
ですから、その大切にするための動作の集まりが言動となって現れるのです。
人の命を大切にする人は、同じ様に周囲に気を配ることができます。
何度かお話したことがあるのですが、仏教の教えの中に
「一切衆生悉有仏性(いっさいしゅじょう・しつうぶっしょう)」
というのがあります。
「この世のありとあらゆるものには、仏様が宿っている」
という教えです。
皆さんが生活してゆく上で必要なもの、仕事や遊びをしてゆく上で必要なありあらゆるものには、仏様が宿っているんです。
もちろん、すべての動植物、山も海も川にも仏様が宿っています。
仏教に帰依する(信じる)人たちには、そのような考えがあります。
本当の仏教帰依者は何でも大切にします。
実は、全世界のそれぞれの宗教に帰依するほとんどの人がそうなんです!
機会があったら多くの人が集まる有名な寺院や教団本山にお参りに行ってみて下さい。
宗教集団を見分けるのに、汚い場所で、汚い格好や汚い振る舞いをするところは間違いなくインチキ教団だとお考え下さい。
「恥を知る」、すなわち、「礼節」ある行動規範を身につけたいものです!
多くの人から「すばらい!」とまで言われなくても、感心される振る舞いがいいでしょう!
それが「文化」でもあります。
どんなに売上が多い企業に働いていても、「礼節」を知らない者は「恥さらし者」です。
皆さんや皆さんの会社も「礼節」を重んじる「良い会社」を目指して下さい。
特にビジネス・リーダーたる人が率先することは必然です!
そうすることによって、必ず、同じ波長の人とのつき合いが始まります。
その時、皆さんの生き方まで良い方向に変わって行きます。
保証します!
いわき経営コンサルタント事務所ホームページ
http://www.imcfujimoto.net/
いわき夢実現塾
https://imcfujimoto.net/free/school
ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第31講:『科学的浪花節』
作家:井沢元彦さんの書かれている多くの日本史解釈の根本が、「言霊、和、怨霊、穢れ」への無意識の信仰に基づく非論理的な日本人の行動だと述べられています。
そのことを詳しく書かれた本:『「言霊の国」解体新書』、『井沢元彦の未来講座「言霊社会とサイエンス」』はお奨めです!
私も講義の最中や課題の添削中に、
「あなたの発する言葉には言霊があるんだから、もっと大事に使いなさい!書くなら丁寧 に書きなさい!」
って、注意をします。
言霊(ことだま)というのは、人間が発する言葉に宿る魂のことです。
自分の夢、希望、願望を強く意識するだけではなく、紙に書き、声に出そうということをお奨めしております。
これはなにも私だけが信じて言っているのではなく、中村天風翁、松下幸之助翁も、稲盛和夫師、孫正義氏、ビル・ゲイツ氏、・・・世界の多くの成功者が異口同音に言っておりますね!
声にした言葉自体に「言霊」が宿っているんですね!
それは「今の心」=「念」となっています。
それを、「人に伝える」=「相手の心に」=「想」をなすことを「想念」って言いますね!
ですから、悪い言葉を発すれば凶事が起こることがある!
良い言葉を言えば吉事が起こることがある!
ですから、結婚式などの慶事では、話してはならない「忌み言葉」があるんですね!?
「経済心理学」は科学なんですが、やはり、「言霊思想」がありますので、悪い予想を出すと経済が悪くなると躊躇する人がいます。
実は、企業組織には典型的にあるでしょう!?
「経営計画」のほとんどが「晴天計画」なんです!
これも「言霊」が左右しています!
縁起でもないことを書いて申し訳ないのですが・・・、
だって、経営者が今期「死ぬ」前提で経営計画を立てていますか?
仕入先・取引先が不祥事を起こしたり、失敗して、仕入れの不調が起こったり、不良債権は発生することをあからさまに書いていますか?
社員の不正や内部告発などが起こり、社会的信用すら失墜する可能性のあること、そのための対策を講じる時期と方法を書いておりますか?
経済対策を起案すべく内閣府、官僚も、なんと経済研究機関なんかにも「言霊思想」がありますから、マイナス要因をハッキリと述べることができません!
今回の原子力発電所事故の対策でも、データ開示でも、「言霊思想」の影響がありますね!
だから、「最悪の事態」を語りたがらない!
