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新入社員ビジネスいろは講;第3話;『波動』

第3話;『波動』
~弘法大師が詠んだ「いろは歌」を使ってビジネス社会で多くの成功体験を積むために~
『波動』ってことばをご存じですか?
静かな池や風呂場の水に石なんかを投込みますとポチャンと音がしてから丸い円がいく重にもなって広がっていきますよね。
私たちはこれを波って言っておりますよね。
物理の世界では波の動く様を『波動』といいます。
波が動くということは、波の行く方向にエネルギーが働いているからなのですね!?
大海原の波だって陸に向って海水のエネルギーが働いているのです。
台風のときなどはものすごいエネルギーだろうということは充分に理解できます。
まもなく、東日本大震災が起こった3・11が丸14年を迎えました。
あの地震による被害よりも、大津波によって甚大な被害が出たことは記憶に新しいですね!?
ぜひ、みなさんも毎年3・11当日は、黙祷をよろしくお願いします。
勿論、阪神神戸大震災、熊本大震災、能登大震災の慰霊もよろしくお願いいたします。
あの大津波もまさに巨大な、強力な波動です。
あの大津波が大きな岩をも砕き、ビルほどもある大きな船を陸に乗り上げさせ、建物をあれほどまでに恐ろしく破壊し、島や海岸線にある防波堤などあっという間に変化させました。
もちろん、川の水の流れも同じように大石を削り、大地の地形を変えて行きますよね。
水の力というより、実はエネルギーがそうさせるのですよね。
エネルギーを一定の方向に与え続けていきますと本当にすごいことが起るのです!
『イ、ロの巻』でお話ししました「人生設計」とは、私たちの持っているエネルギーを一定の方向に効率良く、集中していくための「方便」「羅針盤」だと思うのです。
自分の人生をどのように持って行くのか、どんな人生にしたいのかハッキリと分っている人は、今自分の持っているエネルギーのほとんどを「進むべき方向」のために使って行こうと考えます。
なぜなら、エネルギーには限りがあると考えるからなのです!
もしかすると神様や仏様は、一人一人の人生に対して同じ長さの同じ量目のロウソクを与えて下さっているかも知れません。
若い人はもうご存じないでしょうけれど鶴田浩二さんという大俳優が歌った歌じゃないんですが、「右も左も真っ暗闇な中」をどこかに向って歩いて行くためには灯りが必要ですね!?
今では、懐中電灯がありますが、昔は提灯の中にロウソクを灯していました。
ロウソクは光を発するエネルギーなのです。
足元を照すための限りあるロウソクだとすると、あっちに行ったりこっちに行ったり定まらない行動をしていては無駄ですよね!?
さて私の人生の進むべき方向が定まったら、エネルギーをその方向に投じて行きましょう。
私たちの持っているエネルギーはロウソクのようなものだけではありません。
「心のエネルギー」というのがあるように思えてなりません。
エネルギーは、何かに使わなくては意味がありません。
もちろん歩いたり走ったり、重いものを持上げたりするためのエネルギーも必要ですが、私は「心のエネルギー」の使い方が最も
大切だと考えております。
心のエネルギーを何かに向けていくことを『念波を送る』と言いましょう。
また、想い続けていることを『想念』ともいいますね。
『念波を送る』方向とその強さを『心の波動』って言ってみたいと思います。
実は私の知っている、経験してきた、出会ってきた限りにおいてをお話ししますと、私は「成功者」と呼ばれる人達には一様に、万に一つの例外もなく、彼等から『波動』を感じます。
いつも不思議に思うのですが、皆さんはいかがでしょうか?
そんな人たちにどれくらい出会っておりますか?
成功する人は例外なく『最後まで諦めない』で目標に向かってやり続けます。
そして実はここが大切なのです!
彼らは、その途中において多くの協力者に出会っています。
『波動』は、その『波長』に合う人々を一緒に乗せていくようですね!?
