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2023 / 05 / 29  08:00

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第24講:『弱肉強食(the law of the jungle)』

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:『弱肉強食(the law of the jungle)』

「勝てば官軍、負ければ賊軍」・・・まったくその通りなのですね!

すなわち「戦いは、強い者が勝つ」のです!

ウクライナ侵略戦争は3ヶ月でロシアが勝つと高をくくって始めたんですが、1年以上経っても終わりませんね!?

いいですかぁ・・・みなさん!

「戦いは大きいものが勝つのではなく、強いものが勝つ!」んです!

ハイ!それだけなんです!

それだけではないのです!

「全体的な強さではないのです! 戦っているそれぞれの局面において、強い者が勝っているのです!」

 

3・11での東京電力福島第1原子力発電所でも、全体的に建物が大津波によって、すべて破壊されたのではないのですね!?

原発内の局所に津波に負ける弱点があった!

その弱点が壊されてから、連鎖反応的に全体までもが破壊されたのです!

 

アスリートの人たちでも同様ですね!

全体的な能力は人並みではないのです。でも、勝敗が着くのは、ほんの少しの所なのです。

 

「局所」なのです!

 

戦いの世界では「急所」となります。

エッチな世界でも「局所」「局部」って、・・・やはり大事なのですね(^^)

 

 

つまり、「競争・競合局面における敵と味方の力関係で勝敗は決まる」のですね!?

その力関係の強弱は、「ランチェスターの法則」というので説明されております。

 

経営の場面では、

 「質的経営資源」 × 「量的経営資源」

 

なのですね!

 

なんだか難しそうな式に思えるでしょうが、どの競争世界においても、敵(競争・競合他社)を相対的に上回れせすれば勝てる! ということなんです。

 

そうなのです! 絶対的な強さではないのです!

 

 

大東亜戦争で負けた日本の陸軍将校用テキスト「作戦要務令」には、

 

 戦捷の要は、有形無形の各種要素を総合して、

    敵に勝る威力を要点に集中発揮せしむるにあり!

 

と書かれています。

ちゃんと重要なことをマニュアル(テキスト)に書いていながら、学べなかった関東軍の参謀がいたわけです(^^;

 

実は、「孫子の兵法」では、このことを「局所優勢主義」といいます。

 

ビジネス・リーダーのこのことを置き換えて心得るべきことは、

 ・常に勝てそうな事業領域を定めなさい!

 ・そこに競争・競合他社(敵)の相対的戦力を上回る質的、および量的経営

  資源を投入しなさい!

なのですね!

 

「勝てそうな事業領域」「質的、量的経営資源」というのは、商品であれば「一番商品・製品」や、部門であれば「一番部門」、多店舗展開をしているなら「一番店」「一番店長」を持つことなのですね!

 

まぁ・・・「得意技」を持つことなのですね!?

 

もちろん、ビジネスの世界での、勝敗の判定基準は「お客様の支持」だけです!

「お客様の集合」を「マーケット」っていいます。

ということは、

 「マーケットでの支持率」=「マーケット・シェアー」

なのですね!

 

ですから、企業規模などには関係なく、ある特定地域の「お客様」、「マーケット」に支持されれば、「勝ち」なのです。

 

残念ながら、

 

「私は朝の早くから、こんなに頑張っているんですよ!」

 

っていう人がいるのです。

 

「ん・・・でぇ・・・頑張ってどうなの?」

 

って、私は言いたくなる(^^;

 

どこも、だれでも頑張っているのです!

それ以上に「がんばり方」=「やり方」なのです。

そこに「着眼点」=「局所」があるのですね(^^)

 

ビジネス・リーダーの着眼点は「大局」かつ「局所」なのです!

「弱肉強食」のビジネス・ジャングルの世界では、優っているものが勝ち、劣っているものは残念ながら負けちゃう・・・(^^;

 

美談では済まされない現実の世界があることを知っておかねばなりません!

 

 

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2023 / 05 / 06  08:00

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第32講:『内観(Introspection)』

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第32講:『内観(Introspection)』

私がご縁を頂戴する企業での管理者研修「経営戦略論」をやっていましたら、どうしてもドラッカーの「マネジメント論」に言及しなければなりません。

 

でぇ~、数年前だったか? とある企業の管理者研修でよくよくドラッカーを簡単に話をしようとしましたら、ふっと「もしドラ(もし高校野球の女子マネジャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだらの略)」の小説を思い出したのです。

 

オブザーブする社長の前で、管理者研修受講生にAKB48の元トップ前田敦子さんのこと知ってる?って聞いたら、

全員「ハぁ~ぃ!(^^)」(^^)

「もしドラ」は?

