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2023 / 10 / 30  08:30

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第46講:『無為(ぶい;Idleness)』

第46講:『無為(ぶい;Idleness)』

 

以前は、立春直後に私はお伊勢様にお参りしておりました。

もう10年ほど前の話ですが、久しぶりにその前日、京都のお墓参りをしました。

 

母方のご先祖様が眠る京都東大谷さん(東本願寺大谷祖廟とも言います)に

お参りをしてから清水寺に直行しました。

 

いつもなら京都東口にあるMKタクシーさんを呼ぶのですが、今回は行きずり

のタクシーを拾い清水寺に直行しました。

 

私は、京都に入ると新幹線東口を出た向かいにあるMKタクシー本社に行きます。

MKタクシーでは、名運転手のお一人である田中さんをいつも指名しておりま

す。MKタクシーのドライバー・ランクは、乗車できる車種で分かります!

田中さんは、マジェスタ・クラスです!

 

ご承知の方も多いでしょうけれど、MKタクシーは安全運転歴や売上げだけで

ランク付けをするわけではありません!

「サービスのMK」と言われるごとく、「接客レベル」「京都ガイディング・

レベル」「通訳レベル」などの総合点でランクづけされます。

 

以前から、私は京都でのチョッとした観光にはMKタクシーを重用しております。

 

話しはガラッと変わりますが・・・TVドラマで描かれた世の中「渡る世間に

鬼ばかり」なのですね!?(^^;

「弱り目に祟り目」

「落ち目に祟り目」

「鬼は弱り目に乗る」

「泣きっ面に蜂」

「踏んだり蹴ったり」

「痛い上の針」

「痛む上に塩を塗る」

「傷口に塩を塗る」

「ひっくり返った上を踏まれる」

「瘤の上の腫れ物

「転べば糞の上」

「損して恥かく」

「頼む木の下に雨漏る」

「不幸は単独では来ない」

「痩子に蓮根」

「病み足に腫れ足」

「病む目につき目」

「弱身につけこむ風の神」・・・・・・・

 

まぁ~、 不幸の乗数ことわざみたいなことが起こるのです(^^;

 

とにもかくにも、心身共に絶不調となりますとい、「好転要因」はほとんど

皆無に近い状況になっています!

 

ですから、ビジネスリーダーは冷静に外部環境・内部環境を見渡して、「最悪

の状況」を想定し、対策を講じておくことは賢明なことですね!

 

この概念のことを「EWS(Erly Warning System);

早期警戒システム」って言うんですね!

 

典型的な例が、鉄道自動緊急自動停止システムでしょうか?

 

航空の世界にもあります。

ACAS(Airborne Collision Avoidance System);航空機衝突防止装置)なるものが

・・・(^^) 

 

国防概念であれば、緊急スクランブル指令とQR(クイック・レスポンス)な

んですね!

一昨日も、北朝鮮が大陸弾道ミサイル実験に成功した(^^;

日本では憲法上、迎撃も先制攻撃もできない(^^;

 

そして、実際に非常事態が発生したら、適当ではなく、順当に(手順良く的確

に)行うべき対応策を作っておくべきなんですね!

これを「コンティンジェンシー・プラン(Contingency plan;緊急事態対策)」っ

ていうんですね!

「起こりうる不測の事態」、特に「最悪の事態」を想定して立てる計画、対処

法なのです!

 

 

そんでもって、今回の本題「無為(ぶい)」を論ずるわけです(^^)

 

辞典では、「無為自然」で調べると出ていますね!

 

私たちは生まれながらにして、無数の争い事に巻き込まれたり、それに直面し

たりしてきました。

これからも死ぬまで、その事が続きます!

 

このような「事象」が発生しますが、結局のところ、お互いの持っている相対

的な価値観に基づいて争っている訳です(^^;

そんでもって、どちらが「正しい」ということが決められない・・・(^^;

 

もっと重大なことがあります。

それは、・・・多くの人が「正しい」と言ってはいても、本当にそれが正しい

かどうかは分からないのです!

だって、そもそも「絶対的な正しさ」というものなんてない!

 

歴史から学べば、「社会的な価値観」というのは移ろいゆき変っていきます!

 

そのようなことを、論考し多くの言葉で後世に「教訓」を書き記したのが老子

なのですね!?

 

チト、知ったかぶりしますと・・・

 

 『天下みな美の美たるを知るも、斯れ悪のみ』

 

なんて、老子様は諭されている(^^)

 

こんなのも・・・、

 

 『みな善の善を知るも、斯れ不善のみ』

 

とかぁ(^^;

 

 故(まこと;ゆえに)に有と無と相い生じ、

 難と易と相成り、

 長と短と相い形(あら)われ、

 高と下と相い傾き、

 音と声と相和し、

 前と後と相い随う

 

とぉ~・・・なんだかソクラテスの弁証法なんですね!?

 

まだ続きます!

 

 『是を以って聖人は、無為の事に処り、不言の教えを行なう!』

 

 『万物焉(ここ)に作(おこ)るも、而も辞(ことば)せず、

  為すも而も恃まず

  功成る而も居らず

  夫れ唯だ居らず、是を以って去らず』

 

と老子様は締めくくっておられるのです!

 

老子様がおっしゃる聖人というのは宗教的な聖職者ではありません!

中国での「聖人君子」は皆、「為政者」を対象にしております!

 

「理想的な政治を行なう主体(人)」を「聖人」と定義なされている!

 

ここに出てきた、「無為の事に処り」なんですが、・・・

 

この「無為」というのが、ある事象が発生したときの「聖人君子」の基本的な

態度なのだそうです!

