ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第58講;『気力(Spirit)』 - いわき経営コンサルタント事務所

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2024 / 02 / 14  08:30

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第58講;『気力(Spirit)』

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第58講;『気力(Spirit)』

 

 

「知らぬが仏」で・・・ラッタラタァ~(^^)

 

私たちビジネス・リーダーがこうではいけません!

「無知の涙」という災いが、あなたの組織・企業に降り注ぎはせぬか?

以前から強くお話する「リスク・マネジメント」をしっかりやらねばなりま

せん。

すべて「自己責任」です。

誰かのせいにしても解決などしませんから・・・!

 

ですから「危機・危急・非常事態」環境下にあるリーダーとしての気構えを

私見として述べ書いてみます。

 

奇しくも、いろはにほへと・・・と頭文字からキーワードを見つけ論じて来ま

したが、「いろはにほへと ちりぬるを・・・あさきゆめみし」の「き」、

今回は「気力(Spirit)」なのです!

 

リーダーとなるに必要不可欠な能力が「気力」ですね!

 

さて紙面を割くことお許し下さい!

「ビジネス・リーダーいろは考」は、以下のように書き連ねてきました。

バックナンバーも存在いたしますので、よろしければ、どこから読んでいただ

いてもOK!

「キーワード」から、ビジネス・リーダーのあるべき精神態度、素養を論じております。

 

い;いのち(Life)

ろ:論理力(Logical)

は;博愛精神(Charity) 

に;忍耐(Tolerance)

ほ;法(Law)

  豊かさ(Abundant)

へ;平静さ(Poise)           

と;統率力(Leadeship)

  度胸(Courage)

  同情(Sympathy)

ち;力(Power)

  知識(Knowledge)

  知恵(Wisdom・Inteligence)

  調和(Unity・Harmony)

  直感(Inspiration)

り;理想(Vision)

ぬ;温もり(Warmth)

る;類比感(analogy)

を;思いやり(Compassison)

  落ち着き(Serenity)

わ;若さ(Youth)

  和(Harmony)

か;寛大さ(Generosity)

よ;余裕(Composure)

た;達成感(Achievement)

れ;礼儀(Courtesy)

そ;創造力(Creativity)

  聡明(Inteligence)

  率先(Initiative)

つ;強さ(Strength)

ね;根回し(Arangement)

な;内観(Introspection)

れ;礼節(Courtesy)

う;運(Lucky)

い;意志(Intention)

の;能動(Active)

お;大らか(Big Hearted)

く;工夫(Idea)

や;優しさ(Gentleness)

  野心(Ambition)

ま;真心(Sincerty)

け;謙遜(Humility)

  決断力(Decision)

  健康(Health)

ふ;無為(ぶい;(Idleness)

こ;好意(Goodwill)         

  公平(Justice)

  幸福感(Happiness)

ゑ;鋭敏さ(Alertness)

て;定見(Fixed Opinion)

あ;愛(Love)

さ;才能(Resourcefuleness)

き;記憶力(Memory)

  危機感(Sense of impending Crisis)

  規律(Discipline)

  気力(Spirit)と来ました(^^)

 

 

特に先進諸国に照準しますと共通する本質的問題は、いよいよ本格的に「高齢

化」に向かう「国家ビジョン」が描き、提案できないのです!

それも、国民が共感するものとして(^^;

 

ですから、多くの人たちが政治に対して、発言する気を失っているのではない

でしょうか(^^;

選挙率の低下を、すべて選挙に行かなかった人に押し付けるべきではないで

しょう。

 

「国家ビジョン」は、分野別に発表されるべきです!

今後の国土・交通ビジョンしかり、通信(IT含む)情報世界のビジョンしか

り、建設、エネルギー、農林水産業、鉱工業、社会福祉、生活、地方自治・・

・についてなのです!

 

国家というは、実は国会が統治する官僚機構のことなのです!

それが円滑に行われるなら行政に反映されます!

 

国民というのは、企業(会社)と消費世帯なのです!

 

日本国家財政の破綻も噂されはじめて久しいですが、ある人曰く、もう数年だ

ろうとも・・・(^^;

 

「国家破産」というは、官僚機構の収支が合わなくなることです!