「・・・・・・・」

「じゃぁ~、ドラッカーは?」

「???????」

 

「『戦略』と『マネジメント』は欠かせないんだよ! その『マネジメントの

 神様』と呼ばれたドラッガーを、ちと勉強しようではないか!」

 

「・・・・・・・」

 

「あ・あ・あ・あのねぇ、AKB48の前田さんが主人公で、『もしドラ』の

 映画が上映されるているでしょう!?」

 

「・・・・・・・」

 

オブザーブしていた社長が直ぐさま、「明日から上映開始ですよ!」・・・と。

「そんじゃぁ、一丁、みんなで観に行くかぁ!?」

って、みんなを見渡したら・・・

「行きたいけれど『マネジメント』(^^; ・・・でもAKB(^^)の前田敦子 ちゃん・・・」と複雑な顔をしております。

 

「まぁ、それは別として、マネジメントのさわりを今から勉強します!」

「(^^;・・・ (^^; ・・・(^^;」

 

しばらくしたら、「明日、もしドラ9時15分から全員の予約入れました!」と社長・・・(^^)

「えぇ~本当っすかぁ・・・(^^)」

みんなの顔が・・・にわか笑顔に!

 

でも、But、しかし、これで気を緩めては・・・と、ドラッカーの「マネジメント序論」を撃ちまして、その後、本日のメイン・イベント「孫子の兵法」と「三十六計」に入りました。

明日の朝までお預けジャァ・・・(^^)

 

翌日、合宿ホテルの朝食を終えて、相乗りで研修所近くにあるSC内コンプレックス・シアターに向かいました。

さすが日曜日、映画館チケット売り場に着きますとすごい行列です。

いろいろな映画をやっていますが、やはり、「もしドラ」で並んでします。

 

社長の先行予約で、ゆっくり、ゆったり・・・観ることができました。

 

ちょうど12:00に上映終了し、研修合宿ホテルに戻りましたら昼食。

「オイ!儲かったなぁ! 今日はこれで研修はあと少しだなぁ・・・」が聞こえてきました!

 

知っていながら、知らない素振りで・・・午後から最後まで、「三十六計」の課題をやらせました。もちろん、全員不合格!

 

帰らねばならない時間となりました。

「三十六計」の課題だけを宿題にするのはもったいない!

来月(今月)訪問まで、「もしドラ」のあらすじとそこで出てきたキーワードを列挙して、次の設問に答えよ!がはははっ!

 

【設問1】組織の定義付けをしよう!

     あらゆる組織において、努力を実現するためには「われわれの事業

     は何か?」

     「われわれの事業は何であるべきか?」を定義することが不可欠で

     ある!

     そんじゃぁ・・・・「我が社の本当の事業は?」

 

【設問2】「顧客は誰か?」というドラッガーの問い掛けから、我が社の、

     我が部門の「顧客」を具体的に列挙せよ!

 

【設問3】「我が社の捉まえるマーケティング」とは?

     真のマーケティングは顧客からスタートする!

     すなわち、現実の環境条件、顧客欲求、顧客の価値感からスタート!

     「われわれは何を売りたいか!」ではなく、「顧客は何を買いたい

     か?」

     「顧客はいま何に困っているか?」を問う!

     「われわれの商品やサービスでできることはこれである!」では

     なく、

     「顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足はこれである!」

     ということでなければならない!

     さてさて、それはなんぞえ!?

 

【設問4】「成果」と「働きがい」とは?

 (1)マネジメントは、生産的な仕事を通じて、働く人たちに成果を上げさせ

   なければならない!

 

 (2)「働きがい」を与えるには、「仕事そのものに責任」を持たせなければ

   ならない!

   そのためには、以下のものが不可欠である。

   1)生産的な仕事;自分の仕事が貢献していること実感させること!

 

   2)フィードバック情報;真摯にみなみちゃんは、夕紀ちゃんに自分の

    評価や感じたことを率直に伝えたではないか(^^)

 

   3)継続学習;みなみちゃんは、病床の、それも瀕死の夕紀ちゃんに、

    ドラッカーの小難しい『マネジメント』を読んでもらった。

    そして、どうやったら効率的なマネジメントができるかを二人で話し

    合い、『マネジメント』以外の本までも読んでもらった。

 

   4)そこから、みなみちゃんは「人の強み」を生かそうとした!