最近出なくなりましたが、かつてTVなどで軽快な発言をなされる中部大学教授:武田邦彦先生がお書きになっているブログをご紹介します。
http://takedanet.com/2011/05/post_ca91.html
彼は、「原発論者」から、ついには「原発反対論者」になった人です。
私は、まだ「原発曖昧、優柔不断論者」・・・「脱原発」なんです(^^)
福島原発非常事態の最中に、まぁよく登場された黒縁めがねの原子力安全・保安院の西山審議官は、
「最悪の事態が起こらないように、全力で対策を立てています。」
を多用しましたね!
頭のよろしい方なので、多弁ですが・・・、凛々しさが足りないですね(^^)
私と同様に堪りかねたある記者が質問してましたね!?
「んでぇ~今、想定される最悪は何なんですか・・・!?」
西山審議官は繰り返すんです!
「いやぁ~、あのぉ~最悪の事態が起こらないように、全力で対策を立てています!」
記者:
「だ・か・ら~・・・最悪を想定しない限り、防ぐ対策なんかも立てられないでしょ
う!?」
西山審議官:
「ええ・・・最悪の事態が起こらないようにすることが、我々の務めなんです」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
善意に解釈はしますが、西山審議官でも「個人の見解」はお持ちなんです!
しかし、立場(組織)として最悪の想定を語られないのです。
こんなこと、あなたの組織でも多々あるのではないですか!?
「雉子も鳴かずば撃たれずに・・・」
ということわざとおり、トップ・リーダーの逆鱗に触れるかも知れないし・・・(^^;
あの先日、内閣官房参与を辞任された東京大学院教授:小佐古敏荘教授には守秘義務が生じるために、記者会見でも多くを語られなかった(^^;
実は、中国4千年の歴史の中で人間心理学の最高傑作、「韓非子」というお奨めの教訓本では、都合の悪いことを話す可能性のある人間には、まず地位を与え、連座責任も宛がえて、黙らせる手があると書いていますね!?
西山審議官も・・・、その手に堕ちているのかも???
それに加え、避難所へ立ち寄る菅首相のあのヘナヘナ顔には憤りを感じました。
そして、繰り返し口にする「まさに必死で・・・、全力で・・・、世界の全知全能を集結して・・・、えぇ~この国難に立ち向かう・・・」と歯切れ悪く言うのは、もう腐れ呪文のようです!
「必死」?
「全力」?
「全知全能」?
・・・・・じぇんじぇん・・・解っからない(^^;
東京電力の清水社長はじめ副社長も、会長も、「全力で対策を打っている」と言います!
これ・・・やはり「言霊」のせいなんです(^^;
ここで今日の「教訓」です!
いいですか!
みんな誰だって、重要なことをやるときは「一所懸命」ですよね!?
じゃぁ・・・「一所懸命」やれば・・・「結果」がいいのですか!?
「一所懸命」考え、「一所懸命」やれば、仕事や人生にはなんの苦労もないじゃないですか!?
「一所懸命」、「全力」でバットを振ったら、だれでもホームランになりますか?
ゴルフでも同様に、「一所懸命」、「全力」でやったら、タイガー・ウッズや石川遼さんになれますか?
浅田真央ちゃんだって、「一所懸命」、「全力」でやっているんです!
アスリートのみならず、ビジネスの世界でも皆さん、同様に「一所懸命」、「全力」でやっいるではないですか!?
いわば・・・「浪花節」的いうなら・・・・・(^^)
それだけではダメなんです!
「やり方」=「科学的の方法」がなきゃぁ・・・!
全世界の国策でもある原子力発電に関わる、いな「原子力平和利用」の推進には、「想定外」を「言霊」処理したんです!
「最悪の事故は起こりえない!」と・・・(^^;
しかし、何度も申し上げているように、「想定外」というのも科学的に見れば、「確率的に起こり得る」ことなんです!
白い巨塔よろしく、利権ウジャウジャ村(原子力村)の原子力行政、原子力事業、原子力学問の世界では、
「安全でないことも・・・確率的に稀だが存在する!」
と公にした途端に、その原子力村から、政治的にも排除されるんです!
学者としての栄達も・・・!
そして、生活の糧すら失ってしまったのです!
企業組織の中でも、同様のことは起こっているのではありませんか!?
今回のような原発最悪事故(これをシビア・アクシデントっていいますね!)が起こる可能性は、確率は少ないがあるんです!
ですから、大都市で起こったら、被害は甚大、そして長く、広い地域になるんです!
原発世界の常識は、過疎地域に造ることに尽きるのです!
そして、資本主義世界では、「金でビンタを喰らわせ!」ば、なんとかなると考えるのです!
