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新人ビジネス・リーダーいろは考;第48講最終回:『運』
第48講最終回:『運』
いよいよ『ビジネス人生いろは考:毎日一話成功の知恵』の連載は一巡しました。
連載を開始するに際して、
「地獄に落ちる覚悟で書かせていただきます」
と述べさせていただきました。
なぜなら私は、まだまだ人生経験も十分でないのに偉そうなことをお話するからでした。
実は私にとっては、自分自身への戒めと叱咤激励をするための考えであったことは確かなのです。
まずは何はともあれ、お客様に間違いなく支持される企業になるには正しい認識をしておく必要があります。
姑息な手段で売上を伸していてはいけません!
皆さんは、本当にお客様が望まれておられることを実現するために、一つ一つ努力をされたいるはずです。
実はこのことが重要なのです。
『成功している企業・人』は間違いなく、今日まで着実に『ん』、すなわち、『運』をつけてきたからなのです。
『運』というのはどの様にすればつくのか、連載の最後としてお話させていただきます。
マホメットの経典の冒頭にこのようなことが書かれております。
・『考え方』を良い方向に変えてみよう
・『考え方』が変われば、『行動』が変わります
・『行動』が変われば、『習慣』が変わります
・『習慣』が変われば、『人生』が変わります
・この『人生』こそ、『運』を変えるものです
『素晴らしい運』はとりもなおさず、『考え方』によって導かれるのです
ここなのです!
『正しい考え』が何よりも『運』をつけるために大切なのです!
私たちの『正しい考え』とは何なのでしょうか?
お客様に「本当に良い商品・サービス」を「適正な価格で」、「品切れなく」、「提供し続ける」ことのために、誰もが「面倒だ」と感じることをやり続けることなのです。
つくづく最近、私は『成功者』(ただ、金持ちになるのではありません)を観ていて、話を聴いていて、『成功の秘訣・運をつける秘訣』は、「面倒なことをし続ける」ことだと確信しております。
『ケチな人』には、できないことなのです。
面倒臭さがったりする人にはできません。
だから、「時間」も「お金」も『ケチ』らないで、必要なら思い切って使うことではないでしょうか。
『運』はですから、「運ぶ」ものであり、「運ばれてくる」ものなのですね!?
「棚からボタモチ」のように落ちてきたり、降ってくるものではないのですね。
これからも、「正直」に「まっすぐ」歩んでいこうと思っております。
またこのブログは繰り返しアップします!
もちろん別のテーマでお会いする機会があります。
本当に有難うございました。
また、このシリーズは少し加筆修正して再アップいたします。 合掌
ありがとうございました。
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新人ビジネス・リーダーいろは考;第47講:『好きこそものの上手なれ』
第47講:『好きこそものの上手なれ』
『好きこそものの上手なれ』という言葉があります。
以前にも「好奇心」のところでお話ししましたが、もう少し補足をしたいと思います。
人が何かを「好き」になるタイミングやチャンスはどこにあるのでしょう?
ここのところが大切だと思うのです。
恐らくほとんど、例外なく、それは人から『誉められた時』ではないでしょうか。
人は元来、誉められると登るものなのですね(^o^)
それを「人の性(サガ)」「性根」とも言うんですね!?
余計なことかも知れませんが人の悪口をよく口にする人、不平・不満の多い人は、間違いなく「人から誉めてもらった経験」が非常に少ない人ですね!?
だいたいこの様なこの様なタイプの人は、何かにつけて「ケチ」をつけることがが多いですね!?
そしてとにかく「やらず嫌い」ですね(^^;
ですから『誉められる』ことを「やらない」のですから、『誉められること』はほとんどありませんね(^^;
もうお分りでしょう!?
こうなってきますとこのようなタイプの人は「エコジ」になりますね!?
なんだかんだと理由をつけてやりませんね(^^;
仕舞には、うまくやっている人を妬みますね(^^;
そしてついには、それを口に出すようになります。
残念ながら、もう処置なしですね!
さて今度は『誉められるキッカケ』は、どんなところにあるのか考えてみましょう。
まず、第一には、『誉めてくれる人』に出会うことですね。
もちろん運・不運があるように思いますが、そのような人を探し求めることが肝心だと思います。
間違わないで下さいね。
お世辞を言う人、おだてる人を探すのでは人ではありません。
心底から「すばらしい、よくやったねぇ!」と『誉めて』くれる人でなければなりません。
苦労を積んだ本物の人は、本当に心から『誉めて』くれます。
そのかわり、そこに至るまでがなかなかなのです。
中途半端ではないのです。
その理由は、私が主催していた「行動訓練」「女子基礎訓練」を経験した人ならお分りになりますね!?