ちょうど上手なサーファーが波に乗るようにですね・・・。
ところが逆にいつも苦労が多くて不平・不満を持っているような人は『成功者』の波動を不快に感じるようですね(^^;
私は、これを『悪魔の仕業』と思っているのです。
悪魔は『成功の波動』を嫌うのですね。
まるでゴキブリやネズミが侵入防止用の超音波撃退器を嫌うようにですね。
『良い波動』は正しい人生設計を立て誘惑などに負けないでしっかりと着実にやっている人に備ってくるように思えます。
これも私の勝手な言いぐさですが、『良い波動』を持っているかどうかは、神社、仏閣、お墓に行くとだいたい分りますね。
そこに行ったとき不快感を感じなければ『良い波動』を持っています。
不快感を感じたら、それは『悪魔の波動』に左右される、もしくは『悪魔の波長』に合ってしまうからでしょうね。
霊能者は、神社、仏閣、お墓などに悪霊など何かがいるといいます。
それはウソです!
決して怖がることはないのです。
『正しいエネルギー』の使い方さえしていれば、悪霊が貴方に取る憑くことなどありません。
自分の発する『波動』が、『悪魔の波動』よりも大きくしっかりした方向を示しているなら心配はいりません。
仕事においても、しっかりした仕事の意義、目的を知る人は職場でも気持のいい『波動』を出しています。
そんな友達を多く持つように心掛けましょうよ!
そして皆でそれぞれの『波動を合算させ』立派な組織を創って行きましょう!
とりもなおさず私たちが幸せになる最良の方法のように思えるのですが。
いかがでしょうか?
ありがとうございました。
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飛行機の世界から学ぶ経営いろは考;第46講:「露点温度(Dewpoint)と湿気(Moisture)」

第46講:「露点温度(Dewpoint)と湿気(Moisture)」
Dewpoint(露点)というのは、ある大気の温度の一つです。
その温度まで気温が下げられると、湿度が100%(もしくはSaturated、飽和状態)にな
る気温のことを言います。
その温度(露天温度:Dewpoint)以下に気温が下がりますと、何らかの形で大気中に溶け
ている水蒸気が眼に見える形になります。
これを「Visible Moisture」と言います。
「眼に見える状態になった水蒸気」と言う意味で「Visible Moisture」と言います。
葉っぱやグラスの表面に発生する水滴や、空中に浮かぶ雲や霧、そして雨や雪となります。
英語の辞典を調べますと、「Visible Moisture」 :「Visible」は眼に見える。
「Moisture」は、水蒸気 (例:露や霜、雲や霧、雪や雨、ひょう、あられ、グラスや窓の
水滴)と書かれています。
空気には、水が水蒸気(Vapor)として溶け込んでいます。
実は溶け込んでいる水蒸気は気体です。透明で、目で見ることが出来ません。
やかんやお鍋から吹き出て見える水蒸気は、なんと本当は水蒸気ではないのです!
水滴・・・液体なのです(^^♪
水蒸気は、気体なので眼には見えません!
水の表面から蒸気までの間に状態として存在するのが水蒸気なのです。
ちなみに雲や霧も水滴であって、水蒸気ではありません(^-^)
その眼に見えない気体である水蒸気(Water Vapor, Moisture)というのは、大気が保持で
きる水蒸気の量が空気の温度に比例しています。
水蒸気の量は気温が上れば多くなり、逆に気温が下がると量も減ります。
あらゆる大気には、ある程度の水蒸気が含まれています。
その大気の温度を下げていきますと、水蒸気を保留する限界に達してしまいます。
その様な状態を「飽和状態」と言います。
「飽和状態」になる温度を「露点、Dewpoint」と言います。
暖かいと、たくさんの水蒸気が空気に溶け込むことができます。
気温が下がりますと溶け込む量が少なくなってしまいます。
気温が下がり過ぎますと、溶け込んでいる水蒸気は露や水滴、霧・雲などとして、目に
見える物に変化します。
もうこれ以上、大気が水蒸気を保持できない温度を「露点(Dewpoint)」と言います。
その温度以下になろうとしますと、水蒸気の余剰部分が眼に見える形となって現れる訳な
のです!