さもしいことなんですが・・・(^^;
政治も、行政も、御用学者に巣くう原子力村社会では、「100%安全」を「言霊」にしたんです!
かつて、O157以上に話題が出た富山県、福井県で発生した焼き肉店「ユッケの死亡中毒事故」でも、同様の「言霊思想」が業界であったように思います。
多くの他山の石になる「事件、事故」を教訓化する精神は、成長しようとする企業に取って「必要十分条件」です!
絶対に「他人事」にしないことです!
そして、「冷静」に、多くの「精度の高い情報」を収集する姿勢と、それを「科学的」に解明し、我が社の「想定内リスク」として取り上げ、「リスク・マネジメント」をすべきなのです!
そして、まさに実際に起こったとき、「的確」な「クライシス・マネジメント」ができるマニュアル策定と予行演習が必要なのです!
その上で、「想定外」の事態発生時には、「ディサスター・マネジメント」として、全責任を背負い、ウルサイ黙れ方式で号令を組織末端にまで浸潤させ、一糸乱れぬ行動の取れる組織企業と覚悟を持つリーダー(サブ・リーダー)を育成すべきなのです!
そのためには、大幅な「権限委譲」がなされないとならないのです!
そして、「美点凝視」しつつ、「得手に帆を架ける」、ビジネス・リーダーになっていただきたいのです!
これを「科学的浪花節」というのです(^^)
ハイ!
ありがとうございました。
いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、
https://imcfujimoto.net/
いわき市において、いわき夢実現塾を開催しております。
興味のある方は塾生になるにはハードルが高いですが、こちらをご覧下さい!
https://imcfujimoto.net/free/school
ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第30講;『根回し(Arangement)』
さて・・・話はかなりさかのぼります!
原発をめぐる「地元のタカリ精神」が暴露されているあるブログに、こんな事実が書かれていました(^^; ・・・ とあるジャーナリストが教えてくれたことを書きます。
その前に・・・若杉 冽さん著『東京ブラックアウト』という小説をご存じですか?
前作の『原発ホワイトアウト』に続き、霞が関の現役キャリア官僚である「若杉冽」というペンネームの作者が現状を憂いて、小説という形で政府や電力会社などを告発した内容です。
「原発ホワイトアウト」という小説がベストセラーになってから、官僚の誰かが内部告発をしたのだと噂が飛び交いました。
結局、『東京ブラックアウト』発売では、筆者が東大法学部卒の現役官僚であることを筆者紹介見開きに書かれていますし、ポスターにもデカデカと書かれていました。
『東京ブラックアウト』は案の定、前作の『原発ホワイトアウト』と同様に、福島第一原発の事故以降の「原発安全神話」が総崩れしている根拠を面々と科学的な側面からでなく、人間の利害浅はかなを書き連ねています。
今後、原発を稼働させるためには厳格な安全基準をクリアしていかなければなりません。
その小説に描かれている話は原発を巡る電力村と呼ばれる「利権構造」を今後も維持するため、万全であるべき安全対策や避難計画が確立できなくても、「再稼働ありき!」で突き進む官僚、電力関係者、族議員たちの理不尽な姿えお描いております。
少しだけ小説をご披露しますと・・・避難計画を巡って、ある登場人物が「いくらシナリオをつくったって絶対に現実はその通りにはならない!・・・とすれば、所詮、シナリオづくりは再稼働の言い訳であり、納得感を醸成するためのプロセスに過ぎないっ!」と本音を漏らしているのです。
前作『原発ホワイトアウト』の「最終章」では雪が舞う中、北朝鮮の工作員によって送電線鉄塔が破壊され、新崎原発(新潟県柏崎原発を架空の原発に見立てています)でメルトダウンが進行する訳です。
その続編『東京ブラックアウト』は、その影響によって高濃度の放射性プルームが風向きによって空中飛散し、壊滅した関東平野、遷都を余儀なくされた東京の風景が描かれています。
もちろんフィクションです。
作者の想像で描かれた世界として発表されておりますが、再び重大な原発事故が発生した場合、「こうなるんだよ!」という緻密な描写がありありと・・・(^^;
さて本題です!
これから一部、改ざん(いやいや私見を入れて)して、事実をご紹介します。
大昔に、石川県志賀町における元敦賀市長が行った講演の記録です。
志賀町は、北陸電力の原発の候補地だったそうです。
どこの原発地域も、万が一、事故が発生すれば(福島第1原子力発電所に起こっちゃたから万が一ではなく、54分の一?)、子々孫々に祟る危険な施設の受け入れることとなりますので、どうしても札束と強く結びついてしまうのだそうです!
