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新人ビジネス・リーダーいろは講第13話:『和して向上、日々感謝』

第13話:『和して向上、日々感謝』
~弘法大師が詠んだ「いろは歌」を使ってビジネス社会で多くの成功体験を積むために~
『和して向上、日々感謝』は、岡山県を本拠にする東証一部プレミアム上場企業スーパーマーケットの「株式会社ハローズ」の社訓です。
年商2100億円を突破し、瀬戸内商勢圏を席巻する注目すべきスーパーマーケットです。
『和する』ということはどういうことでしょう。
もっともよく理解できるのは算数で使う「和」ですね。数と数を足すことを「和」と言うのですね。
当社の社訓のできた由来はわかりませんが、たぶん、『一人の百歩より、百人の一歩』の考え方が入っているんじゃないかなあと思います。
会社で行う仕事のほとんどは、一人ではできないですね!?
皆んなでお互いに力を出しあって、助け合うことによって成し遂げられることがほとのですね!?
一人の人が、人の二倍三倍仕事をやっても、他の人が逆に半分もしなかったら、まったくいい仕事にはなりません!
いい仕事というのは全部足し算なのです!
一人一人が自分の持ち分の仕事に責任を持って確実に行う。
皆んなが同じように力を出す。
そんなにいっぱい出すことではないのです。
仕事というのは分業化されるのです。
分業化された仕事の一つ一つにパワーが集中され、それぞれがまた組み合わされたとき、すばらしい仕事になるのですね。
それぞれのパワーの足し算を『和』というのですね。
算数では「一足す一は二」になるのですが、私たちがやっている仕事のほとんどは算数のようにはならないのです。
「一足す一が、三」になったり「五」になったりするのですね。不思議ですね!?
人の力は全部測定可能だと思いますか?
残念ながらそうではないのですね!
人の能力は全部で140ほどあるそうなのです。
しかし、実際に測定ができるのは半分の約70ほどだそうです。
走ったり、暗記したりする能力は測定可能です。
学校での優劣は、これでほとんど決まってしまいますよね!?
不幸なことです!なぜなら、人には測れない能力があるのです。
「気を配る能力」
「人の気持ちを察する能力」
「そろそろ、まもなくと感じる能力」
などは測定できないのです。
測定できない能力の方が、はるかにはるかに仕事を達成させるには重要なのです。
人と人が手を握ったり、体を支えあったりしたときには、目に見えない神のパワーがプラスされるようです。
本当です!
「あの手、この手、奥の手、神の手、人の手」ということわざ? があります。
一人の人から出るパワーが一緒にやっている人に届きますと、こんどはその人が出すパワ
ーと合算されるのです。
そのパワーがまた、いろいろな周囲の人たちに向かうのですね。
次々とパワーが加算されますから3倍、5倍、10倍、100倍と膨らんでゆきます!
これが無限に繰り返されると、ものすごいパワーになります。
実はレーザー光線の理論がこれなのです!
小さな小さなパワーも繰り返し加算されてゆきますと強力なパワーになります。
一人だけのパワーだったら自分の中でグルグル回っているだけです。
外にパワーを向けて、それを受け止める人がおり、そのパワーを受けた人がまた、その人のパワーを付けて送り返してくれるキャッチボール・・・。
これが本当の『和』じゃないかなあと思います。
そのためにはお互いがきちんと間違いなく、受け取ったパワーを投げ合うことが大切ですし、投げるべき的がしっかりしていなければなりません。
そして、そこにちゃんと投げられることが肝心なのですね。
コミュニケーションを常日頃からしておりますと、的確なパワーのキャッチボールできるのですね。
お互いが「得手に帆をかける」心意気でつきあうことです。
お互いのすばらしいところを認め合い、補間し合うことでパワーの総和ができあがるのです。
それが本物の『和』なのです。
聖徳太子の『和を以て、尊とし』はあまりにも有名ですね。
「和することは、なんてすばらしいことでしょう」とおっしゃっているのです。
お互いのパワーを高め合うことは、一人一人の成長・向上につながってゆくのですね。
そして、その成長に感謝できる毎日毎日が、お陰様になるのですね!?
『和して向上、日々感謝』
すばらしい社訓ですね。
ありがとうございました。
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