 

そのまま言葉通りに受け止めちゃえば、「何んもしない(^^;」ということ・・・?

 

いやいやそうじゃぁ~ない!

何かをしようとするならば、必ずその前に起こった事象・事実の「価値判断」

をしなければならないのです!

 

あれこれ考えるより、「事実」を観る!

 

あれこれは、「相対的な世界の認識」の混乱でしかない!

 

そんなもんだから、「無為の事に処り」というのは、「相対的な世界の認識」

を超えた所に身を置いてごらんよ!っていうことになります(^^)

 

続いて、「不言の教えを行なう」なんて、老子様はぬかしやがる・・・いやい

や、これ漫才風の言(^^) ゴメン!・・・ごめんしてぇ!

 

なぜ「不言」って、老子様はおっしゃるかと言いいますと、

 

 『言葉というのは結局相対的世界のもの!』

 

だからだそうです!

 

そう!

絶対的なものを示せないし、言い尽くせない!

 

人生、あらゆる場面で、常に無為にして振る舞う!

 

もっと簡単に言いますと・・・私ごときが偉そうに(^^;・・・

 

「無為」・・・

「Take it easy!」・・・

「まぁ~、一呼吸、落ち着けや!」・・・

「まぁ~、そんだっぺぇ、お茶でも一杯!」・・・

と訳す方がいいのかなぁ(^^)

 

松下幸之助翁はおそらく、このことを「理外の理」「高所大所に立つ」「天地

自然の理」「融通無碍」「素直な心」なんていう言葉でご説明なされている・

・・そうでしょう!?

 

お釈迦様であれば、「ファイト一発」・・・「般若の心」って・・・(^^)

 

老子様は、「聖人君子」=「為政者」=「現政治家」=「リーダー」のあり方

を説かれました。

 

老子様は、「何んもせずに、放っておけ!」なんて、決して、おっしゃってい

るのではありません!

 

それぞれの「私」が、自分勝手に、自分の価値観でことをなそうとしたり、

言い出したら、世の中はしっちゃかめっちゃかに混乱しますよね!?

 

常に、相対的な価値観のぶつかる人間社会の中で、国家、地域、組織を治めて

いくためには、やはり政治(まつりごと)は絶対に必要です!

 

「そんじゃぁ~、どうすりゃいいの!?」

に老子様は、優柔不断な態度であるようだが、道の働き(自然の理)に預ける

くらいの「度量」を持ちんさい!っておっしゃっているのか?・・・どうか?

・・・私は、このように思うのです(^^)

 

6年前の東日本大震災という「自然の非情さ」を否定することはできません!

「政治の非情さ」もお互いの持っている相対的な価値観に基づいて争い絶えな

いものですね!?

 

だからこそ、「何事にも心を動かされず平然」とそれをやってのけられるのが、

老子様のおっしゃろうとした当時の「聖人」としての精神態度なのではないで

しょうか!?

 

もちろん、現代のビジネス・リーダーにも、そのままその「教え」は通用しま

すよね!?

 

ありがとうございました。

 

いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、

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いわき市において、いわき夢実現塾を開催しております。

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2023 / 10 / 23  08:30

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第45講;『健康(Health)』

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第45講;『健康(Health)』

第45講;『健康(Health)

 

「松下政経塾出身と言って欲しくない!塾中退と言うべきだ!」

 

「日本の心を大切にする党」から「おおさか維新の会」に所属し参議院議員を

1期だけして、2期目には出馬されなかった江口克彦氏。

私がよく存じ上げているのは、PHP総合研究所・PHP研究所前社長をなされて

いた頃です。

京都のPHP総合研究所に通った頃、親しく面倒を見ていただいた方です。

 

みんなの党に所属されているとき参議院本会議で、当時の政権与党であった

民主党野田総理に対して発言された文言が強烈です!!

 

江口克彦氏は、松下電器産業株式会社入社後、昭和42年・PHP総合研究所

へ異動され、秘書室長、取締役、常務取締役を経て専務取締役、そして平成

16年に同研究所社長に就任され、平成21年に退任されてから、平成22年

参議院議員になられた。

 

私は先ほども書きましたが、江口氏がPHP研究所で専務をなさっているとき、

大変にお世話になりました。

京都駅八条口から東寺に向かって徒歩5分ほどの所にあるPHP総合研究所に

何度か足を運んで、直接お話を伺ったり、PHP主催のセミナー受講に行った

ことがあります。

 

あの参議院本会議代表質問で、なかなか立派なことをおっしゃったので、その

記事を読売新聞から引用編纂させていただきます。

 

以前、NHKテレビで「むさんこなお人やった」という全3回のドラマが放映

されましたね!?

原作は、高橋誠之助氏「神様の女房」ですね!?

どうも「ゲゲゲの女房」の方が強烈で、視聴率も抜群でしたから、二番煎じに

思われるのも・・・と案じて脚本家もプロデゥーサーも題名を変えたんでしょ

うね・・・(^^;

 

この高橋氏も江口参議院議員も同年なんですね!

そして、高橋氏も松下電気産業に入社され、営業の第一線で活躍されている頃、

松下幸之助翁から直接呼び出され、

「私は忙しいんでぇ、あんさん、松下家の家長の替わりをやってほしいんや!

 よろしゅう頼むでぇ!」

の一言で、松下家の執事を務めた方。

 

「神様の女房」のプロローグ:”奥さん、ほんまにありがとう”を読んだだけ

でウルウルきます!