首長や地元有力者は、安易に原発事業者からお金が引き出せるので、住民までも次々と要求をし始め、「タカリ精神」に蝕まれていくのだそうです。
人間というのは、いったんこの「快感」を知ってしまうと、そこからは抜け出せないともおっしゃっています。
そう!「麻薬中毒」と同様な現象なのだそうです。
2011年4月に敦賀市長選挙があったそうです。
4人が立候補したものの脱原発を掲げる候補がいなかった(^^;
結果は、原発を推進する現職が5期目の当選を果たしました。
市民は、「現状維持」を選んだわけです。
市民にとって、原発無き地域社会は考えられない?
そして、ここからが本当の転載部分です!
元敦賀市長の暴言が紹介されています。
「いまカネになるなら、50年後に生まれる子供が全部カタワモノでもかまわ ない!」
これは、1983年1月26日に石川県羽咋郡志賀町で開かれた「原発講演会」(地元の広域商工会主催)での当時の高木孝一敦賀市長が明言した言葉なのです!
北陸電力原発の建設に絡んで、莫大な金額の表金・裏金および原発に起因する異常事態発生のたびに、北陸電力から恐喝まがいのやり方で多額の金をせびり取っていたことを、講演会で明らかにしたのです(^^;
その講演で市長は、
「原発賛成派の市民は、たとえば風評被害が生じた場合などに、実際の被害金 額の何倍もの金を電力会社からせびり取っている!」
ということを得意げに語っているのです(^^;
これは敦賀市に限らず、どこの原発所在地でも同じことが行われていたのではと想像ができます!
そうしますと、いま福島原発事故で現地住民が大変な被害にあっているのですが、「賛成派住民」も、もしや汚いやり方で正当な補償以上の補償金を得ていたのではと想像してしまいます。
その額は、普通の国民が生涯手にすることもできないような莫大なものであるそうです!
そのブログの著者は、
「そのお金で安楽に暮らしていたわけだから、いまさら原発の事故のせいで 困っている、と泣き言を言うのは少しムシが良くはないかという気がする」と述べています。
さて、1983年1月26日の高木孝一元敦賀市長の講演内容です!
***********************************
只今ご紹介頂きました敦賀市長、高木でございます。
えー、今日は皆さん方、広域商工会主催によります、原子力といわゆる関係地域の問題等についての勉強会をおやりになろうということで、非常に意義あることではなかろうか、というふうに存じております。
・・・ご連絡を頂きまして、正しく原子力発電所というものを理解していただくということについては、とにもかくにも私は快くひとつ、馳せ参じさせて頂くことにいたしましょう、ということで、引き受けた訳でございます。
・・・一昨年も、ちょうど4月でございましたが敦賀1号炉からコバルト60がその前の排出口のところのホンダワラに付着したというふうなことで、世界中が大騒ぎをいたした訳でございます。
私は、その4月18日にそうしたことが報道されましてから、20日の日にフランスへ行きました。
いかにも、そんなことは新聞報道、マスコミは騒ぐけれど、コバルト60がホンダワラに付いたといって、私は何か(なぜ騒ぐのか)、さっぱりもうわからない。
そのホンダワラを1年食ったって、規制値の量(放射線被曝のこと)にはならない。
そういうふうなことでございまして、4月20日にフランスへ参りました。
事故が起きたのを聞きながら、その確認をしながらフランスへ行ったわけです。ところがフランスまで送られてくる新聞には毎日、毎朝、今にも世の中ひっくり返りそうな勢いでこの一件が報じられる。
止むなく帰国すると、“悪るびれた様子もなく、敦賀市長帰る”こういうふうに明くる日の新聞でございまして、実はビックリ。
ところが敦賀の人は何食わぬ顔をしておる。
ここで何が起こったのかなという顔をしておりますけれど、まあ、しかしながら、魚はやっぱり依然として売れない。あるいは北海道で採れた昆布までが…。敦賀は日本全国の食用の昆布の7~8割を作っておるんです。が、その昆布までですね、敦賀にある昆布なら、いうようなことで全く売れなくなってしまった。
ちょうど4月でございますので、ワカメの最中であったのですが、ワカメも全く売れなかった。
まあ~困ったことだ・・・、嬉しいことだちゅう・・・。
そこで私は、まあ魚屋さんでも、あるいは民宿でも100円損したと思うものは150円貰いなさいと言うのが、いわゆる私の趣旨であったんです。
100円損して200円貰うことはならんぞ、と。
本当にワカメが売れなくて100円損したんなら、精神的慰謝料50円を含んで150円貰いなさい、正々堂々と貰いなさいと言ったんですが、そうしたら出てくるわ出てくるわ、100円損して500円欲しいという連中がどんどん出てきたわけです(会場爆笑、そして大拍手?!)。
100円損して500円貰おうなんてのは、これはもう認めるもんじゃない。原電の方は、少々多くても、もう面倒臭いから出して解決しますわ、と言いますけれど、それはダメだと。正直者がバカをみるという世の中を作ってはいけないので、100円損した者には150円出してやってほしいけど、もう面倒臭いから500円あげるというんでは、到底これは慎んでもらいたい。
まあ、こういうことだ、ピシャリとおさまった。
いまだに一昨年の事故で大きな損をしたとか、事故が起きて困ったとかいう人は全く一人もおりません。
まあ言うなれば、率直に言うなれば、一年一回ぐらいは、あんなことがあればいいがなぁ~、そういうふうなのが敦賀の町の現状なんです。笑い話のようですが、もうそんなんでホクホクなんですよ。
・・・(原発ができると電源三法交付金が貰えるが)その他に貰うお金は、お互いに詮索せずにおこう!
