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新人ビジネスリーダーいろは考;第2講:『労働する』
第2話;『労働する』
~弘法大師が詠んだ「いろは歌」を使ってビジネス社会で多くの成功体験を積むために~
IMCの管理者研修の一単元に『サバイバル訓練』というのがあります。
なにも匍匐前進やタンポポの根っこを食ったりする軍隊式の訓練ではありません。
見ず知らずのところに出かけていって、日頃やっているような仕事ではなく草取りや窓拭きなどの仕事をさせてもらうわけです。
残念ながら、オームの事件、オレオレ詐欺殺人事件などで、戸別訪問が極端に難しくなり、現在は休止状態です。
初日は「勤労奉仕」などといってお金をもらってはきませんが、2日目は実際に働いた価値の分だけ本当にお金をもらってこなければなりません。
初日はほとんど合格ですが、2日目には1割から2割の人が不合格です。
不合格者のショボクレた姿は見るに忍びないものです。
日頃、私たちがやっている仕事・作業、これを職務といいますが、すべて「労働する」ことです。
この「労働する」とは、本当はどういう意味なのでしょうね?
よく労働者、労働運動などの言葉を新聞やテレビで見たり聞いたりすることがあります。
概して良い印象をもった言葉のようには聞こえませんね!?
どうやら労働運動の実態が、暗い、ジメジメしたものだったからかも知れません。
最近あまり報じられなくなりましたが3K、5Kという言葉が一時期流行りましたね!?
テレビなどでは、いまだに野党が集会を開いた時や労働組合などがメーダーの日に皆で「○○で闘うぞ!」などと時代錯誤もいいところのシュプレヒコールをする光景を見ます。
ますます現代の若者なんかには受け入れられなくなってしまうでしょうね(^^;
平和の時代にスポーツや戦争じゃあるまいし、戦争反対、平和を唱えている左派系思想の連中ほど「闘う」なんて言葉を平気で使う(^^;
今は、討論、討議、ディベートの時代ですよね!?
さて、「労働」という言葉をもう一度じっくり考えてみましょう。
以前、「働くとは、周りの人を楽に、楽しくさせること」だとお話しました。
まず【労】という字は『勞』と書くのだそうですね。
「力を使って火を熾すこと」だそうです。昔は、火が最も大切なものでしたから【労】することは非常に尊いものであったはずです。
次に【働】という字は、
1)人 + 動 → 人が動くこと
2)人 + 重 + 力 → 人が重要な事に力を入れること
に分解できますね。
だから、「火を熾し、重要の事に全力投球し、動き回る時、労してハタを楽に、楽しくさせる事になる」いうように訳してみてはどうでしょう!?
本当に素晴らしいことだということがわかりますね。
私は、『労働』という字を「朗働」、「良働」と理解するようにしております。
働くことの大切さ、尊さ、素晴らしさを知れば知るほど朗らかに、楽しく働くことができるからです。
人生一回しかないのですからね!
思いっきりエンジョイする!
そのためにはハタの人達に憂いを持たせなくしてからやらないと、やはり誤解を招いたり、怪訝に思われますね!?
そうしたら、いつ遊べるようになるの? って質問を受けそうですね。
実のところ私の場合は、いつも遊んでいることと働いていることの区別はつけていないんです。
なぜ・・・働いていると疲れるのですかね???
遊んでいる時と同じ時間とエネルギーを使うとしたら、どちらも疲れの差はないはずですね!?
ということは疲労を感じるのは精神的なものだからなのです!
働いてハタの人に喜んでいただくことを意義あるものに感じているなら疲労は感じないものなのです。
「労働」をして行く価値目標は、もしかしたら上司、部下、後輩や同僚、そして家族の人々から自分は本当に何を期待されているのかを具体的に理解することではないかと思うのです。
ある人から教わった貴重な教えをご披露します。
人間の最大の幸せは、
1)人に愛されること
2)人から誉められること
3)人の役にたつこと
4)人から必要とされること
なのですよね!
可能な限り、常に期待を上回ることをしつづければ、誰からも喜ばれ、感謝され、そして必要とされると思うのです。
期待を裏切らないことが多い人は、やっぱり、多くの人から好かれ、協力してもらえることが多いのではないでしょうか!?
期待を上回り続けるような生き方をすれば、人から好かれることはもとより愛されますよね!?
ちょっと仕事の実績が上がった人がいたのです。
仕事上においては称賛に値することには違いないのですが、はたして、ハタの人達が楽しく、楽になったかなあと考えるとあまり感心できないのですね(^^;
上司を誹謗したり同僚の仕事のとやかくを言う。
そして「オレはこんなにやっているのに・・・」という言葉が彼には多かったようですね。
部下、後輩達の協力に報いるための努力やいま以上の効率化のための工夫、提案に力を使うことを継続せず、自分の評価について差を付けてほしい、今以上の報酬をもらいたいということにだけの「言動」が先行したようです。
ご想像の通り、彼は弧軍奮闘するようになり、挙句の果てには退職を余儀なくされました。
大変生意気なことをいいますと、中途半端に頭のいい人、仕事がこなせる人に『労働価値観の勘違い』をする人が多いです!
