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2021 / 07 / 28  11:41

令和3年ビジネス・リーダーいろは講;第2講;『労働する』

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【万里の長城です】

 

TOKYOオリンピック2020、初日からゴールドラッシュが始まり、感動感動の連続です!

世界のトップアスリート達が今日まで、どれほど厳しい鍛錬に耐え、希望を抱いて励んできたのか

目を見るだけで分かりますね!

 

IMCの管理者研修の一単元に『サバイバル訓練』というのがあります。

なにも匍匐前進やタンポポの根っこを食ったりする軍隊式の訓練ではありません。

見ず知らずのところに出かけていって、日頃やっているような仕事ではなく草取りや窓拭きなどの

仕事をさせてもらうわけです。

 

初日は「勤労奉仕」などといってお金をもらってはきませんが、2日目は実際に働いた価値の分だ

け本当にお金をもらってこなければなりません。

 

初日はほとんど合格ですが、2日目には1割から2割の人が不合格です。

不合格者のショボクレた姿は見るに忍びないものです。

 

日頃、私たちがやっている仕事・作業、これを職務といいますが、すべて「労働する」ことです。

この「労働する」とは、本当はどういう意味なのでしょうね?

 

よく労働者、労働運動などの言葉を新聞やテレビで見たり聞いたりすることがあります。

概して良い印象をもった言葉のようには聞こえませんね!?

どうやら労働運動の実態が、暗い、ジメジメしたものだったからかも知れません。

最近あまり報じられなくなりましたが3K、5Kという言葉が一時期流行りましたね!?

 

テレビなどでは、いまだに野党が集会を開いた時や労働組合などがメーダーの日に皆で「○○で闘

うぞ!」などと時代錯誤もいいところのシュプレヒコールをする光景を見ます。

ますます現代の若者なんかには受け入れられなくなってしまうでしょうね(^^;

平和の時代にスポーツや戦争じゃあるまいし、戦争反対、平和を唱えている左派系思想の連中ほど

「闘う」なんて言葉を平気で使う(^^;

 

今は、討論、討議、ディベートの時代ですよね!?

 

さて、「労働」という言葉をもう一度じっくり考えてみましょう。

以前、「働くとは、周りの人を楽に、楽しくさせること」だとお話しました。

 

まず【労】という字は『勞』と書くのだそうですね。

「力を使って火を熾すこと」だそうです。昔は、火が最も大切なものでしたから【労】することは

非常に尊いものであったはずです。

 

次に【働】という字は、

 1)人 + 動 → 人が動くこと

 2)人 + 重 + 力 → 人が重要な事に力を入れること

に分解できますね。

 

だから、「火を熾し、重要の事に全力投球し、動き回る時、労してハタを楽に、楽しくさせる事に

なる」いうように訳してみてはどうでしょう!?

本当に素晴らしいことだということがわかりますね。

 

私は、『労働』という字を「朗働」、「良働」と理解するようにしております。

働くことの大切さ、尊さ、素晴らしさを知れば知るほど朗らかに、楽しく働くことができるからです。

 

人生一回しかないのですからね!

思いっきりエンジョイする!

そのためにはハタの人達に憂いを持たせなくしてからやらないと、やはり誤解を招いたり、怪訝に

思われますね!?

そうしたら、いつ遊べるようになるの? って質問を受けそうですね。

実のところ私の場合は、いつも遊んでいることと働いていることの区別はつけていないんです。

 

なぜ・・・働いていると疲れるのですかね???

遊んでいる時と同じ時間とエネルギーを使うとしたら、どちらも疲れの差はないはずですね!?

ということは疲労を感じるのは精神的なものだからなのです!

働いてハタの人に喜んでいただくことを意義あるものに感じているなら疲労は感じないものなのです。

 

「労働」をして行く価値目標は、もしかしたら上司、部下、後輩や同僚、そして家族の人々から

自分は本当に何を期待されているのかを具体的に理解することではないかと思うのです。

 

ある人から教わった貴重な教えをご披露します。

人間の最大の幸せは、

 1)人に愛されること

 2)人から誉められること

 3)人の役にたつこと

 4)人から必要とされること

なのですよね!

 

可能な限り、常に期待を上回ることをしつづければ、誰からも喜ばれ、感謝され、そして必要と

されると思うのです。

期待を裏切らないことが多い人は、やっぱり、多くの人から好かれ、協力してもらえることが多い

のではないでしょうか!?

