飛行機の世界から学ぶ経営いろは考;第1講:『プロローグ(はじめに)』 - いわき経営コンサルタント事務所

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2024 / 04 / 01  08:30

飛行機の世界から学ぶ経営いろは考;第1講:『プロローグ(はじめに)』

飛行機の世界から学ぶ経営いろは考;第1講:『プロローグ(はじめに)』

第1講:『プロローグ(はじめに)』

今日から週1回ほどのペースで、「飛行機の世界から学ぶ経営いろは考」をお送りします。

やや専門用語が多用されますが、最後の方は経営に直接関係することを書かせていただい

ております!

よろしくお願いします。

 

本日は50講うちの第1講目です!

この連載を始めるにあたってのプロローグを書かせていただきます。

 

私がブログ(まぐまぐのメルマガ)の連載を始めたのは、平成18年(2006年)4月

30日でした。

「ビジネス人生いろは考」という大見出しで第1号を発刊しましした。

 

当初は、中国地方で大成長中(現在は東証1部プレミアム市場に上場している株式会社ハ

ローズ様)の社内報に、1ページ分で新入社員や若い社員向けの人生の生き方論や精神的

態度のあり方について連載させていただいたものを、テーマ別に「いろはにほへと」の

頭文字にキーワードを代え、書き始めたものです。

 

毎週書きましたら、ちょうど1年で52週ありますから、同じ頭文字でできている重要

キーワードを「題目」にして、1クールが1年となる勘定でした。

 

お陰様で現在までの発刊号数は、1162回になりました。

A4版1行40文字×40行で原稿を書いており、まぐまぐ投稿毎にまぐまぐ指定の1行

文字数に変換しております。A4版にプリントアウトして、総枚数は2500ページを超

えております。

 

これから、「飛行機の世界から学ぶ経営いろは考経営いろは考」と題して1163号から

スタートします。

どうかよろしくお願いいたします。

 

実は、私は58歳の時に念願のパイロットの資格(自家用操縦士;陸上単発ピストン)を

取得しました。

30才代前半に、スポーツ飛行機ULP(超軽量飛行機;ウツトラ・ライト・プレーン)

の免許を取得したのですが、あまりのめり込むことができませんでした。

それは航空法上、飛行場を飛び立ったら半径3km以内しか飛行範囲がないのです(^^;

ですから真面目に飛行していても飽きてきます。ましてや、ナビと飛ばれる他の飛行場に

は余程近くに他の飛行場がなければ飛んで行けないのです。

 

その頃、依頼される仕事も激増し、止む無くでもなく・・・後悔なしにULP止め、仕事

に没頭することができました。

 

その後、いまから25年ほど前になるのですが、釣り具販売店の社長がチェーン化したい

ということで、チェーンストアーを幹部候補生にお教えすることと経営のお手伝いをする

ご縁をいただきました。

 

このメルマガを読んでおられる方に似通ったパターンをお持ちの人がおいでかも知れませ

んね!?

 

この釣り具業界では、シーズンオフというのが当たり前の慣習があったのです!

もちろん、冬がそのシーズンオフなんですねぇ。

冬は売上が落ちても当たり前の風潮があるんです。

ところが、彼らに損益分岐点の勉強をしてもらい、月次の損益分岐点を出してもらったら

・・・なんとまぁ~、秋から春先まで完ぺきに毎月赤字経営なんです(^^;

ですから稼げるときに蓄えるのが釣具屋の真骨頂のような、特異な世界を作っていたんです。

 

面白いんですよ!

釣り具メーカーのビッグ2というのは、シマズとダイワなんです。

この2つの企業は、ですから・・・冬場は赤字を計上して経営しているのか?と思いきや、

とんでもない!・・・利益をバリバリ上げています!

自転車用部品の世界トップメーカーはシマズなんですよ!

ダイワといえば、釣り具のほかにゴルフ・テニス用品でも有名です。

ですから、この企業にはシーズンオフがある訳がない!

 

なのに当社は、シーズンオフでも細々と店を開けているけれど・・・開店休業状態なんで

す!

おかしいんじゃぁない!?・・・って、言いましたねぇ。

だって赤字でも経営をしているんですから・・・。

もし夏場、競争店舗が近くに出店したり、何かのことで夏場に客数が激減したどうするん

ですか?!

 

「マーケティングとは、・・・、いや経営とは需要の創造なんだよ!」って強く言いまし

たね。

 

読者の皆さんに強く訴えます!

単月であっても・・・赤字はまかりならんのです!

絶対に言い訳は無用です!

業界のせいでも・・・、お魚さんのせいでもありません!