人生設計の柱に「労働」の意義を入れてくださいね。
私は、皆さんが「一所懸命」に「労働」している姿を多く見せていただきます。
本当に美しいものです。
人間、「一所懸命」やっている姿に出会うと不思議と幸せな気分になるものですね。
ありがとうございました。
いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、
https://imcfujimoto.net/
いわき市において、いわき夢実現塾を開催しております。
興味のある方は塾生になるにはハードルが高いですが、こちらをご覧下さい!
https://imcfujimoto.net/free/school
新人ビジネスリーダーいろは考;第2講;『労働する』
第2講;『労働する』
~弘法大師が詠んだ「いろは歌」を使ってビジネス社会で多くの成功体験を積むために~
いわき経営コンサルタント事務所の管理者研修の一単元に『サバイバル訓練』というのがあります。
なにも匍匐前進やタンポポの根っこを食ったりする軍隊式の訓練ではありません。
見ず知らずのところに出かけていって、日頃やっているような仕事ではなく草取りや窓拭きなどの仕事をさせてもらうわけです。
残念ながら、オームの事件、オレオレ詐欺殺人事件などで、戸別訪問が極端に難しくなり、現在は休止状態です。
初日は「勤労奉仕」などといってお金をもらってはきませんが、2日目は実際に働いた価値の分だけ本当にお金をもらってこなければなりません。
初日はほとんど合格ですが、2日目には1割から2割の人が不合格です。
不合格者のショボクレた姿は見るに忍びないものです。
日頃、私たちがやっている仕事・作業、これを職務といいますが、すべて「労働する」ことです。
この「労働する」とは、本当はどういう意味なのでしょうね?
よく労働者、労働運動などの言葉を新聞やテレビで見たり聞いたりすることがあります。
概して良い印象をもった言葉のようには聞こえませんね!?
どうやら労働運動の実態が、暗い、ジメジメしたものだったからかも知れません。
最近あまり報じられなくなりましたが3K、5Kという言葉が一時期流行りましたね!?
テレビなどでは、いまだに野党が集会を開いた時や労働組合などがメーダーの日に皆で「○○で闘うぞ!」などと時代錯誤もいいところのシュプレヒコールをする光景を見ます。
ますます現代の若者なんかには受け入れられなくなってしまうでしょうね(^^;
平和の時代にスポーツや戦争じゃあるまいし、戦争反対、平和を唱えている左派系思想の連中ほど「闘う」なんて言葉を平気で使う(^^;
今は、討論、討議、ディベートの時代ですよね!?
さて、「労働」という言葉をもう一度じっくり考えてみましょう。
以前、「働くとは、周りの人を楽に、楽しくさせること」だとお話しました。
まず【労】という字は『勞』と書くのだそうですね。
「力を使って火を熾すこと」だそうです。昔は、火が最も大切なものでしたから【労】することは非常に尊いものであったはずです。
次に【働】という字は、
1)人 + 動 → 人が動くこと
2)人 + 重 + 力 → 人が重要な事に力を入れること
に分解できますね。
だから、「火を熾し、重要の事に全力投球し、動き回る時、労してハタを楽に、楽しくさせる事になる」いうように訳してみてはどうでしょう!?
本当に素晴らしいことだということがわかりますね。
私は、『労働』という字を「朗働」、「良働」と理解するようにしております。
働くことの大切さ、尊さ、素晴らしさを知れば知るほど朗らかに、楽しく働くことができるからです。
人生一回しかないのですからね!
思いっきりエンジョイする!
そのためにはハタの人達に憂いを持たせなくしてからやらないと、やはり誤解を招いたり、怪訝に思われますね!?
そうしたら、いつ遊べるようになるの? って質問を受けそうですね。
実のところ私の場合は、いつも遊んでいることと働いていることの区別はつけていないんです。
なぜ・・・働いていると疲れるのですかね???
遊んでいる時と同じ時間とエネルギーを使うとしたら、どちらも疲れの差はないはずですね!?
ということは疲労を感じるのは精神的なものだからなのです!
働いてハタの人に喜んでいただくことを意義あるものに感じているなら疲労は感じないものなのです。
「労働」をして行く価値目標は、もしかしたら上司、部下、後輩や同僚、そして家族の人々から自分は本当に何を期待されているのかを具体的に理解することではないかと思うのです。
ある人から教わった貴重な教えをご披露します。
人間の最大の幸せは、
1)人に愛されること
2)人から誉められること
3)人の役にたつこと
4)人から必要とされること
なのですよね!
可能な限り、常に期待を上回ることをしつづければ、誰からも喜ばれ、感謝され、そして必要とされると思うのです。
期待を裏切らないことが多い人は、やっぱり、多くの人から好かれ、協力してもらえることが多いのではないでしょうか!?
期待を上回り続けるような生き方をすれば、人から好かれることはもとより愛されますよね!?
ちょっと仕事の実績が上がった人がいたのです。
仕事上においては称賛に値することには違いないのですが、はたして、ハタの人達が楽しく、楽になったかなあと考えるとあまり感心できないのですね(^^;
上司を誹謗したり同僚の仕事のとやかくを言う。
そして「オレはこんなにやっているのに・・・」という言葉が彼には多かったようですね。
部下、後輩達の協力に報いるための努力やいま以上の効率化のための工夫、提案に力を使うことを継続せず、自分の評価について差を付けてほしい、今以上の報酬をもらいたいということにだけの「言動」が先行したようです。
ご想像の通り、彼は弧軍奮闘するようになり、挙句の果てには退職を余儀なくされました。
大変生意気なことをいいますと、中途半端に頭のいい人、仕事がこなせる人に『労働価値観の勘違い』をする人が多いです!
人生設計の柱に「労働」の意義を入れてくださいね。
私は、皆さんが「一所懸命」に「労働」している姿を多く見せていただきます。
本当に美しいものです。
人間、「一所懸命」やっている姿に出会うと不思議と幸せな気分になるものですね。
ありがとうございました。
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興味のある方は塾生になるにはハードルが高いですが、こちらをご覧下さい!