「キミんとこはいくら貰ったんだ?ボクんとこはこれだけ貰ったよ!裏金ですね、裏金!」
まあ原子力発電所が来る、それなら三法のカネは、三法のカネとして貰うけれども、その他にやはり地域の振興に対しての裏金をよこせ、協力金をよこせ、というのが、それぞれの地域である訳でございます。
それをどれだけ貰っているかを言い出すと、これはもう、「あそこはこれだけ貰った!ここはこれだけだ!」ということでエキサイトする。
いか、というふうなことでございまして、・・・
例えば敦賀の場合、敦賀2号機のカネが7年間で42億入ってくる!
三法のカネが7年間でそれだけ入ってくる。
それに「もんじゅ」がございますと、出力は低いですが、その危険性・・・、うん、いやまぁ~、建設費はかかりますので、建設費と比較検討しますと入ってくるカネが60数億円になろうかと思っておるわけでございます・・・(会場・・・感嘆の声と溜息がもれる)。
・・・で、実は敦賀に金ケ崎宮というお宮さんがございまして(建ってから)随分と年数が経ちまして、屋根がボトボトと落ちておった。
「この冬、雪が降ったら、これはもう社殿はもたんわい!」と。
今年ひとつやってやろうか!、とそう思いまして、まあたいしたカネじゃございませんが、6000万円でしたけれど、もうやっぱり原電、動燃へ、ポッポッと走って行った(会場ドッと笑い)。
「あっ、わかりました!」ということで、すぐカネが出ましてね。
それに調子づきまして、今度は北陸一の宮、これもひとつ6億で修復したいと、市長という立場ではなくて、高木孝一個人が奉賛会長になりまして、6億の修復をやろうと。
今日はここまで(講演に)来ましたんで、新年会をひとつ、金沢でやって、明日はまた、富山の北電(北陸電力)へ行きましてね。
火力発電所を作らせたる!
1億円寄付してくれ!(ドッと笑い)。
これで皆さん、3億円既に出来た。
こんなの作るの、わけないなあ、こういうふうに思っとる(再び笑い)。
まあそんな訳で短大は建つわ、高校は出来るわ、50億円で運動公園は出来るわね。
火葬場はボツボツ私も歳になってきたから、これも今、あのカネで計画しておる、といったようなことで、そりゃあもうまったくタナボタ式の街づくりが出来るんじゃなかろうか、と、そういうことで私は皆さんに(原発を)お薦めしたい。
これは(私は)信念を持っとる、信念!
・・・えー、その代わりに100年経って片輪(カタワ)が生まれてくるやら、50年後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ!
わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか・・・。
こいうふうに思っております。どうもありがとうございました。(会場、大拍手)
**********************************
いかがでしたか!?
私は、本当に悲しくなりました。
これ以上、何の説明も要らないでしょう!?
まぁ~、ひとつだけ付け加えさせていただけるなら、原発に限らずこうした事業を誘致した政治家や官僚、学者(原発村人達)が懐に入れるリベート(報酬)は、換算では、投資金額のたった1~3%と言われています。
この高木孝一元敦賀市長講演が効を奏してか、会場となった志賀には北陸電力の志賀原発1号機が建設されたわけです!