 

 

【設問5】これからの我が社が起こすべき「イノベーション」とは?

     具体的に、部署別に論述せよ!

 

 

【設問6】マネジメントの結果は「成果」である!

     我が社の目指すべき近未来の「成果」と、中長期の「成果」は

     なんだろう!?

 

 

【設問7】「マネジメントのあるべき姿」を真剣に考えてみよう!

 

 

こんな具合に、「三十六計」の課題と「もしドラ」観賞後の課題を置いて帰ったわけです。

 

翌月再び、その企業の管理者研修に来ました。

課題は、・・・、おっとっと・・・やってんじゃぁない(^^)

 

 

さて・・・本日のテーマは深いので・・・いつものように手抜きで・・・浅く(^^;

 

ビジネス・リーダーに必要な能力で「内観(Introspection)」というのがあります。

 

簡単に言うと・・・「脚下照顧」なのです。

自分の足元をよくよく見なさいよという意味ですよね!?

 

もともと道元禅師が中国から伝えた禅家の言葉なんですね。

他(外)に向かってばかり悟りなどを追求せんと、まず「自分の本性をよく見つめなさいよ!」という戒めの意味なのですね。

 

現代では、

「つべこべ言うんじゃぁねぇ!他に向かって理屈を言う前に、他人のせいにする前に、 まず自分の足元を見ろよ!」

「自分のこと、棚に上げて偉そうに言うなぁ!」

って、・・・自分自身を反省させるとき使うようです。

 

もちろん、「足元に気をつけよ!」てな意味もあります。

 

私は、一応・・・「真言宗智山派」宗徒であります。

真言宗で、「阿字観業」というのがあります。

「阿字観」というのは、真言宗に伝わる「瞑想法」なのですね!

 

ですから、他の禅宗のそれと区別するため「真言禅」なんて呼んでいます。

この「瞑想法」は、もちろん、他の方法と同様に「心を落ち着かせ」、「深い内観を通して、自身に内在する仏性(ぶっしょう)」とコンタクトを図るわけです(^^)

 

こんなことを書きますと本山からお叱りを受けますが、なんのことはない「あ」という梵字の書かれた大小様々な衝立の前に座って、じっと「あ(梵字)」を眺めながら・・・瞑想をするわけです。

 

私もやってみましたよ!

じっと・・・「あ(梵字)」を観ているのですが・・・最後まで「筆順」を考えていて、ついぞ仏性にはコンタクトでけんかったぁ・・・(^^;

 

お釈迦様の究極の教え(私の微々たる悟り(^^;) に「一切衆生悉有仏性(いっさいしゅじょうしつうぶっしょう)」というのがあります。

 

生けとし生けるもの、形あるあらゆるもの、感じるあらゆるもの、感じないけれど、見えないけれど何でもかんでも!・・・仏様が宿っている。

 

だから、自分自身についても「性善説」となりうる「仏性」が宿っている。

それを「内観」せよ・・・と(^^)

 

実は、「もしドラ」の主人公みなみちゃんは、ドラッカーを読みながら・・・「内観」するのですね!?

そして、いつの間にか、・・・周囲をも巻き込んで、彼らにも「内観」=「脚下照顧」させてゆく・・・(^^)

 

そうこうするうちに、チームの「モチベーション」が上がってゆく・・・(^^)

 

そこに「奇跡」が起こる!

 

映画やマンガ・小説では、然もありなんの場面を作っちゃいますが、あれは実際の起こるのです!

 

たとえば、最終回の場面で、よくエラーをしたショートにバッターの打った球が飛んでゆく。

吸い込まれるように、打球がショートのミットに入る!

 

思いっきり振ったバットに、ピッチャーの投げた球がジャストミートしてホームラン!

 

絶体絶命なのに、そこに支え棒や助っ人が現れる・・・(^^)

 

ちょっと待てよぉ~・・・読者で「もしドラ」って言う人がいるでしょう???

 

そんじゃぁまぁ・・・少々、あらすじを!

 

 1)川島みなみちゃん(前田敦子さん主演)は、東京都立某高校2年生。

  7月の半ばに、病に倒れた親友で幼なじみの宮田夕紀ちゃんに頼まれて、

  野球部のマネジャーを務めることになった。

 

 2)マネジャーになる際に、「野球部を甲子園に連れて行く」という大それ

  た目標を立てる!