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新入ビジネスリーダーいろは考;第1講:『生き甲斐』
新入ビジネスリーダーいろは講;第1話:『生き甲斐』
入社、誠におめでとうございます!
いよいよ、大海原に出航ですね!?
このブログは、将来の幹部候補生を対象に書き下ろしたものです。
ビジネス社会は、大変おこがましいですがそんなに甘いものではありません!
ですから、新入社員の皆さんがこれから素晴らしいビジネス人生を歩んでゆく糧となるためのお話を人生の先輩として書き綴って参ります。
どうかお付き合い下さい!
"弘法大師が詠んだ「いろは歌」を使ってビジネス社会で多くの成功体験を積むために"
こんにちは、藤本誠です。
はじめまして!
求人難の時代、多くの転職サイトが花盛りです!
残念ながら、入社して希望と一致しないことで職を手放す人が多くいます。
自尊心にかかわることでしょうけれど、失業する辛さを最初に感じるのは収入問題ではないでしょうか?
そして、「受け入れられない自分」と向きあい始める苦痛が訪れます。
ある年齢になってリストラにあい、家族にも言えず、奥さんがいつものように作ってくれるお弁当を公園のベンチで食べる人の切迫した悲哀は、言いあらわしようがありませんね。
これから人生云々を書くことをします。
大変に生意気な試みですが、小生のライフワークの一つである「成功の研究」「夢実現」の一考をこれからシリーズでしたためたいと思っております。
この際、お大師様の「いろはづくり」ではありませんが、小生の思いつくままの『人生感』を「いろはにほへと」の順で書きます。
この原型は東京証券取引所第1部上場企業で、ますます成長中のスーパーマーケット・チェーン:株式会社H社の社内報になんともう大昔になってしまいますが、平成4年頃から、若き社員の皆さんへの先輩のメッセージとして毎月連載させていただいたものです。
それを大幅に改訂しました。
弘法大師がおつくりになられたともいう『いろは歌』、実際には作者不明です。
柿本人麻呂説もありますが、全文と現代訳は以下の通りです。
いろはろはにほへと ちりぬるを
;イロハ匂へど 散りぬるを
わかよたれそ つねならむ
;わが世誰ぞ 常ならむ
うゐのおくやま けふこえて
;有為の奥山 今日越えて
あさきゆめみし ゑひもせずん
;浅き夢見じ 酔ひもせず
「最後の一考」はかなり先になります。毎週ごらんいただく方々にとっては、気の遠くなるようなシリーズですが我慢してお読み下さい。
ビジネス人生いろは考:い;『生き甲斐』
『生き甲斐』ということばがあります。そして、「働きがい」「やりがい」ということばがその後に続くようです。
私たちはちょっと苦しいことがありますと
「もう、参った!ヤル気をなくしちまったよ!」
などと開けなおってしまうことがあります。
仕事でこういうことが何度か続きますと、今度は「働く気がしなくなった」とかなりますね。
でもよほどのことがない限り「生きる勇気もなくなった」と考える人は少ないようです。
人生って、よく考えてみますと「たった一回きり」なんですね。
その人生は誰が何と言おうと自分のものなんですね。
どう使おうが、どう生きてゆこうが、どんな人生にしてゆくのかは、本当は自分でしっかりと決めなければならないんですよね。
繰り返すようですが、ちょっと事がうまくいかないとき、たいていの人が「運が悪い」かなんとか理屈をつけてしまいます。
人のせいにする人もいますが、全くの勘違いですね。
『人生すべて自己責任』なんです。少年であろうが大人であろうが、みんな全部自己責任なのです。
ちょっと裕福になったり、楽になったりした人は「成り上がってきた過程」があり、
どうしても自惚れることもできないから「人にやさしい振り」をすることがあります。
少年に係わる何かの事件が起こったら「社会の問題」にしてしまう人がいますが、果たして、大昔からそのことが言われ解決したことがあるのでしょうか?
気が遠くなるほど解決に時間が掛かります。自分の生きている間に極楽世界・ユートピアができるのでしょうか?
他人に依存していても決して解決になりますまい。
またうまくいかないときに、しまいには「ヤル気を亡くした」と言って開け直ってしまう人もいます。
私は、「ヤル気の心を亡くす人」はみんな『忙しい人』だと思うのです。
「忙」は、読んで字のごとし「心辺に亡くす」ですよね。
余裕が無く、色々なことに気を奪われている状態です。
これから最も大切な事を、どのようにどうしてゆくか分らないことを「忙しい」というんですね。
心を亡くさないために、しっかり「自分の今」と「これから」を知っていなければなりません。
それは、自分で「感じて」、「行動して」、また、「実感する」ものなんです。
一つ一つの自ら行動した結果に対しての満足を「やりがい」というんじゃないでしょうか。
人は「やりがい」を多く体験してゆきますと、自分のこれから進むべき方向やどのようにして他人や社会に貢献してゆこうかを必ず考え始めます。
仕事をしていて、「やりがいや働きがい」は他人から与えられるもの、会社がつくるものと勘違いしている人が多いことに私はびっくりします。
会社が「労務管理」などといって、働く人のために環境整備をすることは決して悪いことではありません。
がしかし、そのことは必要条件にはなりえず十分条件にしかなりません。
会社は本当に「従業員を大切にする」と言うなら、もちろん「価値ある仕事を与える」ということはしなければなりません。
しかし、「価値ある仕事」が与えられる本人にとって「働きがい」を感じるものになるかどうかは疑問です。
実はここが重要なのです。会社は、「営利」を追求するところであり、「慈善事業」をするところではないということも理解しておかなければなりません。
ですから、従業員が与えられた仕事に「価値」を見出し、「働きがい」を感じるかどうかは実は会社の責任ではないのです!