教官の人達が一緒になって涙を流して喜んでくれる。
そして、抱合って(HUGして)誉めてくれるではありませんか。
時が経つにつれてあの感激が薄らいできます。
そして、なかなか本物の『誉め言葉』を頂けない自分をつくってしまう人がいます。
自分が知らず知らずのうちに、「本物の人」をうさん臭く思うようになっているからです。
どうも近付くのが臆くうになっている自分に気付きませんか?
たとえば、挨拶一つするのも面倒であったり、気付かない振りをしてしまったり、知ったか振りをしてしまったりしておりませんか?
そうなのです!
なんだかんだ言ってもやっぱり、『誉められると嬉しい性根』は、『うまくやっている人を妬む性根』を裏腹に持っているんですね。
残念なことです。
私は、『好きこそ』とは、『あらゆる人』が持つべき精神じゃないかと思うのです。
『人を好きになる』ことが、『ものの上手』になる早道のように思うのです。
『情は人の為ならず』という諺の本当の意味をご存知でしょうか?
「ヘタに情をかけると、その人をダメにするよ」という意味ではないのです。
「人に情をかけて接していると、回り巡って自分の為になる」が元来の意味なのです。
『人を好きになる』ことこそ『人から好かれる』ことになります。
そして『こころから誉められ、喜んでもらえる』ようになり、その気持ちの良さが、またまた忘れられずに善行を積む繰り返しになるのではないでしょうか。
世の中で成功し、人から賞賛される多くの人達に共通することは友達の多いことでしょう。
多くの友達から助けられ、多くの友達から直接的、間接的に、賞賛を受けるに足りる環境条件を整えもらう機会が沢山あるようです。
自然に有名人になってゆきます。
『好きこそものの上手なれ』は自分の近くにいる人々を『好き』になり、そして、彼等に「May I Help You?」が言えることではないでしょうか。
ありがとうございました。
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新人ビジネス・リーダーいろは考;第46講:『成功』
第46講:『成功』
『成功』についてお話します。
またまた~!
『成功』なんてありきたりなんだからとおっしゃるかもしれません。
しかし、世の中にはやっぱり『成功』している人とそうでない人がいることは事実ですよね!?
ですからもう少し考えてみると、私たちも『成功者』に成れると思いたいわけです。
もちろん、私も『成功者』に成りたいから、こうすればという気持ちでお話させていただきます。
さてその前に、最近、私はあることに危惧(心配)していることがあります。
そのことを述べたいと思います。
景気が良くても悪くても、この世の中には、一般的に恵まれない人たちが数多くいます。
でも、五体満足でそれなりの家庭環境で育ってきたのに、ニートや閉じこもり、転職ばかりしながら、自分のことはどこかに置いて、世の中のせい、家庭のせい、他人のせい、環境のせい、・・・と自分の上手く行かないことを全部、自分以外に責任転嫁するヤツがいることなのです!
また、それを助長する似非善人がいることが危惧することなのです。
これは個人のことを言うだけでなく、企業にもそのようなことを思う勘違い甚だしいものがあります。
もちろんその元凶は経営者ですが・・・(^^;
激変する環境下にあって、企業の課題解決や問題解決に当たっては、今までとは違ったことを果敢に実行する必要があります。
そのために「構造改革」「ゼロベースでの改革計画実行」が不可欠なのです!
最たるものは「事業転換」、まったく違った事業をおこなったり、業態をガラッと変えたりすることがあります。
このことを「リ・ストラクチャリング」と言います。
略して「リストラ」と言います。
「リストラ」を行うに際して、どうしても新しい事業、新しいやり方、今までやったことがないやり方をやなねばならないのです!
ここが重要なのです!
そのために、それをしようとしたとき「ゴネ」たり、「サボタージュ」したりする人が出てきます。
と同時に、やろうとすることに「できない」「ついてゆけない」人たちが出てきます。
企業はどんなにきれい事を言っても、慈善事業を優先することはありません。
日々、ビジネスでの戦いがありますから・・・。
ですから、「リストラ」の対象になる人達が残念かな・・・出るのです(^^;
そのように残念な人たちが出ることは実に無念なことですが、「自己責任の原則」から考えて見ますと、そのような人たちは、基本的にその企業にとって〈不要〉であったからなのです。
芸人さんが売れなくなるのだって同様です!
視聴者から〈不要〉のレッテルを貼られるからなのです!
企業でリストラの対象となる人は、その企業の職務を担うに足りる能力が〈不足〉していたということなのです!