英語では、水とか雲などは「可視水分:Visible Moisture」と呼ばれる全体の一つです。
見える水分や、見える湿気のことなのですねぇ(^-^)
また、この状態を大気の「飽和状態(Saturated)」と言います。
地表や物体の近くなら露として目に見える形に変わる場合が多いのですね!?
大気の様に、物体が無ければ雲や霧に変化します。
その時に量が多くなると、その水滴がだんだんと大きくなって、雪や雨に変わる訳です!
まだ大気に、水蒸気を含有する余裕がある場合は「不飽和、Unsaturated」な状態と言います。
ちょっと誤解がないように説明を加えます。
温度が「露点(Dew Point)」と同じになっても、それだけで溶けている水蒸気が「液体
(Visibile Moisture)」に変化する訳はありません!
確かに、その温度では「飽和状態(Saturated)」にはなりますが、それ以下に温度が下が
ろうとするか、大気にもっと湿気が加わるような状況が発生するれば、その時点から
「Visibile Moisture」が発生します。
物理まではいきませんが、理科のお勉強になります。
「水(Water)」という物体の変化を復習しましょう!
水だけでなく多くの物質は、「固体(Splid)、液体(Liquid)、気体(Gas)」と3つの状態
(State)があります。
一般的には、
1) 「気体」 ⇒(凝結:Condensation)⇒ 「液体」 ⇒(氷結:Freezing)⇒
「固体(氷)」
2) 「固体」 ⇒(融解:Melting)⇒ 「液体」 ⇒(蒸発:Evaporation)⇒
「気体」
3) 「気体」 ⇒(昇華:Sublimation)⇒「固体」
4) 「固体」 ⇒(昇華:Sublimation)⇒「気体」
露や雲ができるのは、気体である「水蒸気」が「液体」に「凝縮」して変化します。
「水蒸気:Water Vapor」が「凝結Condense」しますと液体、雲、霧、雨、露などの水に
なります。
大気中の水蒸気(Moisture)が足されるには、「蒸発:Evaporation」と「昇華:Sublimation」
があります。
・「蒸発:Evaporation」は、液体が気体に変わること
・「昇華:Sublimation」は、固体が液体にならずに直接、気体に変わること
(気体から固体に変わる時も同じ言い方です。)
ですから、気温が下がる時に、「可視水分:Visible Moisture」が発生しやすくなります。
大気に水蒸気を増加させる蒸発や昇華がありますと、「露点:Dewpoint」を上ることで「可
視水分:Visible Moisture」の発生を容易にしたり、そのまま「可視水分:Visible Moisture」
の発生の元になる時があります。
飛行機を離発着させる前に、機長は必ず、当該飛行場か最短飛行場から発信される気象通
報(ATIS)を事前にPCで調べたり、ATC(エアー・ターミナル・コミュニケーシ
ョン;管制塔から発信される情報)で聴いて、現在の気温と露点を知ります。
特に寒い日は、飛行機に霜が付いてしまったり、ピトー管という空気の圧力で速度を計測
する管がありますが、これが凍ると速度が計測できなくなりますし、翼に氷がつくと揚力
の発生の妨げとなりかなり危険です!
またラダー(補助翼)、エレベータ(昇降翼)、エルロン(旋回翼)など機体をコントロ
ールする可動部分(ほとんどがヒンジやボルト、スチール・ロープ)に氷が着いてしまし
ますと、動かすことができなくなりコントロール不能から墜落するケースが、昔には多く
ありました。
そこで氷がつかないように露点に達する前にエンジンから排出される高温の空気を送って
暖めて氷結防止したりします。
このことを「アンチアイシング」と言います。
さてビジネス・リーダーへの教訓ですが・・・、
人にも、企業・組織にも「露点」っていうのがあるように思います。
人生設計や企業ビジョンを大々的に打ち立てても、どこかでポシャるってことがありますね!?