これから少し難しいお話をするかもしれません。
あなたの手元にお茶碗があったりお箸がありますね。
いつかはこれらのお茶碗やお箸も割れたり折れたりして使えなくなります。
そのとき、お茶碗やお箸は役に立たずに死んでゆくと考えてみます。
そうすると誰かがお茶碗やお箸をつくったとき、それらは生まれてきたいってもいいのです。
生まれと死ぬまでに、お茶碗やお箸にも命があるように思います。
もちろん、それらが我々人間のように考えたりはしないでしょうが、
事実、一生を持ちます。
ほとんどのお茶碗やお箸は、その命を何に役立てるか考えてみますと、「使命」をもって一生を生かされてゆくように思います。
私たちは人間ですから、自分の一生、自分の命は「何のためにあるのか?」と考えてみるべきです。
このことについては、また後で詳しくお話をします。
「使命」を知ることや自分の命は「何のためにあるのか?」を知ることが間違いなく、 『生き甲斐』になるからです。
自分自身の人生に「使命感」を持って努力している多くの仲間がいます。
彼らは本当にすがすがしく、いつもハツラツとしております。なにかエネルギーを発散しているのがありありとわかるんですね!
彼らから教えられることがいっぱいあります。
ハタから見ていると実に忙しそうで汗水垂らして頑張っている。
なんでそこまで?と感じるものですから、素直にそのことを聞きますと『生き甲斐』だなぁ!・・・と彼らは異口同音に言います。
私がいままで彼らから教えられた「尊い人生」、『生き甲斐』をこれからご紹介し続けてゆきたいと思います。
さあ、「意義ある人生コース」にご一緒しましょう!それはあなたにとって「ビジネス成功方程式」になることは間違いありません。
またお会いできること楽しみにいたしております。
ありがとうございました。
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https://imcfujimoto.net/free/school
新入社員ビジネス人生いろは講;第1講:『生き甲斐』
第1話:『生き甲斐』
入社誠におめでとうございます!
いよいよ、大海原に出講ですね!?
ビジネス社会は、大変おこがましいですがそんなに甘いものではありません!
ですから、新入社員の皆さんがこれから素晴らしいビジネス人生を歩んでゆく糧となるためのお話を人生の先輩として書き綴って参ります。
どうかお付き合い下さい!
"弘法大師が詠んだ「いろは歌」を使ってビジネス社会で多くの成功体験を積むために"
こんにちは、藤本誠です。はじめまして!
有効求人倍率が上がっています。
しかし、希望と一致しないことで職を手放す人が多くいます。
自尊心にかかわることでしょうけれど、失業する辛さを最初に感じるのは収入問題ではないでしょうか?
そして、「受け入れられない自分」と向きあい始める苦痛が訪れます。
ある年齢になってリストラにあい、家族にも言えず、奥さんがいつものように作ってくれるお弁当を公園のベンチで食べる人の切迫した悲哀は、言いあらわしようがありませんね。
これから人生云々を書くことをします。
大変に生意気な試みですが、小生のライフワークの一つである「成功の研究」「夢実現」の一考をこれからシリーズでしたためたいと思っております。
この際、お大師様の「いろはづくり」ではありませんが、小生の思いつくままの『人生感』を「いろはにほへと」の順で書きます。
この原型は東京証券取引所第1部上場企業で、ますます成長中のスーパーマーケット・チェーン:株式会社H社の社内報になんともう大昔になってしまいますが、平成4年頃から、若き社員の皆さんへの先輩のメッセージとして毎月連載させていただいたものです。
それを大幅に改訂しました。
弘法大師がおつくりになられたともいう『いろは歌』、実際には作者不明です。
柿本人麻呂説もありますが、全文と現代訳は以下の通りです。
いろはろはにほへと ちりぬるを
;イロハ匂へど 散りぬるを
わかよたれそ つねならむ
;わが世誰ぞ 常ならむ
うゐのおくやま けふこえて
;有為の奥山 今日越えて
あさきゆめみし ゑひもせずん
;浅き夢見じ 酔ひもせず
「最後の一考」はかなり先になります。毎週ごらんいただく方々にとっては、気の遠くなるようなシリーズですが我慢してお読み下さい。
ビジネス人生いろは考:い;『生き甲斐』
『生き甲斐』ということばがあります。そして、「働きがい」「やりがい」ということばがその後に続くようです。
私たちはちょっと苦しいことがありますと
「もう、参った!ヤル気をなくしちまったよ!」
などと開けなおってしまうことがあります。
仕事でこういうことが何度か続きますと、今度は「働く気がしなくなった」とかなりますね。
でもよほどのことがない限り「生きる勇気もなくなった」と考える人は少ないようです。
人生って、よく考えてみますと「たった一回きり」なんですね。
その人生は誰が何と言おうと自分のものなんですね。
どう使おうが、どう生きてゆこうが、どんな人生にしてゆくのかは、本当は自分でしっかりと決めなければならないんですよね。
繰り返すようですが、ちょっと事がうまくいかないとき、たいていの人が「運が悪い」かなんとか理屈をつけてしまいます。
人のせいにする人もいますが、全くの勘違いですね。
『人生すべて自己責任』なんです。少年であろうが大人であろうが、みんな全部自己責任なのです。
ちょっと裕福になったり、楽になったりした人は「成り上がってきた過程」があり、
どうしても自惚れることもできないから「人にやさしい振り」をすることがあります。
少年に係わる何かの事件が起こったら「社会の問題」にしてしまう人がいますが、果たして、大昔からそのことが言われ解決したことがあるのでしょうか?
