新人ビジネス・リーダーいろは考;第41講:『自立・自律』 - いわき経営コンサルタント事務所

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2026 / 01 / 26  08:30

新人ビジネス・リーダーいろは考;第41講:『自立・自律』

新人ビジネス・リーダーいろは考;第41講:『自立・自律』

第41講:『自立・自律』

 

『自立・自律』についてお話しします。

 

特に後継者として期待されているビジネスにおけるニューリーダーの方々には、次のお話しすることは、何度も反芻していただきたいと思っております。

 

儒教の始祖であった孔子様は、「四十にして立つ」と言っております。

当時の人間の寿命は五十年と言われましたので、ほとんど高齢者に入った人のあるべき姿を言ったものかも知れません。

もちろん、この言葉は孔子様自身が年齢の節目に自覚したことを弟子が聴いて記録に残したものでもあります。

 

「自ら立つこと」を『自立』といいます。

私たちの日常生活に置き換えますと「自分で収入を得て、生活を営んでゆけること」でしょう。

 

また、少なくとも自分に子供があったときは誰の世話にもならず、子供を育てて行くことのできる経済的・精神的状態であるとも思います。

 

たとえば新入社員は、皆さん先輩や上司から多くのことを学び、徐々に『自立』してゆくはずです。

 

社会人になった人達が『自立』するとはどういうことなのでしょうか?

とりもなおさず、細々とした作業指図なしに日常の作業がそつなくこなせることが第一条件ではないでしょうか。

 

そして日々、環境が生成発展・変化する状況を的確に捉らえ、その状況変化に対応してゆくことができることです。

もちろん、組織として皆んなが協同で仕事をするのですから、自分勝手では困ります。

ですから仕事をしてゆく過程に「報告・連絡・相談〈ホウレンソー〉」があることは当たり前のことです。

 

人が『自立』してゆくにしたがって、多くの苦難・困難・災難に直面してゆきます。

ほとんどの場合、始めて出会うことばかりです。

やったことがない・・・すなわち、「できないこと」「知らないこと」が、そのことを苦難・困難・災難となってるのが大半ではないでしょうか。

 

漢字の勉強をするようで恐縮ですが、苦難・困難・災難という言葉には「難」という字がついてますね!?

人はだから、「難」から逃れ「無難」でいたいと思うのですが、私の知る成功している人たちはまったく逆に「難」を喜ぶのです。

なぜか・・・?

「難」があれば・・・「有難い」に変わるからです!

 

ニデック株式会社(旧日本電産)の創業者社長であられ大変に有名な永守重信さんは、このようなことをおっしやっています。

「普通の人は、困難や問題に出会うと"困難''、"問題"と呼び捨てにするけれど、私は"困難 さん"、”問題君"って敬称を付けてお呼びします。"困難さん"、”問題君"を大事にお迎 えして、真正面からお付き合いすると"困難さん"、”問題君"の背負ってきたリュックサ ックの中に"解決策"が山ほど入っている!」

と・・・(^^)

 

経験則なのですが、「成功した人」というのは、全員、苦難・困難・災難を克服しております。

 

「成功した人」は、じゃぁ~自分の力で全てを解決したでしょうか?

とんでもありません!

人一人の力なんて、あまりにもチッポけです!

 

「成功した人」は、実は自分の力の程を知っているといってもいいでしょう。

ですから、以前にもお話ししましたように「自分の知らないこと」「自分ではできないこと」は、多くの人々の力を借ります。

 

となると・・・まず、多くの人脈をつくることに長けています。

 

この「人脈づくり」のためにもっとも重要なことが『自律』なのです。

 

『自律』というのは、「自分で決めた規則に従い、我がままを押さえること」と辞書には書かれています。

人と人との付き合いは、「我がまま」「エゴ」が最も大きな障害となります。

自分勝手が正にそうです。

人と気持ちのいいお付き合いをするための『自律』は非常に大切なのです。

 

また、これができない病気の顕れが「自律神経失調症」なんです。

まことに絶妙な病名です。

この「自律神経失調症」になる人は、だいたい「過保護」で育ったか、「過干渉」で育った人らしいのです。

すなわち、自分で自分をコントロールする確固たる信念に欠け、他人からトヤカク言われたら気が滅入ったり、我がままを押さえつけられたら体に支障が出たりします。

ストレスに対する処置のできない精神的脆弱さが、病気の原因だそうです。

私の友人である大学医学部の教授が言うんですから確かだと思うのですが。

 

『律する』というのは、「ある基準で判断する」ことです。

この「基準」というのは、自分自身の生きざまのなかで培ってきた「ことの善し悪しを判断する物差し・尺度」です。

 

相当な経験をした人は、余り動ずることはありません。

些細な事でも右往左往し、動揺する人がいます。

正しい苦労をしてきた人は、よっぽでないと驚いたり、たじろいだり、ビクビクしたりはしません。

経験というのは、自分を「律する」上で非常に重要なものです。

 

『自立』することによって、人に迷惑をかけない。

『自律』することによって正しい言動をしてゆくことが肝心です。

 

皆さんは部下や後輩に、このことをキチンと教え諭すことのできるリーダーとなり、早く正しく仕事の習得ができる環境を皆さんで確立して下さい。

 

また絶対多数の社員が『自立・自律』している会社は、外部環境の状況変化に即時に対応する能力があります。

ですから厳しい競争環境でも勝ってゆけるのです。

それは会社の総体的エネルギーを外に向かって出すことが出来るからです。

内部にエネルギーを篭らせると多くのムダが発生します。おのずと、企業業績にも影響します。

 

会社は、社員の『自立・自律』のために『教育・訓練』を誰もが受けることのできる機会均等を図るべきだと確信しております。

社員は自分自身の『自立・自律』のために『自己啓発』を怠ってはなりません!

 

ありがとうございました。

 

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2026.01.28 Wednesday