詳しくお知りになりたい方は、内橋克人著;「原発への警鐘」講談社文庫をって下さい!
さて今回のビジネス・リーダーへのお話は『根回し(Arangement)』です。
上述の実例を挙げましたが、これを倣えなどとは決して言いませんが、水面下で行われる同調言動のことを「根回し」といいます。
ネゴシエーション(negotiation)と訳される人もいるでしょうが、ネゴシエーションは「交渉」という意味なんですね!
まさに、高木元敦賀市長の「金よこせ!」は交渉ですね(^^;
実は、私はコンピューター業界において、はじめてネゴシエーションという言葉を学んだ記憶があります。
ネゴシエーションというのは、コンピュータで通信を行う際に、デバイス同士が通信前にあらかじめ通信プロトコル(方法手段)などの情報を交換し合うことでなのです。
「お~ぃ!もういいかい?」・・・・「はぁ~ぃ!もういいよ!」
ネゴシエーション技術というのは、主にアナログ回線で接続されているモデムとかFAXなどで用いられています。
たとえば、モデム自身が対応している通信速度や誤り訂正の種類などを「どのような方式」で行っているのかを情報交換しておき、送信側と受信側の双方がおこなうサポートする方式なのですね!
別名「インターフェイスを合わせる」ですかねぇ・・・(^^)
日本の社会では、事前の根回しで物事が決まるケースが多かったようです!?
実際に、成功者の逸話には、多くの根回しした事実と当事者が語られます。
とにもかくにも、根回しに必要不可欠なものは「人脈」なのですね!
これからは国際的な取引も増えすね!?
ビジネス・リーダーにとって、単なる根回し(日本流の交渉術)だけではなく、現場での直接の「交渉力」「調整力」「折衝力」が必要不可欠なのですね!
この「交渉力」「調整力」「折衝力」をひっくるめて「アレンジメント」と表現します。
これを「根回し」と呼ぶことが妥当なようです!
過去の原発立地・建設に関わる最大のミステイクは、最悪の「根回し」を行ったことですね!
ただ、「マネー」で人心を動かした(^^;
そう「金目」でした(^^;
組織においても、「給料」「賞与」で人心を釣る「人事賃金制度」がありますが、やはりドラッカーのいう「モチベーションによるマネジメント」を私は推奨します。
この本質的技術・技能が「根回し(Arangement)」なのですね!?
行ったり着たりで恐縮ですが、私は、あくまでも「福島原発被災者」です!
放射能が原因(立証はできないでしょうが?)で発病したら、私もやはり片輪(カタワ)となり「被害者」になります。
私はもう相当長い間、生かされていただけました。多くの「夢」を実現させていただきました。
ですから、文句は言わないでしょう!
そりゃ~、「痛い! 苦しい! 辛い!」は言うでしょうが・・・(^^;
しかし、高木孝一元敦賀市長のほざいた、
「え~、その代わりに100年経って片輪(カタワ)が生まれてくるやら、50年後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ!」を皆さんは許すことができますか?
なにも高木孝一元敦賀市長だけではなく、たかりの張本人達も含めて・・・!
ありがとうございました。
いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、
https://imcfujimoto.net/
いわき市において、いわき夢実現塾を開催しております。
興味のある方は塾生になるにはハードルが高いですが、こちらをご覧下さい!
https://imcfujimoto.net/free/school
ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第29講;『強さ(Strength)』
もうお忘れのになられた方も多いと思います。
今回のブログは、東北大震災の後に、東北沿岸地域の各県では大変な事態に県知事や役人の皆さんも不眠不休で頑張っておられた頃、当時の管政権下で復興兼防災担当相に任命され、意気揚々と被災地に出かけて行って、大失言をし失脚してしまった元衆議院議員松本龍氏のことを題材にして書いたもののリライト版です!
松本君! ソソクサと辞任しちゃったぁ・・・(^^;
親任式にて、ご多忙中の天皇陛下から国の要職者を任命するための儀式まで執り行っていただき、国難を託すべく復興大臣として任を預かった松本龍復興兼防災担当相(衆院福岡1区選出)を、私はなぜに「松本君!」と呼ぶのでしょうか?
簡単です! 同ない年だからです!
とにもかくにも、あれほどの「傲慢・不敬・不遜」を公衆の面前でしでかした姿を見て、同年代として恥ずかしくなったからです!
