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ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第20講:『若さ(Youth)』
【バチカンの大通りを隔てたローマ時代の城壁】
たったいま、FB上で致知出版社の2015/2月号』一日一言で作家の北方謙三さんが
お書きになった「清秋というのは~」が気に入りました(^^)
青春というのは
意味のあることを
成し遂げるのではない。
どれだけ馬鹿になれたか。
どれだけ純粋で
一途になれたかです
私の大好きな言葉があります!
サムエル・ウルマン氏の詩『青春とは心の若さである』の中に書かれている名言です。
青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う
年を重ねただけで人は老いない
理想を失うとき初めて老いる
頭が白くてもどうってことない
心と考えが若ければ
心の中に灯があれば
くちびるに歌があれば
私は悪漢の喉から、心からの笑いを聞いたことがない
そして快活な人が、 長い哀悼歌を歌ったことを知らない
だから幸せなときは幸せに、楽しいときは楽しく
青春とは心の若さである
いいですね~(^^)
さて、漢字をチィ~っといじくってみますね(^^)
「若」という字を右端から数ミリづつ切り落としていって見て下さい!
なんと・・・「老」という字に変化しますから・・・(^^;
「老」という漢字の成り立ちが、実際にこうだからというのではなく、いゃ~またぁよく
ぞ考えたなぁと感心しましたね(^^)
「若」という言葉の持つすべてが、少しずつ欠けてきて「老」になるとしたらまさにその
通りですね!
小さい頃、・・・若い頃は、なんでもできた!
たくさんの「夢」にも、チャレンジする「気力」「体力」「知力」を持っていた。
少しずつ、その「気力」が衰えたり・・・「体力」なんて格段に落ちますね(^^;
「知力」もしかり・・・(^^;
やはり、冒頭のサムエル・ウルマン氏の詩文は言い得て妙ですね(^^)
私のように古希(70歳)を見事に超しますと「不老不死」「万年長寿」なんて言葉の
書いてあるパッケージや本に目が行ってしまうのです(^^;
おそらく、女性でしたら「永遠の美貌」なんてぇ・・・のにも・・・(^^;
大昔から、人間はどんなに大きな富と権力を手中にしても、決して手に入れることのでき
ない最後の「夢」が「不老不死」「万年長寿」「永遠の美貌」だったんですよね(^^;
秦の始皇帝も、クレオパトラも、楊貴妃だって・・・、そうだったぁ小野小町でも、爺ち
ゃん、婆ちゃんになっちゃたぁ(^^;
お釈迦様もおっしゃったように、
生・・・生きる苦しみ
老・・・老いの苦しみ
病・・・病気の苦しみ
死・・・死への苦しみ
私たち人間は、命を授かり生まれた瞬間から、この「四苦八苦」は持っているようですね(^^;
さて最近はやたらと「アンチエイジング」が叫ばれていますが、私は本当に必要なのは「ア
ンチエイジング」ではなく「お年なりに! 年齢なりに! 」が大事だと思っています。
50代になりますと、自分の30代の頃のことを想い起こして、今を嘆きますね(^^;
70代の方は、50代の頃のことを想い起こして、今を嘆きますね(^^;
「あぁ~、あのときこうしておけばよかったぁのにぃ・・・(^^;」
そんなこと言ったって、思ったって、過去は消しゴムで消せないし、その頃には絶対に
もどれないしぃ・・・(^^;
でも、考えて見ますと「その年、その年齢に応じた生き方や輝きがある」と思うのです!
漢方の古典書物「素問」にこんなことが書かれています!
人間の生涯の流れをこのように説いております。
まず女子は、「七歳を一紀」とするのだそうです。
7歳・・・腎気が活発になり、永久歯が生え、髪が伸びる。
14歳・・・腎気が成熟したため、月経が始まり、子供をはらむ能力が備わる。
21歳・・・腎気が体のすみずみまで行きわたる。
28歳・・・髪の毛が豊かで、身体の最も強壮な時期である。
35歳・・・顔がやつれ始める。
42歳・・・顔にしわが寄り、白髪が目立ち始める。
49歳・・・血脈に血が少なくなり、月経が止まり、子供を生むことができなくなる。
あれれ・・・それ以降の年齢は???
一方、男子は「八歳を一紀」とするそうです!
8歳・・・腎気が活発になり、髪がふさふさと伸び、永久歯が増える。
16歳・・・腎気が成熟し、生殖能力が備わる。
24歳・・・腎気が身体のすみずみまで行きわたる。
32歳・・・筋骨がたくましくなり、肌肉が豊かになる。
40歳・・・腎気が衰え始め、髪の毛が抜け、歯が揺れる。
48歳・・・陽気が衰え、顔面にしわが寄り、髪の毛が白くなる。
56歳・・・肝気が減り、筋肉が衰え、生殖能力が弱まり、体が弱り始める。
64歳・・・歯も髪の毛も抜け去る。
おや~・・・それ以降の年齢は???
昔は「人生五十年」でしたからねぇ・・・(^^)
ちと自慢話です!
私は現在満72歳にして、すべての歯が完璧なんです!
虫歯が一本もないのです(^^)
歯茎も歯槽膿漏なし(^^)
足腰やや丈夫!
あっちは・・・・・・そっち(^^)
もう少し、中国四千年の知恵をご披露いたしますと、この漢方「素問」に「四時陰陽」と
いうのがあります。
夫れ四時陰陽は万物の根本なり、
故に聖人は春夏は陽を養い秋冬は陰を養う、
以てその根に従う、
以て万物と生長の門に沈浮す、
その根に逆らえば則ち本を伐ちその眞を破る、
故に陰陽四時は万物の終始なり、死生の本なり、
これに逆らえば則ち災害生じ、
これに従えば則ち苛疾起こらず、
これを道を得るという。
聖人はこれを行い患者はこれを排す、
陰陽に従えば則ち生き、これに逆らえば則ち死す
まぁ~知ったかぶりで言いますと・・・季節や自然の規則に応じて飲食に節度を持ち、
寝起きを規則正しくすれば心身ともに健やかに百年の寿命を全うすると・・・説いており
ます(^^)
そして、
無理な欲望も持たず、
肉体をほどよく労働させ、
食物を美味しく感じ、
着物は質素に!
悪い道楽におぼれず、不良な誘惑にも心を惑わさせず、
自然のままの生活を楽しみなさい!
よくよく考えてみますと・・・「リーダー」なる者の心得でもありますよね!?
すなわち、「若さ(Youth)」とは「品行方正」にて、「夢(ビジョン)」を持って、多くの
人たちを導いてゆく原動力・元素なんですね!?
ありがとうございました。
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