 

 3)ところが、・・・監督や野球部員らの反応は冷めた・・・というよりあき

  らめ(^^;

 

 4)全国屈指の激戦区である西東京地区を勝ち抜くことは、現在、この高校の

  実力では 到底無理(^^; 甲子園出場・・・そんなの「夢のまた夢」(^^;

 

 5)部員のやる気のなさ、監督とエースピッチャーとの確執など問題が山積(^^;

 

 6)みなみちゃんはまず、「マネジャー」って何をするんだろうということを

  理解しようと、本屋さんへ!

 

 7)本屋さんで、店員に薦められるままにドラッカーの『【エッセンシャル版】

  マネジメント〜基本と原則〜』を2100円も出して、・・・みなみちゃ

  んは買っちゃう(^^;

 

 8)読んでゆくと・・・起業家や経営者のための本だった・・・さっぱわかん

  ない(^^;

 

 9)後悔したが、「せっかく2,100円も出して買ったんだし・・・!」と

  気を取り直し、初めは参考程度に読み進める。

 

 10)しかし、But、でも・・・その著作の本文分途中にあった「マネジメ

  ントに必要な唯一の資質は真摯さ」という言葉に衝撃!

  ・・・なぜか号泣しちゃう(^^)

  それから、みなみちゃんは、この本の内容の多くが野球部の組織作りに

  応用できる ことに気付き、ドラッカーのあの難しい本に、次第に夢中に

  なっていく(^^)

  といって、ボクはみなさんにタイトルの本を読むことはお薦めしません!

  なぜか・・・本当に難しいから(^^;

 

 11)「マネジャー(この場合は組織や団体、機関の管理者)の資質」、「組織

  の定義」付け、「マーケティング」や「イノベーション」などなど重要性

  なキーワード・・・。

  「マネジメント」を通じて、様々なことを学んでゆくみなみちゃん(^^)

 

 12)みなみちゃんは、自分が野球部の「マネジャー」となって「マネジメン

  ト」を実践できないものかと・・・真剣に考えた(^^)

  親友の夕紀ちゃんや加地君、後輩マネジャーの文乃ちゃん、本屋で出会っ

  た同じくドラッカーの『マネジメント』を愛読している女性、本屋のこの

  本を薦めてくれた店員さんらに協力を仰ぎ、『マネジメント』を読み進み、

  学んだことを野球部の運営に当てはめ、野球部をより良くしていく方策を

  次々と実践していくんだなぁ・・・(^^)

  勇気あるなぁ(^^)

 

 13)『社会に対する貢献』を視野に入れた彼女のマネジメントは、野球部の

  みならず同校の柔道部や家庭科部等、程高の他のクラブにも好影響を与え

  ていく!

 

 14)この野球部が打ち出した「ノーバント・ノーボール」作戦は、後に高校

  野球に「イノベーション」を起こした!(^^)

 

 15)西東京地区予選を破竹の快進撃で決勝まで上り詰め、いよいよ甲子園に

  リーチをかけた野球部。

 

 

しかし決勝戦を前に、突然の悲劇が・・・(^^;

元マネジャーの夕紀ちゃんが、決勝戦当の朝、息を引き取るんです・・・(^^;

 

 16)夕紀ちゃんの弔い合戦のような気持ちも含めて、みんなで目標を目指し

  頑張ってきたんだから・・・!

  「奇跡」のようなことが次々に起こり、なんと・・・ついに地区優勝!

  甲子園出場!

 

こんなあらすじだったのです。

ドラッカーを学んで、実践し、組織モチベーションを上げると、奇跡のような組織変容が起こるのですね!

 

ドラッカーは、「マネジメント論」ではっきりとは述べておりませんが、「人心」の不可思議にも「論理」が存在するのですね!

 

それは、人間は「内観」し始めたとき、本当の意味で周囲や環境が見えてくる!

それが・・・「利他」となれば、「言葉だけ」に終わることはないのです!

 

ありがとうございました。

 

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2022 / 12 / 26  08:53

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第23講:『余裕(Composure)』

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第23講:『余裕(Composure)』

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 【イタリア・ローマ:真実の口】

 

「あなた! すごく疲れてませんか?」って、・・・お訊きすることがよく

あります。

「すごく疲れてますね!」っていうと相手が構えちゃうのです・・・(^^;

 

強烈なお話から入ります!

 

「エゴは笑わない!」というのをご存知ですか?

この現象・症状をそのままにしておりますとね・・・顔がひん曲がるんですよ(^^;

本当のことです!

 

ご承知のように、私たちは疲れているとき(しんどい時)ほど・・・笑えません!

本当です!