いつのまにか、あの計画・作成した当時のハイな気分がどこかに・・・(^^;)
以前にもお話しましたが、「気分・感情」というのは英語では「EMOTION」ってか
きます。
これは「E」+「MOTION」に分解することができます。
人生・企業・組織の雰囲気やモチベーションが「露点」になりますと目立った変化が見え
るようになります。
だいたい、チンタラし始めたり、ダラダラな言動が目立ち始めます。
人生・企業・組織の風土温度が下がってきて「露点」になってしまします。
こんな時にどうあるべきかを松下幸之助翁は教えておられます。
「不況」「不景気」な気分の時には、「腹をくくれ!」「度胸をすえろ!」とおっしゃって
います!
どんな場合でも、ビジネス・リーダーの「自覚」にもとづいて、「最大の努力」を持って、
「勇敢」に立ち向かい、「最善の闘い」を進めて行くことに尽きるのだと!
松下幸之助翁は、「志を変えちゃならない!」とおっしゃっています!
そうなのです!
どんな転機にも「志」を変えないことなのです!
「志」、ますます堅しでゆくのです!!
人間は、常にどんなときでも「悲観」してはならないのです!
「悲観」すると・・・、
「知恵が出ない!」
「公正な判断ができない!」
「なすべきことがわからなくなる!」
となるのです!
考えて「正しい」と信じたら、「誠心誠意」やなることです!
「人事を尽くせば」・・・「人間以上の大きな力が働く!」、これが「運命」だとおっしゃ
っています!
多くの人間は、「人事を尽くして天命を待つこと」を知らないのです!
※これだけやったんだから・・・(^^;
※これだけ報われなきゃならない・・・(^^;
こんなことを考えるから、「悩み」「争い」が起こるのです!
どんな悲惨な状況下でも「策は無限」にあるのです!
世間がいかに不景気でも、いかに経済が困難でも、「やるべき仕事」は「無限」にあるの
です!
「不景気」「激変期」であればあるほど・・・「なすべき仕事」があるのです!
「困難」でも、・・・今日は考えつかなかったけれど、明日になったら考えつくことは
いっぱいありますね!?
さらに「良い策」「良い方法」があるという信念を持ちましょう!!
ビジネス・リーダーは、何事も「やればできるんだ!」と力強く後輩・後進に訴えてゆく
ことです!
だからこそ、ビジネス・リーダーは「悲観的」「消極的」であってはならないのです!
大変に厳しい時代、波乱の時代こそ、私にとっても、わが社、わが部署の「大躍進」、「絶
好のチャンス」なのです!
こんな時にこそ、「改善」すべきことをなんでも「改善」してしまうチャンスなのです!
こんな機会にこそ、「いままでできなかったこと」ができる時機到来なのです!
やらねばならん「時機」到来なんです!
そうなのです!
希望を貫く時が来たのです!
希望を持って考え、立ち上がるときが来たのです!
いまこそ、「発想を180度」変えてみましょう!!
「不可能」だからこそ「できる」のです!
ありがとうございました。
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飛行機の世界から学ぶ経営いろは考;第42講:『機長の権限・責任(Final Authority) 』

飛行機の世界から学ぶ経営いろは考;第42講:『機長の権限・責任(Final Authority) 』
米国連邦航空法、FAR 91.3に「 Responsibility and authority of the pilot
in command.」という章項があります。
機長には、「最終権限(Final Authority)」があるとかいてあります。
もちろん、なんどもかんでも好き勝手な行動をして良い訳というのではありません。
緊急時などには、誰からも許可なく最適な行動を選び行動することができますが、行なっ
た行動には「責任」を持つ義務があります。
「最終権限(Final Authority)」があっても、行動によっては免許停止、罰金刑、懲役刑が
無い訳ではありません。
最後の最後には、権限と最終責任があるのが機長と言う意味です。
だからこそ、法律を守る義務があります。
ところが、こんなことも書かれています。
(b) In an in-flight emergency requiring immediate action, the pilot in command may deviate
from any rule of this part to the extent required to meet that emergency.
飛行中の緊急の場合は、その緊急に対応する範囲でFARから逸脱しても良い。
緊急時の場合は、航空法よりも命を大事にしてよい!
