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新人ビジネス・リーダーいろは講;第16話:『大器晩成』
今回のキーワードは『大器晩成』という言葉です。
「あの人は、今はあんなだけれど大器晩成のはずだ!」
「彼は、やっぱり大器晩成型だった!」
など言うことがありますね。
人生には三つの「サカ」があるんだと、昔むかし、ある人に教えていただきました。
それは第一に「上り坂」がありますね。
そして、「下り坂」ですね。
最後がいいですねぇ~。 「マサカ」というサカなんだそうです(^^)
シビレましたね。 当時の私は・・・!
それからというもの、この「サカ」の話をことある毎にさせていただいております。
『大器晩成』というのは、他の人から見るとまさに「マサカ」なのです。
「まさか、彼があんなになるとは?!」
「小学生のときのあのクソッタレ坊主が、マサカぁ~?!」
「仕事もロクにできなかったあの人がマサカぁ~?!」
「あれほど真面目で優秀だった人が・・・マ・サ・カ???」
といっぱいありますよね。
皆さん、今の自分と十年前の自分を較べてどうですか?
特に20代~30代の人は、10年前というと小学生や中学生、まだ子供のようだったで
すよね!?
ものすごく成長したと思いませんか?(^o^)
もちろん、もっと年配の人だってそう思いませんか?
そうなんですね、みんな昔に較べたら「マサカ」のような成長をしているはずなのです!
人間も企業も、本当にすごい成長をするのです。
実は、このことをシッカリ理解しておく必要があると思います。
皆さんのお子さんや同僚、そして部下、後輩の人はみんなものすごく成長をするのです!
もちろん自分も・・・。
この成長によって人も羨むほどすごく成功をする人が世の中にはいっぱいいます。
それも人生の後半になってから、成功する、幸せになる人たちは五万といます。
彼らのことを『大器晩成』と言うのです。
ただ、人も羨むほどという言葉がちょっとつくだけなんです。
ところが、人は羨むことに対して醜いことをしてしまうのです。「人の幸せ、自分の不幸」
「人の不幸せ、自分の幸せ」
という人が実に多いのです(^^;
非常に残念なことですが事実です!
それが証拠にスキャンダル記事の載っている週刊誌が飛ぶように売れる~?(^^;
そのスキャンダルのネタを探す非常に醜い職業をしている人がいっぱいいます。
でもそんなことはなんのその・・・。
ぜひ、人も羨む生活や仕事をしてみて下さい。
羨むくらいの生活というのは、「人」が「物」が、そして「お金」が集ってくるような
生活なのです。
それらが集ってきても取りこぼしのない人のことを「器が大きい」といい、『大器』と
称するのです。
『大器』になるためには時間がかかります!
一朝一夕にはいきませんよ。来年とか数年後になろうとするから、ちょっとした挫折が
あったら、
「もうダメだぁ(^^;」
「もうやめた!」
となってしまうのです。
もう少し、じっくり構えるのです。
私の意見で恐縮ですが、私は50才からが収穫に入る時期だと思っています。
それまではすべて「貯金の人生・貸しの人生」と言い聞かせていました。
「貯金・貸すこと」には利息がつくはずです。
50才を超えたら、自宅や事務所(職場)にいっぱい人が集る。
そこで語り合い、色々な喜びを分かち合う。
趣味を紹介しあったり、一緒にやったりします。
助け合うことも、社会のための活動もしたいですね・・・。
でもお金がなければギスギスした生活になるかも知れません。 だから、今、一所懸命
働くのです。
「へぇー、あの人がマサカ?!」
特別な人だけがそう言われるのではなく、誰でも言われることができると思います。
『人生、重い荷物を背負っていくがごとし』と徳川家康が言っておりますね。
この重い荷物は必ず降ろすことができます。
『晩成』に徹することでそれができます。
あせらず、自分を信じて確実な一歩を歩むことです。
そのために十年で驚くほど成長する計画を立てるのです。
「マサカ」は、実は「ヤッパリ」なのです。
それは実践した人が、異口同音に言っているから事実なのです!
「棚からボタ餅」なんてアリャしない!
ありがとうございました。
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