 

期待を上回り続けるような生き方をすれば、人から好かれることはもとより愛されますよね!?

 

ちょっと仕事の実績が上がった人がいたのです。

仕事上においては称賛に値することには違いないのですが、はたして、ハタの人達が楽しく、楽に

なったかなあと考えるとあまり感心できないのですね(^^;

上司を誹謗したり同僚の仕事のとやかくを言う。

そして「オレはこんなにやっているのに・・・」という言葉が彼には多かったようですね。

部下、後輩達の協力に報いるための努力やいま以上の効率化のための工夫、提案に力を使うことを

継続せず、自分の評価について差を付けてほしい、今以上の報酬をもらいたいということにだけの

「言動」が先行したようです。

ご想像の通り、彼は弧軍奮闘するようになり、挙句の果てには退職を余儀なくされました。

 

大変生意気なことをいいますと、中途半端に頭のいい人、仕事がこなせる人に『労働価値観の勘違

い』をする人が多いです!

人生設計の柱に「労働」の意義を入れてくださいね。

 

私は、皆さんが「一所懸命」に「労働」している姿を多く見せていただきます。

本当に美しいものです。

 人間、「一所懸命」やっている姿に出会うと不思議と幸せな気分になるものですね。

 

 

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2021 / 07 / 26  07:53

令和3年ビジネス・リーダーいろは講;第1講:『生き甲斐』をアップしました。

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【イスタンブールです!】

 

先日、小生がお世話になった地元のスーパーマーケットに新規学卒入社して、配属先が気に食わな
いと退職してしまった青年の親御さんから相談を受けました。
退職後、どこにも就職することができなく、またそのスーパーマーケットに戻りたいのですが、
話を通じて欲しいのというものでした。
聞けば、青年は食品や雑貨を扱うドライ・グロッサリー部門に配属されたかったのに、鮮魚部門に
回されて面白くないからと辞めたのだそうです。

 

親御さんに言って差し上げました。
スーパーマーケットで将来最も嘱望される新人はほとんどの場合、生鮮食料品部門からスタートす
るのだと。
なぜなら、スーパーマーケットの主要部門であり、最も利益を上げる部署で、最も忙しい部門であ
ること。
優秀な人間を人材から人財に育成するには、仕事をいっぱい与えることで根性と努力と儲かる仕組
みを早く覚えさせるのです。
だから息子さんは、おそらく新入社員教育中に認められ鍛え上げようという意図で配属になったの
だと・・・。
しかし初っぱなから、自我の強さが出て、素直な人でないとハンコを押された可能性がある。
組織というのは、どこに配属されようと「はい!喜んで!」の精神がない人は将来伸びないですねぇ! 
戻っても、そのような目で見られたり、既に半年ほどのブランクがあり同期の人たちから遅れを
取っているし、息子さんが、これからの人生は厳しく、わがままの効かないことを知った上で復職
しないと難しいですね。 
というような返答をしておきました。

 

その後、何の返答もありません(^^;)

 

希望と一致しないことで職を手放す人が多くいます。
自尊心にかかわることでしょうけれど、失業する辛さを最初に感じるのは収入問題ではないでしょ
うか?
そして、「受け入れられない自分」と向きあい始める苦痛が訪れます。

 

ある年齢になってリストラにあい、家族にも言えず、奥さんがいつものように作ってくれるお弁当
を公園のベンチで食べる人の切迫した悲哀は、言いあらわしようがありませんね。

これから人生云々を書くことをします。

 

大変に生意気な試みですが、小生のライフワークの一つである「成功の研究」「夢実現」の一考を
これからシリーズでしたためたいと思っております。

 

さて『生き甲斐』ということばがあります。
そして、「働きがい」「やりがい」ということばがその後に続くようです。

 

私たちはちょっと苦しいことがありますと
「もう、参った!ヤル気をなくしちまったよ!」
などと開けなおってしまうことがあります。
仕事でこういうことが何度か続きますと、今度は「働く気がしなくなった」とかなりますね。
でもよほどのことがない限り「生きる勇気もなくなった」と考える人は少ないようです。

 

人生って、よく考えてみますと「たった一回きり」なんですね。
その人生は誰が何と言おうと自分のものなんですね。
どう使おうが、どう生きてゆこうが、どんな人生にしてゆくのかは、本当は自分でしっかりと決め
なければならないんですよね。

繰り返すようですが、ちょっと事がうまくいかないとき、たいていの人が「運が悪い」とかなんと
か理屈をつけてしまいます。
人のせいにする人もいますが、全くの勘違いですね。

 

『人生すべて自己責任』なんです。

少年であろうが大人であろうが、みんな全部自己責任なのです。

ちょっと裕福になったり、楽になったりした人は「成り上がってきた過程」があり、どうしても
自惚れることもできないから「人にやさしい振り」をすることがあります。

少年に係わる何かの事件が起こったら「社会の問題」にしてしまう人がいますが、果たして、大昔
からそのことが言われ解決したことがあるのでしょうか?

