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ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第59講;『規律(Discipline)』
第59講;『規律(Discipline)』
さて、
有朋自遠方来 不亦楽
大変有名な論語の一節ですよね!?
読みは、「朋有り、遠方より来たる。亦た楽しからずや」
解釈はいろいろとありますが、「友人が(珍しくも)遠方から訪ねてきてくれ
るのは、こんなうれしいことはない!」
古い話をしてゴメンナサイ!
あの3・11の東日本大震災によって私の人生観が変化し、県外での仕事を
減らすため、ご無理を言って訪問を中止した企業の若手経営者2人がわざわざ
遠方から遊びに来てくれました。
嬉しかったですね!
昼過ぎに、かんぽの宿いわき(今は民間に売却されています)にチェックインされ、
そこで合流して、避難区域解除となった福島県富岡町と未だに侵入を厳重に管理されて
いる直前の封鎖策まで視察に行きました。
いつも疑問に思うのですが、・・・政府の「復興予算の配分」はいったい誰の
ためにやっているのでしょう!?
元旦に発生した「令和6年能登半島地震」の復興も見ていると遅々として進んでいない!
おわかりでしょう!!?
これらの施策は、国民のためではなく各省被災地自治体・官僚の「予算ぶんどり(柳川)合戦」
なんですね!?
どう考えても、「対策」の名に値しません! それは「事後の対症療法」ですよね!?
そう!
「血税の無駄遣い」なんです!
ご承知のように、経済の初歩の初歩は「生産性向上」=「GDP向上」でしか
ないのです!
そのためには、マネーサプライ(お金の供給)が活発でないといけないのです。
それをやるのに「税金」しかないと考えるアホ政治家(^^;
違うのです!
経営能力のある企業経営、自営業者の投資意欲と生産性向上意欲をかき立てる
政治が必要なのです!
なんでこうなるのでしょうか?
為替相場の決定要因を政府は、「ファンダメンタルズ(経済の基礎的要因)を反映して」
自然現象ろ同じように外からの影響を受けるんだと考えているのです!
そんなもんだから、政府はいつも、一時的な過度の為替相場に介入することが
コントロールだと思っているようです(^^;
そんなの根本的に間違った理解なんです!
だって、為替相場は両国の通貨量の比率に密接に関係しているでしょう!?
現在、米国のFRB(連邦準備制度理事会)はジャンジャかと大だしパチンコ屋
のごとくドルを大量に刷っているんです!
それに右へならえして、日本でも、日銀が円のジャブジャブ発行を決めた。
かつて黒田総裁が最適任と任命され、多くの刷った日本円が海外に流出することを
知って・・・?(^^;
米国のFRBが輪転機をフル稼働してドルを大量印刷し、それを金利0で投資銀行に
流しています。投資銀行やヘッジ・ファンドは、振興成長国に莫大な投資をし利益を
得ている!
シンガポール・マレーシア、東南アジアのほとんどの国がいまバブルに良い始めている(^^;
原発事故と同様の精神構造!?
また、血税である税金を自由に使えることになる政府系金融機関が、「中小企業へのセーフティ
ネット保証」とか「中小企業助成金」という貸付制度を作るわけです!
でも全部、税金なのです!
面白いですね(^^;
「税金」を巻き上げる政府は、そのお金を「印籠」のように見せびらかして、
「ほりゃ!やっからおとなしく言うこと聞け!」なんて態度(^^;
これも中小企業経営者は知っておかなければならない重要な経営能力なんです
が・・・、「借金は投資利益(ROI)で十分に返済可能」な投資要件がある
ときのみして良いと分かる能力が必要です!
ましてや、資金繰りのために借りるモノではないのです!
もう一つ、よぉ~く知っておかなければならないことは、日本の「国債」は、
海外から買われている比率が少ない(ほとんど国民の預貯金で・・・)から
安全とほざくエコノミストがいます。
彼らは、「国家破綻」し、「国債」が無価値になったら、欧米のようなところ
では海外の国債を買った政府、金融機関がダメージを負う・・・と。
ということは、万が一、日本(政府)が破綻したらどうなるか?
「日本の銀行」が全部破綻します!
