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2020 / 11 / 13  18:55

パイロット・コンサルいろは考:第2講;『チャレンジ(Charange)』

『チャレンジ(Charange)』

【フライトシミュレター;ラスベガス空港夕闇迫る滑走路】

 

「パイロット・コンサルの経営いろは考」;第2講です!

 

今回も私事を長々と述べさせていただきます。

 

何事も動機がなければチャレンジしたり、「事(コト)」を起こすことはありません!

私が行う経営指導のほとんどは「How to」を教えることがありません。

 

以前にもお話をしましたが、重要ですので「玄人」「素人」「タダの人」を定義します。

まず「タダの人」ですが・・・、この人はなんの目標もなく、朝、目が覚めたら手洗い・
洗面、朝食~夜就寝するまで有効・有用な時間を過ごしていない人です。

 

ビジネスリーダーとなる人たちを対象にした管理者研修の初期の段階で、私は研修生に
問いかけます。
「あなたが棺桶の蓋を閉めるまで、具体的にやりたいこと”夢”を揚げて下さい!」
と・・・、そこから「人生設計」に着手します。

 

リーダーに「夢」がなくて、企業の「将来ビジョン」がなくて、・・・どうして部下・
後輩に良い影響を与えることができるのでしょうか?
この管理者研修で「人生設計」のためにかなりの時間を使います。朝まで費やします。

 

そう!
「夢」をありったけ書き出してもらうのです。
そうすると・・・どこからか「もうないやぁ~」「難しい~」とか・・・声が上がります。
このことを「弱音を吐く」と言います。

 

私は妥協しません!
「あのさぁ~、吐くという漢字;口遍に何って書く?」
「・・・・土」
「もっと別には?」
「・・・?」
「実は、口からプラス・マイナスって書くんじゃぁない!?」
「へぇ~」
「じゃぁ~、この十一の一を取ったら、なんて字に変わる?」
「叶う(^^)v」
「マイナスの言葉を吐かないで、プラスの自分をうんと想像(イメージ)しようよ!」

 

だんだん、イメージングができてきますと・・・「素人」になれるのです!
「素人」=「知ろうとする人」のことなのです。

 

目標を持った人は、その目標を手に入れる、できるようになるために「できない」「知ら
ない」ことが山ほどあることに、そこで気づきます。

 

企業も「素人集団」であればあるほど活性度が高いですね!?

「素人」=「素直な人」とも書けます。

 

なんとかして目標に向かいたいと「ド真剣」に考える人は、やはり「素直」です。


「できないことはできない」と言える勇気、「知らないことを知ったかぶりしない」で「知
らない・わからない」と言える勇気を持とうじゃありませんか!

 

素人(知ろうとする人)になると「ご縁」=「人脈」が引き寄せられてきます。
もうお分かりと思いますが、「ご縁」=「人脈」はすべて「何か事を成した人たち」なん
です。

 

特に、素人にもっとも必要なのは「玄人」に出会うことなんです!
「エキスパート」「メンター」と呼びます。

「玄人」=「苦労した人」なんです。
「夢」「目標」を明確にして、その実現のために普通の人なら「不可能だ!」「ただ事で
はない!」「まさかぁ~!」の努力を成し遂げた人だからです。

 

「玄人」のことを「名人」「達人」「匠」「スペシャリスト」とか・・・いろいろな呼び方を

付けますが、共通することは「苦労」しているんです!
自分を磨き上げてゆくために、「辛」いことにも「一本筋を貫いて」やってきた人ばかり
です。

と書くと・・・「やっぱ大変なんだぁ~(^^;」って思ってしまう人もいます。

 

「玄人」は、傍で見ていると大変なことをやっているように見えますが、「玄人」ご本人は

概して、そう感じてやっているのではなく「好き」でやっているんです。

だから、傍で見ているよりも実は「楽しん」でやっているのです。

 

それは「素直」に自分の「夢」が叶うイメージができているからなのです(^^)v

 

「素人」と「玄人」は紙一重・・・「タダの人」はステージが違う(^^;

 

さて、いよいよ私のパイロット資格チャレンジのお話しです!

 

かつて、良くハワイに行く機会がありました。
ノース・ショアー(オアフ島北端海岸沿い)にデリンハム(Dillingham)というところが
あります。


ここでは、スカイダイビングやグライダー体験飛行をやっていました。

 

もちろん私は最初、スカイダイビングにチャレンジしました。

 

地上で両手両足の開け方レクチャーとシミュレーション訓練を少し受けるのです。

 

同じ飛行機でダイビングしようと米国本土からきた白人男性がはしゃいでいます。
私は、高所恐怖症ではないのですが・・・、ハワイのツアー・ガイドさんが1年に数回は
ダイビング失敗があり、その悲惨な光景をガイドが説明していたのが頭に浮かぶんです。

・・・本音は怖かった(^^;

 

いよいよ、7人乗りほどの飛行機に一緒に飛ぶインストラクターと乗り込みます。
離陸までは良かった。

まだ、あのアメリカ人・・・はしゃいでやがる・・・(^^;

実は違ったんですねぇ・・・(^^)

 

いよいよとなったら、インストラクターとカメの親子方式の格好になります。
飛び降りる地点にまで着ましたら、そのアメリカ人が一番先に飛び降りることを宣告され
たのです。

おそらく、私の顔が引きつっていたからなのでしょう?