気が遠くなるほど解決に時間が掛かります。自分の生きている間に極楽世界・ユートピアができる
のでしょうか?
他人に依存していても決して解決になりますまい。

またうまくいかないときに、しまいには「ヤル気を亡くした」と言って開け直ってしまう人もいます。

 

私は、「ヤル気の心を亡くす人」はみんな、『忙しい人』だと思うのです。
「忙」は、読んで字のごとし「心辺に亡くす」ですよね?
余裕が無く、色々なことに気を奪われている状態です。

 

これから最も大切な事を、どのようにどうしてゆくか分らないことを「忙しい」というんですね?

心を亡くさないために、しっかり「自分の今」と「これから」を知っていなければなりません。
それは、自分で「感じて」、「行動して」、また、「実感する」ものなんです!

 

 一つ一つの自ら行動した結果に対しての満足を「やりがい」というんじゃないでしょうか。
人は「やりがい」を多く体験してゆきますと、自分のこれから進むべき方向やどのようにして他人
や社会に貢献してゆこうかを必ず考え始めます。

仕事をしていて、「やりがいや働きがい」は他人から与えられるもの、会社がつくるものと勘違い
している人が多いことに私はびっくりします。
会社が「労務管理」などといって、働く人のために環境整備をすることは決して悪いことではあり
ません。

 

がしかし、そのことは必要条件にはなりえず十分条件にしかなりません。

会社は本当に「従業員を大切にする」と言うなら、もちろん「価値ある仕事を与える」ということ
はしなければなりません。
しかし、「価値ある仕事」が与えられる本人にとって「働きがい」を感じるものになるかどうかは
疑問です。

 

実はここが重要なのです。

会社は、「営利」を追求するところであり、「慈善事業」をするところではないということも理解

しておかなければなりません。
ですから、従業員が与えられた仕事に「価値」を見出し、「働きがい」を感じるかどうかは実は
会社の責任ではないのです!

 

これから少し難しいお話をするかもしれません。

あなたの手元にお茶碗があったりお箸がありますね。
いつかはこれらのお茶碗やお箸も割れたり折れたりして使えなくなります。
そのとき、お茶碗やお箸は役に立たずに死んでゆくと考えてみます。
そうすると誰かがお茶碗やお箸をつくったとき、それらは生まれてきたいってもいいのです。
生まれと死ぬまでに、お茶碗やお箸にも命があるように思います。

もちろん、それらが我々人間のように考えたりはしないでしょうが、 事実、一生を持ちます。
ほとんどのお茶碗やお箸は、その命を何に役立てるか考えてみますと、「使命」をもって一生を
生かされてゆくように思います。

 

私たちは人間ですから、自分の一生、自分の命は「何のためにあるのか?」と考えてみるべきです。
このことについては、また後で詳しくお話をします。

「使命」を知ることや自分の命は「何のためにあるのか?」を知ることが間違いなく、『生き甲斐』
になるからです。

 

自分自身の人生に「使命感」を持って努力している多くの仲間がいます。
彼らは本当にすがすがしく、いつもハツラツとしております。なにかエネルギーを発散しているの
がありありとわかるんですね!

彼らから教えられることがいっぱいあります。
ハタから見ていると実に忙しそうで汗水垂らして頑張っている。
なんでそこまで?と感じるものですから、素直にそのことを聞きますと『生き甲斐』だなぁ!・・
・と彼らは異口同音に言います。

 

私がいままで彼らから教えられた「尊い人生」、『生き甲斐』をこれからご紹介し続けてゆきたい
と思います。

さあ、「意義ある人生コース」にご一緒しましょう!それはあなたにとって「ビジネス成功方程式」
になることは間違いありません。

 

ありがとうございました。

 

 

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2024.04.27 Saturday