あくまでものそEmergency(緊急)に対応する範囲内だけですよ!と書かれてはいます(^-^)
飛行機が安全に飛行出来るようにするために、色々な人々に役目があります。
毎回、飛行前に、航空機が安全に飛行できるかどうか「確認」するのは機長の役目なのです!
ですから、「Preflight」;飛行前点検で航空機が安全かどうかを必ず確認しなければなりま
せん!
整備士は、「点検や修理」を確実に行う技量を認められ、それを確実に行う必要があります。
飛行機のオーナーや運行者(飛行機会社など)は、その航空機が安全に飛行できるように
「維持」する義務があります。
さて、ビジネス・リーダーの「使命」ってなんでしょうか?
私は企業でのリーダー(経営幹部・管理者・各事業部責任者など)研修の冒頭で、二つの
課題を出し、指定した用紙(コクヨ:コヒー25)に箇条書きして提出をしてもらいます。
1)「あなたの受け持ち部署での、あなたの任務は何ですか?」
2)「あなたの受け持ち部署での、あなたの使命は何ですか?」
ほとんどの人たちには、0点を朱書して返します。
「任務」と「使命」の区別・定義ができていないのです。
「任務」というのは、「マネジメントとは」の定義とまったく同様です。
これができる人を「マネジャー」と認証しますから・・・。
もしくは日本では「管理者」「監督者」と訳していますが・・・はてな?です。
「マネジメント」の定義や説明は、以前のブログで行っております。大変にご面倒ですが、
バックナンバーをたどり復習をなさって下さい!
今回は、「使命」について書きます。
英語では「Mission」ですね!?
多くのへっぽこリーダーは、「使命」とは「いい商品・製品をつくること」「お客様に最高
のサービスをすること」「利益を出すこと」「コストを極小にすること」等と答えを書いて
きます。
「それを知ってんだったら・・・私なんかここに呼ばれず、御社はバンバン成長発展して
いるよ!」って、嫌みたっぷりに言いながら答案用紙を本人たちに返します。
ビジネス・リーダー(企業の責任者)の、究極の「使命」って何んでしょうか?
本当は、私の研修を受講して答えを理解していただくと・・・少しは私も儲かるのですが
(^^;・・・答えを言いましょう!
『ビジネス・リーダーの使命は、我が社を「存続」させること!』が、「使命」なのです!
あなたの企業、店舗、工場が「存続」し続けることで、あなたの企業の商品・製品・サー
ビスをお客様にお届けすることができ、地域社会に貢献することができるのです!
そして、我が社で働く従業員の雇用を守り、採用し続け雇用創出までできるのです!
だから毎度書かせていただいておりますが、経営というのは「最高の道徳」なのです!
へなちょこ党のバカッたれ共が、大企業の税金を増やせとほざくことは、誠にもって『ど
阿呆思想』なのです!
大企業は、どれほど多くの社会貢献をしているでしょうか!?
まずは多くの国民、世界の人たちから喜ばれる製品・商品・サービスを提供し続けています!
それを成し遂げている驚くほど多くの従業員に、生活するに足りる給料を支払っています!
全従業員の所得税合計を考えてみて下さい!?
多くの関連企業を創生し、多くの仕入れ先企業との取引金額・量を考えたら、経済のスパ
イラル効果というのですがものすごい貢献をしているのです!
企業が「存続」するために、もちろん企業が利益を出し続ける必要があることは当たり前
のことです!
企業が「存続」するために、従業員の首を直ぐに切ってしまうような考え方はいかがなも
のでしょうか?
ビジネス・リーダーは、我が社、我が担当部署の「存続」を「常に考え続けること」が
最重要職責です!
ビジネス・リーダーが本気で企業の「存続」を考える・・・?
ここでも偏った思考に入る御仁がいますので正すことをします!
実は、「存続」というのは、企業が「イケイケ・ドンドン・バンバン」になることだけを
考えのは片手落ちなのです!
以前にも「マイケル・ポーター競争の戦略」から説明しましたが、企業の存続を危うくす
る事柄を考えることも併せて行わなければならないのです!