気が遠くなるほど解決に時間が掛かります。自分の生きている間に極楽世界・ユートピアができるのでしょうか?
他人に依存していても決して解決になりますまい。
またうまくいかないときに、しまいには「ヤル気を亡くした」と言って開け直ってしまう人もいます。
私は、「ヤル気の心を亡くす人」はみんな『忙しい人』だと思うのです。
「忙」は、読んで字のごとし「心辺に亡くす」ですよね。
余裕が無く、色々なことに気を奪われている状態です。
これから最も大切な事を、どのようにどうしてゆくか分らないことを「忙しい」というんですね。
心を亡くさないために、しっかり「自分の今」と「これから」を知っていなければなりません。
それは、自分で「感じて」、「行動して」、また、「実感する」ものなんです。
一つ一つの自ら行動した結果に対しての満足を「やりがい」というんじゃないでしょうか。
人は「やりがい」を多く体験してゆきますと、自分のこれから進むべき方向やどのようにして他人や社会に貢献してゆこうかを必ず考え始めます。
仕事をしていて、「やりがいや働きがい」は他人から与えられるもの、会社がつくるものと勘違いしている人が多いことに私はびっくりします。
会社が「労務管理」などといって、働く人のために環境整備をすることは決して悪いことではありません。
がしかし、そのことは必要条件にはなりえず十分条件にしかなりません。
会社は本当に「従業員を大切にする」と言うなら、もちろん「価値ある仕事を与える」ということはしなければなりません。
しかし、「価値ある仕事」が与えられる本人にとって「働きがい」を感じるものになるかどうかは疑問です。
実はここが重要なのです。会社は、「営利」を追求するところであり、「慈善事業」をするところではないということも理解しておかなければなりません。
ですから、従業員が与えられた仕事に「価値」を見出し、「働きがい」を感じるかどうかは実は会社の責任ではないのです!
これから少し難しいお話をするかもしれません。
あなたの手元にお茶碗があったりお箸がありますね。
いつかはこれらのお茶碗やお箸も割れたり折れたりして使えなくなります。
そのとき、お茶碗やお箸は役に立たずに死んでゆくと考えてみます。
そうすると誰かがお茶碗やお箸をつくったとき、それらは生まれてきたいってもいいのです。
生まれと死ぬまでに、お茶碗やお箸にも命があるように思います。
もちろん、それらが我々人間のように考えたりはしないでしょうが、
事実、一生を持ちます。
ほとんどのお茶碗やお箸は、その命を何に役立てるか考えてみますと、「使命」をもって一生を生かされてゆくように思います。
私たちは人間ですから、自分の一生、自分の命は「何のためにあるのか?」と考えてみるべきです。
このことについては、また後で詳しくお話をします。
「使命」を知ることや自分の命は「何のためにあるのか?」を知ることが間違いなく、 『生き甲斐』になるからです。
自分自身の人生に「使命感」を持って努力している多くの仲間がいます。
彼らは本当にすがすがしく、いつもハツラツとしております。なにかエネルギーを発散しているのがありありとわかるんですね!
彼らから教えられることがいっぱいあります。
ハタから見ていると実に忙しそうで汗水垂らして頑張っている。
なんでそこまで?と感じるものですから、素直にそのことを聞きますと『生き甲斐』だなぁ!・・・と彼らは異口同音に言います。
私がいままで彼らから教えられた「尊い人生」、『生き甲斐』をこれからご紹介し続けてゆきたいと思います。
さあ、「意義ある人生コース」にご一緒しましょう!それはあなたにとって「ビジネス成功方程式」になることは間違いありません。
またお会いできること楽しみにいたしております。
ありがとうございました。
いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、
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飛行機の世界から学ぶ経営いろは考;第50講回最終回:『疑似相関という現象』
第50講回最終回:『疑似相関という現象』
飛行機の世界から学ぶ経営いろは考の最終回となりました。
長きに渡って、お読みいただきありがとうございました。
かなり専門用語を使った事で、抵抗をお感じになられた方も多いかと存知ます。
まず、これから述べることは「スピリチャルな世界」や、「怪奇現象」「科学で解き明かせない未知のこと」を探求する人たちを一切否定するつもりのないことをお断りさせて下さい!
私も、やくざや右翼や、もろもろその辺のチャラチャラ・チンピラという実態など怖くはありませんが、一人大きな部屋や多くの無人の部屋がある建物の夜などは・・・ビクビクしますし、少しの音も気になります(^^;
ですから、得体の知れないものに対する人間の無知なる恐怖心や好奇心を否定する人間ではありません!
もしかすると、その想像できる個人とかなり親しい方もお読みかと思いますが、勇気を持って書かせていただきます。
もちろん、このブログが原因で、Facebookやそれ以外の人間関係上のお付き合いがなくなっても仕方ないことを覚悟で書きます。
そもそも、とあるスピリチュアルな世界で教祖様的な生き方をしている御仁がいました。
一度会って、原発地域の除染に役立つ薬剤?を紹介したいということと、本当に実用化するためにいわきの放射線量の高いところで実験をやりたいので、お手伝いしてくれない
か?というものでした。
彼が、どんな仕事についているか、その時は知りませんでした。
今でも・・・皆目、解りません!