なぜ〈能力〉が不足していたのでしょう?
もちろん会社の責任などもあるでしょうが、もっとも大きな原因は本人にあるのです!
それまで〈自己啓発〉を怠っていたということに他なりません。
なぜ〈自己啓発〉を怠っていたのでしょう!?
とりもなおさず自分がうぬぼれて自信過信であったり、サボっていたりしただけなのです!
おそらく、誰かが、いつでも、なんとかしてくれるという「他力本願」な心を持っていたのだと思います。
「寄らば大樹」の精神も同様の甘さです!
全員がそうだとは言いません。
またこんな言い方も、皆さんからお叱りを受けるかも知れないのですが、あえて言わせていただきます。
「リストラ」の対象になった人は、ハッキリ言って「バカ」だったのです。
考えが浅はかだったのです!
企業の強制人員削減などをせざるを得ないときには、「リストラ」の対象者にはだいたい、一時金などが支給されるようです。
ご存知のように労働基準法で一方的な解雇(首切り)はできませんから、退職金に一時金を支給して、募集を募り「依願退職」の形をとるわけです。
お叱りを受けること覚悟で、まだまだ書きます!
多くの人はそうではないでしょうが、・・・中には「バカ」がいます。
「馬鹿(バカ)」というのは、先の見えない人のことと私は定義しております。
「馬」や「鹿」という万物の霊長人間以外の動物は、人間に比べると・・・驚くほど前頭葉が小さいのです。
前頭葉は、先々を考え想像する力を司る機能があります。
だから将来、「~になりたい!」「~したい!」「~を持ちたい!」という自己実現の欲求を持つのです。
すなわち「先を読む力」があるのは、人間では普通なのです!
しかし、その先々を刹那主義であったり、開け直って考えようとしないのがいるわけです。
特に過保護で育った人間に多いように思います。
そんな先を読む能力に劣る人間のことを、私は「バカ(馬鹿)」と定義します。
この「馬鹿」に一時金を支給しますとどうなると思いますか?
後先を考えることができないから、いざとなったとき、持ち金もないのです!
ましてや、今までやるべき、やっておかねばならなかった自己啓発や蓄積を怠ってきた人が多い訳です。
こんな人に一時的に大金を与えますと舞い上がってしまいます。
先々のことなど読めませんから、〈家〉、〈高級乗用車〉〈贅沢品〉を衝動買いしていまったり、〈海外旅行〉についつい出かけてしまったりします。彼ら馬鹿にとっては、あぶく銭なのですから・・・すぐに喰い果たしてしまうのです(^^;
それだけではありません!
「馬鹿」は退職したあと、やりたいこと・やることが決まっていませんから時間を持て余します。
結局、〈パチンコ三昧〉などに陥ったりします。
今のパチンコ需要が二十兆円とも三十兆円とも言われているのは、「バカ」の一時金が使い果たされるまでのことでもあるのです。
誤解を招かぬようにしなければなりません。
私は「パチンコ」を否定しません。
日本文化として娯楽の域を創ったパチンコ産業の方々には深い敬意を持っております。
控えねばならない発言かも知れませんが・・・この福島県いわき市では原発事故に被災し避難を余儀なくされた人々に配られる賠償金・補償金のたぐいを受けて、遊び惚けている人がいるのです! この人たちも同様の「バカ」と言えます!
福島第1原子力発電所原発事故によって、賠償金・補償金という莫大な金額が企業にも個人にも支払われています。
「ごね得」がまかり通る世界があります。(もちろん、善良な方々がそれ以上に多くいることは間違いありませんので!)
それを受け取ることはも、もちろん決して悪いことではないと思います。
が・・・しかし、そのもらったお金を湯水のごとく浪費する馬鹿、将来の為に蓄積しておこうと考えない馬鹿がいます!います!
さあ、どうでしょう!?
今、私の憂いていることがお分りいただけましたでしょうか!?
お経の多くの最後の文章に書かれている文言は、
「このお経は、誰にでも功徳がありますが、無知無明の者は除く」
と書かれているのです。
実は、『成功』するための最も大切なことは「これからどうなるのか?」ということを突き詰めることなのです。
そしていつも、最悪の事態が発生しても対処できる状態を作っておくことだと思います。
いつもいつも自分の「能力を向上」させるために、少しでもいいから「自己啓発」を怠らないことなのです。
そのために今、得ている収入の何%かを「自己啓発」のために「投資」し続けていくことなのです。
「自己啓発」のための「投資」は、
1)「時間」を万障繰合せて作ること
2)自分を導いてくれる人を見つけるための時間づくりと
そのための費用を捻出すること
3)大切な情報を入手するための費用を捻出すること
4)お世話になった方には、「礼」を尽くすこと
5)努めて「プラス志向」の人と付きあうための費用を捻出すること
とお考え下さい。
本当に厳しい時代は波のように訪れます!