 

飛行機のドアーを引き開け、そのはしゃいでいたアメリカ人とインストラクターがドア越
しに立とうとしたら・・・そのアメリカ人が叫き出したのです(^^;
「やっぱり止める!いやだぁ~!」
インストラクターは一所懸命に彼の背中からなだめているのですが・・・顔は笑っている。
「大丈夫だから!」
「いい! もういいんだぁ! いやなんだ! 止める! 止める!」
「だって、お金返さないって誓約書に書いてあったでしょう?」
「うるさい! そんなものいらない!」
「本当にいいの?」
「いいって言いてるだろう! この野郎! 止めるぅ~!」
「あっそう! OK! OK! そんじゃぁ、手を放してこっち向いて・・・」

 

「あいよ・・・」って言ったかどうかは知らない・・・???
あれぇ~、二人がいなくなっているではありませんか!(^^;
飛び降りたんですねぇ~。

 

あれだけ泣き叫んでも、飛び降りてしまうインストラクターの強引さを目の当たりに観ていた

私は観念しました(^^;
確かにドア越しに下を覗いた時、怖い! いやだなぁ!って思いましたが、観念した私には
・・・どうにでもなれのが湧いていました。

 

軽く「行こかぁ~!」の声が耳元聞こえたときには、飛び降りていました。
あっという間に、パラシュート(当時はまだパラシュートでした)が開いて、体がフワァ
~っと上昇したかと思うと、ゆらりゆらりと大きな螺旋を描きながら夢見心地で地上に降りて

ゆきました。
あれは・・・快感でした(^^)v

 

地上に着地してから、あの泣き叫び屋アメリカ人はどうなったか?・・・ふと思い出したの

ですが、インストラクターが金具などを外していますと走り寄ってきたのが彼なんです!
「もう最高! 最高だったよぉ~!」
って感嘆の声、こえ、コエぇ・・・(^^)v
「怖くなかったのぉ??!」
「ぜぇ~んぜん! でもさぁ~、飛び降りるまでは怖かった(^^;
 ・・・チビッちまったよ(^^; 」
「コンニャロー・・・!」
「今から、もうワン・トライしてくるから~(^^)v」
もう別人なんです!(^^♪

 

確かに怖いのです。
でも一度、経験をすると・・・病みつきになる人がいるというのはこういうことなんですねぇ。
「やらずに・・・何も変わらない!」
至言です。

 

私はそのあと、グライダーの体験操縦予約を入れておりましたので、別人となってしまった

アメリカ男と別れました。

 

私の最初の飛行機経験はグライダーです。
もちろん、乗る前に地上で簡単なレクチャーを受けるのですが、スカイダイビングとはまったく

違って難しい。
でも、「なんとかならぁ~な!」の気分優先でした。

 

タンデムといって、前席に私、後部座席にインストラクターが乗り込んで、セスナに牽引され

徐々に高度を取ってゆきます。
ある高さに来たら、こちらの操縦席から牽引しているセスナ機に「離すよ!」って合図を無線で

送り、向うから「ラジャー」って返事がありますと床にあるレバーを引きます。
ロープがガシャンって外れるのです。

 

そこから、風切る音だけがヒュンヒュン聞こえます。
後部座席のインストラクターがいろいろ説明をしてくれながら、

「あなたもやってごらん!」

って優しく指示を出します。
言われた通り操縦桿を動かすと、あれれ・・・気持ちいい・・・鳥になった気分が味わえるのと

ハワイのエメラルド・ブルーの海岸線に魅せられるのです。

 

「どう~、アクロバットやってみたい!?」
ってインストラクターが尋ねるのです。
「やって! やって!」
と返事をしましたら、急に機首を真上にしました。
ひっくり返ると思いきや・・・前のめりになって機首が今度はガクンと真下を向くのです。
これはストール(失速)っていいます。
そのままジェットコースターと同様に落ちて行くのです。
最高スピードが出たと思ったら・・・宙返りです。
そのあと、急旋回などをしてくれました。

 

はじめての経験ですから、おっかなビックリとスカッと気分が入り交って、時間になったから飛行場に

戻るよってインストラクターに声を掛けられたら、これまた急旋回と急降下で飛行場末端まで着て、

静かにストンという感じで着陸・・・(^^♪

 

グライダーから降りてきたらインストラクターが、

「あなたはパイロットになれるよ!」

って褒められました。

 

それが動機となったことは間違いありません。

グライダー学校に入校を薦められましたが、その気にはなれず、しかし、いつかパイロットにはなりたい

という「夢」が芽生えました。

 

都度つど、ハワイに行くたびにノース・ショアー:デリンハムに足を運び、グライダーに乗ることを楽しみに

しておりました。

 

そうこうするうちに、福島県いわき市に住む友人が、茨城県日立で飛行機に乗ってるんだっていうのです。
「日立に飛行場なんてあるの? 免許はどうしたの?」
「ほら~コレ! 簡単に取れるんですよ!」
彼に、早速そこへ連れて行ってもらいました。

 

なんとまぁ~、そこは300mほどの土を固めた滑走路のある飛行場でした。
吹き流しが滑走路端に垂れていました。

プレハブ小屋とそれなりにしっかり作られた格納庫に2機のウルトラ・ライト・プレーンなるものがありました。
日本語に訳しますと「超軽量飛行機」です。

 