彼が、私の事務所に現れたとき、数人の中年以上の女性を3人連れて来ました。
その中の一番年配の女性が、彼のスピリチュアル集団の秘書的役割を担っているように思いました。
その女性が、おもむろに彼のことを「先生」と呼びながら、話しの前に、彼が映っているビデオを観てくれと・・・。
彼は、とある「超越なんちゃら協会」というどうみてもスピリチュアル系の団体会長なのでした。
いまグーグルで「超越なんちゃら協会」を検索しますと・・・HPが削除されています(^^;
また、「超越なんちゃら協会 詐欺」という検索結果も出てきます。
もちろん、私はその見てくれというビデオを社交実例的に観ました!
私は、彼らに分かるような顔には出しませんでしたが、本当に仰天しました!!
正直言って、笑いを消すのに必死でした(^^;
実は、その集団で教祖様的存在となっている彼が幾たびか披露する「氣の舞」と題した、太極拳なのか? なんなのか?・・・武道的な演舞もどきを見せてくれたのです。確かに、踊りとしてはまずまずのように感じました!
私は、かつて空手をやっておりました。
一応2段(現在は実力10級くらいです!)ですから、武道としての腰の座りやスタンス(脚の運び、置き方)のあり方、手足の振る舞いの基本は同じですから、彼のお遊戯の異常を発見することは簡単です!
彼の「ヘンチャラ舞」は、ド素人の方々には本物に見えるのでしょうが、私たち武道を嗜んだ者にはウソを見破ることができます。
大きなミスは、そのビデオをDVDにして置いていったのです。
私の親しくしている太極拳のかなりの上段者にそれを見せましたら、最初から顔を見合わせながら二人で大笑いしました!
合気道の師範をしている友人にも見せましたが・・・「なんじゃぁ~これは!(^^;」でした。
しかし、そのことは別にして彼が私の元に来たのは、紹介したいというその薬剤の効用を実験によって証明することが本来の目的でした。
私が、いわき市で親しくさせていただいている経営者に協力をお願いし、福島県富岡町という原発事故による帰宅困難地域(高放射線量地域)で実験をやらせていただくことができました。
お陰様で、いわき市で活躍する経営者の方のお力で、その実験を夏前から始めることができました。
そんなわけで、彼の主宰するスピリチュアルな集団が主宰する会合にも招待され、彼の熱狂的信者であろうと思われる十数人の方々(90%女性)とFacebookの友達になりました。
もちろん、彼もFacebookの友達になりました。
ところが・・・時間が経つにつれ、「科学的思考」と「健全なる懐疑心」でことを観る性格の私は、その薬剤の実験過程で・・・、どうも腑に落ちないことが多々出てきました。
決してまがい物ではないように思いましたが、3・11以降、いろいろなところで実験をやってきて、このように効果が出ていると彼が自信を持って発言するわりに・・・世に出ません!
ここでは詳細を述べることは致しませんが、私は彼となるべく疎遠になるように振る舞い始めました。
私の持つ特有な危険を感じたからです。
あの「ヘンチャラ舞」だけでなく、彼は「理学博士」を取得したというのです。
堂々と彼が教祖様をやっている集団の会合や講演会案内パンフやインターネット告知などでは、彼が出演する講演会や超なんとか気功という整体を行う会合などの紹介のときには、経歴や肩書きが明確に書かれています。
が・・・なんとその称号(名誉経営学博士???)は、全世界的に認められていないハワイにある「金銭を出せば誰でももらえる似非大学の称号」だったのです!
本来なら・・・学歴詐称か・・・、多くの人からブーイングの起こる「博士」様なのです。
確かに彼は、とある国立大学の理学部を卒業していることは事実ですが学士です。
そうこうするうちに・・・、フィリピンの大学検索では決して引っかからない・・・、へんちょこな大学で理学博士を取得し、教授であったりします。
また中小企業診断士であることも記されています。確かに30年ほど前に資格取得し、当時は通産省に登録されていたはずです。
しかし、中小企業診断士は5年に一度更新手続きをしなければ・・・中小企業診断士であり続けることはできません。
もし更新をしないで中小企業診断士でなくなっていたら、中小企業診断士を名乗ることは国家資格であることから資格称号詐称に問われます!
軽犯罪法第1条第15号では、「官公職、位階勲等、学位その他法令により定められた称号若しくは外国におけるこれらに準ずるものを詐称し、又は資格がないのにかかわらず、法令により定められた制服若しくは勲章、記章その他の標章若しくはこれらに似せて作つた物を用いた者」と規定されています。
この規定では、官公職や勲章、学位などを詐称したり、資格がないにもかかわらず制服や勲章を勝手に着用したりする行為が禁止されています。
たとえば博士号を持っていないにもかかわらず、「○○大学法学博士」などと名乗る場合だけでなく、単に「法学博士」と名乗るだけでもこの規定に抵触するんですよ!
このようなものはマスコミが事件性のある事案を調べるなら、すぐに裏を取ることができますが、大した事案でなければ放ったらかしですからねぇ~!
私も、もちろんそんなことをする気も、時間も、お金もありません。
大多数の人たちが、そんな面倒なことはどうでもいいのです!
それよりも・・・称号っていうのは、権威付けには持ってこいなのです!
ですから、このような手を使って権威付けをしようとする者のほとんどが詐欺師か、それに近いタイプと断言できます!
私から言わせると・・・日本のどんな小さな地方の大学や、とやかく非難される実在の大学で名実ともに確かな教授・準教授、博士号を持たれる先生に比べれてたら、とある新興国の実態があるのか?ないのか?解らないへんちょこ大学の教授であるって、よくも恥ずかしくもなく使えるなぁ~と思うのですが・・・?