テレビドラマより、こちらの本をお薦め・・・ダイヤモンド社発行1300円

なり!・・・・・

私は、ダイヤモンド社、ならびに高橋誠之助氏の回し者ではありません!(^^)

 

このご両人ですから、恐らく、「松下政経塾」の発足に際して、松下幸之助翁

から意見を聞かれたりなされたことは確実でしょう!?

それ以上に、ご両人は松下幸之助翁のお考えが染み込んでおられるはず!

 

 

前述の参議院本会議代表質問で江口克彦参院議員は、パナソニック(松下電器

産業)創業者の松下幸之助氏が創設した松下政経塾1期生の野田首相に対して、

「松下幸之助翁の教え」を引用しながら批判を展開されました。 

 

なんと松下政経塾創設時、松下幸之助翁の秘書を務め、野田首相が入塾時、

江口氏は、その面接官でもあったのですね(^^)

 

かつて、「無税国家論」を唱えたこともある松下幸之助翁が、

「政治家の使命は、いかに税金を低く抑えるかにある!」

と主張していたことを紹介されています。

「松下さんの考えを理解しているなら、増税を簡単に口にできない!松下さん

 なら『野田君、総理を辞めたまえ』と言っているのではないか!」

と・・・、増税を含む財政再建に意欲を示す首相を批判しました。

 

これに対し、野田首相は、

「久しぶりに面談を受ける感じです(^^;

と笑みを見せつつ、

「松下さんは、私がこの場でとうとうと師の教えと、私の持論を述べることを

 必ずしも喜ばないと思う。むしろ実行し、実践することを求めておられる。

 首相として行動をもって師の心に応えてゆきます!」

とかわしたんです(^^;

 

いやぁ・・・私は、そんじゃぁ~、増税はなしかいなぁ?と微笑んでいたので

すが・・・やっぱり、「ぞ・う・ぜ・い!!!」。

 

あぁ~、嘆かわしや野田君!

 

ビジネスリーダーいろは考;Vol.282:『野心(Ambition)』のメルマガ

で、

 「野田内閣総理大臣殿!財務未経験の安住大臣!就任、まことにおめでとう

  ございます(^^)

  増税はしないで下さい!

  特に、復興のための増税はしないでください!

  松下幸之助翁が為されたような熱意と誠意を持って、真に素直な深考を

  なされ、「智恵」を絞り出して下さい!」

と冒頭から長文のご意見を書かせていただきましたのに・・・(^^;

 

松下幸之助翁も草葉の陰で・・・いや・・・神様にお成りなのですから天か

ら、嘆いておられるに違いないですね!?

 

でも松下幸之助翁もちゃんと、松下政経塾塾生用講義録「リーダーになる人に

知っておいてほしいことⅠ」で、

 「商売をする人の税金への苦労を身にしみてわかることで、生きた政治が

  できるように!」

って、お諭しになられていましたね!

 

 

私も、松下幸之助翁の教えや多くの先人先達からの受けながら、今のあること

を感謝する身です!

 

ですからというか・・・、関係ないというか・・・どうにも「山本リンダ」風

に腹が立つ毎日なのです(^^;・・・ハイ(^^;

 

そう!

「怒り(おこり、いかり)」なのです。

 

 

みなさん!

WHO(世界保健機構)憲章前文の中で定義されている「健康」をご存知です

か?

 

「健康」を次のように定義しています。

 

【原文】

 Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence

 of disease or infirmity.

 

【訳文】

 「健康」とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、

 「肉体的」にも、「精神的」にも、そして「社会的」にも、すべてが

 「満たされた状態」にあることをいいます。(日本WHO協会訳)

 

まぁ~「深い」ですね!?(^^;

 

ご承知の様に、「病は気から」は至言ですね!?

その意味では、私は「病」になりかけている状態(^^;

これは・・・「ストレス」なんですね!?

 

でも、なんとかこれを打破しなければ・・・私たる者が、今の仕事をする資格

がない!

 

んでぇ~・・・ふと・・・昔、むかし、・・・そう、PHPに通っている頃、

とあるご立派な方から、「白隠禅」なるものを教わりました。

 

ちゃぁは~っ(^^;・・・・・・難しかった(^^;

今でも、解けない「公案」があります。

「公案」というのは、禅宗での先輩が口伝で後輩に設問を出すんですね。

その設問が分かったと思ったら先輩の所に行きます。

勇んで飛んで行き、

「こうこうしかじか・・・でぇ~(^^)

って言いますと、

「もう一度考えなさい!」

とほほぉ・・・また、座禅をしながら考えるのです。

 

小生の行う管理者研修の基礎訓練課題なんて「屁のカッパ」ざんすよ(^^)

 

一昼夜、二昼夜、考えても考えても、

「もう一度考えなさい!」

なんです(^^;

 

タイムオーバーで、帰宅を余儀なくされてからも・・・未だに解いていない

設題が恥ずかしながらあります。

これは、冥土でメイド喫茶にいるメイドさんの様な天使さんと一緒に考えよう

と取ってあるんです(^^)

 

さてさて・・・冗談はこれくらいにしまして、

 

私達の心の働きというのは非常にても微妙だということからお話します!

 

まぁ~、ほんのチョッとしたことで、「善く」感じたり、「悪く」感じたりしますね!?

 

仏教では、「悪い心」の「根本」は、「むさばり(貧)」、「いかり(瞑)」、「おろかさ

(魔)」という迷いだと教えています。

 

「無知」とは「三毒(さんどく)」あり、克服すべきものとされる最も根本的

な三つの煩悩だとお釈迦様が説いておいでです。

その「三毒」というのは、貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)なのだそうです。

「煩悩を毒」とも言うそうです!