「マイケル・ポーター競争の戦略」の重要テーマの一つは、「5つの企業を危うくする力」
でした。
我が社を取り巻く軋轢・圧力(外圧)=「敵」は、
1)競争他社(直接競争・競合)
2)新規参入業者
3)代替品(間接競合)
4)供給業者
5)お客様(顧客)
なのです!
自分のこと、自社のことで手一杯なら、「敵」を観る余裕もないですね!?
知らぬうちに、競争他社は新製品開発を行い、人材財育成に力を入れ、下手すると我が
社の有能な従業員を引き抜きまでしますよ!?(^^;
知らぬうちに、全く異業種、他地域(海外)から我が業界に新規参入してきますよ!?(^^;
知らぬうちに、今までの商品・製品が別の機能を持つモノにシフトしますよ!
知らぬうちに、仕入れ業者が寝返ったり、納入価格をつり上げたり、仕入れ業者自体が
弱体化し、供給能力が無くなり、品切れ、品枯れ状態を起こしますよ!(^^;
知らぬうちに、お客様はもっと別の企業に鞍替えしていますよ!(^^;
このことを知らずして、企業が存続できますか?
企業・組織は、いつ何時、どんな事態が発生するか分かりませんよ!
「マイケル・ポーター競争の戦略」:「5つの力(敵)」に、私はもう一つ付け加え「6つ目
の敵」がいるよ!って言います。
それは「敵は本能寺」ですから!
今はほとんど無くなりましたが、いつ何時、会社の入り口、工場の門塀に赤旗と組合員が
立つかも知れません!
従業員が、「内部不正」をしたり、「あらぬ動乱を画策」していたり、優秀な管理者たちが
一挙に退職したり・・・(^^;
このような事態が起こりうることを考えて、ビジネス・リーダーの皆さんは真剣に日々、
企業・組織を見渡していますか?
食品製造工場などでは、「食中毒」「異物混入」で企業がダメになることすら旧知のことで
しょう!?
私は昨年、日本では大変有名で権威ある氣学の先生にお目にかかり、この後2月4日まで
に起こりうる日本、世界の事態をお聞かせいただきました。
ご存じのように、日本では今年(昨年2月5日~2月4日まで)は、「膿の出る年」なのだ
そうです!
そういえば、東芝の決算不正、東洋ゴムの免震偽装、くい打ちデータ偽装発覚・・・など
など。
来年(2月5日~)は、困難・苦労・低迷・不景気の年だそうです!
労働問題の発生も危惧されるのだそうです!
表面の土に関しても、山津波、地滑り、崖崩れ、表層雪崩、落石などの災害、風水害、
地震、噴火などにも要注意だそうです!
私はなにも氣学を信じろとは言いません!
しかし危機の中で、一番起こりにくいと思い込んでいることが「想定内」であり、事実、
想定外の危機はいかようにも起こります。
あの2011年に起こった3・11と原発安全神話の中で起こった福島第1原子力発電所
の未曾有の原発事故がありました!
企業・組織を存続させるために、起こりうる危険・問題を常に考え、起きたときにどうし
たらいいのか?
それを最短時間で収束・安定させるにはどうしたらいいのか?
を考えるのがビジネス・リーダーの使命ではないでしょうか?
となると・・・ビジネス・リーダーには「倫理観」が必要であることも理解できます。
企業・組織全体の方針を立て、その方針どおりに企業・組織、担当部署を運営することに
つきますね!?
もちろん可能な限り、企業・組織の方針は長期計画、中期計画、短期計画に区別して考え
るべきです!
「戦略」というのは、5年から10年先を見据えて、生存を確実とさせる「策」のことを
いいます。
みなさんもご経験あると思いますが、1年なんてあっという間ですね!?
だって、振り返ったらもう10年一昔過ぎていた(^^;)って、実感する方もいるでしょう!?
5年後、10年後、今のままでゆくとどうなっているか?って考えたら、だいたい悲観的
になります。
特に企業では、過去から現在への延長線上に5年~10年後を目標化してはダメなんです!
ここが根幹の部分なんです!
1)我が社・我が部署にとって将来への目標となる経営モデルを見つける!