 

お笑いの芸人さんというのは、ですから・・・疲れていても、機嫌が悪くても

オチャラケができるのですからもの凄いのです!

といっても・・・ひん曲がった人の方が芸人さんになれるのかなぁ・・・(^^;

ゴメンゴメン!

 

現代は、「ストレスの時代」とも言われていますね!

情報量も行動範囲も、ちょい昔に比べただけでも桁違いですね(^^;

そんなものですから、・・・まぁ・・・「心の疲れ」も溜まっていますよね!

 

私なんか若かりし頃、溜まったって言えばアッチだけでした(^^)

 

「疲れている自覚」はある・・・でも、どうしていいのか分からない(^^;

怖いのは「慢性的な疲れ」が溜まっており、自分自身が疲れていることに気付

けない(^^;

 

カウンセラーの専門家(実は似非が多いのでご注意!)が、「自分の疲れ度合

い」をチェックする方法を教えてくれています。

 

最近、

「どれくらい笑っていますか?」

「どれくらい楽しんでいますか?」

「感動で、いかほど泣きましたか?」

 

ですから、

「最近笑ってないなぁ~(^^; 」

「そういえば、楽しいことないなぁ~(^^; 」

と感じたら、その原因は何らかの疲れが溜まっています!

 

「肉体的な疲れ」というのは、その原因がハッキリしていることが多いですね!?

 

久しぶりに歩いたなぁ~(^^;

何年ぶりだろう、運動したなぁ~(^^;

どっひゃぁ~、こんな重たい荷物運んじまったぁ~(^^; イデェデェ・・・(^^;

最近、めちゃくちゃやること多いしなぁ~(^^;

そういえば、昨晩は考え事もあってあまり眠れなかったからぁ~(^^;

 

「心理的な疲れ」というのは、意外とハッキリした理由が分からない場合も

多いのですね!?

 

「何んもしてないんだけれどぉ~、仕事もそんな忙しくもないしぃ~・・・」

でも・・・「疲れている」(^^;

 

「仕事は・・・詰まってもいないしぃ~、特に忙しいわけではないなぁ~、

夜も良く眠れているしなぁ~・・・。

悩みだって、誰にでもあるもんだしぃ~、自分の悩みなんか大したことない

しぃ・・・(^^;」

 

このような理由付けをしたら、「疲れてる!」なんて言いたくても言えなり

ますね!?

 

お感じになられていると思います!

仕事がなくて、一日中、家でゴロゴロしていても、心というのは「疲れるとき

は疲れる」のですね!(^^;

 

もっと実感されていることがあると思いますが、

何もしたいものがなくて、気が付けば、なんとせっかくの休日が終わってしま

っっていた(^^; と感じたときの「徒労感」というのを経験したことがあるの

ではないでしょうか?

 

実は「理由があいまいな疲れ」というのは、あなたが客観的にどういう状況で

あったとしても、あなた自身がどう感じているのか? で決まってくるのですね!

 

ですから、「常識」とかではなく、「あたしの場合は・・・」という感情が

最優先なのですね!

 

そう!

自分が「どう感じるか」なのです!

 

この辺、大事なんですよ!

 

周りの人たちがどのように見ていようとも、感じていようとも、あなた自身が

何らかの「感情を抑圧」したり、自分自身を「否定的」に見たり、「嫌悪感」

や「罪悪感」など、ネガティブ(マイナス)の感情を持ったりするだけで「ス

トレス」となります!

 

特に、誰かと表面的でも、無言でもケンカにすることになりますと間違いなく

「ストレス」となりますね!

 

実は、自分が「しんどいなぁ(^^; 」 「辛いなぁ(^^; 」 「嫌だなぁ(^^; 」

と感じているとしたら、間違いなく「心」にとってそれが真実なのですね!

 

また「無力感」「何もしていないなぁと感じる罪悪感」なども、間違いなく「心」

にとってそれが真実なのです!

 

いかがでしょう!

いままで述べてきたことを考えていただきますと分かりますね!?

「余裕」というのは、「心」の有り様なのですね!

 

リーダーが「余裕のない状態」では、組織を思う方向にリードしてゆくことは

絶望的です!

また自分自身のこととして、自分を変えようとしても変えるだけの「気力」は

沸かないですね!

 

ですから、「疲れ」を解放してあげるべきなのです!

 

「そんなこと言ったって・・・そんじゃぁ・・・どうしたらいいの!?」

って、文句をいただきそうですね(^^)

 

いろいろな人が、いろいろな方法を述べられています。

どれも間違いではないので、そのどれかをなされるといいのではないでしょうか!