だからこそ「ちょっとの努力」で格段の差ができる時代なのです!
これを『千載一遇のチャンス』と言います。
そうなんです!
「成功」してる多くの人たちは、厳しい時代に、以前からの「自己啓発」で蓄えた能力を開花する「チャンス」を見つける人たちなのです。
ビジネスの成功には、たった2つの要素のどちらかがあればいいのです!
・人のできないことをやる!(他社のできないことをやる!)
やり続ける・・・ことも。
・人のやりたくないことをやる!(他社がやりたくないことをやる)
もうお解りでしょう!?
「面倒」なことを、「人よりもちょっと努力」することなんです!
あなたも「成功」への道を歩んで下さい!
ありがとうございました。
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新人ビジネス・リーダーいろは考;第45講: 『儲け』
第45講: 『儲け』
『儲け』という漢字は、幾つかの文字に分解することができますね!?
たとえば、
1)〈人〉+〈言〉+〈者〉
2)〈信〉+〈者〉
3)〈人〉+〈諸〉
です。
まず一番目を考えてみましょう。
『儲け』とは、「人が言葉を使って、ある者に伝えること」と訳してみてはどうでしょう!?
もう少し分りやすくしますと「人が特定の人(者)に情報(言葉)を提供すること」によって『儲け』が得られるんだと考えたいわけです。
もちろん情報は、与えられる人にとっては価値ある物でなくてはなりません。
そうでないと見向きもしません。すなわち、価値ある情報を人に与えることは『儲ける』ための大原則なのです。
私たちの扱う商品もサービスも、お客様という「者」に、
※ここにすばらしい、おいしい商品・サービスがありますよ!
って伝えない限り売れません。
価値ある商品・サービス情報を伝えなければ売れるわけがありません。
じゃぁ~、どうして伝えるのか?
もう、お分りですよね。
接客用語などによる言葉での伝達やPOPによる提案、放送・呼込みによる推奨、そして商品そのものの見栄えや陳列状態の如何によって価値が違ってきますよね。
このことを「プレゼンテーション」といいますよね。
実は「プレゼンテーション」の上手・下手で売れ行きが全然違ってきます。
とりもなおさず、売上機会(チャンス)を活かすか、損なうかどうかに関わってきます。
ですから『儲け』に直接影響してきます。私たち小売業・サービス業者は、この「プレゼンテーション」技術を身に付けなければ一人前とは言えません。
次に『儲け』を「信」ずる「者」と訳しますと、これは「ファン」、「信者」ということになります。
『儲ける』ことは「ファンづくり」「信者づくり」に他なりません。
スポーツ選手のファン、歌手のファン、宗教団体の信者といえば理解できますね。
みんな、ファンがいることで収入やお布施が増えるのです。
「ファン、信者」は、ファンになる対象である人や団体や商品・サービスを原則的には無条件で信頼します。
ですから、だいたい従順です。
いい意味でも、悪い意味でも、「ファン、信者」を持つと大変に仕事がやりやすくなります。
すなわち『儲け』につながのです!
私たちのお店も「ファンづくり」をすることは、何にもまして重要なことです。
「ファン」が多ければ多いほど「客数」が増えます。
なおかつ、お客様は安心してお買物され、サービスを受けられますから、いちいち他の店に行く必要ないのです!