そして、我々の預貯金は返ってこない(^^;
ハイっ!それまでぇ~よぉ(^^;
私はですから、今回の日銀が円を刷って、本来の定義通り「金融緩和」を行う
ことには大賛成なのです。
実質金利(景気がよくなり利益が上がった企業は名目金利を無視できるレベル
になります!)が下がり、民間金融機関の融資が活発になると確信するのです!
そして投資案件のある優秀な、生産性の高い企業にマネーをサプライする!
正しい投資と生産性の高い企業から生まれた価値は、多くの消費と雇用を産み
ます!
テクニックのように聞こえるかも知れませんが、円を増刷して円安にすれば、
名目GDPが増えるんです!
そして、自然と税収が伸びる!
ただ・・・円安の大きな副作用は確実に起こる!
これもビジネス・リーダーは「自己責任」で自覚し、コンテンジェンシー・
プランを策定しておかねばなりません!
なにが起こっても「他人のせい」「国のせい」「社会のせい」「親のせい」に
することは厳禁です!
話がコロッと変わって申し訳けありません(^^)
今の日本の「道徳」はなっとらんと思うのです。
いまこんな現実があるのをご存じですか?
離婚が増えている!
「偽装離婚」した女性が生活保護を受けるのです!
だいたい月20万円は出る!
子供も引き取ったことにしている。一人平均12万円の手当も出る!
そして、元旦那の収入と併せて・・・高級外車に乗っている(^^;
だって同居してんだもん(^^;
本当に働けない人たちに配布すべき貴重な税金が、あん畜生らに泥棒されている!
なぜ、資本主義の最大の機能である国家権力を使って、ア奴らをしょっ引かな
いの!?
我々の税金が、泥棒に配られ、悪徳官僚(まさに悪徳代官)の懐に入る(^^;
なぜ?
何十年も遡って(法律上の時効があるでしょうが)、処罰しないんでしょう!?
このようなことが国家や地方自治体に起こっているだけではないのです!
あなたの企業の中にも起こっているのです!
辛辣なことを言いますと・・・「給料泥棒」がいるのです!
仕事もろくにできないのに「地位」が与えられ、「高給」が支払われている(^^;
働く気の亡くなった「潜在離職者」だって同様!
「企業や上司ののモチベーションアップが悪いんだぁ!」
「上司のストロークが足りないんだぁ!」
「福利制度が程度低い!」
何言ってやがる!
貴様の「程度」を棚に上げて、みんな他人のせい!社会のせい!・・・はた
また親のせい!
ふざけるなぁ!
今回のテーマは「規律(Discipline)」なんです!
実は、「規律」=「躾(しつけ)」=「礼節」なんですね!
「衣食足って礼節を知る」といいますね!?
周囲を見渡して見ますと、そんなに豊な生活をしていないにもかかわらず、
「礼節」ある生活態度をしている人はいっぱいいます。
おそらくそれは、ご先祖様がそうだったからなんです(^^)!?
途中のどこかでちょっと横道にそれたご先祖様がいて、今は裕福でない人も
います。
ただそれだけなんです!
「礼節」ある生活をしている人達や子孫は、必ずいつかはもとの豊な生活に
戻ります!
なぜなら、「礼節」こそ文化レベルを表しており、その文化に応じた波長の
合う人達が、必ず迎えに来るからなんです!
私は「文化」とは、「恥を知るレベル」だと定義しております。
その「恥を知る」ことの現れ、言動が「礼節」=「躾」=「規律」だと確信し
ております。
どんな時、どんなところで、どんな場合(これをTPOといいますね)に、
どのような振る舞いをするべきかを理解しており、その通りにできる人を
「礼節を知った人」と評価します。
たとえば、食事中にペチャペチャ音をたてて食べる人がいますね!?
ご本人はまったく意識していないのでしょうが、それなりの所に行って「知ら
なかった」では通用しません。
「いや、そんなことないわい!」と偉そうぶる人がいますが、その人は「成金
や成り上がり者」なんです!
少々、お金があろうともやっぱり「成金・成り上がり」なんです!
「文化レベル」が低い人なんです!
ヨーロッパに行って、食事中にタバコを吸ったりすると周囲からブーイングが
起きます。
アジアの観光客は、こんな事で軽蔑されているところがあります。
「礼節」の基本は、「人」「物」「お金」などなどを大切にすることなんです!