あるいは、いまもついい点をはるかに超える目標を設定します。
個人なら、自分のなりたいモデルに人を探します。自分がやりたいことを実際に
やっている人をさがします。
2)実際にそれに近いことを行っているモデル企業を見つけ、その企業の売上と利益の
水準に達するには、何をなすべきか?を洗いざらい列挙する。
おそらく、いまの程度では不可能なことが解ります。だから、組織改革・開発、人財
育成が不可欠であることを発見します。
限りなく、ここまでやるのぉ・・・・って感じます。ここで怖じ気づいたらおしまい (^^;
3)これから5~10年、本当に何を重点戦略として開発・実行すべきか?を
真っ先に「経営計画」に書き表さねばならない!
財務数値である「売上」と「利益」は結果なんです!
従って、経営計画で言う「売上」と「利益」は、「目標」にしかならないのです!
たとえば、「労働生産性を30%上げる」というのは、「目標」であり「戦略」では
ないんです!
「戦略」にするなら、『労働生産性を30%上げることを「成果目標」に、○○を手段
(または方法)にして、**を実行する』という形で書くのです!
【高い売上と利益目標が促すこと】
⇒逆に、1年に25%や30%売上と利益を増やそうと思えば、今までの方法では
到底達成できないことが自明!
⇒だから、
・新しい方法は何か?
・必要な戦略は何か?
・日本中で、世界中で、その増加を実現してきた企業どこなのか?
※それは、わが社がとる戦略のモデルになり得るか?
わが社はどうすれば、その戦略や類似の戦略を開発し、実行できるのか?
【会社の経営計画書であるべきもの】
1)高い成果目標
⇒事業成果、;売上と利益のビジョン
2)その高い成果目標を達成するための、
・モデル企業の観察から得た戦略
・新しく開発し、実行する戦略
その実行計画でなければならない!!!
長期は10年、中期は3から5年、短期は1年と考えます。
事業計画で考えなければならないことは、お客さまの事、
企業・組織運営が、うまく運営しているかどうかは、売り上げ、利益という数字に表れます。
損益計算書に現れる数字がビジネス・リーダーの評価になります。
損益計算書に現れない数字は、働く方が安心して働いているかどうかの数字、たとえば、
クレーム件数、労働災害率、離職率、平均賃金等ではないでしょうか?
ビジネス・リーダーには高いモラール、倫理観が求められるのです!
「ある組織の士気、モラールの水準は、そのリーダーの水準を超えることは出来ない」と
言われます!
企業・組織の「モラール」「倫理の水準」は、その企業・組織のビジネス・リーダーの「モ
ラール水準」を超えないと確信します!
ありがとうございました。
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新入社員ビジネスいろは講;第2話;『労働する』

第2話;『労働する』
~弘法大師が詠んだ「いろは歌」を使ってビジネス社会で多くの成功体験を積むために~
IMCの管理者研修の一単元に『サバイバル訓練』というのがあります。
なにも匍匐前進やタンポポの根っこを食ったりする軍隊式の訓練ではありません。
見ず知らずのところに出かけていって、日頃やっているような仕事ではなく草取りや窓拭きなどの仕事をさせてもらうわけです。
残念ながら、オームの事件、オレオレ詐欺殺人事件などで、戸別訪問が極端に難しくなり、現在は休止状態です。
初日は「勤労奉仕」などといってお金をもらってはきませんが、2日目は実際に働いた価値の分だけ本当にお金をもらってこなければなりません。
初日はほとんど合格ですが、2日目には1割から2割の人が不合格です。
不合格者のショボクレた姿は見るに忍びないものです。
日頃、私たちがやっている仕事・作業、これを職務といいますが、すべて「労働する」ことです。
この「労働する」とは、本当はどういう意味なのでしょうね?
よく労働者、労働運動などの言葉を新聞やテレビで見たり聞いたりすることがあります。
概して良い印象をもった言葉のようには聞こえませんね!?
どうやら労働運動の実態が、暗い、ジメジメしたものだったからかも知れません。
最近あまり報じられなくなりましたが3K、5Kという言葉が一時期流行りましたね!?