この人物が「いかなる人物か?」は、多くの皆さんがTVで観られたでしょうが、「このド阿呆がぁ~!」って言いたくなります。
いや、言っちゃった(^^)
宮城県知事:村井嘉浩(むらいよしひろ)氏に、松本君が傍若無人な恫喝をやっている場面が各局テレビで放映されました。
私はあれを見て・・・、「なんじゃぁコイツ! その上から目線の命令(言いぐさ)はなんじゃぁ~オンドリャ~!? それがナンボのもんじゃい!」・・・あれれ、私としたことがお下品な(^^;
挙句の果てに、・・・
「これはオフレコだから・・・、書いたらその社は終わりだから」の発言(^^;
私が彼から同様の恫喝を受けたら、
「おんどりゃ・・・誰に向かってぬかしとんじゃぁ!」
って間違いなくこのように返答します!
「書いたら、その社は終わりだから!」
この松本君の「脅し」に屈しなかった地元テレビが、顛末を放映をしたわけですね!?
そんでもって、岩手・宮城両県を訪れた松本龍復興相が知事に「暴言」を吐いたことが、本人の謝罪にまで発展した・・・。
そうしたら発言の背景には、「現状へのある不満」があるというのだと・・・(^^;
発覚のきっかけは、地元の東北放送が松本龍復興相の発言を「波紋を呼びそうです」と紹介したことだった。
村井知事が自衛隊出身なのを指して言ったらしいのですが・・・。
「長幼の序」「自衛隊」の文言を使って・・・それが・・・なんじゃぁい!
あれれ・・・私としたことが、またまた・・・はしたない(^^;
松本君が身を乗り出して、村井知事に同意を迫ると、さすが人格者の村井知事は年下であることを意識したのか、「はい」と答えておられました。
しかし、顔は引きつり、苦笑いを浮かべておいでであった。
さらに松本君は、最後の言葉をオフレコとして、報道陣を見渡しながら、
「書いたら、もうその社は終わりだから!」
と威嚇しましたね!?
東北放送は、この場面さえ流しており、脅しには安易に屈しなかったわけです!
実は、東北放送のこのような報道姿勢を「強さ」と言います!
英語で「Strength」・・・日本語で「したたかさ」って読むのです(^^)
その後、我に返ったのか? 勇気をもらったのか? 次々に他のマスコミが報道し始めましたね!
そうすると・・・松本君は岩手県庁訪問でも、きわどい発言をしていたことが判明しましたね!?
岩手県:達増拓也知事が仮設住宅を要望したのに対し、「本当は仮設はあなた方の仕事だ!」と指摘したそうです。
さらに、
「知恵を出したところは助けるが、知恵を出さないヤツは助けない!」
「九州の人間だから、東北の何市がどこの県とか分からない!」
と放言を繰り返した訳です。
このような言葉を平気で、公然と述べるのを「傲慢コンチキショウ」と私は言います!
そして、4日のTV記者会見で「松本復興担当相、自らの発言について釈明」と・・・、
「九州の人間ですけん、語気が荒い!」
「B型ですから・・・」
あほんだら! 血液占いで国政をやっとんのカァ!?
あれれ・・・私としたことが、またまたはしたない・・・(^^;
ついでに、
「おんどりゃ・・・ワシもたんと九州の友人知人を知っとおんけんど、おんどれのような語気持つヤツぁ~一人もあらんとぉ~・・・!」
あれれ・・・私としたことが(^^; でも・・・絶対に言いますね!
そんで・・・「宮城県議会が国に抗議へ」。
宮城県議会は4日、松本龍震災復興担当相の暴言を受け、
「発言が高圧的で当事者意識に欠けている」
として国に直接抗議することを決めました。
畠山和純議長は、
「被災者がようやく立ち上がろうという雰囲気になっているのにこんな発言をして腹が立つというより情けない!」
と語っておられます。
それから、松本君は、
「知恵を出さないやつは助けない」発言!
これじゃぁ・・・野党側は辞任要求も視野・・・当たり前じゃぁん!
まぁ・・・結局、当時の民主党政権は、ハトぽっぽさんから、ア菅さん、そして、どじょうっ子野田さんと当事者能力、実務能力、為政者としての政権能力がないということをイヤっていうほど露呈しました(^^;
結果、松本君のように「地を出して」知事を恫喝し、マスコミに「書くなよ」と脅しをかけるような、まぁハッキリ言って「最低の人物」を要職に就けざる得ない体たらく(^^;
当時の民主党中枢部は、最低限の仕事ができる人物がいるとさえ全く思えないわけですが・・・いかがでしょう!?