小売業なら、お客様はまとめてお買物されるから買上点数も増えます。
「ファン、信者づくり」の基本は『正しい商売』をしつづけることのみです。
ですから「老舗(しにせ)」と呼ばれるお店は、長きに渡って「ファン」を持ち続けた結果、存続するわけです。
最後の『儲け』は「諸々」の「人」と訳しましょう。
「諸々」とは、「分け隔てのない」ということです。
すなわち、差別のない、公平、公正な目で見た「一般大衆」を「諸々」の「人」と考えるわけです。
特定な人に偏らない、「人間」として当たり前に生きてゆく過程で必要とする消費財を扱うことこそ、最も多くの人から支持されます。
そして、この「大衆」の生活が「より豊かに」なるための努力をすることは、人類の『生成発展』のための命題ではないでしょうか。
いつも、「大衆志向」で仕事をしてゆくことが、『経済民主主義の実現』をめざす者の使命です。
特にスーパーマーケットなどの小売業では、ごくごく普通の最も重要で欠かすことのできない食料品とその関連消費財を分け隔てなく、可能な限り「お安く」提供してゆくことを誇りしなければなりません。
『儲け』ることは、人間として『正直』に生きることに他なりません。
正しくない『儲け』は搾取ではないでしょうか。こんな行為が長く続くことなどありえません。
ありがとうございました。
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新人ビジネス・リーダーいろは考;第44講:『非情の情』
第44講:『非情の情』
『非情の情』という言葉があります。
読んで字のごとしです。
「情け容赦のない、傍目に見るとひどい導き方、厳しい教え方なのですが、本当は最も 情のあること」をいいます。
決して、狂気集団:オームのような修業ではありません。
くれぐれもご注意下さい。
私事で恐縮ですが、母が亡くなった時のことです。
亡くなる一ケ月程前に、母と一緒に父のお墓参りに行こうと約束をしていたのですが、残念ながら母はそのままお墓に入ってしまいました。
初七日の日、法要が午前中に終わったものですから、一人で母の供養も兼ねて京都の北部のお寺参りをしました。
金閣寺から始まって、周辺の観光コースになっているお寺を順にレンタ・カーで回りました。皆さんもご存知の大覚寺では、時間もありましたのでお写経をさせていただきました。
その次に念仏寺にもいきました。
本堂の開けられている扉の左側に目を止めますと、次の言葉の書かれた紙が貼ってありました。
わらわれて、わらわれて、かしこくなるんだよ
しかられて、しかられて、じょうずになるんだよ
たたかれて、たたかれて、つよくなるんだよ
実は少しこの詩に私が手を入れておりますが、こんな言葉が目に入ってきまして、少しの間、そこにくぎ付けになっておりました。
少し感傷的かもしれませんが、
「ああ、これは母が私に贈ってくれた最後の言葉なんだ」
と素直に受け止めることができ、しばらくジーンとなっておりました。
人は「笑われたくない」、「クドクドしかられたくない」し、もちろん「たたかれたくない」っていうのは本性ではないでしょうか?
ですから、そんな場面に遭遇したら、どうにかして逃れようとするんではないでしょうか!?
しかし物事がなかなか上達しなかったり、頭角をあらわさない人のほとんどが「笑われたくないない」から、「恥をかきたくない」から思い切ったことをしようとしません。
「チャレンジ」する「勇気」を持ち合せていないようです。
「しかられたくない人」は、どうも教えられても判った振りをしたり、最初に言い訳をしたりします。
「たぶん、こういう場合はダメだと思います!」
なんて言うのです。
「叩かれる」ことは、もちろん誰も嫌がるでしょうし、本当に叩くことは、よっぽどでない限りやれば暴力になります。
でも出る杭はたたかれるという場合は、本当に邪魔をされたり、陥れられそうになったりすることです。
もちろん、これは人のやっかみや嫉妬から起こります。
それでも負けずにシッカリやれば、「出過ぎた杭は、打ってもうまく打てない」結果に終わることになり、こんどは、打たれようとする人に対して打とうとする人は畏怖するようになります。
『わらわれて、しかられて、たたかれて』をいきますと、そばで見ている人はもとより、実際にやっている人ですら「こんなに頑張る奴なら、ちょっと手助けしてやろう!
手を差し伸べてやろう!」という気持ちにさせます。
『非情の情』は、先ほども書きましたように、一見ひどく見えても本当のところは愛情が存在し、結果として情のあることをいいます。
『非情』に徹する一例に私が過去にやった「行動訓練」というのがあります。
60歳を期に、免許皆伝した人たちにすべてやっていただいております。
大変に厳しい訓練ですので、今は「パワハラ」で訴えられるのでやっていないようです(^^;
訓練の冒頭から「罵声」を浴びせかけられます。
しょっぱなから、柔な訓練生の何人かは「過呼吸症候群」になったり、涙をこぼしたりします。
訓練生は教官を「生まれて初めて出会う意地悪な奴」と思い込んでしまうくらい憎く感じます。
しかし、一つ一つの訓練で合格をもらった時の教官の目は違うのです。そこには『本当によくやった』という心からの誉めと、『よくやれたなぁ~』という敬服と、『有難う』の感謝が目に表れています。
もちろん、『ごめんよ!』というお詫びの目もあります。
仕事も先輩の心構えでぜんぜん違ってきます。
甘やかされてダメになる人の方が、厳しくされてダメになる人より、はるかはるかに多いのです!
『厳しい、情け容赦のない先輩』の方が数年経った時に違いが分るものですね。
ありがとうございました。
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