ですから、その大切にするための「動作」の集まりが「言動」となって現れる
のです!
人の命や人生を大切にする人は、同じ様に周囲に気を配ることができます。
仏教の教えの中に、「一切衆生悉有仏性(いっさいしゅじょう・しつうぶっ
しょう)」というのがあります。
「この世のありとあらゆるものには仏様が宿っている」という教えです。
皆さんが生活してゆく上で必要なもの、仕事や遊びをしてゆく上で必要なあり
とあらゆるものには、仏様が宿っているんです!
もちろん、すべての動植物、山も海も川にも仏様が宿っています。
仏教に帰依する(信じる)人たちには、そのような考えがあります。
仏教帰依者は、何でも大切にします。
機会があったら多くの人達が集まる有名な寺院や教団本山にお参りに行って
みて下さい。
かつて見た「邪教オームのサティアン」のようなところは一つとしてありません!
ご存じでしょうか!?
「サティアン」というのは、修行場所のことです。
同様に、宗教活動をやっている所が、汚い場所で、汚い格好や汚い振る舞いを
するところは間違いなくインチキ教団だとお考え下さい!
ぜひ「恥を知る」、すなわち、「礼節」ある「行動規範」=「規律」を身に
つけてください!
多くの人から「すばらい!」と言われるようにして下さい!
それが『文化』なんです!
どんなに売上が多い企業に働いていても「礼節」を知らない者は「恥さらし者」
です!
皆さんや皆さんの会社も「礼節」=「規律」を重んじる「良い会社」を目指し
て下さい!
必ず、同じ波長の人とのつき合いが始まります。
その時、皆さんの生き方まで良い方向に変わって行きます!
保証します!
インディアンと藤本・・・ウソつかない(^^)
ありがとうございました。
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ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第58講;『気力(Spirit)』
「知らぬが仏」で・・・ラッタラタァ~(^^)
私たちビジネス・リーダーがこうではいけません!
「無知の涙」という災いが、あなたの組織・企業に降り注ぎはせぬか?
以前から強くお話する「リスク・マネジメント」をしっかりやらねばなりま
せん。
すべて「自己責任」です。
誰かのせいにしても解決などしませんから・・・!
ですから「危機・危急・非常事態」環境下にあるリーダーとしての気構えを
私見として述べ書いてみます。
奇しくも、いろはにほへと・・・と頭文字からキーワードを見つけ論じて来ま
したが、「いろはにほへと ちりぬるを・・・あさきゆめみし」の「き」、
今回は「気力(Spirit)」なのです!
リーダーとなるに必要不可欠な能力が「気力」ですね!
さて紙面を割くことお許し下さい!
「ビジネス・リーダーいろは考」は、以下のように書き連ねてきました。
バックナンバーも存在いたしますので、よろしければ、どこから読んでいただ
いてもOK!
「キーワード」から、ビジネス・リーダーのあるべき精神態度、素養を論じております。
い;いのち(Life)
ろ:論理力(Logical)
は;博愛精神(Charity)
に;忍耐(Tolerance)
ほ;法(Law)
豊かさ(Abundant)
へ;平静さ(Poise)
と;統率力(Leadeship)
度胸(Courage)
同情(Sympathy)
ち;力(Power)
知識(Knowledge)
知恵(Wisdom・Inteligence)
調和(Unity・Harmony)
直感(Inspiration)
り;理想(Vision)
ぬ;温もり(Warmth)
る;類比感(analogy)
を;思いやり(Compassison)
落ち着き(Serenity)
わ;若さ(Youth)
和(Harmony)
か;寛大さ(Generosity)
よ;余裕(Composure)
た;達成感(Achievement)
れ;礼儀(Courtesy)
そ;創造力(Creativity)
聡明(Inteligence)
率先(Initiative)
つ;強さ(Strength)
ね;根回し(Arangement)
な;内観(Introspection)
れ;礼節(Courtesy)
う;運(Lucky)
い;意志(Intention)
の;能動(Active)
お;大らか(Big Hearted)
く;工夫(Idea)
や;優しさ(Gentleness)
野心(Ambition)
ま;真心(Sincerty)
け;謙遜(Humility)
決断力(Decision)
健康(Health)
ふ;無為(ぶい;(Idleness)
こ;好意(Goodwill)
公平(Justice)
幸福感(Happiness)
ゑ;鋭敏さ(Alertness)
て;定見(Fixed Opinion)
あ;愛(Love)
さ;才能(Resourcefuleness)
き;記憶力(Memory)
危機感(Sense of impending Crisis)
規律(Discipline)
気力(Spirit)と来ました(^^)
特に先進諸国に照準しますと共通する本質的問題は、いよいよ本格的に「高齢
化」に向かう「国家ビジョン」が描き、提案できないのです!