オーナー兼インストラクターのおっちゃんがツナギを着て、ニコニコして待っていました。
オートバイのヘルメットにマイクとヘッドフォンがついているものを渡され、

「このヘルメットつけな!」

って言われました。
タンデム式(2人乗り)カヌーに羽根が付き、後ろにプロペラのある風防なしのおもちゃのような飛行機です。

 

早速、やや凸凹飛行場滑走路をタキシング(走行)しながら、無線交信が正常かどうかチェックします。
「これタキシングっていうの・・・聞こえる?」
「ハイ!」
「どこも触らないでねぇ・・・今からテイクオフ(離陸)するから~」
「ハイ!」

あっという間に空の上に・・・。

 

「飛行機に乗ったことある?」
「ハイ! グライダーに少し・・・」
「あっそぉ~、じゃぁ操縦してよ!」
「あっ、ハイ!」
「あれれできるじゃん! ラダー(方向舵)も使わないとダメよん!」
「えっ???」
「旋回する時、このように・・・」

 

はじめて、両足の位置にあるペダルがラダーであり、なぜ使うのか分かったのです。
グライダーに乗っているときには、お客様なのでそんな小難しいことは教えないのですね!
全部、インストラクターがやっていてくれていた。

 

20分ほど、空の上を満喫して着陸し、一応、クラブハウスと呼ぶプレハブ小屋に戻っててきたら、
「どうだった? 楽しかった?」
「いやぁ~、面白かったですよ!」
「〇〇君から藤本さんのこと聞いているので、うちのクラブに入会したら、すぐ免許上げるよ! 

 僕は審査員でもあるから・・・」

 

狐につままれた気持ちでクラブ入会誓約書にサイン。
なんとまぁ~、本人のサイン&印鑑欄があり、かつ保護者または配偶者承認サイン&印鑑欄があるのです。
家内に話したら一貫の終わりを感じましたので・・・私文書偽造(時効成立)。
左手で家内の名前をサイン、三文判を買って押印。
「今度来るとき、お医者さんに行って、健康診断書(この飛行機ではこの程度でOK)をこの用紙に貰って

 きて・・・」
「ハイ!」
「それから、これ学科試験問題集なんだけれど・・・一応、読んできて。そうしたら免許申請すっから・・・」

てな具合で入手した似非ULPライセンス。

 

本来なら、タキシング〇時間、ジャンプ(3mほど飛んでは着陸)30回以上、上空〇時間、ソロフライト

〇時間が実技検定条件なのに・・・。

 

もちろん免許をもらってから、時間があれば飛行場にに出かけ何度も乗っていたのですが・・・、途中で

つまらなくなってきました(^^;
航空法でスポーツ飛行機と呼ばれるULPは、飛行場から3km以上遠くに飛んではならないのです。
向こうに日立の海岸線があるのですが・・・、そこまで行ってはダメって言われるし・・・、
でも、行っちゃいましたが。

 

風が少しでも強くなると飛行中止・・・こっちの方が多い(^^;

 

今では、軽飛行機(セスナなど)の基本的計器類がきちんと搭載設置されていないULPはおっかなくて

乗れません(^^;

あのままのめり込んで無茶なことをして、よくぞ万が一になっていなかったなぁ~と、いまさら運の良さを

嬉しく思っております。

 

いつの頃なのか・・・その日立にあったULP飛行場がなくなっていました。
理由、原因も知りません。

 

なぜ・・・無茶なと書いたかといいますと・・・「チャレンジ」というのは、無茶で無理があってはならない

のです!
綿密な状況判断と必要な技量を持ってチャレンジするならいいのですが、我流のチャレンジは運がいいか

悪いかで結果が大きく違います。

 

飛行機や船の世界では、最悪の結果は「死」なんです。

 

全世界の飛行免許取得で勉強しなければならない必須科目が「航空法」です。
同時にAIM(Aeronautical Information Manual)も必須科目です。
これは・・・いちいち面倒な!と思われる規制(ルール)がたくさん書かれています。
でも、よくよく勉強して理解してきますと・・・パイロットの命を守るために書かれたものだということが

解ってきます。

 

御社の規定・規則は、誰のためにありますか?

「命」を掛ける全社員のためのルールや哲学になっていますか?
そうでないと・・・、結局、上手くゆかなかった時には、人のせい、社会のせい、政治経済のせい、はたまた

自分を産んでくれた親のせいになってゆくのです。

 

「チャレンジ」をするには、「勇気」が要ります!
空振りの「勇気」ではいけません!
しっかりした素地、知識、知見を身に着けたものを訓練するのです!

 

このシリーズの核心は・・・「命をかける」社業、人生をつくることなんです。

 

今回はここまでとします。ご精読ありがとうございました。

 

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2020 / 11 / 13  18:52

パイロット・コンサルいろは考:第1講;『はじめに』

プロローグ『はじめに』

【フライト・シミュレターで香港啓徳空港離陸直後ナイトフライト

 です!(低空飛行)】

 

皆さん、お久しぶりです。

 

「パイロット・コンサルの経営いろは考」;第1講です!

