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新人ビジネス・リーダーいろは講;第4話;『人間』
~弘法大師が詠んだ「いろは歌」を使ってビジネス社会で多くの成功体験を積むために~
『人間』というのを考えてみましょう。
もちろん、私が『人間』を大上段に論じる資格があるわけありません。
私のような若輩者がああだ! こうだ! と生意気なことをいうことは本来憚らなくては
なりません。
でも少しだけ偉そうなことを話させて下さい。
『人間』というタイトルでお話をすると、なんだか学校で『倫理』や『道徳』の勉強を
するような言い方ですがチョッとご辛抱下さい。
『人間』とは「人の間」と書くのですから、ただの人のことを考えるという訳にはいきま
せんね!?
私とあなたがいるとしますと必ず私とあなたとの「間」がありますよね!?
もちろん、その「間」に存在するのは、たとえば空気です。
でも、それだけではないような気がするでしょう?
なにかあるようですよね!?
私は、その「人の間」にあるものこそ『人と人に対する心』じゃないかという気がするの
です。
その『人と人に対する心』を考えてゆく上で、『人間』ということを考えてゆくのが最も
大切なことだと思うのです。
私たちは、テレビ、ラジオ、演劇などを見て、そして雑誌や小説などを読んで感動するこ
とがいっぱいありますね!?
自然界の雄大さに感動したりもしますが、人と人との『心』のふれ合いを描いた作品には
実に多くの感動を与えるものがあります。
それほど、人と私の間にある何かが感動を与えてくれるのです。
もちろん、その逆もあります!
不快に思わせるものもあります。
でも、ここは感動だけに絞って考えてゆきたいと思います。
さて、私たちが人の言動から感動した経験を思い起こしてみますと、ひとつには「優しく
された」ということがあるのではないでしょうか。
次に高校野球などで優勝したチームの選手や監督・コーチ、そして応援している学校の
関係者がうれし涙を流しているあの姿に一緒になって感激、感動することは良くあります
よね。
そして最も身近なことですと、自分の努力が実り、成功したときも感動しますよね。
私がお手伝いする研修の中に『人生設計セミナー』なるものがあります。
そのカリキュラムの中に『私の理想的な2日間』というのがあります。
IMC管理者研修を受講された方ならご存じです。
「もしあなたの命があと余すところ2日間(48時間)であったら(もちろん仮にです)、
残された48時間をどのように使うか?」という課題に対して作文を作っていただくもの
です。
もちろん自分の人生設計をそれなりに設計し、これからこうして行こうということが見え
始めた人にだけやっていただく課題です。
ほとんどの人が自身の作文で、この2日間を自分勝手に刹那的(せつなてき:一時の事だ
けに快楽を求める)に生きようとはしません!
いつも彼らの作文を読ませていただきますと本当に嬉しくなるのです。
99%以上の人がこの2日間を、いままでお世話になった人に対して感謝するための時間
に費やしたり、いままで苦労をかけた人や心配、迷惑をかけた人へのお詫びのための時間
に使おうとされます。
作文を読ませていただいてるうちにホロッと涙してしまうことが多々あります。
私は、この課題に取組む人がほんとうに『人間』を感じているんだなと思います。
決して、一人ではないんだなぁと改めて感じ入りますね。
『人間』は、お互いに支え合っている関係だなと思います。
ご存じのように『人』という字は互に支え合っている、つっかえ棒になっている姿ですね。
社会や会社の組織は色々な人がいて、お互いに支え合っている。
なんでもかんでも自分がやるなんていう仕事はひとつとしてありません。
多くの人から助けられて、助け合いながら皆んな仕事をこなしてゆけるんじゃないでしょ
うか!?
家に帰れば、家族が支え合っている。
遊びの世界でも人の力によって楽しむことが出来る。
「世の中、決して一人じゃないんだ」ということが理解できますと何に対しても『感謝』
しないわけにいきませんよ!
こうして私がこのブログを書かせていただいているのだって、「ブログ」というものがが
この世に存在しているからなのです!
このブログを作成し、ホームページにアップするのには、コンピューターやアプリケーシ
ョン、インターネットを構築している数え切れないプロバイダー、ネットワーク技術など
などを開発してきたものすごい数の先人・先達や、たった今、それらに携わっている技術
者の皆さんのお陰があってこそなのです!
自らの「人生設計」をたててみますと、『人間』っていうのが観えてくるのです。
私は多くの『人間』を観る仲間と生きています。
多くの企業でお手伝いさせていただく研修は、全部この辺が中心になっています。
機会がありましたら、ぜひ、ご一緒に勉強しませんか!
いわき経営コンサルタント事務所ホームページ
http://www.imcfujimoto.net/
いわき夢実現塾
http://www.imcfujimoto.com/?cid=4