収入というのは、もちろん税金です!

はっきり言いますと、国民からの搾取したお金です!

支出というのは、上述した国家ビジョンを遂行するのに必要なお金です!

支出しようにも、税収がないから、資金繰りがうまく行かないから借金をします。

それが「国債発行」ですよね!

 

「国債」は誰かが借り受けてくれないとダメです。

国民の一部に、国債を財テクの一つとして購入している人もいますが、94%

は日本にある金融機関です!

海外で日本の国債を購入している金額は約100兆円だそうです!

古い話ですが2011年に、外人が将来の売りを見越して買い込んだのだそうです!

はっきり言って、ほとんど国債の全部が「国民の預貯金」なのです!

 

その額が、なんと1000兆円を超えております!

世界で財政状況が第2位のひどい国なのです(^^;

 

ちなみに・・・GDPに占める国債割合最悪第1位はジンバブエです(^^;

ジンバブエっていうと、ユネスコやNGOが支援している最貧国ですよね!?

南アフリカ共和国の真上にある国です!

 

前述しましたように、ある人曰く、もう3~4年もすると日本も国債価値(格

付け)がドコンドコンと落っこちて、国債金利が急上昇!

国の借金ですから、国債償還も利払いも不能になり、デフォルトするだろうと

いう論理は、極端ですが間違ってはいないと言えます!

 

となると・・・そうなるか?

 

簡単です!

日本のすべての銀行が破綻!

なぜって、・・・、国債を持っているんだけれど紙くずになっちゃう(^^;

そう不良債権・・・それも桁違いの!

 

その国債を買うお金は、・・・、国民の預貯金でした(^^;

 

おそらく、取り付け騒ぎが起きますね!

でも、銀行にはお金なんかない!

セブンイレブンのATMに行けばなんとかなる・・・ハイ!

1日ほどは・・・機械の中にはお金がありますから・・・(^^;

でも補充不可能です!

なんぼ、SECOMやALSOKがしっかりしていても、ないものは機械に

入れられない!

 

まぁ・・・こうなってしまったのも官僚機構に対して、行政に対して、知識が

政党にも政治家にもなかったから・・・(^^;

 

情報不足と知識不足の政治家は、偉そうに言うけれど官僚機構に負けています!

だから、国家ビジョンすら描けないので官僚の案に乗っかるだけなのです(^^;

 

国会議員も地方自治体議員も、てめえ(あらら・・・またお下品でちゃったぁ)

の職業維持に必死(失業だけはしたくない)で、国会中継を観れば分かります

が、ヤジを飛ばしたり、敵の議員を失墜・落選させるためのスキャダルや軽率

な一言だけを追求しているばかりです!

それに荷担して、マスコミがどんどん種火を大火事の域にまで焚き付ける(^^;)

 

国民(私も含めて)は、人気のある芸能人、スポーツ選手、タレントなどに

票を託します。

これを「ポピュリズム政治」とも言うでしょうねぇ!?

 

まずは「国家ビジョン」はマニフェストではないのです。

それを実現するための「財政健全化」する手立てが「アベノミクス」のはずです。

 

特定な国民(特に利権屋)は、政治家に力があるように幻想してきました。

ですから陳情して、予算化や立法化してくれる族議員が幅をきかせた!

これを「忖度」っていうのですよね!?

 

ところが本来なら、もう底をついた国家財政だから、その時代が終焉している

はずだった!?

亡くなられた元安倍首相を弔う気持ちで書くのではありませんが、「アベノミクス」

の第1本目の矢が放たれました。「金融緩和策」でジャブジャブを再来させた。

 

日本国家の財政赤字がどんどん大きくなってきて、もうこれはいかん!

90年代から予算がどんどん緊縮型に転じましたね!?

すなわち、・・・、おらが町の、村の、政治家の無力が露呈し、現在に至って

いるのですね(^^;

 

予算を削減せざるを得ない(^^;

 

 

 

 

日本の国債金利が異常に低いのことには違いないですが、徐々に上がり始めま

したね!?

なぜなんでしょう?

