令和3年ビジネス・リーダーいろは講;第1講:『生き甲斐』をアップしました。 - いわき経営コンサルタント事務所

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2021 / 07 / 26  07:53

令和3年ビジネス・リーダーいろは講;第1講:『生き甲斐』をアップしました。

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【イスタンブールです!】

 

先日、小生がお世話になった地元のスーパーマーケットに新規学卒入社して、配属先が気に食わな
いと退職してしまった青年の親御さんから相談を受けました。
退職後、どこにも就職することができなく、またそのスーパーマーケットに戻りたいのですが、
話を通じて欲しいのというものでした。
聞けば、青年は食品や雑貨を扱うドライ・グロッサリー部門に配属されたかったのに、鮮魚部門に
回されて面白くないからと辞めたのだそうです。

 

親御さんに言って差し上げました。
スーパーマーケットで将来最も嘱望される新人はほとんどの場合、生鮮食料品部門からスタートす
るのだと。
なぜなら、スーパーマーケットの主要部門であり、最も利益を上げる部署で、最も忙しい部門であ
ること。
優秀な人間を人材から人財に育成するには、仕事をいっぱい与えることで根性と努力と儲かる仕組
みを早く覚えさせるのです。
だから息子さんは、おそらく新入社員教育中に認められ鍛え上げようという意図で配属になったの
だと・・・。
しかし初っぱなから、自我の強さが出て、素直な人でないとハンコを押された可能性がある。
組織というのは、どこに配属されようと「はい!喜んで!」の精神がない人は将来伸びないですねぇ! 
戻っても、そのような目で見られたり、既に半年ほどのブランクがあり同期の人たちから遅れを
取っているし、息子さんが、これからの人生は厳しく、わがままの効かないことを知った上で復職
しないと難しいですね。 
というような返答をしておきました。

 

その後、何の返答もありません(^^;)

 

希望と一致しないことで職を手放す人が多くいます。
自尊心にかかわることでしょうけれど、失業する辛さを最初に感じるのは収入問題ではないでしょ
うか?
そして、「受け入れられない自分」と向きあい始める苦痛が訪れます。

 

ある年齢になってリストラにあい、家族にも言えず、奥さんがいつものように作ってくれるお弁当
を公園のベンチで食べる人の切迫した悲哀は、言いあらわしようがありませんね。

これから人生云々を書くことをします。

 

大変に生意気な試みですが、小生のライフワークの一つである「成功の研究」「夢実現」の一考を
これからシリーズでしたためたいと思っております。

 

さて『生き甲斐』ということばがあります。
そして、「働きがい」「やりがい」ということばがその後に続くようです。

 

私たちはちょっと苦しいことがありますと
「もう、参った!ヤル気をなくしちまったよ!」
などと開けなおってしまうことがあります。
仕事でこういうことが何度か続きますと、今度は「働く気がしなくなった」とかなりますね。
でもよほどのことがない限り「生きる勇気もなくなった」と考える人は少ないようです。

 

人生って、よく考えてみますと「たった一回きり」なんですね。
その人生は誰が何と言おうと自分のものなんですね。
どう使おうが、どう生きてゆこうが、どんな人生にしてゆくのかは、本当は自分でしっかりと決め
なければならないんですよね。

繰り返すようですが、ちょっと事がうまくいかないとき、たいていの人が「運が悪い」とかなんと
か理屈をつけてしまいます。
人のせいにする人もいますが、全くの勘違いですね。

 

『人生すべて自己責任』なんです。

少年であろうが大人であろうが、みんな全部自己責任なのです。

ちょっと裕福になったり、楽になったりした人は「成り上がってきた過程」があり、どうしても
自惚れることもできないから「人にやさしい振り」をすることがあります。

少年に係わる何かの事件が起こったら「社会の問題」にしてしまう人がいますが、果たして、大昔
からそのことが言われ解決したことがあるのでしょうか?

気が遠くなるほど解決に時間が掛かります。自分の生きている間に極楽世界・ユートピアができる
のでしょうか?
他人に依存していても決して解決になりますまい。

またうまくいかないときに、しまいには「ヤル気を亡くした」と言って開け直ってしまう人もいます。

 

私は、「ヤル気の心を亡くす人」はみんな、『忙しい人』だと思うのです。
「忙」は、読んで字のごとし「心辺に亡くす」ですよね?
余裕が無く、色々なことに気を奪われている状態です。

 

これから最も大切な事を、どのようにどうしてゆくか分らないことを「忙しい」というんですね?

心を亡くさないために、しっかり「自分の今」と「これから」を知っていなければなりません。
それは、自分で「感じて」、「行動して」、また、「実感する」ものなんです!

 

 一つ一つの自ら行動した結果に対しての満足を「やりがい」というんじゃないでしょうか。
人は「やりがい」を多く体験してゆきますと、自分のこれから進むべき方向やどのようにして他人
や社会に貢献してゆこうかを必ず考え始めます。

仕事をしていて、「やりがいや働きがい」は他人から与えられるもの、会社がつくるものと勘違い
している人が多いことに私はびっくりします。
会社が「労務管理」などといって、働く人のために環境整備をすることは決して悪いことではあり
ません。

 

がしかし、そのことは必要条件にはなりえず十分条件にしかなりません。

会社は本当に「従業員を大切にする」と言うなら、もちろん「価値ある仕事を与える」ということ
はしなければなりません。
しかし、「価値ある仕事」が与えられる本人にとって「働きがい」を感じるものになるかどうかは
疑問です。

 

実はここが重要なのです。

会社は、「営利」を追求するところであり、「慈善事業」をするところではないということも理解

しておかなければなりません。
ですから、従業員が与えられた仕事に「価値」を見出し、「働きがい」を感じるかどうかは実は
会社の責任ではないのです!

 

これから少し難しいお話をするかもしれません。

あなたの手元にお茶碗があったりお箸がありますね。
いつかはこれらのお茶碗やお箸も割れたり折れたりして使えなくなります。
そのとき、お茶碗やお箸は役に立たずに死んでゆくと考えてみます。
そうすると誰かがお茶碗やお箸をつくったとき、それらは生まれてきたいってもいいのです。
生まれと死ぬまでに、お茶碗やお箸にも命があるように思います。

もちろん、それらが我々人間のように考えたりはしないでしょうが、 事実、一生を持ちます。
ほとんどのお茶碗やお箸は、その命を何に役立てるか考えてみますと、「使命」をもって一生を
生かされてゆくように思います。

 

私たちは人間ですから、自分の一生、自分の命は「何のためにあるのか?」と考えてみるべきです。
このことについては、また後で詳しくお話をします。

「使命」を知ることや自分の命は「何のためにあるのか?」を知ることが間違いなく、『生き甲斐』
になるからです。

 

自分自身の人生に「使命感」を持って努力している多くの仲間がいます。
彼らは本当にすがすがしく、いつもハツラツとしております。なにかエネルギーを発散しているの
がありありとわかるんですね!

彼らから教えられることがいっぱいあります。
ハタから見ていると実に忙しそうで汗水垂らして頑張っている。
なんでそこまで?と感じるものですから、素直にそのことを聞きますと『生き甲斐』だなぁ!・・
・と彼らは異口同音に言います。

 

私がいままで彼らから教えられた「尊い人生」、『生き甲斐』をこれからご紹介し続けてゆきたい
と思います。

さあ、「意義ある人生コース」にご一緒しましょう!それはあなたにとって「ビジネス成功方程式」
になることは間違いありません。

 

ありがとうございました。

 

 

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