そんでもって辞任表明、&・・・会見・・・。
「松本君! おまえアホかぁ!」
あれれ・・・私としたことが(^^; でも絶対に言いますね!
今でも原発事故避難地域のいくつかは帰還可能となりましたが、状況は当時のまんまなのです!
また、未だに放射能に当たった子供達の将来がどうなるのかも、明確に説明納得できる人が出てこないし・・・(^^;
なぜ土建屋母体出身の松本君は、全国の、いやお隣韓国の、いや今後仲良くすべき中国の土建屋さんに復興協力依頼を出さなかったんだろう?
福島原発敷地内に深い穴掘りもして、多くの市町村上下水からの放射性廃棄物や、学校、その周辺の、放射線量の高い土地上面土の移動も、その穴へただちに行わないんだろう!?
本当に国難と思っている人って、国会議員にどれくらいいるのかなぁ?
以前にも書かせていただきましたが、「阿呆」「馬鹿」の定義ですね!
新しい読者の皆さんのために再度、定義します。
「阿呆:アホウ」;
何が正しくて、何が間違いか分からない人のことを言います!
中心感のない、大幅にぶれている人でもあります!
だから、トンチンカンなことをしでかす(^^;
「馬鹿;バカ」;
先を読めない人のことを言います!
馬とか鹿の前頭葉は非常に小さいんですね!
前頭葉の機能は先を読むのです。
だから、刹那(せつな)主義で、雨天計画をしない人なのです!
まさに、松本君は「アホ(阿呆)」でしょう!
また、ながながと書いてしましました。
さて、今回のテーマ;強さ(Strength)です。
先ほども書きましたように、「強さ」を簡単に「つよさ」って読んでもいいのですが、私は、やはり「したたかさ」と読みます!
確かに、他人からは「強か(したたか)」というニュアンスで語られることの多い人は、どこか他人に警戒心を抱かせているような時に使いますね!?
だから、どうも人付き合いの中では損だという感じがする人がいます!
それも、お金絡みでそう感じるような気がしますね!?
もっと、ヘンチコリンな解釈は、他人が不幸になったって自分だけはしっかり得をしようと考えている人のことだとかぁ・・・(^^;
違うのです!
したたかとう字は、「強か」か「健か」と書くのです!
本当の意味は、「粘り強いこと」、他からの圧力になかなか「屈しない」さまなんです!
「しぶといさま」でもあります。
このようなイメージをシッカリ持って、多くの偉人を見渡しますとほとんとすべての方々に共通するのがこれなのです!
「おしん」なんかも、まさにそうなのです!
もちろん、強くて、しっかりしているさまでもあるのです!
そこには、「強く勇猛」であるイメージも感じますね!?
いかがですか?
あなたの周りにも黙っていても、その「強く勇猛」なオーラが出ている人がいるでしょう!?
あの松本君をご覧ください!
「腕組み」して気負っている!
岩手県庁にバスが着いて、そこから降りるやいなや、サッカーボールをポコンポコン、下向きながら手打ちする(^^;
もうこの辺から、「虚勢」を感じないわけがないじゃぁないですか!?
松本君の「面」と「話し方」・・・あれは、アッチ方面の連中のテクニックですね(^^;
はっきり言って、あの松本君は「強かぁ~」・・・ではなく「弱かぁ~」って感じ・・・(^^)
常に、ビジネス・リーダーが「強く」「強かく」あるためには、現場経験と実績を持つことなのです!
そして、たたき上げられて、「痛み」の分かることなのです!
私はですから、芸能界で長きに渡って活躍されている人たちが好きなのです!
特にお笑いや演歌の世界では下積みが長い!
「師匠」と呼ばれる多くの人たちには「痛み」も分かり「コツどころ」も分かっている!
だから、「悠然大」とされている!
多くの方々から、その生き様の中で「稔ほど頭を垂れる稲穂かな」を学ぶ機会がありますよね!?
孔子様はおっしゃったぁ(^^)
「六十而耳順」;60歳になりますとね! 人の言葉を偏見無く聴く事が出来るようになるのですよ!・・・って(^^)
松本君!
顔洗って、出直しなぁ~!
偉そうに言うボクも、再度、「脚下照顧」しますけぇ・・・(^^;
ありがとうございました。
いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、
https://imcfujimoto.net/
いわき市において、いわき夢実現塾を開催しております。
興味のある方は塾生になるにはハードルが高いですが、こちらをご覧下さい!
https://imcfujimoto.net/free/school