それも、国民が共感するものとして(^^;
ですから、多くの人たちが政治に対して、発言する気を失っているのではない
でしょうか(^^;
選挙率の低下を、すべて選挙に行かなかった人に押し付けるべきではないで
しょう。
「国家ビジョン」は、分野別に発表されるべきです!
今後の国土・交通ビジョンしかり、通信(IT含む)情報世界のビジョンしか
り、建設、エネルギー、農林水産業、鉱工業、社会福祉、生活、地方自治・・
・についてなのです!
国家というは、実は国会が統治する官僚機構のことなのです!
それが円滑に行われるなら行政に反映されます!
国民というのは、企業(会社)と消費世帯なのです!
日本国家財政の破綻も噂されはじめて久しいですが、ある人曰く、もう数年だ
ろうとも・・・(^^;
「国家破産」というは、官僚機構の収支が合わなくなることです!
収入というのは、もちろん税金です!
はっきり言いますと、国民からの搾取したお金です!
支出というのは、上述した国家ビジョンを遂行するのに必要なお金です!
支出しようにも、税収がないから、資金繰りがうまく行かないから借金をします。
それが「国債発行」ですよね!
「国債」は誰かが借り受けてくれないとダメです。
国民の一部に、国債を財テクの一つとして購入している人もいますが、94%
は日本にある金融機関です!
海外で日本の国債を購入している金額は約100兆円だそうです!
古い話ですが2011年に、外人が将来の売りを見越して買い込んだのだそうです!
はっきり言って、ほとんど国債の全部が「国民の預貯金」なのです!
その額が、なんと1000兆円を超えております!
世界で財政状況が第2位のひどい国なのです(^^;
ちなみに・・・GDPに占める国債割合最悪第1位はジンバブエです(^^;
ジンバブエっていうと、ユネスコやNGOが支援している最貧国ですよね!?
南アフリカ共和国の真上にある国です!
前述しましたように、ある人曰く、もう3~4年もすると日本も国債価値(格
付け)がドコンドコンと落っこちて、国債金利が急上昇!
国の借金ですから、国債償還も利払いも不能になり、デフォルトするだろうと
いう論理は、極端ですが間違ってはいないと言えます!
となると・・・そうなるか?
簡単です!
日本のすべての銀行が破綻!
なぜって、・・・、国債を持っているんだけれど紙くずになっちゃう(^^;
そう不良債権・・・それも桁違いの!
その国債を買うお金は、・・・、国民の預貯金でした(^^;
おそらく、取り付け騒ぎが起きますね!
でも、銀行にはお金なんかない!
セブンイレブンのATMに行けばなんとかなる・・・ハイ!
1日ほどは・・・機械の中にはお金がありますから・・・(^^;
でも補充不可能です!
なんぼ、SECOMやALSOKがしっかりしていても、ないものは機械に
入れられない!
まぁ・・・こうなってしまったのも官僚機構に対して、行政に対して、知識が
政党にも政治家にもなかったから・・・(^^;
情報不足と知識不足の政治家は、偉そうに言うけれど官僚機構に負けています!
だから、国家ビジョンすら描けないので官僚の案に乗っかるだけなのです(^^;
国会議員も地方自治体議員も、てめえ(あらら・・・またお下品でちゃったぁ)
の職業維持に必死(失業だけはしたくない)で、国会中継を観れば分かります
が、ヤジを飛ばしたり、敵の議員を失墜・落選させるためのスキャダルや軽率
な一言だけを追求しているばかりです!
それに荷担して、マスコミがどんどん種火を大火事の域にまで焚き付ける(^^;)
国民(私も含めて)は、人気のある芸能人、スポーツ選手、タレントなどに
票を託します。
これを「ポピュリズム政治」とも言うでしょうねぇ!?