 

この連載を始めるにあたってのプロローグを書かせていただきます。

まぐまぐのメルマガ連載を始めたのは、平成18年(2006年)4月30日です。
「ビジネス人生いろは考」という見出しで第1号を発刊しました。

 

当初は、中国地方で大成長中(現在も・・・)のスーパーマーケットが毎月発刊する社内
報に、1ページ分の新入社員や若い社員向けの人生の生き方論や精神的態度のあり方につ
いて連載させていただいたものを、テーマ別に「いろはにほへと」の頭文字にキーワード
を代え、書き始めたものです。

 

毎週書きましたら、ちょうど1年で52週ありますから、同じ頭文字でできている重要
キーワードを数回使って、1クールが1年となる勘定でした。

 

当時は恥ずかしながら・・・、毎週、書くことが能力不足で完遂できずズルズルと週間
発行の約束を守れず10日毎になったり、はたまた1カ月も放ったらかしにしてしまった
りしました。

なんとまぁ~そうしますと、まぐまぐから「約束通りの期日を過ぎて、最近、発行されて
おりません。このまま放置されたら発行中止処分とします!」

という警告までいただき、遂には本当に中止処分を受けたことがあります。

メールで、何回かお詫びの文章をまぐまぐに送り、なんとか中止解除までしていただいた
経緯があります(^^;

 

先般、新人ビジネスいろは考シリーズを書き終えましたら、お陰様で836号にまでなって

おりました。

A4版1行40文字×40行で原稿を書いており、まぐまぐ投稿毎にまぐまぐ指定の1行
文字数に変換しております。
原稿は毎度、プリントアウトしてファイリングいたしておりますが、コクヨ-フ650S
が4巻目になっております。

総枚数4600ページを優に超えております。

 

またこれから、ブラッシュアップした「パイロット・コンサルの経営いろは考」を837号

からスタートです。

どうかよろしくお願いいたします。

 

さて、やや長くなりますがお付き合い下さい!

 

実は、私は58歳の時に念願のパイロットの資格(自家用操縦士;陸上単発ピストン)を
取得しました。

 

30才代前半に、スポーツ飛行機ULP(超軽量飛行機;ウルトラ・ライト・プレーン)
の免許を取得したのですが、あまりのめり込むことができませんでした。

 

それは航空法上、飛行場を飛び立ったら半径3km以内しか飛行範囲がないのです(^^;
ですから真面目に飛行していても・・・ついつい飽きてきます。
ましてや、ナビと飛ばれる他の飛行場には余程近くに他の飛行場がなければ飛んで行けないの

です。

その頃、受託する仕事も激増し、止む無くでもなく・・・後悔なしにULPの趣味を止め、

仕事に没頭することができました。

 

その後、いまから20年ほど前に釣り具販売店の社長がチェーン化したいということで、
チェーンストアーを幹部候補生にお教えすることと経営のお手伝いをするご縁をいただき
ました。

 

このメルマガを読んでおられる方に似通ったパターンをお持ちの人がおいでかも知れませ
んね!?

 

この釣り具業界では、シーズンオフというのが当たり前の慣習があったのです!
もちろん、その釣具屋にとっては冬がそのシーズンオフなんです。
冬は売上が落ちても当たり前の風潮があるのです。

 

ところが、彼らに損益分岐点の勉強をしてもらい、月次の損益分岐点を出してもらったら
・・・なんとまぁ~、秋から春先まで完ぺきに赤字経営なんです(^^;
ですから稼げるときに蓄えるのが釣具屋の真骨頂のような、特異な世界を作っていたんです。

 

面白いんですよ!

釣り具メーカーの日本におけるビッグ2というのは、シマズとダイワなんです!
この2つの企業は、ですから・・・冬場は赤字を計上して経営しているのか?・・・と
思いきや、とんでもない!

利益、バリバリ上げています!
自転車用部品の世界トップメーカーは、ご存知の方も多いと思います。 

シマズなんですよ!
ダイワといえば、釣り具のほかにゴルフ・テニス用品でも大変有名なブランドです。
ですから、この企業にはシーズンオフがある訳がない!

 

なのに当社は、シーズンオフでも細々と店を開けているけれど・・・開店休業状態なんです!

おかしいんじゃぁない!?・・・って、言いましたねぇ。
だって赤字でも経営をしているんですから・・・。
もし夏場、競争店舗が近くに出店したり、何かのことで夏場に客数が激減したどうするん
ですか?!

「マーケティングとは、・・・、いや経営とは需要の創造なんだよ!」

って強く言いましたね。

 

ビジネス・リーダーの皆さんに強く訴えます!
単月であっても・・・赤字はまかりならんのです!
絶対に言い訳は無用です!
業界のせいでも・・・、お魚さんのせいでもありません!

 

当社で当初から行っていたのが、幹部研修基礎訓練なんです。
これは「考えて、考えて、考え抜いて」もらう訓練です。
そして、何事もプラス発想する!