 

人間の「諸悪」「苦しみ」の根源とされています。

 

まぁだいたいの場合、私たち凡人は、自分自身で「迷いの心」を、適当に押さえな

がら生活しております!

それで十分なのです。

 

でも、But、しかし、・・・あまり問題が起きない時はいいのですが、そんなにいつで

も平穏でおられるは限りませんね!?

 

時には、どうにもならなくなることがありますね!?

 

特に、いかり(瞑)だけは、自分の思い通りにならない(^^;

そんでもって、腹が立ったり、不愉快になったりします・・・(^^;

 

これ、・・・、特定の相手に「怒り」や「憎しみ」を感じるだけでなく、矛盾に満ちた

今のような社会や政治態度、制度に不満を抱きますよね!・

 

見える不正を懲らしめたくなる「怒り」もありますね!?

 

ですから、一概に腹を立てることがいけない!とは言い切れませんね!?

 

そうなんです!

自分で勝手に、自身の「感情」を荒立てることの状態がありゃ~それに越したこと

はないですよね!?

 

江戸時代の中期においでだった、「白隠禅師」という臨済宗の名僧が「白隠禅」を

確立なされました。

 

あるとき、信者さんが白隠禅師にこんな質問をしたんですね!

 

「私は、和尚さんの怒ったところを見たことがありません・・・。いったいあなたは、

 まぁ腹が立たないんでっかいなぁ~?」

白隠和尚さん、

「バカ言いなさんなぁ!わしゃ木のお人形ではあらん!生身の人間じゃぁ!ほんじ

 ゃから、一日に何べんも腹が立つことはあるわいなぁ!」

「ほんでも、和尚さんの怒ったところを見たことがありゃせんし・・・?」

「がははは!ワシもあんさんと同じように腹は立つわさいなぁ(^^)・・・そんでもなぁ、

 ただ怒らんだけじゃぁ・・・(^^)

と白隠禅師は、思いっきり顔をほころばせて気持ちよく笑って、続けて、このように、

「ほんでなぁ・・・怒りを治める方法があんじゃわぁ!」

「へぇっ?なんでんねん?その治める方法とは?」

「それはなぁ・・・怒りが始まったなぁって感じたら・・・、おっと怒りじゃぁ!怒りだ!

 これが怒りなんじゃぁ(^^)・・・って・・・。そうなんじゃぁ、これが怒りの感情なん

 じゃぁ(^^)って・・・。その時、自分自身を観るんじゃよぉ!」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「外に向いている自分をなぁ・・・、自分の中に、内に向けるんじゃぁよ!そうすると

 なぁ・・・、怒りがスゥ~っと消えてしまいよる(^^)

「ははぁ~ん(^^)

「怒りが消えると・・・、気持ちええもんじゃぁのぉ~(^^)そんで、元気になれる!」

 

まぁ~かく言う、私も日常生活ではしょっちゅう「怒り」に遭遇します。

今般も無責任な衆議院解散総選挙、政局と無能政治、無責任原発事故処理・・・で(^^;

 

もちろん、「正しい怒り」は主張しましょうね!

 

でも、But、しかし、・・・

「破壊」に結びつくような「怒り」となったら、自分自身を客観的に観て、

冷静に対応すればいいのではないでしょうか!?

 

松下幸之助翁は、これを「自己観照」とおっしゃっています。

 

我々、ビジネス・リーダーは、多くの難問、難局に立ちはだかって苦悶し、

苦闘し、ストレスを溜め続けています。

 

しかし「健康あってのモノ種」なんですよね!?

 

肉体的に、アスレチックしたり、体力増強も、

もちろんOK!

もちろん大事・大切!

 

それだけではなく、「精神」を安寧させる術もあって「健康」を維持し続ける

ことができるんですね!?

 

ありがとうございました。

 

いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、

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2023 / 10 / 16  08:30

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第44講;『即考動』

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第44講;『即考動』

第44講;『即考動』

 

いわきに住んでおりますと分からないのですが、千葉県や仙台に参りますと、いわきの

ガソリン価格が高いのです!

腹が立つほど高いのです!

 

千葉県柏市に娘夫婦が居住しております。

時々、孫たちの顔を見るため、家族で食事を楽しむために行くのです。

 

たまに自家用車の燃料メーターが半分を示していたりしますと、出掛けに、いわきで会員

になっているガソリン・スタンドに給油してから出かけます。

でもフッと考えますと安いところがあることに気づきます。

 

私の自家用車は、ハイオクを原則入れることになっています。

柏の娘の居住地近くにあるJAがやっているセルフ・ガソリン店に行きますと、いわき

より約10円以上安いのです!

ですから柏まで走ってもまだ大丈夫なので、そこで入れようと決めました。

いわきのガソリンは千葉県柏市より約10円高いのです!

 

先ほど、全国平均ガソリン価格は下記のURLでご確認下さい!

 

 http://gogo.gs/rank/ave.html

 

 

それよりも・・・皆さん!

不思議ですね!?

ガソリン価格の高騰に大騒ぎしませんね!?

もう、・・・放射能測定値でも大騒ぎしませんね!?

 

ごれが自然だとお考えでしたら、ビジネス・リーダーには不向きです!

「商人とは、ひっくり返ってもタダで起き上がるな!」

ですね!

 

価格もそうですが、数値に「鈍感」になったらダメです!

 

だいたい、数字を敬遠する企業や管理者で実績を上げている人は一人としていません!

ですから私は、ご縁ができる企業で真っ先に試みるのが、細かい数値をどこまで諳んじ

られるか?・・・なんです!