まずは「国家ビジョン」はマニフェストではないのです。
それを実現するための「財政健全化」する手立てが「アベノミクス」のはずです。
特定な国民(特に利権屋)は、政治家に力があるように幻想してきました。
ですから陳情して、予算化や立法化してくれる族議員が幅をきかせた!
これを「忖度」っていうのですよね!?
ところが本来なら、もう底をついた国家財政だから、その時代が終焉している
はずだった!?
亡くなられた元安倍首相を弔う気持ちで書くのではありませんが、「アベノミクス」
の第1本目の矢が放たれました。「金融緩和策」でジャブジャブを再来させた。
日本国家の財政赤字がどんどん大きくなってきて、もうこれはいかん!
90年代から予算がどんどん緊縮型に転じましたね!?
すなわち、・・・、おらが町の、村の、政治家の無力が露呈し、現在に至って
いるのですね(^^;
予算を削減せざるを得ない(^^;
日本の国債金利が異常に低いのことには違いないですが、徐々に上がり始めま
したね!?
なぜなんでしょう?
なんと元安倍政権以前には、国内の金融機関が、日本国債の増加買いをしている
のではなく海外からの日本国債買いが急増してたのです。
読者の皆さんには、既におわかりかと思いますが、海外がユーロ債、ドル債、
新興国の国債や株式を売って、そのお金で日本国債を買うようになっていたの
です。
もちろん、だからこそ円高の原因になっていました!
ですからあとは・・・いつ、売り攻勢に出るか?が問題だったのです。
おそらく、日本国債の売りに第一手をつけるのは、ヘッジ・ファンドと各国の
中央銀行でした。
アベノミクスで、この危機を脱皮したことは事実なんです。
どうしてか!?
戦略として考えればいいのです!
国債を買った後、多くの人たちを安心させ、連れ買いを誘っていたはずです。
低金利の頂点(=国債価格の頂点)なった時点で、空売りをするつもりだった
と考えます。
そして、先物売り、オプション売りで下げようと・・・!
これだけで、どれほどの巨大利益を彼らが得るか・・・(^^;
誰だって「国債価格の高値安定(=ゼロ金利策)」に恐怖を抱いていることは確かです!
特に国債を長期保有しているのは日本の金融機関です!
一番の恐怖は、
「誰かが売りに出ないか?」
なのですね(^^;
国債売りが起こると・・・たとえば市場期待金利が2%ほど上がると、長短の
平均満期を6年としましょう!
その国債は、5%くらい価格を下げますね!
これ「含み損」なのです(^^;
3%だと・・・なんと、10%の「含み損」が発生するのです!
国債の売りが増えると・・・買い手がいなくなるでしょう!?
そうなると・・・政府は買い手がいないので新規と借り換えの国債(176兆
円)が発行できなくなるのですよ!
最短では、たったの1ヶ月で、支払い資金が枯渇・・・(^^;
そして・・・「財政破産」(^^;
最悪の場合、「財政破産」は、数ヶ月で起ったのです。
なぜなら、今まで発行してきた国債の発行残高が大きすぎるからなのです!
アベノミクス第1弾;「大胆な金融政策」とは、
・2%のインフレ目標
・無制限の量的緩和
・円高の是正
・日本銀行法改正
でしたですよね!?
第2弾;「機動的な財政政策」
・大規模な公共投資(国土強靱化)
・日本銀行の買いオペレーションを通じた建設国債の買い入れ・長期保有
だったのです。
これらの「アベノミクス」第1弾・第2弾は、見事に的を得ていたのです!
私は心から「お見事!」って感謝している次第です。
悪魔の民主党政権下では、ほぼ確実に「国家破綻」していたと確信します。
ですが、ここにかなりの不安(副作用)を私は持っております。
またまた、「利権国家」になりはしないか?
特に「族議員」の暗躍開始による政官僚着体質と自民党派閥抗争の再発です。
実際に、昨今を騒がしている「自民党派閥解消話」はこれが端なんです!
ご承知のように、せっかくの輸血される血が彼らの栄養源となり、元安倍総理・
自民党の誠意ある議員のストレスとなっていた(^^;
ストレスは、完全なる「機会損失」です!