 

私のお奨めは、

 

 朝は希望に起き

 昼は努力に生き

 夜は感謝に眠る

 

です(^^)

 

特に「夜は感謝に眠る」なんですが、松下幸之助翁のなされたことを紹介します。

松下幸之助翁は、仕事を終えて行水(お風呂)のとき、「我ながらようやった

なぁ!」って自分自身を褒めてあげられたそうです。

私は、寝る前に鏡を観て、向こうにいる自分の姿に微笑みながら、

「おまえは良くやった!素晴らしい!さすがだ!」

って、こころから褒めてあげるんです(^^)

 

ここまでは「心の余裕」・・・(^^)

 

次はもっと簡単なことなんですが、・・・「仕事」や「生き方」の余裕づくり

ですね!

それは、

 

 「知らないことを知らないと言える勇気」

 

 

 「できないことをできないと言える勇気」

 

を持つことですね!

 

これさえできれば、これからの自分自身にとってもっとも「余裕づくり」に

大切なのは、「人脈づくり」なのですね!

 

自分の知らないことを知っている人とお付き合いする!

自分のできないことのできる人とお付き合いする!

 

それだけ!

 

どうする・・・?

簡単です!

 

「人皆、我が師」として、「美点凝視」する!

そのために自分自身を知り、認めることなのですね!

 

心身ともに「余裕」を持つ方法は、実は同じなのですね(^^)

 

ありがとうございました。

 

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2022 / 12 / 19  08:45

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第22講;『寛大さ(Generosity)』

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第22講;『寛大さ(Generosity)』

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【イタリア;カプリ島です】

 

松下幸之助翁の著作「素直な心になるために」に、このようなことが書かれて

おります。

 

 ・素直な心の内容には、万物万人いっさいを許し入れる広い寛容の心と

  いうものも含まれている。

 

 ・素直な心になったならば、いらざる対立や争いがおこりにくくなって、

  和やかな姿が保たれるようになる。

 

 ・幸せになるためには、心の平和が大切です。

 

 ・心の中に対立や争いがあるうちは、幸せに暮らすことは難しいでしょう。

 

 ・心の中に波風が立つのは、寛容の心・受け入れる心が足りないからかも

  しれません。

 

「万物万人いっさいを許しいれる」ことが「寛容」なりと定義なされていますね!?

大変に難しいことなんですが、確かに「一切を受け入れる」ことができれば、

人にイライラしたり、腹を立てたりすることはないですよね!?

 

松下幸之助翁のご経験では、「まぁ・・・こんな人もいるがなぁ!」とか、「自

分のことも変えられんのに、相手を・・・そんなもんできへん!(しかたがな

い)」「多少悪くても、このままでもええがなぁ~!」などと思えるようにな

ったらイライラしないですむようになったとおっしゃっています。

 

一般的には「寛容さ」という言葉は、他人に対して使うような気がしますね!?

広辞苑を見ますと「寛容」の意味が、3つ書かれています。

 

 1)寛大で人を許し、受け入れること。咎(とが)めだてしないこと

 2)他人の罪を厳しく責めないというキリスト教の重要な徳目

 3)異端的な少数意見発表の自由を認め、そうした意見の人を差別待遇

  しないこと

 

1)と2)は、相手に罪があることを前提としておりますよね!?

そして、その罪を許して咎(とが)めない態度みたいです(^^)

 

3)は、なんと気色悪い「異端」なんて言葉を使っていますね!?

まぁ~それはともかくとして、少数者の意見の自由を認めて差別しない態度な

のですね(^^)

 

「異端」と「少数」という言葉に私なんかどうも「寛容」になれない(^^;

「異端」に対する言葉は、「正統」です。

 

「正統」というのは、数の論理からいう多数だから正しいのではなく、「伝統」

とか「権威」によって支えられてきたものなのです!

 

そう!

「えらい人が言うから正しい!」なんていうことでしょうね(^^;

 

ですから、「正統」は多数の論理から言われるのではなく、「異端」も「少数

者」だからであるとは限らないですよね!?

 

でも・・・どうも角栄さん以来、多数意見が正統であると勘違いする政局が

あって、政治がまとまらないのでしょうね!?

 

なんですよね(^^; ・・・このため、少数意見であれば異端というレッテルが

貼られてしまうのですね・・・(^^;

 

少数民族が「異端」でないために、多数民族を「粛正」「弾圧」で押さえつけ

る政治が歴史的に行われてきましたね!?