 

この基礎ができていない企業の共通する言動は、上手くゆかなかったら全部、「他人、業界・

競争競合企業、社会・経済」のせいになってしまうのです(^^;

 

「知恵を絞るクセ(躾)」ができていない企業・個人は、うまくゆかなければ・・・他人の

せいで終わり(^^;

 

ですからこの企業では基礎訓練を終えてから、「冬場のマーケティング」というのを、
乾いたぞうきんであっても1滴の水が垂れるほど、深く深~く考えろ!という課題を出し
ました。
結局は、これが当社の経営計画書を作る発端になりました。

 

私はもちろん、釣りのことについてはド素人です。
ですから、初っ端からこんな質問をしたことがあります。
「お魚さんって、冬眠するの?」・・・「そんなことありません」
「漁師さんは、冬は休業しているの?」・・・「いいえ!」
「なに釣っているの?」・・・「冬には冬の魚が・・・」
「それじゃぁ~、それをなぜ一般の釣り人は、その魚を釣ろうとしないの?」
「先生!冬の釣り場に行ったことがないでしょう!あんな寒いところで釣りなんかできな
 いですよ!」
「寒くならないようにするためには、どうしたらいいの?」
「防寒具や暖房器具を手に入れなきゃ・・・」
「じゃぁ~、それを売れば・・・!」
「・・・そうかぁ~!(^^)」

 

それだけではなく、四季を通じて釣り船の受付窓口を請負い、釣り船屋さんとコラボする
ことも提案しました!

普通、釣り船屋さんが釣具屋さんでもあるのです。
ですから、釣り具を売るわけにはいかないと言い出すんです!
「何を言ってるの!釣り具を釣り船屋さんよりも安く仕入れて、釣り船屋さんに卸せばい
 いじゃん! もしくは、売れた釣り具の歩銭を払えばいいでしょう!?」
「また必ず、まとまったお客様の受付をしたらチャーター船を出してもらって、そこでは
 インストラクターと題してわが社のスタッフも同乗して、教えながら釣りを楽しめば!?」
「・・・・・なるほど~(^^)v」

 

私も何度か釣りに同行しました。
そうしたら、良く釣れるポイントというのは、岸壁からでも、海岸砂地からでも、船から
でも共通します。

特に、底魚というのは岩場で藻がたくさん生えている場所に多く棲んでいます。

 

私のようなド素人は、当たり前に何度も根架かりするのです。
そう!岩や藻に針が引っかかるのです(^^;
ですから結局、針を糸から切ってしまうのです。餌と釣り針はなんども失なってしまうん
です(^^;
高いルアーやジグも、すぐになくなるのです(^^;

「釣り船で、釣り具も売ろうよ!」
「釣り場に駅弁のような、餌とか釣り具小物も売り歩こうよ!」

実際の話です。

 

もっとたくさんのアイデアを私も彼らも出し、月次で黒字を継続して出すことができるよ
うになりました。

 

その後、冬場でも好業績が出始め・・・いよいよという時、誠に無念なことが起こりました。
3・11東日本大震災と原発事故でした。

 

その企業の本店・拠点は、福島県いわき市にありました。
それ以降のお話しはいたしません。 ご想像下さい!
もちろん、今は多くの釣具屋が店を畳んだおかげで、業績は好調と聞き及んでおりますが、
3・11以降、経営指導のご縁はありません。

 

釣り船の請負・斡旋キャンペーンを何度もするうちに、当社独自の船をいつかは持とうよ!
ってことになりました。
そこで、幹部社員と一緒に「船舶免許」を取ろうということになったのですが・・・、
なかなか彼らは取ろうとしないのです。

既に、私は忙しい仕事の合間に東京江戸川にあるヤマハ・ボートの教室に通って、2級船
舶免許を取得して、「あなた方も早く取なさい!私は、次に1級船舶免許を取るから!」

というアファーメーションを行って、きちんと試験を受けて取得してしましました。

 

この1級船舶免許の勉強の過程で、航法や海上気象なども勉強しますが、これが面白かった

のです。

 

勉強しているうちに、かつて、ULPの免許取得時に勉強した航空工学や航空気象にも範囲が

および、そのころ沸々と・・・飛行機の本式免許を取ろう!と決断したのです!
もちろん、多くの方々に「今から、2年以内に飛行機の操縦免許を取得するから!」なんて宣言

をもしてしまいました。

 

まずは、どのように勉強したり操縦の訓練を受けたらいいのか・・・、やろうと決めたら、
インターネットで「パイロットになる」と検索して情報を集めたり、大型書店に行って
飛行機の本を買い込んできました。

 

仕事は自慢するようですが・・・激務に近い状態です。
まずは筆記試験の勉強から始めました。調べたら、飛行時間40時間で実技試験が受けら
れると書かれていましたから、操縦技術より知識・原理原則だ!という意思決定をしまし
た。

 

お陰様で、きちんと2年でJCAB(Japan Civil Aviation Bureau;国土交通省航空局)の
自家用操縦士免許(陸上単発ピストン型)を取得しました。

 

2年の間に、3級アマチュア無線技士(本当は2級を大昔に取得したのですが、免許証が
なくなったので)、特殊航空無線技士、航空無線通信士、中国自家用操縦士筆記試験、
中国自家用操縦士免許、国交省自家用操縦士(固定翼)国家試験全5教科、中国で約40時間

操縦訓練、・・・、そして現在、総飛行時間約200時間以上になっております。
一応、きちんとした「パイロット」なのです。

 

前述しましたように、1級船舶免許と特定免許(海のタクシー運転手免許のようなもの)
も持っておりますので、・・・「セイラー」でもあるのです。

 

ですから、私は冗談ですが「万年筆コンサルタント」と自己紹介をすることがあります。


ですが、「パイロット・コンサルタント」の方が、なんとなく格好がいいように勝手に
思うので、これから「パイロット・コンサル」と通称させていただきます。

 

釣具屋さんとご縁ができてから、「五十の手習い」とはよく言ったものですが、学生時代
よりも猛勉強をしたように思います。

頭が固くなっている時に丸暗記はいけません!
ですから、今勉強しているのが経営姿勢、経営技術、環境分析、管理技術にどのように
活かせるかを紐づけしてみましたら・・・見事にほとんどすべてが当てはまるのです!