ビジネス・リーダーの皆さんなら十分にご理解いただけるかと・・・。
ここで松下幸之助翁が講演された書き起こし著作「不況に克つ12の知恵」を
お読みになることをお勧めします!
松下幸之助翁は、「不況」「不景気」な気分の時には「腹をくくれ!」、「度胸
をすえろ!」とおっしゃっています!
どんな場合でも、ビジネス・リーダーの「自覚」にもとづいて、「最大の努力」
を持って、「勇敢」に立ち向かい、「最善の闘い」を進めて行くことに尽きる
のだと!
松下幸之助翁は、「志を変えちゃならない!」とおっしゃっています!
そうなのです!
どんな転機にも「志」を変えないことなのです!
「志」、ますます堅しでゆくのです!!
人間は、常にどんなときでも「悲観」してはならないのです!
「悲観」すると、
「知恵が出ない!」
「公正な判断ができない!」
「なすべきことがわからなくなる!」
なるのです!
考えて「正しい」と信じたら、「誠心誠意」やなることです!
「人事を尽くせば」・・・「人間以上の大きな力が働く!」、これが「運命」
だとおっしゃっています!
多くの人間は、「人事を尽くして天命を待つこと」を知らないのです!
※これだけやったんだから・・・(^^;
※これだけ報われなきゃならない・・・(^^;
こんなことを考えるから、「悩み」「争い」が起こるのです!
どんな悲惨な状況下でも「策は無限」にあるのです!
世間がいかに不景気でも、いかに経済が困難でも、「やるべき仕事」は「無限」
にあるのです!
「不景気」「激変期」であればあるほど・・・「なすべき仕事」があるのです!
「困難」でも、・・・今日は考えつかなかったけれど、明日になったら考え
つくことはいっぱいありますね!?
さらに「良い策」「良い方法」があるという信念を持ちましょう!!
ビジネス・リーダーは、何事も「やればできるんだ!」と力強く後輩・後進に
訴えてゆくことです!
だからこそ、ビジネス・リーダーは「悲観的」「消極的」であってはならない
のです!
こんな時にこそ、「改善」すべきことをなんでも「改善」してしまうチャンス
なのです!
こんな機会にこそ、「いままでできなかったこと」ができる時機到来なのです!
やらねばならん「時機」到来なのです!
そうなのです!
希望を貫く時が来たのです!
希望を持って考え、立ち上がるときが来たのです!
いまこそ、「発想を180度」変えてみましょう!!
「不可能」だからこそ「できる」のです!
消費税増税で・・・「商品が吟味」され、「経営」が吟味され、「経営者」が
吟味されているのです!
この激変期は今まで以上に忙しいのです!
だから、いっぱい働くのです!
本質知って働くなら「働き甲斐」は出ます!
嫌々がストレスを産み、それが病気になったりするだけです!
「良い品」「良いサービス」をしているところに、お客様が集中するのだから、
忙しいのが自然でしょう(^^)
商売というのは、「今日一日」のことではないのです!
「不景気」「変調期」というときには、「躍進の機会」が与えられるのです!
また、こんな時にこそ、従業員に生きた教育ができるのです!
困難な時、なかなか仕事がうまく行かないときこそ、「従業員の成長」がある
のです!
「藤本とインディアン、ウソつかない!」
「気力(Spirit)」を萎えさせないビジネス・リーダーになる絶好のチャンス
なのです!
だからこそ、これからの経営は「リーダシップ型」のマネジメントへ転じる
ことなのです!
「黙ってオレについてこい!」
ですかね(^^)
最近、マスコミに出なくなった落合元中日監督の著作本「采配」は絶対に必読です!
「リーダーシップ」のお手本ですね!
いいですか!
「戦略の起案」と「率先垂範」でリーダシップを執るのです!
全部、リスクを引き受けるのです!
もう縦割りの各部署の調整などしないのです!
そのために、本格的事業部制を採用しましょう!
中間管理職にも、「営業利益の達成責任」を負わせるんです!
そして、その「責任を負う」ということを条件に、商品とサービス(=無形の
商品)の「改革・改善」の「権限」までも与えるのです!