 

なんと元安倍政権以前には、国内の金融機関が、日本国債の増加買いをしている

のではなく海外からの日本国債買いが急増してたのです。

 

読者の皆さんには、既におわかりかと思いますが、海外がユーロ債、ドル債、

新興国の国債や株式を売って、そのお金で日本国債を買うようになっていたの

です。

 

もちろん、だからこそ円高の原因になっていました!

ですからあとは・・・いつ、売り攻勢に出るか?が問題だったのです。

おそらく、日本国債の売りに第一手をつけるのは、ヘッジ・ファンドと各国の

中央銀行でした。

 

アベノミクスで、この危機を脱皮したことは事実なんです。

 

どうしてか!?

戦略として考えればいいのです!

国債を買った後、多くの人たちを安心させ、連れ買いを誘っていたはずです。

低金利の頂点(=国債価格の頂点)なった時点で、空売りをするつもりだった

と考えます。

そして、先物売り、オプション売りで下げようと・・・!

これだけで、どれほどの巨大利益を彼らが得るか・・・(^^;

 

 

誰だって「国債価格の高値安定(=ゼロ金利策)」に恐怖を抱いていることは確かです!

特に国債を長期保有しているのは日本の金融機関です!

 

一番の恐怖は、

「誰かが売りに出ないか?」

なのですね(^^;

 

国債売りが起こると・・・たとえば市場期待金利が2%ほど上がると、長短の

平均満期を6年としましょう!

その国債は、5%くらい価格を下げますね!

これ「含み損」なのです(^^;

3%だと・・・なんと、10%の「含み損」が発生するのです!

 

国債の売りが増えると・・・買い手がいなくなるでしょう!?

 

そうなると・・・政府は買い手がいないので新規と借り換えの国債(176兆

円)が発行できなくなるのですよ!

 

最短では、たったの1ヶ月で、支払い資金が枯渇・・・(^^;

 

そして・・・「財政破産」(^^;

 

最悪の場合、「財政破産」は、数ヶ月で起ったのです。

なぜなら、今まで発行してきた国債の発行残高が大きすぎるからなのです!

 

アベノミクス第1弾;「大胆な金融政策」とは、

 ・2%のインフレ目標

 ・無制限の量的緩和

 ・円高の是正

 ・日本銀行法改正

でしたですよね!?

 

第2弾;「機動的な財政政策」

 ・大規模な公共投資(国土強靱化)

 ・日本銀行の買いオペレーションを通じた建設国債の買い入れ・長期保有

だったのです。

 

これらの「アベノミクス」第1弾・第2弾は、見事に的を得ていたのです!

私は心から「お見事!」って感謝している次第です。

悪魔の民主党政権下では、ほぼ確実に「国家破綻」していたと確信します。

 

ですが、ここにかなりの不安(副作用)を私は持っております。

またまた、「利権国家」になりはしないか?

特に「族議員」の暗躍開始による政官僚着体質と自民党派閥抗争の再発です。

実際に、昨今を騒がしている「自民党派閥解消話」はこれが端なんです!

 

ご承知のように、せっかくの輸血される血が彼らの栄養源となり、元安倍総理・

自民党の誠意ある議員のストレスとなっていた(^^;

ストレスは、完全なる「機会損失」です!

ビジネス・リーダーの皆さんなら十分にご理解いただけるかと・・・。

 

ここで松下幸之助翁が講演された書き起こし著作「不況に克つ12の知恵」を

お読みになることをお勧めします!

 

松下幸之助翁は、「不況」「不景気」な気分の時には「腹をくくれ!」、「度胸

をすえろ!」とおっしゃっています!

 

どんな場合でも、ビジネス・リーダーの「自覚」にもとづいて、「最大の努力」

を持って、「勇敢」に立ち向かい、「最善の闘い」を進めて行くことに尽きる

のだと!

 

松下幸之助翁は、「志を変えちゃならない!」とおっしゃっています!

そうなのです!

どんな転機にも「志」を変えないことなのです!

「志」、ますます堅しでゆくのです!!

 

人間は、常にどんなときでも「悲観」してはならないのです!

「悲観」すると、

「知恵が出ない!」

「公正な判断ができない!」

「なすべきことがわからなくなる!」

なるのです!