なぜか・・・船も飛行機も「命をかける」からなんです!

 

特に、飛行機は落っこちたら一巻の終わりですから!!
これが最も簡単な理由なのです!

 

これから毎回、「経営に命を賭ける」けれども、先陣先達が教えてくれている原理原則・

定石を、飛行機や船の航法技術や操縦精神姿勢などを経営に置き換えてお話してゆきます。

 

第一回目は・・・これくらいにいたしまして・・・すぐまたお目にかかれること楽しみに
致しております。

 

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2019 / 12 / 12  10:30

新人ビジネス・リーダーいろは講;第48話最終回:『運』

いよいよ『新人ビジネスリーダーいろは考:毎日一話成功の知恵』の連載は一巡しました。

 

連載を開始するに際して、
「地獄に落ちる覚悟で書かせていただきます」
と述べさせていただきました。

 

なぜなら私は、まだまだ人生経験も十分でないのに偉そうなことをお話するからでした。

実は私にとっては、自分自身への戒めと叱咤激励をするための考えであったことは確かな
のです。

 

まずは何はともあれ、お客様に間違いなく支持される企業になるには正しい認識をして
おく必要があります。
姑息な手段で売上を伸していてはいけません!

 

皆さんは、本当にお客様が望まれておられることを実現するために、一つ一つ努力をされ
たいるはずです。

 

実はこのことが重要なのです。
『成功している企業・人』は間違いなく、今日まで着実に『ん』、すなわち、『運』を
つけてきたからなのです。

 

『運』というのはどの様にすればつくのか、連載の最後としてお話させていただきます。

マホメットの経典の冒頭にこのようなことが書かれております。
  ・『考え方』を良い方向に変えてみよう
  ・『考え方』が変われば、『行動』が変わります
  ・『行動』が変われば、『習慣』が変わります
  ・『習慣』が変われば、『人生』が変わります
  ・この『人生』こそ、『運』を変えるものです

 

『素晴らしい運』はとりもなおさず、『考え方』によって導かれるのです

ここなのです!

 

『正しい考え』が何よりも『運』をつけるために大切なのです!

 

私たちの『正しい考え』とは何なのでしょうか?

お客様に「本当に良い商品・サービス」を「適正な価格で」、「品切れなく」、「提供し続
ける」ことのために、誰もが「面倒だ」と感じることをやり続けることなのです。

 

つくづく最近、私は『成功者』(ただ、金持ちになるのではありません)を観ていて、
話を聴いていて、『成功の秘訣・運をつける秘訣』は、「面倒なことをし続ける」ことだ
と確信しております。

 

『ケチな人』には、できないことなのです。
 面倒臭さがったりする人にはできません。
だから、「時間」も「お金」も『ケチ』らないで、必要なら思い切って使うことではない
でしょうか。

 

『運』はですから、「運ぶ」ものであり、「運ばれてくる」ものなのですね!?

「棚からボタモチ」のように落ちてきたり、降ってくるものではないのですね。

 

これからも、「正直」に「まっすぐ」歩んでいこうと思っております。

 

またこのブログは繰り返しアップします!

 

もちろん別のテーマでお会いする機会があります。

 

本当に有難うございました。

 

また、このシリーズは少し加筆修正して再アップいたします。         合掌

 

2019 / 12 / 12  10:29

新人ビジネス・リーダーいろは講;第46話:『成功』

『成功』についてお話します。

 

またまた~! 『成功』なんてありきたりなんだからとおっしゃるかもしれません。

しかし、世の中にはやっぱり『成功』している人とそうでない人がいることは事実ですよね!?
ですからもう少し考えてみると、私たちも『成功者』に成れると思いたいわけです。

 

もちろん、私も『成功者』に成りたいから、こうすればという気持ちでお話させていただ
きます。

 

さてその前に、最近、私はあることに危惧(心配)していることがあります。
そのことを述べたいと思います。

 

景気が良くても悪くても、この世の中には、一般的に恵まれない人たちが数多くいます。
でも、五体満足でそれなりの家庭環境で育ってきたのに、ニートや閉じこもり、転職ばか
りしながら、自分のことはどこかに置いて、世の中のせい、家庭のせい、他人のせい、
環境のせい、・・・と自分の上手く行かないことを全部、自分以外に責任転嫁するヤツが
いることなのです!
また、それを助長する似非善人がいることが危惧することなのです。
これは個人のことを言うだけでなく、企業にもそのようなことを思う勘違い甚だしいもの
があります。
もちろんその元凶は経営者ですが・・・(^^;

 

激変する環境下にあって、企業の課題解決や問題解決に当たっては、今までとは違った
ことを果敢に実行する必要があります。
そのために「構造改革」「ゼロベースでの改革計画実行」が不可欠なのです!
最たるものは「事業転換」、まったく違った事業をおこなったり、業態をガラッと変えた
りすることがあります。
このことを「リ・ストラクチャリング」と言います。
略して「リストラ」と言います。
「リストラ」を行うに際して、どうしても新しい事業、新しいやり方、今までやったこと
がないやり方をやなねばならないのです!