テレビなどでは、いまだに野党が集会を開いた時や労働組合などがメーダーの日に皆で「○○で闘うぞ!」などと時代錯誤もいいところのシュプレヒコールをする光景を見ます。
ますます現代の若者なんかには受け入れられなくなってしまうでしょうね(^^;
平和の時代にスポーツや戦争じゃあるまいし、戦争反対、平和を唱えている左派系思想の連中ほど「闘う」なんて言葉を平気で使う(^^;
今は、討論、討議、ディベートの時代ですよね!?
さて、「労働」という言葉をもう一度じっくり考えてみましょう。
以前、「働くとは、周りの人を楽に、楽しくさせること」だとお話しました。
まず【労】という字は『勞』と書くのだそうですね。
「力を使って火を熾すこと」だそうです。昔は、火が最も大切なものでしたから【労】することは非常に尊いものであったはずです。
次に【働】という字は、
1)人 + 動 → 人が動くこと
2)人 + 重 + 力 → 人が重要な事に力を入れること
に分解できますね。
だから、「火を熾し、重要の事に全力投球し、動き回る時、労してハタを楽に、楽しくさせる事になる」いうように訳してみてはどうでしょう!?
本当に素晴らしいことだということがわかりますね。
私は、『労働』という字を「朗働」、「良働」と理解するようにしております。
働くことの大切さ、尊さ、素晴らしさを知れば知るほど朗らかに、楽しく働くことができるからです。
人生一回しかないのですからね!
思いっきりエンジョイする!
そのためにはハタの人達に憂いを持たせなくしてからやらないと、やはり誤解を招いたり、怪訝に思われますね!?
そうしたら、いつ遊べるようになるの? って質問を受けそうですね。
実のところ私の場合は、いつも遊んでいることと働いていることの区別はつけていないんです。
なぜ・・・働いていると疲れるのですかね???
遊んでいる時と同じ時間とエネルギーを使うとしたら、どちらも疲れの差はないはずですね!?
ということは疲労を感じるのは精神的なものだからなのです!
働いてハタの人に喜んでいただくことを意義あるものに感じているなら疲労は感じないものなのです。
「労働」をして行く価値目標は、もしかしたら上司、部下、後輩や同僚、そして家族の人々から自分は本当に何を期待されているのかを具体的に理解することではないかと思うのです。
ある人から教わった貴重な教えをご披露します。
人間の最大の幸せは、
1)人に愛されること
2)人から誉められること
3)人の役にたつこと
4)人から必要とされること
なのですよね!
可能な限り、常に期待を上回ることをしつづければ、誰からも喜ばれ、感謝され、そして必要とされると思うのです。
期待を裏切らないことが多い人は、やっぱり、多くの人から好かれ、協力してもらえることが多いのではないでしょうか!?
期待を上回り続けるような生き方をすれば、人から好かれることはもとより愛されますよね!?
ちょっと仕事の実績が上がった人がいたのです。
仕事上においては称賛に値することには違いないのですが、はたして、ハタの人達が楽しく、楽になったかなあと考えるとあまり感心できないのですね(^^;
上司を誹謗したり同僚の仕事のとやかくを言う。
そして「オレはこんなにやっているのに・・・」という言葉が彼には多かったようですね。
部下、後輩達の協力に報いるための努力やいま以上の効率化のための工夫、提案に力を使うことを継続せず、自分の評価について差を付けてほしい、今以上の報酬をもらいたいということにだけの「言動」が先行したようです。
ご想像の通り、彼は弧軍奮闘するようになり、挙句の果てには退職を余儀なくされました。
大変生意気なことをいいますと、中途半端に頭のいい人、仕事がこなせる人に『労働価値観の勘違い』をする人が多いです!
人生設計の柱に「労働」の意義を入れてくださいね。
私は、皆さんが「一所懸命」に「労働」している姿を多く見せていただきます。
本当に美しいものです。
人間、「一所懸命」やっている姿に出会うと不思議と幸せな気分になるものですね。
ありがとうございました。
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