彼が立ち上げた「放射能滅殺薬剤を普及する」クローズドなFacebookグループのメンバーには、例の薬剤の件で、私も登録されていたのですが、私はある時とコトを境に退会しました。
その理由は、Facebookの彼のフィードや彼の主宰する「超越なんちゃら協会」のホームページでは、平和主義者、人類の愛を説いているのに、平気でそのFacebookグループのメンバーである女性2名を排除したからです!
理由も???なのです!(詳しくは書けません! その女性に申し訳ないからです!)
一人は海外在住の女性、もう一人は彼の重要な仕事の、パートナー的存在の彼と同郷の女性でした。
簡単な理由は、その薬剤を彼らは他言する可能性があるから・・・と(^^;
それは彼の命に関わる・・・というのです(^^;
私が自らグループを退会した後、何度か彼からメッセージや電話でその理由を問われましたが・・・、のらりくらりと返事をしておりました。
ところが・・・これから書く「疑似相関」というタイトルのメルマガを読んだのでしょう!?
そのメルマガを発刊配信して1日経ったら、Facebookで彼が私を「ブロック」したのです!
おおよそ1週間後に別のタイトルでメルマガを発刊したとき、読者数が1人減っていましたから、おそらく彼は読んだのですね・・・(^^;
彼が私をブロックまでしなければならない理由は、私にも分かりません!
皆さんの推察にお任せします!
彼はいわば準宗教指導者的なスピリチュアル集団の教祖様で、講演・講義、執筆記事の端々に「愛」とか「優しさ」とか、「幸せは心の宇宙」とか、・・・、素晴らしい言葉を多用する人です。
そんな寛容なお方が・・・なぜ、私をブロックするのでしょうか・・・???
私のことをご存じの方は、これだけでも不審に思われるに違いありません!
長々と前置きをしてしまいましたが、人間の非力な精神構造を証明する一つに「疑似相関」というのがあります。
『疑似相関(Spurious correlation)』;それと同じ事が、地震予知をやっている人たちの世界でも起こっています!
「擬似相関」という精神心理について、お話をしなければないません!!
まずは、Wikipediaの定義から!
『擬似相関』(ぎじそうかん、英:Spurious correlation)は、2つの事象に因果関係がないのに、見えない要因(潜伏変数)によって因果関係がまるであるかのように推測されること。
「擬似相関」は、客観的に精査するとそれが妥当でないときにも、2つの集団間にまるで意味の有る関係が存在するような印象を与える。
2つの(確率)変数間の「擬似相関」は、第三の原因変数を導入することで生み出される。
換言すれば、AとBの間の相関を見出す。
従って、考えられる関係としては次の3つがある。
AがBを発生させるBが、Aを発生させる、またはCがAとBを発生させる最後の関係が「擬似相関」である。
そのため、「相関関係は因果関係を包含しない」とよく言われる。
なんだか、さっぱり分からない定義が書かれているようですね(^^;
もっと身近な例でお話します!
Facebookのグループ・ページの「地震の前兆」なるページが存在します。
興味本位と、もしや地震の前兆・予知について貴重な情報があるのではということで、このグループにメンバー登録しました。
数人の人は、学者の様な人で、クソが付くくらい真面目な論文やデータをアップされますが、ほとんど誰も見向きもせず、「いいね!」の数も非常に少ないのです(^^;
私は、逆にそのような数人の真面目な方の論理に興味があります。
関心の多いアップには「いいね!」はさることながら、「コメント」がズラズラとアップされます!
そのほとんどが「怖い~!(^^;」「間もなく地震が起こる!」などと、笑止千万なものが多いのです(^^;
特に面白いのは、スピリチュアル系のお人なのでしょう!?・・・「地震雲」なる写真をいっぱいアップします。
私もいささか、パイロットとして空の雲を見る事が多く、それらのアップされた写真は紛れもなく「ただの雲」が圧倒的に多いのです!
このグループ・ページに参加の信者?の多くが、『疑似相関』の呪縛に罹っているように思えます!
「地震」というあることが起こる!
そして、本当はそれとは関係のない「見たこともない現象(雲・幻覚・幻聴)]ということが起こると、「地震」と「見た雲」「起こった現象」には関係があるように見えてしまうのですね!
これを『疑似相関』と言います。
たとえば、有名な『疑似相関』の笑い話(実話)をご紹介します!
あるへなちょこ学者が、野菜の生産量と大学進学率の関係を調べていたのです。
この「仮説」自体が突飛押しもないへなちょこでしょう!?(^^;
なんとカボチャの生産量が減り、レタスの生産量が増えると、大学進学率が上昇したというです!
と言うことは・・・「カボチャを食べると頭が悪くなり、レタスを食べると頭が良くなっ
たからなのだ!」と結論づけて学会で論文発表をしてしまったのです(^^;
当然、知見ある先生方からひどくバッシングされました。
そんなことあるはずないでしょう!?
「食生活の変化」と「大学進学率の上昇」が、たまたま同じ時期に起こったというだけです!
もっとたくさんの笑い話になりそうなことが山ほど身の回りにあります!
特に「地震におびえている人」「どうしても地震が起こって欲しい人?」は、何かにつけて、まことしやかに「まもなく地震が起こる!」と信じたいし、他人をも同調させたい心理が働きます!
『疑似相関』・・・、生活場面で身の回りにたくさん起こっております!
このグループ名「地震の前兆」というタイトルに踊らされて、投稿する人が多数おり、それに同調して盛り上がりを狙う人もおります。
しかし、このグループの主宰者は純粋に今の科学では、まだ解明されていない「地震」の前兆事象があるのでは?とお考えになり立ち上げられたものだと信じております!