そのリーダシップを取ることのできるビジネス・リーダーには「気力(Spirit)」
が必要不可欠なのです!
「安泰主義者」を排除しましょう!
さあ!
・自身の部署の向かうべきビジョン(実現したい経営目標)をしっかり呈示し
ましょう!
・あなたの価値観(最優先したいこと)を呈示しましょう!
・目標を実現するための方法も具体的に呈示しましょう!
1)他社との差異化戦略をどうするのか?
2)競争戦略、コスト・リーダーシップをどうするのか?
そして、わが社の、わが部署の「コアー・コンピュタンス」はなんなのか?
ありがとうございました。
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ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第57講;『親切(Kindness)』
第57講;『親切(Kindness)』
「親」の漢字は「ぴったり合う」の意味があります。
「親近」という言葉は、相互の息が「ぴったり合う」の意味をも含んでいます。
「親和」という言葉は、両者の相性が「ぴったり合う」の意味を持っています。
ほかになんと・・・、キスのことを中国語では「接吻」と同じ意味の「親吻」
と書くそうです(^-^)
二人の唇を「ぴったり合わせる」の意味で「親」を使っています。
「切」を形容詞として使うときは、多くの場合、何かと何かを「ぴったり合わ
せる」の意味です!
たとえばこんな言葉があります。
「理論切合実際」、「貼切的表現」、「確切」、「切実」などです。
これらの意味の由来は、おそらく「切られる」物は、その「切った」後の疵口
が再び相互にぴったり合うのですね!?
切られて分かれ、両部分は再びぴったり復元できますから、「切」は「ぴった
り合う」の意味なんですよね!?
ですから「親切」は、「相手の要望を、可能な限り満足させること」なのです!
つまり「相手の要望通りにしてあげること」「相手の要望とぴったり合うよう
にしてあげること」の意味なんですね!
親切とは、『親を切る』とも書くのですが・・・(^^;
考えてみると変な言葉ですよね!?
しかし、上述した意味で「親切」を考えますと、「人情の厚いこと」「思いや
りがあること」「人のために尽くすこと」と深読みすることができます。
このように解釈することもできます。
「親」は、「親しい」「身近に接する」という意味です。
「切」は、刃物をじかに当てるように「身近である」「行き届く」という意味
なんです!
つまりは、「身近に寄り添い」、「行き届くようにすること」が「親切」の意味
なんです!
また「深切」という言葉がありますが、思い入れが深く切実であることの意味
で用いられます。
なんと・・・「親切」や「深切」のほかに、当て字として「心切」という漢字
も使われております!(^-^)
「親切」という言葉から・・・、更に深く寄り添うことが「深切」、心から
寄り添うことを「心切」。
いやいや・・・、日本語は深いですよねぇ!(^-^)
となれば・・・「親が寄り添ってくれる」と解釈しますと心強いですよね!?
「親子断絶」の真因は、親が子供に寄り添って育てていないことだと私は思う
のです!
昨今では共稼ぎが当たり前!・・・なかなか子供に寄り添うことができない
家庭が増えているようにも思います。
共稼ぎの状況下にあっても、子供と寄り添う時間を作ることは非常に大事だと
思います。
もう一発、親の語源・由来を調べてみました。
親は「子(こ)」「小(こ)」に対し、「老(おゆ)」「大(おお)」と関連付ける
説が有力なんだそうです!
正確な語源は未詳だそうです。
古くは、父・母に限らず、祖父母・曾祖父母など祖先の総称として、「おや」
という語が用いられていたそうです。
「親」という字の偏側は、「薪(しん)」の原字です。
木を刀で切った「なま木」を表したものだそうです。
それに「見」を加えた「親」という漢字は、刀で身を切るように身近に接して
見ていることであり、じかに刺激を受けるような非常に近い間柄を意味して
おります。
さて、ビジネスリーダーが日頃から職場において、どれぐらい身近に部下・
後輩と接しているか?は非常に重要なポイントです。
もちろん、多くの部下・後輩と同時に身近に接することは物理的に不可能な
ことですが、日頃から、リーダーシップの4要件である「要望性」「共感性」
「通意性」「信頼性」を高める最適条件は、今回のテーマからつなげてゆきま
すと「親切」に尽きるのではないでしょうか?
ありがとうございました。
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