 

小売業でしたら、

「部門別の売上高と構成比を教えて下さい?」

「客数は?」

「客単価は?」

「買上点数は?」

「平均一品単価は?」

はたまた、「PI値は?」なんて・・・(^^)

まだありますよ!

「商品回転率は?」

「在庫日数は?」

「部門別(カテゴリー別)在庫金額は?」

「部門別(カテゴリー別)荒利益率は?」

「月間経費高は?」

「経費率は?」

「人件費率は?」

「労働分配率は?」

「損益分岐点は?」

「経営安全率は?」・・・(^^)

 

また、ぶり返すようですが、福島原子力発電所事故のことについて、

 http://www.jsa.gr.jp/pukiwiki/index.php?%CA%A1%C5%E7%B8%B6%C8%AF%CC%E4%C2%EA%A4%CB%A4%C4%A4%A4%A4%C6#xb04b5e3

 

に「福島原発問題について(科学者の眼)・科学者による原発事故の解説」と名打って

書かれています。

もちろん、「反原発主義」であろうと思われる人たちが書いているだろうと想像できます

が、「正論」なのですね!

 

ですから、本来は「ディベート(論争)」すべきことであり、その過程や結果を国民に

知らしめることも政治が行わなければならいのですね!

 

ここには、かなりの専門用語と数字が書かれておりますが、私などは近辺に住む当事者と

して、逃げずに読み解く心がけをします。

 

 

何度も申し上げますが、最後は「結果責任」、そして「自己責任」なのです!

 

皆さんが決めた職業、仕事、会社で起こる出来事によって自分自身に及ぶ影響は全部、「自

己責任」なのです!

 

そのことが理解できたら「自己防衛本能」が鋭くなります。

 

戦場でも、現在の置かれている社会状況下でのビジネス・リーダーは、まったく同じなの

です!

 

私は、こんな問題・課題を管理者研修で投げかけます!

5坪ほどの会議室に5人の管理者候補生が会議をやっています。

暑くなってきました。

さてあなたは、どの管理者候補生がビジネス・リーダーとして適格だと思いますか?

きちんと理由まで述べて下さい。

 1)そうだなぁ・・・皆んなに、暑いか暑くないか打診してから行動を起こす。

  2)うんん・・・皆んなが暑いと言いださない限り、・・・まだいいだろう。

  3)暑くなったなぁ・・・よっしゃ、クーラーの電源をオンしよう!

  4)まぁ・・・だれかが行動するだろうから・・・。

  5)あんまり、暑い寒いは感じない方だから・・・。

 

計画停電、節電時代の問題ではないですよ!

答えだけ言います。

3)なのです!

 

一番多い間違った答えが、1)なのです!

最悪はお分かりですね! 4)5)なのです!

 

日本人のいいところでもあるんですが、悪いところは・・・「みんなが始めたら」なんです。

特に、ビジネス・リーダーの必要十分条件は、「即考動」なのです!

 

ありがとうございました。

 

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2023 / 10 / 09  08:30

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第43講;『決断力(Decision)』

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第43講;『決断力(Decision)』

第43講;『決断力(Decision)

 

企業にも国家にも、それはそれは多くの課題・・・いや難題が山積みです。

 

特に国家の問題についてマスコミは、視聴率狙いで視聴者・購読者の関心を

引く問題にだけ焦点を当てて、それを巧みに拡大解釈して、これでもかぁ~と

いう報道をします(^^;

 

私が最も重要であると確信する日本の案件は、国家財政再建に取り組むことと

確信しております。

 

日本は資源皆無国なのですから、輸出にしか頼るものの無い我が国は世界景気

の影響をまともに受けます(^^;

また食料自給率をもっと向上させるための農業制度改革も緊急課題でしょ

う!?

 

先般のOPEC総会以来、石油価格が暴落しておりますね!?

石油のようなコモディティ価格の急激な乱高下、株価、為替の乱高下は、どれ

も日本にとって重大な問題をもたらします。

 

私は、このビジネス・リーダーいろは考や顧問先での講義、講演会などで、

これでもかと言うほど多くの識者の弁を私の薄学知見でアレンジしながら「危

機意識」の醸成を行ってきました。

 

こんな社会環境、経済環境の中にあっても、収益・利益を上げている経営者の

ほとんどすべてが、「信じられないような努力を日々継続」されていますね!

そして、「並みではない危機感」をお持ちですね!

 

最近(いや以前からですが・・・)、目障りと言ったら言い過ぎになりますが、

多くの企業で顕著な現象を見受けるのです!

 

社員の「自立・自律」を促すことの必要性を訴える経営者が多いのです!

「自立・自律」は当たり前のことなのですが、社員・従業員1人1人の「自立

・自律」度合いというのは、「やらされ感」があるかないかなのです!

 

「自立・自律」とは、自らある程度の「リスク」を負い、自らが「判断」「行

動」することができることなのです!

 

おそらく、これからの企業経営を世界戦略の中で、世界経済環境の中で、生き

残って行くためには、「サラリーマン風時代」を終えるべきですね!

社員・従業員1人1人が「自営業者」であることを自覚するほどの「事業」を

すべきですね!

これに着眼した典型的経営が稲森和夫師の提唱する「アメーバ経営」でしょう!?

 

高度経済成長が終わり、バブルがはじけ、ゆとり教育なる愚作によって、「慈

善事業的」な経営に傾注した時代は「大転換」すべきです!

 

それには、ビジネスリーダーに決断力(Decision)がなければならないのです!

 

「決断」というのは、多くの方に既に何度もひつこく、繰り返し訴え続けて

おりますが、・・・本当は「断つことを決める」ことなのです!