「あたしは『疑似相関』の自己心理が働いているのでは?」と一息呼吸をしてから、投稿なされることをお薦めしたいのですが、集団心理も働いて、我も我もでただの「飛行機雲」、「巻雲」「高積雲」「層積雲」などをアップします(^^;
ですから小生の場合は、この現象はなんでしょうか?というスタンスで、教えを請う気持ちを優先しております。
まことしやかにご自身が、地震前兆を捉まえる大家のような書き込みに対しては「アホか!」と思いますが、別段異論を書き込むことはしません!
ましてや、「いついつに地震が起こります!」なんて書き込む「ド阿呆」もいるのです!
このような人間には、不思議と信者のようなフォロワーがいまして・・もう教祖様気取りです(^^;
だいたい、見せかけのスピリチュアル系の教祖様の性格ってほとんどこんなものなのです!
(何度も念を押すようですが、スピリチュアルな世界ややっている人を否定しているのではありません!)
自身の発言にいささかの揺らぎやブレ、不安を与えることがあってはカリスマ性が保てませんから・・・、努めて「詭弁」でやり込めます。
その筋の教祖様を信じ込んだ信者の皆さんは、学歴などはまずまずなのですが、オームとまったく同様に「詭弁」にコロッといきます。
「あ~言やぁ上祐、こう言やぁ上祐!」で有名になったオームの元幹部や麻原死刑囚も、「詭弁(行き過ぎるとウソです!)」に長けていました。
書き始めに紹介したスピリチュアル系教祖様の話しをここでも出します。
彼が、信者向けに「おバカな投稿」(私の主観的感想です)をしたのです!
長文でしたが・・・
「"遠攻近交"は戦略の常識なのだ!」と書いたものですから・・・、私はすぐさま、「それは"遠交近攻”ですよね!?」って、コメントを入れて正そうとしたら・・・、「新説です!」って、コメントが帰って来た・・・(^^;
「遠交近攻」が正しく、「遠攻近交」という「交」と「攻」が逆転する言葉は存在しません!
信者様達は、絶賛・賞賛のコメントを入れています(^^;
これには驚きましたので、議論すべきでないので、「???」ってだけ、レコメントしたら・・・、5分もしないうちに買い込みが削除されているのです!
このように教祖様、カリスマ様を自認するお方達は、とにかく「謝らない!」「ミスを認めない!」のです(^^;
しかし、「おバカな教祖様」を信奉する「お阿呆な信者様達」は、教祖様のすべてを絶対に信心する(^^;
『疑似相関』的な出来事を、そのスピリチュアル系グループや新興似非宗教団体では、とにかく大事にする。
ただの「レンズ雲」でも、「彩虹」でも、エアラインの飛行機の中から見た「ブロッケン現象」にも・・・、雲の形一つにも「命名」して、大げさに感動したり、何かが起こる前兆に捉まえてしまう(^^;
時間が無駄なので私はやりませんが、上述した「地震の前兆」なるグループでの書き込みで、「いついつ地震が起こるかも!?」とか「いつまでに地震が起こっても不思議でない!」
とかの書き込みを時系列に整理して、実際に起こった地震の事実を調べればいいのですが・・・。
まずは起こっていないことの方が多いことを、統計を取ってみれば簡単に証明できます!
また、このように書くと「日本から遠く離れた地球の裏側に近いところで起こった地震」を「ほらっ! 言ったとおりだ!」と・・・抜かす御仁がいる(^^;
だから「当たった!」と、本当の日本のどこそこ地域でと書いていたクセして・・・自論を正当化するのです!
「疑似相関」それと同じ事が、地震雲や地震予知の研究の世界、スピリチュアルな世界で起こっているのです!
確かに、現代科学で解き明かす事のできない事象は無限にあります!
しかしビジネス・リーダーは、兎にも角にも「三現主義」に徹し、「現場」&「現物」&「当事者」への直接コンタクトを取り、
五感を総動員して、ことの「現象」と「原因」を突き詰めようとして下さい!
そして、多くの「情報」を「取捨選択」すべく、正しい「基準・物差し・尺度」を持って精度の高い「分析」を行い、精度の高い「仮説」を立てて「判断」「実行決断」をして下さい!
そうすれば、より精度の高い「仮説検証」ができるのです!
これを「科学的思考&試行」といいます。
勝手な「疑似相関」の「妄想」を持ってしまい、大きなバイアスを掛けてしまって、実行・実践が遅れたり、真逆に早まってしまったりすることのないようにいたしましょう!
何度も書きますが・・・、このブログの前に、メルマガとして発刊した記事を配信した途端・・・、紹介した彼からFacebook友達をブロックされました。
私は、まったくどうでもいいのですが、『疑似相関』という概念と手法が似非宗教や詐欺師の手口に意外と使われること知っていただきたいのです!
また、私たちは自分の思い込みを強くするとどうしても見えないモノを観たような錯覚、聞こえてもいないモノが聞こえているように思い込む「疑似相関」の心理的障害を抱えてしまうことを知っていただきたいのです!
あの放射能を滅殺する薬剤は、もちろん、いわき市や双葉町でクローズアップされている事実はまったく無いのが現状です!
以上、飛行機の世界から学ぶ経営いろは考全50編のおしまいです!
いつもお読み頂きありがとうございました!
いよいよ企業には、新入社員が入社してきます!
次回4月1日からは「新入社員ビジネスいろは考:全48編を逐一アップして行きたく存じます。
また、よろしくお願いします。
ありがとうございました。
いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、
https://imcfujimoto.net/
いわき市において、いわき夢実現塾を開催しております。
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