 

ここが重要なのです!
そのために、それをしようとしたとき「ゴネ」たり、「サボタージュ」したりする人が
出てきます。
と同時に、やろうとすることに「できない」「ついてゆけない」人たちが出てきます。
企業はどんなにきれい事を言っても、慈善事業を優先することはありません。
日々、ビジネスでの戦いがありますから・・・。
ですから、「リストラ」の対象になる人達が残念かな・・・出るのです(^^;

そのように残念な人たちが出ることは実に無念なことですが、「自己責任の原則」から
考えて見ますと、そのような人たちは、基本的にその企業にとって〈不要〉であったから
なのです。

 

芸人さんが売れなくなるのだって同様です!
視聴者から〈不要〉のレッテルを貼られるからなのです!

企業でリストラの対象となる人は、その企業の職務を担うに足りる能力が〈不足〉して
いたということなのです!

 

なぜ〈能力〉が不足していたのでしょう?
もちろん会社の責任などもあるでしょうが、もっとも大きな原因は本人にあるのです!
それまで〈自己啓発〉を怠っていたということに他なりません。

 

なぜ〈自己啓発〉を怠っていたのでしょう!?
とりもなおさず自分がうぬぼれて自信過信であったり、サボっていたりしただけなのです!
おそらく、誰かが、いつでも、なんとかしてくれるという「他力本願」な心を持っていた
のだと思います。

 

「寄らば大樹」の精神も同様の甘さです!

全員がそうだとは言いません。
またこんな言い方も、皆さんからお叱りを受けるかも知れないのですが、あえて言わせて
いただきます。

 

「リストラ」の対象になった人は、ハッキリ言って「バカ」だったのです。
考えが浅はかだったのです!

 

企業の強制人員削減などをせざるを得ないときには、「リストラ」の対象者にはだいたい、
一時金などが支給されるようです。
ご存知のように労働基準法で一方的な解雇(首切り)はできませんから、退職金に一時金
を支給して、募集を募り「依願退職」の形をとるわけです。

 

お叱りを受けること覚悟で、まだまだ書きます!
多くの人はそうではないでしょうが、・・・中には「バカ」がいます。

「馬鹿(バカ)」というのは、先の見えない人のことと私は定義しております。
「馬」や「鹿」という万物の霊長人間以外の動物は、人間に比べると・・・驚くほど前頭
葉が小さいのです。
前頭葉は、先々を考え想像する力を司る機能があります。
だから将来、「~になりたい!」「~したい!」「~を持ちたい!」という自己実現の欲求
を持つのです。
すなわち「先を読む力」があるのは、人間では普通なのです!

 

しかし、その先々を刹那主義であったり、開け直って考えようとしないのがいるわけです。
特に過保護で育った人間に多いように思います。

そんな先を読む能力に劣る人間のことを、私は「バカ(馬鹿)」と定義します。

 

この「馬鹿」に一時金を支給しますとどうなると思いますか?
後先を考えることができないから、いざとなったとき、持ち金もないのです!
ましてや、今までやるべき、やっておかねばならなかった自己啓発や蓄積を怠ってきた
人が多い訳です。

 

こんな人に一時的に大金を与えますと舞い上がってしまいます。
先々のことなど読めませんから、〈家〉、〈高級乗用車〉〈贅沢品〉を衝動買いしていまっ
たり、〈海外旅行〉についつい出かけてしまったりします。彼ら馬鹿にとっては、あぶく
銭なのですから・・・すぐに喰い果たしてしまうのです(^^;

 

それだけではありません!
「馬鹿」は退職したあと、やりたいこと・やることが決まっていませんから時間を持て
余します。

 

結局、〈パチンコ三昧〉などに陥ったりします。

今のパチンコ需要が二十兆円とも三十兆円とも言われているのは、「バカ」の一時金が
使い果たされるまでのことでもあるのです。

 

誤解を招かぬようにしなければなりません。
私は「パチンコ」を否定しません。
日本文化として娯楽の域を創ったパチンコ産業の方々には深い敬意を持っております。

控えねばならない発言かも知れませんが・・・この福島県いわき市では原発事故に被災し
避難を余儀なくされた人々に配られる補償金のたぐいを受けて、遊び惚けている人がいる
のです!
この人たちも同様の「バカ」と言えます!

 

福島第1原子力発電所原発事故によって、補償金という莫大な金額が企業にも個人にも
支払われています。
それを受け取ることはも、もちろん決して悪いことではないと思います。
が・・・しかし、そのもらったお金を湯水のごとく浪費する馬鹿、将来の為に蓄積して
おこうと考えない馬鹿がいます!います!

 

さあ、どうでしょう!?
今、私の憂いていることがお分りいただけましたでしょうか!?

お経の多くの最後の文章に書かれている文言は、
「このお経は、誰にでも功徳がありますが、無知無明の者は除く」
と書かれているのです。

 

実は、『成功』するための最も大切なことは「これからどうなるのか?」ということを
突き詰めることなのです。

 

そしていつも、最悪の事態が発生しても対処できる状態を作っておくことだと思います。

いつもいつも自分の「能力を向上」させるために、少しでもいいから「自己啓発」を怠ら
ないことなのです。

 

そのために今、得ている収入の何%かを「自己啓発」のために「投資」し続けていくこと
なのです。

 

「自己啓発」のための「投資」は、
  1)「時間」を万障繰合せて作ること

 

  2)自分を導いてくれる人を見つけるための時間づくりと
   そのための費用を捻出すること

 

  3)大切な情報を入手するための費用を捻出すること

 

  4)お世話になった方には、「礼」を尽くすこと

 

  5)努めて「プラス志向」の人と付きあうための費用を捻出すること

 

とお考え下さい。

 

本当に厳しい時代になってきました!