 

その典型的なことは・・・「精神的不躾」を「断つ」のです!

再度、御社の、あなたの組織の、・・・決定的、本質的「躾(しつけ)」を

再構築(リストラ)するために

 

 ・「絶対にやるべきこと」

 ・「絶対にやらってはならないこと」

 

を決め、これらを「果敢」に短期に成し遂げる「決断」を、いま、為そうでは

ありませんか!

 

先日の痛ましい小学生殺人事件の犯人はまだ22歳でした。

引きこもりやニートの部類に入る人間です。

もちろん勘案すべき、過去の失敗・トラウマを引きずる人生に入ったいきさつ

はあるかも知れません?!

 

またフリーターという、正直言いますと社会に出ることのできない若者が増え

ている・・・、いつまでも結婚できない若者が増えている。

私の周りにもいます(^^;

 

この原因は、ハッキリ申し上げますと・・・「決断力の不足」にあるのです!

 

一般的には、「決断力」というのは訓練しなくても身についている天性的な

ものと考える人が多いのですが違います!

 

「決断力」は、訓練しないと身に付かないのです!

 

この「決断力」を養う格好の場が本来、学校教育であるべきなのですが、・・

・最も欠けている授業科目が、この「決断力訓練」なのです!

 

「決断」というのは、「決して、断じること!」と訳してもいいわけです。

実は一瞬にできることなのです。

そう!・・・瞬時のことなのです!

ですから、閃きのようなものでもあります。

 

「決断」というのは、「感情」が触発するのですねぇ~(^o^)

「気合い」と言っていいでしょう(^o^)

 

 

ですから、「決断」というのは抜刀する気合いとでも表現できますが、そのよ

うな経験をする機会が皆無になりました。

 

「決断力」というのは、ある程度早い時期から養成すべきなのです!

そうしないとチャンスを逸し、磨かれません。

チョコッと一日や二日で身に付くような能力ではありません!

 

ですから、学生から社会人になった人たちを洗礼し、より前向きに、より企業

思想に合致する社員づくりをし始めねばなりません!

 

「判断」というのは、状況を見極め、他人の意見を聞いて自力で考え下すもの

です。

「決断」は、自分の意志だけで行うものなのです。

 

その為にはどうしても、自己が確立されていなければなりません!

 

善悪の判断ができない者、善悪の価値基準のない者は、・・・残念ながら決断

をすることが不得手です(^^;

 

私たちの行動の源というのは、「決断」ではなく、「衝動」なんですねぇ~!

「衝動」による行動と、「決断」による行動は本質にまったく違います。

 

お解りかと思いますが、「衝動的な行動」は自己を制御・抑制することができ

ないのですね!?

 

「倫理観」や「価値基準」というのは、絶対的な基準があります。

この絶対的基準というのを、特に学校ではどうも全面否定していますね!?(^^;

だって、「倫理観」が相対的基準では困るでしょう!?

このような曖昧なことをやると、状況や相手によって道徳観や倫理観を変える

ことになりますよね!?

 

古来から、「倫理観」や「価値観」というのは、文明を進化させ、文化を向上

させ続けてきた日本民族では本来普遍的、絶対的基準であるべきなのです!

 

もちろん軟弱者にとっては型苦しい、窮屈な「道徳」と「現実」とのギャップ

に苦しむしょう!?

だって、今までの「倫理観」や「価値観」が絶対的普遍的でないがために、

何をどうしたらいいのか苦しんでいるのですよ!

自分自身の、人生のアィデンティティ、偉そうに言いますと自己の一体性、

一体感が失われるから苦しいのでしょう!?

 

実はこれが、苦しむ人たちに決定的な打撃を与えているのです!

つまりは、よく言う「今の若い者は・・・」と揶揄される者たちが、何事に

関しても「決断力」を喪失させてしまった原因なんです!

 

「価値基準」に基づかないから、明確な意志決定の基準を失ってしまったので

す。

そして人の行動を現象的にパターン化して捉えようとするようになりました。

 

それが心理学でしょう!?

観察者や治療者は、当然客観的に人の行動を明らかにしようとしますね!?

でも人の行動は主体的なものなのですよ!

心理学というのは、本人の主体性を取り戻させることに主眼があるのです。

逆説的な説明でお許し頂きたいのですが、・・・となると最初から主体性を

否定したところに成り立つのが心理学なのですよね!?

 

「価値観」や「倫理観」が絶対的普遍的なものでなければ、やっぱり人は苦悩

するのです。

その前提を否定してしまったら、自己の自律ってあり得ないのではないでしょ

うか?

 

よく考えて見ますと・・・人は「考えてから決める」のではなく、「決めてか

ら考える」のですねぇ!

だって最初に物事を「やるか! やらないか」を決めなければ、それを訂正し

たり、否定することもできないでしょう!?

ところが学校では、「よく考えてから決めなさい!」と教える(^^;

そんなものだから・・・何も決められなくなる。

 

なかなか受け入れてもらえない人もいるのですが・・・「決める」というのは、

基本的に直感(第一感)なのです!

ところがこの直感(第一感)を挫かれちゃう(^^;

それが度重なると・・・「優柔不断」になっちゃう(^^;

 

N教組の連中は、子供たちを優柔不断にしておいて、決断力がないと責めるの

です!

それは・・・酷でしょう!?

 

「決断力」を付けるというのは、直感(第一感)を磨くことに他ならないのです!

その直感(第一感)というのは場数なんです!

「机上演習」ではダメなのです!

そう!

直感は「経験」によってしか磨けないのですよ!