昨今の北アフリカや中東イスラム革命の原因でもありますよね!?

 

民主主義制度というのも、考えると怖いところがあります!?

多数と少数なんていうのは、相対的な関係でしかないはずです!?

なのに現実では、多数が正統であると考えられている・・・???

 

本来の伝統とか権威に支えられてきた「正統」という意味が今では、「道徳」

「倫理」「文化」も一緒くたにして喪失していますね・・・(^^;

 

松下幸之助翁もおっしゃる「寛容」は、人の失敗などを咎(とが)めだてしな

いで、いい面を積極的に認めようとすることなのですね!

 

そうなのです!

基本的に、相手の罪や失敗を前提としながらもそれを許し、咎(とが)めない

態度が「寛容」なのですね!

 

ご承知の方も多いと思いますが、「寛容」という言葉はキリスト教以前のロー

マ帝国では、金貨などに印字された重要な言葉なのですよね!

 

ですから、「寛容」は欧米の社会では「精神」を表現する言葉なのですがねぇ・・・(^^)

 

そんでもって、他人がどうのこうのよりも「脚下照顧」して、自分事に置き換

えますとね!

 

「寛容の心」、「他人・他人の言葉を受け入れる心」が足りないことって、

よくありますよね!?

実は、このような精神状態の時、自分の境遇とか環境を不満に思ったり、嘆い

たりしてしまうことが多いのです!

 

最近、「ウツ」「新型ウツ」っていうのが多いのだって、マスコミでも精神科

医の言論からもよく聞かれます。

統計的にそうなのでしょうね!?

 

でもですね! お叱りを買うかも知れませんが・・・私見を述べさせていただ

きます。

「ウツ」の人たちの欠落している「精神」は、実は「寛容さ」なのです!

 

他人を自分の論理で咎(とが)めたり、他人のちょっとした振る舞いを罪とし

て厳しく責める心があるのです。

 

だから・・・考えちゃう(^^;

イライラという精神不安定になる(^^;

 

だから眠れない(^^; ・・・不眠症になる(^^;

 

エエ薬があるわけです。

「精神安定剤」「入眠剤」「睡眠薬」・・・。

 

精神科、心療内科に行けば3分も診断しないうちに、簡単に沢山の薬を処方し

てくれますよ。

そして、付け加える言葉が「ストレス」なんですよ・・・って(^^;

 

でもですよ!

「こういうこともあるんだから・・・」

「このままでもいいじゃん!」

「まぁ・・・しかたがないじゃん!」

などと思えるようになったら、・・・そんなに不満を感じなくても済むと思い

ませんか?

 

それに、

「自分には欠点がある」とか、

「自分に問題がある」とか、

クヨクヨしたり落ち込んだりしてしまうのは、もしや「寛容の心」「受け入れ

る心」が足りないじゃぁないのかなぁ? って考えてみてもいいんじゃぁない

でしょうか?

 

そこで「自分自身」に対しても、「寛容の心」「受け入れる心」で自己観照し

てみるのです!

「そうかぁ・・・今はまだ、これができないんだからエエかぁ~!」

「ここんところは、そのままでもエエかぁ~!」

 

それに一朝一夕で、自分を変えることなんてできないのですから、そんなに

クヨクヨしないでもいいのですよね!

 

でももちろん、「変えるべき自分」を、「理想とすべき自分」を明確に描いて

おかなきゃいけません!

 

他人も、今の環境も、自分をも、そのまま素直に受け入れ、容認できるように

なる自分を創るのです!

 

「寛容な心」はもっと広く!

「受け入れる心」ももっと深く!

なれば、・・・

それだけ心和やかに過ごせますよね!?

 

ビジネス・リーダーの必須条件は、時折、自分自身を省みる(脚下照顧・自己

観照)する時間を持つことです!

 

公私共に、自分自身の生活を振り返って、

「人にイライラしなかったかいなぁ・・・?」

「不平・不満を持たなかったかいなぁ・・・?」

「クヨクヨせんかったかなぁ・・・?」

「寛容に観たかいなぁ・・・?」

などと自問しましょう!

 

そうしますとね・・・、

「よっしゃぁ! これからは~することにしよう!」と考えられるようになり

ますわ(^^)

 

これからの世界は、日本は、間違いなく多文化共生時代になりますよね!?

ですから、これからの時代に最も必要な精神態度のひとつは「寛容」ですね!