 

考えて「正しい」と信じたら、「誠心誠意」やなることです!

「人事を尽くせば」・・・「人間以上の大きな力が働く!」、これが「運命」

だとおっしゃっています!

 

多くの人間は、「人事を尽くして天命を待つこと」を知らないのです!

 ※これだけやったんだから・・・(^^;

 ※これだけ報われなきゃならない・・・(^^;

こんなことを考えるから、「悩み」「争い」が起こるのです!

 

どんな悲惨な状況下でも「策は無限」にあるのです!

世間がいかに不景気でも、いかに経済が困難でも、「やるべき仕事」は「無限」

にあるのです!

 

「不景気」「激変期」であればあるほど・・・「なすべき仕事」があるのです!

 

「困難」でも、・・・今日は考えつかなかったけれど、明日になったら考え

つくことはいっぱいありますね!?

 

さらに「良い策」「良い方法」があるという信念を持ちましょう!!

  

ビジネス・リーダーは、何事も「やればできるんだ!」と力強く後輩・後進に

訴えてゆくことです!

 

だからこそ、ビジネス・リーダーは「悲観的」「消極的」であってはならない

のです!

 

こんな時にこそ、「改善」すべきことをなんでも「改善」してしまうチャンス

なのです!

こんな機会にこそ、「いままでできなかったこと」ができる時機到来なのです!

 

やらねばならん「時機」到来なのです!

そうなのです!

 

希望を貫く時が来たのです!

希望を持って考え、立ち上がるときが来たのです!

 

いまこそ、「発想を180度」変えてみましょう!!

「不可能」だからこそ「できる」のです!

 

消費税増税で・・・「商品が吟味」され、「経営」が吟味され、「経営者」が

吟味されているのです!

 

この激変期は今まで以上に忙しいのです!

だから、いっぱい働くのです!

本質知って働くなら「働き甲斐」は出ます!

嫌々がストレスを産み、それが病気になったりするだけです!

 

「良い品」「良いサービス」をしているところに、お客様が集中するのだから、

忙しいのが自然でしょう(^^)

 

商売というのは、「今日一日」のことではないのです!

 

「不景気」「変調期」というときには、「躍進の機会」が与えられるのです!

 

また、こんな時にこそ、従業員に生きた教育ができるのです!

困難な時、なかなか仕事がうまく行かないときこそ、「従業員の成長」がある

のです!

 

「藤本とインディアン、ウソつかない!」

 

「気力(Spirit)」を萎えさせないビジネス・リーダーになる絶好のチャンス

なのです!

 

だからこそ、これからの経営は「リーダシップ型」のマネジメントへ転じる

ことなのです!

 

「黙ってオレについてこい!」

 

ですかね(^^)

 

最近、マスコミに出なくなった落合元中日監督の著作本「采配」は絶対に必読です!

「リーダーシップ」のお手本ですね!

 

いいですか!

「戦略の起案」と「率先垂範」でリーダシップを執るのです!

 

全部、リスクを引き受けるのです!

 

もう縦割りの各部署の調整などしないのです!

 

そのために、本格的事業部制を採用しましょう!

中間管理職にも、「営業利益の達成責任」を負わせるんです!

そして、その「責任を負う」ということを条件に、商品とサービス(=無形の

商品)の「改革・改善」の「権限」までも与えるのです!

 

そのリーダシップを取ることのできるビジネス・リーダーには「気力(Spirit)」

が必要不可欠なのです!

 

「安泰主義者」を排除しましょう!

 

さあ!

・自身の部署の向かうべきビジョン(実現したい経営目標)をしっかり呈示し

 ましょう!

・あなたの価値観(最優先したいこと)を呈示しましょう!

・目標を実現するための方法も具体的に呈示しましょう!

   1)他社との差異化戦略をどうするのか?

   2)競争戦略、コスト・リーダーシップをどうするのか?

 

そして、わが社の、わが部署の「コアー・コンピュタンス」はなんなのか?

 

ありがとうございました。

 

いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、

https://imcfujimoto.net/

 

いわき市において、いわき夢実現塾を開催しております。

興味のある方は塾生になるにはハードルが高いですが、こちらをご覧下さい!

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2024.12.27 Friday