だからこそ「ちょっとの努力」で格段の差ができる時代なのです!

 

これを『千載一遇のチャンス』と言います。

そうなんです!
「成功」してる多くの人たちは、厳しい時代に、以前からの「自己啓発」で蓄えた能力を
開花する「チャンス」を見つける人たちなのです。

 

ビジネスの成功には、たった2つの要素のどちらかがあればいいのです!
  ・人のできないことをやる!(他社のできないことをやる!)
   やり続ける・・・ことも。

  ・人のやりたくないことをやる!(他社がやりたくないことをやる)

 

もうお解りでしょう!?
「面倒」なことを、「人よりもちょっと努力」することなんです!

 

あなたも「成功」への道を歩んで下さい!

 

ありがとうございました。

 

2019 / 12 / 12  10:29

新人ビジネス・リーダーいろは講;第47話:『好きこそものの上手なれ』

『好きこそものの上手なれ』という言葉があります。

 

以前にも「好奇心」のところでお話ししましたが、もう少し補足をしたいと思います。

人が何かを「好き」になるタイミングやチャンスはどこにあるのでしょう?

 

ここのところが大切だと思うのです。

恐らくほとんど、例外なく、それは人から『誉められた時』ではないでしょうか。

 

人は元来、誉められると登るものなのですね(^o^)
それを「人の性(サガ)」「性根」とも言うんですね!?

 

余計なことかも知れませんが人の悪口をよく口にする人、不平・不満の多い人は、間違い
なく「人から誉めてもらった経験」が非常に少ない人ですね!?

だいたい、この様なタイプの人は、何かにつけて「ケチ」をつけることがが多いですね。
そしてとにかく「やらず嫌い」ですね(^^;
ですから『誉められる』ことを「やらない」のですから、『誉められること』はほとんど
ありませんね(^^;

 

もうお分りでしょう!?
こうなってきますとこのようなタイプの人は「エコジ」になりますね!?
なんだかんだと理由をつけてやりませんね(^^;
仕舞には、うまくやっている人を妬みますね(^^;

 

そしてついには、それを口に出すようになります。
残念ながら、もう処置なしですね(^^;

 

さて今度は『誉められるキッカケ』は、どんなところにあるのか考えてみましょう。

まず、第一には、『誉めてくれる人』に出会うことですね。

 

もちろん運・不運があるように思いますが、そのような人を探し求めることが肝心だと
思います。
間違わないで下さいね。
お世辞を言う人、おだてる人を探すのでは人ではありません。
心底から「すばらしい、よくやったねぇ!」と『誉めて』くれる人でなければなりません。

苦労を積んだ本物の人は、本当に心から『誉めて』くれます。
そのかわり、そこに至るまでがなかなかなのです。
中途半端ではないのです。

 

その理由は、私が主催していた「行動訓練」「女子基礎訓練」を経験した人ならお分りに
なりますね!?
教官の人達が一緒になって涙を流して喜んでくれる。
そして、抱合って(HUGして)誉めてくれるではありませんか。

時が経つにつれてあの感激が薄らいできます。

 

そして、なかなか本物の『誉め言葉』を頂けない自分をつくってしまう人がいます。

自分が知らず知らずのうちに、「本物の人」をうさん臭く思うようになっているからです。
どうも近付くのが臆くうになっている自分に気付きませんか?

 

たとえば、挨拶一つするのも面倒であったり、気付かない振りをしてしまったり、知った
か振りをしてしまったりしておりませんか?

 

そうなのです!
なんだかんだ言ってもやっぱり、『誉められると嬉しい性根』は、『うまくやっている
人を妬む性根』を裏腹に持っているんですね。

 

残念なことです。

私は、『好きこそ』とは、『あらゆる人』が持つべき精神じゃないかと思うのです。
『人を好きになる』ことが、『ものの上手』になる早道のように思うのです。

 

『情は人の為ならず』という諺の本当の意味をご存知でしょうか?
「ヘタに情をかけると、その人をダメにするよ」という意味ではないのです。
「人に情をかけて接していると、回り巡って自分の為になる」が元来の意味なのです。

 

『人を好きになる』ことこそ『人から好かれる』ことになります。

 

そして『こころから誉められ、喜んでもらえる』ようになり、その気持ちの良さが、また
また忘れられずに善行を積む繰り返しになるのではないでしょうか。

 

世の中で成功し、人から賞賛される多くの人達に共通することは友達の多いことでしょう。
多くの友達から助けられ、多くの友達から直接的、間接的に、賞賛を受けるに足りる環境
条件を整えもらう機会が沢山あるようです。
自然に有名人になってゆきます。

 

『好きこそものの上手なれ』は自分の近くにいる人々を『好き』になり、そして、彼等に
「May I Help You?」が言えることではないでしょうか。

 

ありがとうございました。

 

2024.05.15 Wednesday