 

政治を志す人たちが真っ先に学べばならないのは「寛容の精神」なのですよ!

特に、あら探しばっかする○産党の皆さん!

 

ありがとうございました。

 

いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、

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2022 / 12 / 12  08:35

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第21講;『和(Harmony)』

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【イタリア;カプリ島碧の洞窟】

 

今回のテーマは「和(Harmony)」です。

中東でも、EUでも、中国でも、日本の政治経済をを見渡すと「和(Harmony)」

を感じませんね(^^;

 

「和する」ってどういうことでしょう?

 

もっともよく理解できるのは、算数で使う「和」ですね。

数と数を足すことを「和算」と言うのですね。

 

組織で行う仕事のほとんどは一人ではできないのです!

 

皆んなで、お互いに力を出しあって、助け合うことによって成し遂げられる

ことがほとんでどなのです!

 

一人の人が、人の二倍三倍仕事をやっても、他の人が逆に半分もしなかったら、

まったくいい仕事にはなりません(^^;

 

いい仕事というのは、全部足し算なのです!

一人一人が、自分の持ち分の仕事に責任を持って確実に行う。

 

皆んなが同じように力を出す!

そんなにいっぱい出すことではないのです。

 

仕事というのは分業されるているのです。

分業された仕事の一つ一つにパワーが集中され、それぞれがまた組み合わされ

たとき、すばらしい仕事になります。

 

それぞれのパワーの足し算を「和」というのですね!

 

算数では「一足す一は二」になるのですが、私たちがやっている仕事のほとん

どは算数のようにはならないのです(^^)

 

「一足す一が、三」になったり「五」になったりします。

いや実は無限大にもなることがあります。 不思議ですね!

 

人の力は全部測定可能だと思いますか?

 

残念ながらそうではないのですね!

人の能力はおおよそ140ほどあるそうなのです。

しかし、実際に測定できるのは半分の70ほどだそうです。

 

走ったり、暗記したりする能力は測定可能なのです。

学校での優劣はこれで決まってしまうのですね(^^;

不幸なことです(^^;

 

しかし人間には測ることのできない能力があるのです!

たとえば、

「気を配る能力」

「人の気持ちを察する能力」

「そろそろ、まもなく・・・と感じる能力」

などは測定できないのです!

 

測定できない能力の方が、はるかにはるかに仕事を達成させるには重要なこと

は成功している人たちを観ると判ります。

 

人と人が手を握ったり、体を支えあったりしたときには、目に見えない不思議

なパワーが出てくることがあるのです!

本当です!

 

「あの手、この手、奥の手、神の手、人の手」という「ことわざ」があります。

 

一人の人から出るパワーが一緒にやっている人に届きますと、こんどはその人

が出すパワーと合算されるのです。

そのパワーがまた、いろいろな相手に向かうのですね。

 

次々とパワーが加算されますから3倍、5倍、10倍、100倍にも膨らんで

ゆくのです。

 

これが無限に繰り返されると、ものすごいパワーになります。

 

実はレーザー光線の理論がこれなのです!

小さな小さなパワーも繰り返し加算されてゆきますと強力なパワーになりま

す。

 

一人だけのパワーだったら自分の中でグルグル回っているだけなのです。

外にパワーを向けて発っしますと、それを受け止める人がおり、そのパワーを

受けた人がまたパワーを付けて送り返してくれるキャッチボールが繰り返される。

 

これが本当の「和」じゃないかなあと思います。

 

そのためにはお互いが間違いなく、受け取ったパワーを投げ合う所(的)が

しっかりしていなければなりません!

 

そして、そこにちゃんと投げられることが肝心なのです。

 

お互いのコミュニケーションを常日頃からしておりますと、的確なパワーの

キャッチ・ボールできるのですね(^^)

 

お互いが「得手に帆をかける」心意気でつきあうことなのですね!

 

互いのすばらしいところを認め合い、補間し合うことでパワーの総和ができ

あがるのです!

 

それが、本物の「和(Harmony)」なのです。

 

聖徳太子の「和を以て、尊としとなす」という言葉はあまりにも有名ですね!

 

「和することは、なんてすばらしいことでしょう!」と聖徳太子はおっしゃっ

ています。

 

お互いのパワーを高めあうことは、一人一人の成長・向上につながってゆくの

ですね!

そして、その成長に感謝できる毎日毎日がおかげさまになるのですね!

 

お陰様の雰囲気を「和(Harmony)」と定義しましょうよ!

 

ありがとうございました。

 

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2025.04.27 Sunday