 

常に意識した「決断」をすることなのです!

無自覚(無意識)な決定なんていうのは決断ではありません!

 

意識した決断をするためには、自己の「信念」や「価値観」が必要不可欠なの

です!

その「価値観」から・・・「決断力」は発っせられるのです!

 

皆さんの周囲にもおりますよ!

会社を理由も解らないまま、簡単に辞める者が増えているでしょう!?

一所懸命、本人にその原因を聞き出そうとしても・・・本人すら、本質的な

理由が解っていない・・・(^^;

 

ところが笑っちゃダメですよ!

そういう者の動機を注意深く探ったり、観察し、退社後の行動を垣間見ますと

・・・、自宅に帰ってから「今日も帰りが遅いのねぇ~(^^;」と妻の何気ない

一言が原因だったり・・・(^^;

 

不登校や引きこもりの原因も・・・引き金は、実に他愛ない、些細な事である

ことが多いのですねぇ(^^;

 

なぜそうなるかと言いますと・・・それは、本人の無自覚(潜在意識)による

決定なのです!

 

この様な決定は、お判りのように周囲の人間どころか、当の本人も本当の理由

が解らない~(^^;

だから厄介なのですねぇ~(^^;

 

無自覚な決定を決断とは言いません!

だって、そこには自分の意志の働きがないのですから・・・(^^;

自分の意志がないから、頑なになったり、自分で自分を抑制することができ

なくなったりする!

よくよく考えれば、人格の崩壊と言っても過言ではないですよね!?

 

ですから私は、この様な不登校や引きこもりの原因を、いくら心理学的に理由

付けても意味がないと思っております。

 

「倫理観」や「価値観」は、学校において禁忌事項なのです(^^;

それは思想的・宗教的な問題と捉えているボンクラ教師がいるからなのです!

 

ご承知のように行動は、「感情」によって誘発されますね!?

行動の決定に至るまでは論理的であっても、最後は感情が働かないと行動は

触発されません!

ですから、決断は論理的にされるものではないのです!

 

でも学校では、どこまでいっても理詰めに解決しようとする。

理屈に合わないことは、頭から否定しようとする傾向が学校にあるでしょう!?

 

「何が正しくて何が悪か?」は、理屈で判断することではないですよ!

「経験」や「直感」によって身につけてさえいれば、自然と言動が正しく振る

舞われるはずです!

「尊敬心」とか「畏敬心」なども「倫理観」や「価値観」を植え付けるのですよ!

「尊敬心」や「畏敬心」の源は、「情緒・情感」でしょう!?

「情緒・情感」は、人間と人間との関わり合いの中で生み出されるものなのです!

人と人との関係を画一化するような学校社会では「情緒・情感」は生まれません!

 

お叱りを受けるのを覚悟で申し上げますと・・・学校の勉強に感情は無用なの

です!

受験勉強に感情を持ち込んではならないでしょう!?

学校では、無感動な人間を生み出すだけになっていることが多いのです!

部活などでは、「感動体験」を身につけさせるチャンスが山ほどありますね!?

でも学校教育の限界が・・・ある(^^;

 

くどく言います!

「決断」は「感情」です!

論理的にするものではありません!

岡本太郎さんではありませんが、「感情の爆発」なんですよ(^^)

 

「決断」は、自分の「価値観」「倫理観」から発するものなのです!

だからこそ座学では身に付かないのです。

経験を積み、修養、修練によって自己を鍛錬しなければ「決断力」は身に付か

ないのです!

 

感情というのは、表情として顕れます。

最近、無表情な人間が増えているでしょう!?

それは「行動力」を鍛えていないからなのです!

無表情では、コミュニケーションもうまくいかなくなり、人間関係が築けなく

て孤立するのは自明ですね!?

 

「決断」って、強烈な緊張感やプレッシャーがかかります。

それをはねのけて「決断」をするわけです。

ですから感情の表に出がないとなかなかできません!

感情の爆発によって、圧迫感をはねのけるのですよ!

 

また「決断力」ない人間って、とかく「オール・オア・ナッシング」になりが

ちでしょう!?

一つに意志決定をするには、複数の決定要素が入り乱れていますよ!

決定そのものが構造的なのでし。

これを論理的に説明しようとするのは難しいですね!?

 

経験則から言いますと、「決断」というのは一定の段取り・手順に従って一段

一段、階段を上るようにして決めていくケースが多いのです。

しかし決断をしたことのない人間は、・・・この構造が解らない(^^;

ですから、数十段飛びのように何もかも決めようとします。

そうすると・・・不安のあまり決まらない(^^;

決められない(^^;

 

そうなのです!

「数十段飛び」というのが最初から無理なのです!

この無理を何としてでもと力んでしまいますと暴発する(^^;

そう、切れてしまう(^^;

 

なんども学校教育を罵るようですが、おそらく教育現場では「決断力」を養成

するどころか弱める教育をしていることが多々あります。

子供達は、何も決めなくて良いのですから・・・。

大人達が、必要な事を全部決めてあげるからと・・・(^^;

 

食事の場面でも、自分が食べるものを決められない人によく出会います(^^;

「私も・・・!」って皆が食べるものにするでしょう!?

同じで物、同じ事でないと決められない。

ブランドが流行るのも同じ心理が働いているように思えます。

 

言い過ぎでしょうが・・・結婚でも既成事実を作ってから、後付の理由で決断

する(^^;

既成事実を作れるならまだいい・・・、既成事実すら作られない者は、夢想し

ちゃう(^^;

夢想の中で決断しちゃう(^^;

しかし目が覚めれると・・・何~んも変わっていない(^^;

 

優柔不断で煮え切らない人間というのは何も学べないですねぇ~(^^;

学ぶためには、「決断力」を養わなければならないのです!

