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2026 / 02 / 02  08:30

新人ビジネス・リーダーいろは考;第42講:『面倒見』

新人ビジネス・リーダーいろは考;第42講:『面倒見』

第42講:『面倒見』

 

『面倒見』についてお話しします。

 

皆さんは他人に対しても、動物や植物に対しても『面倒を見る』ということをいっぱいされているんじゃないでしょうか。

 

『面倒を見る』というのは本来どうも、本能なのではないでしょうか?

動物の親も集団のボスでも『面倒』を見ます。

人間もまったく同じではないでしょうか。

 

ところが職場においては、意外と『面倒を見る』と言う言葉がナリを潜めることがあります。

良い会社の社風というのは、上司や先輩が部下・後輩の成長のために、とことん面倒を見ることが当たり前となっております。

私は、管理職手当、監督者手当は『面倒見手当』とも呼び、賃金の一部にするべきだと考えております。

もちろん、それだけが手当の内容ではありませんが・・・。

 

仕事を離れた集団、集まりでは『面倒を見る』ことで、そのお返しを受けようとするでしょうか?

たとえば宗教団体や愛好会などでは、無償が「当たり前」のことです。

 

実は一般的に歴史があり、いい会社と呼ばれているところでは、今のような無償の「当たり前」が周知の事実として存在します。

私はこのような当たり前になってる企業の風土を『企業文化』と呼んでおります。

 

マズローという心理学者は『欲求の五段階説』という大変有名な理論を発表した人です。

人間は五つの段階的な欲求を持つというのです。

 

まず第一番目は「生理的欲求」です。

生きて行くための必要最低限の欲求で「食べる」「寝る」等々です。

 

次の第二番目の欲求は「安全の欲求」です。

生きられるならより安全でありたい、雨をしのいだり、危険を回避したい欲求です。

「服を着る」「家に住む」などがそうです。

 

そして、第三番目の欲求は「社会的欲求」です。

今度は一緒にいたいといった欲求です。群生する欲求です。一人ぽっちに誰もなりたくないですよね。

 

それから第四番目が「自己尊重の欲求」です。

集団の中で自分の存在を認めて欲しいという欲求です。「目立ちたい」というのもそうです。

 

最後が「自己実現の欲求」です。

すなわち、自分のあるべき姿、理想、夢の実現です。しかしなかなか、ここまで来るのは大変です。

 

自分が存在する集団の中にあって、勝手な振舞いはできません。

そして本当に自分の理想を実現するためには、多くの周りの人々の協力を得なければなりません。

 

ですから結局、集団のための理想を実現することが、とりもなおさず自分の理想とならなければ、多くの絶大な協力を得ることができません。

そうでないと自分勝手な夢では、「利己主義」のレッテルを貼られることになります。

 

この世の中で成功している人々の基本的な特徴を挙げますと、彼等は、自分の理想、夢は『世のため、人のため』になることをシッカリ掲げております。

 

そして、その理想、夢を実現するための下積みをしております。

この下積みこそ『面倒見』に他なりなりません。

もっと別の表現をしますと『徳』という言葉になると私は思います。

 

そうなんです!

自分の「高き理想」を実現してゆく人が、まず必ずやらなければならないことは、多くの「協力者」づくりなのです。

すなわち「人脈」づくりなのです。

 

「人脈」というのはなにも自分より上の人や何でも知っている、できる人のことではないのです。

すべての自分を「支える協力者」のことなのです。

 

まず、家族がいます。

ですから家庭を大切にできない人が成功なんてできません。

そして次に職場です。

お客様、取引先様との関係もまったく同じくらい大切です。

 

『面倒見』というのは、後輩や部下にだけするのではないのです。

 周り巡って自分を補佐、協力していただけるすべての人に施せることではないでしょうか!?

お釈迦様は、これを「布施業」とおっしゃいました。

どこかのヘンテコ宗教の「布施」とはまったく違います。

 

もう一つ、『面倒見』という言葉の前二文字は「面倒」と書きます。

そうです!

部下や後輩、子供を育てるのは当たり前に「面倒」なのです!

大変なこと、やっかいなこと、難しいこと・・・全部「面倒」なことです!

それを進んで受けようとする精神態度は「難」を「受け入れる」のですから・・・「受難」なのです!

英語で「Passion」と書きます。

英和辞書では「Passion」を引きますと「情熱」となっています(^o^)

 

「難」を受け入れるには「情熱」が必要なのです!

 

生きてゆきますと・・・

「困難」「苦難」「災難」・・・、いっぱい出遭いますよね!?

そんなとき、ほとんどの人は「無難」を選びます!

皆さんもいかがですか?

 

しかし、世の中で成功したり、夢を実現する人たちは違います!

「難」を受入れるのです!

これを・・・「有り難い」≡「有難」といいます。

「難」を乗り越え、克服した人たちが異口同音に放つ言葉は「有難い」です。

 

ぜひ皆さんも、「難」が自分自身に起こることはまさに「有難い」ことなのだと言い聞かせてみて下さい!

 

ありがとうございました。

 

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