 

「決断」をしますと、自らの行動に責任を持たなければならないのです!

失敗も沢山し、恥もいっぱいかくことになるでしょう!?

失敗を沢山し、恥をいっぱいかくから学べるのですよ!

 

 恥はかいて知るもの!

 

失敗をすることや恥をかくことを怖れていては、学ぶことはできない。

 

決断力は、なるべく早い時期から訓練をする必要があります。

小さい頃から、自分の事は極力、自分で決めさせる。

家族内の重大な問題や決定には、なるべく早い時期から相談をし、決定に加える。

そうやって家族の一員であることを自覚させ、責任感を養うのです!

地域社会では、祭りの準備や社会活動(ボランティア活動)を通じて社会の

一員である事を自覚させるような仕組みを作ることもいいですねぇ~(^o^)

 

喧嘩も、ある種の修練です。

特に、幼児期の喧嘩は、一種の修行だと思うべきです。

まだ、力が弱い幼児期にこそ喧嘩をさせ、そこで人間関係の在り方、社会の

ルール、お互いに対する思いやり、痛み、悲しみ、友情を学ばさせるのです!

かつて大人は、子供の喧嘩に寛容だったでしょう!?

遠くで見守り、危ない事さえなければ、子供同士で解決させてきましたよ!

下手に介入したり、同情することで子供の自尊心を傷つけることを怖れてきた

のです。

 

ところが最近では、暴力反対を全面に出して、大人の論理でもって子供を裁こ

うとする大人が増えてきた(^^;

 

 

企業組織においても、「決断力」を向上させる厳しいOJTとサバイバル訓練

(拙者の教育訓練の一つ)などを大いに活用されるといいでしょう(^^)

 

 

ビジネス・リーダーの皆さん!

決断(Decision)なのです!・・・・・・(^^)

 

ありがとうございました。

 

いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、

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2023 / 10 / 02  08:30

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第42講;『謙遜(Humility)』

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第42講;『謙遜(Humility)』

第42講;『謙遜(Humility)

 

経営者、経営幹部、ビジネス・リーダーの必須要件ってなんだかご存知ですか?

「誰よりも自分の会社、仕事のことを心配すること」

なのです!

「誰よりも自分の会社、仕事での仲間のことを心配・面倒見すること」

なのです!

 

「心配」が閾値(いきいち、いきち)を超えますと、必ず、人の力を借りる

ことの重要さを観じます!(感じるんじゃぁ~ないのです!)

 

そうしますと・・・「感謝」できるのです(^^)

 

 

タイトルをご覧になった皆さんは、今回のお題は「謙虚」なんでは・・・と

間違えられたのでは?(^^)

いえいえ、そんなことはありません!

 

「謙虚」という意味を調べてみますと、

 ・控え目で慎ましやかなさま

 ・自分の能力・地位などにおごることなく、素直な態度で人に接するさま

なのですね!

 

「謙遜」というのは、

 ・自分の能力・価値などを低く評価すること

 ・控え目に振る舞うこと

なのです!

 

「自分の能力・価値などを低く評価する」ということが非常に大事なんです!

これは「自分」だけでなく「自企業」と置き換えてもまったく差し支えがあり

ません!

 

なぜなら、「上には上があるから!」なのです!

 

「頂点を極めた!」・・・お笑いだけです!

 

「頂点がある」と思ったとき、「有る」のですから「有頂天」なのです。

あとは、真っ逆さまに下り落ちるだけなのですね(^^;

 

「謙遜」であれば、「脚下照顧」できます!

また、見上げる勇気が出ます。

 

なにも慎ましく控え目に生きる必要はありません!

身分相応の生き方があってOKです!

 

でも、「諸行無常」が真理です!

諸行無常というのは、

「形あるものは必ず壊れる」

私たちは経験的に、多くの事象を生きて行く過程で知りますね!?

あらゆるものは、「生まれ」、そして「滅する」のですね!?

この理(ことわり)を「諸行無常」といいますね!?

私たち自身も、動物や草木も、私達の住むこの環境世界は止まることがなく、

生まれ、やがて消えていくのです!

まぁ~なぜに・・・「この世は無常」なんでしょうかねぇ~?

 

私は、美空ひばりさんが歌った「川の流れのように」という歌を聴きますと「謙

遜」を感じるのです。

 

  知らず知らず 歩いてきた 細く長い この道

  振り返れば 遥か遠く 故郷が見える

  でこぼこ道や 曲がりくねった道

  地図さえない それもまた人生

  

  ああ 川の流れのように ゆるやかに

  いくつも 時代は過ぎて

  ああ 川の流れのように とめどなく

  空が黄昏に 染まるだけ

 

  生きることは 旅すること 終わりのない この道

  愛する人 そばに連れて 夢 探しながら

  雨に降られて ぬかるんだ道でも

  いつかは また 晴れる日が来るから

  

  ああ 川の流れのように おだやかに

  この身を まかせていたい

  ああ 川の流れのように 移りゆく

  季節 雪どけを待ちながら

 

  ああ 川の流れのように おだやかに

  この身を まかせていたい

  ああ 川の流れのように いつまでも

  青いせせらぎを 聞きながら

 

 

ついでに・・・おまけですが、「祇園精舎」の冒頭文も、

 

  祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響あり

  沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす

  驕れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し  

  猛き人もついには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ

 

ありがとうございました。

 

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2024.04.27 Saturday