 

当社で当初から行っていたのが幹部研修基礎訓練なんです。

これは「考えて、考えて、考え抜いて」もらう訓練なんです。

この基礎ができていない企業の共通する言動は「他人、業界・競争競合企業、社会・経済

のせい」になってしまうのです(^^;

「知恵を絞るクセ(躾)」ができていない企業・個人は、うまくゆかなければ・・・他人

のせいで終わり(^^;

 

ですからこの企業では、基礎訓練を終えてから、「冬場のマーケティング」というのを、

乾いたぞうきんであっても1滴の水が垂れるほど、深く深~く考えろ!という課題を出し

ました。

結局は、これが当社の経営計画書を作る発端になりました。

 

私はもちろん、釣りのことについてはド素人です。

ですから、初っ端からこんな質問をしたことがあります。

「お魚さんって、冬眠するの?」・・・「そんなことありません」

「漁師さんは、冬は休業しているの?」・・・「いいえ!」

「なに釣っているの?」・・・「冬には冬の魚が・・・」

「それじゃぁ~、それをなぜ一般の釣り人は、その魚を釣ろうとしないの?」

「先生!冬の釣り場に行ったことがないでしょう!あんな寒いところで釣りをする人なん

 て極々少数なんです!」

「寒くならないようにするためには、どうしたらいいの?」

「防寒具や暖房器具を手に入れなきゃ・・・」

「じゃぁ~、それを売れば・・・!」

「・・・そうかぁ~!(^^)」

 

それだけではなく、四季を通じて釣り船の受付窓口を請負い、釣り船屋さんとコラボする

ことにもなりました。

このようなことをする前は、釣り船屋さんが釣具屋さんでもあるので、釣り具を売り訳に

はいかないと言い出すんです!

「何を言ってるの!釣り具を釣り船屋さんよりも安く仕入れて、釣り船屋さんに卸せばい

 いじゃん!もしくは、売れた釣り具の歩銭を払えばいいでしょう!?」

「また必ず、まとまったお客様の受付をしたらチャーター船を出してもらって、そこでは

 インストラクターと題してわが社のスタッフも同乗して、教えながら釣りを楽しめ

 ば!?」

「・・・・・なるほど~(^^)v」

 

私も何度か釣りに同行しました。

そうしたら、良く釣れるポイントというのは、岸壁からでも、海岸砂地からでも、船から

でも共通します。

特に、底魚というのは岩場で藻がたくさん生えている場所に多く棲んでいます。

私のようなド素人は、何度も根架かりするのです。

そう!岩や藻に針が引っかかるのです(^^;

ですから結局、針を糸から切ってしまうのです。餌と釣り針はなんども失なってしまうん

です(^^;

高いルアーやジグも、すぐになくなるのです(^^;

 

「釣り船で、釣り具も売ろうよ!」

「釣り場に駅弁のような、餌とか釣り具小物も売り歩こうよ!」

 

実際の話です。

もっとたくさんのアイデアを私も彼らも出し、月次で黒字を継続して出すことができるよ

うになりました。

 

その後、・・・誠に無念なことが起こりました。

3・11東日本大震災と福島第1原子力発電所の事故でした。

 

その企業の本店・拠点は、福島県いわき市にありました。

それ以降のお話しはいたしません。ご想像下さい!

もちろん、今は多くの釣具屋が店を畳んだおかげで、業績は好調と聞き及んでおりますが、

3・11以降、経営指導のご縁は残念ながらありません。

 

釣り船の請負・斡旋キャンペーンを何度もするうちに、当社独自の船をいつかは持とう

よ!ってことになりました。

そこで、幹部社員と一緒に「船舶免許」を取ろうということになったのですが・・・、

なかなか彼らは取ろうとしないのです。

既に、私は忙しい仕事の合間を作って、東京江戸川にあるヤマハ・ボートの教室に通って、

2級小型船舶免許を取得して、あなた方も早く取なさい! 私は、次に1級船舶免許を

取るから!というアファーメーションを行って、きちんと試験を受けて取得しました。

この1級小型船舶免許で航法や海上気象なども勉強しますが、これが面白かったのです。

勉強しているうちに、かつて、ULPの免許取得時に勉強した航空工学や航空気象にも

範囲がおよび、沸々と・・・飛行機の本式免許を取ろう!と決断したのです。

もちろん、多くの方々に「今から、2年以内に飛行機の操縦免許を取得するから!」なん

て宣言もしました。

 

まずは、どのように勉強したり操縦の訓練を受けたらいいのか・・・、やろうと決めたら、

インターネットで「パイロットになる」と検索して情報を集めたり、大型書店に行って

飛行機の本を買い込んできました。

 

仕事は自慢するようですが・・・激務に近い状態です。

まずは筆記試験の勉強から始めました。

調べたら、飛行時間40時間で実技試験が受けられると書かれていましたから、操縦技術

より知識・原理原則だ!という意思決定をしました。

 

お陰様で、きちんと2年でJCAB(Japan Civil Aviation Bureau;国土交通省航空局)の

自家用操縦士免許を取得しました。

 

2年の間に、3級アマチュア無線技士(本当は2級を大昔に取得したのですが、免許証が

なくなったので)、特殊航空無線技士、航空無線通信士、中国自家用操縦士筆記試験、

中国自家用操縦士免許、国交省自家用操縦士(固定翼)国家試験全5教科、中国で約40

時間操縦訓練、・・・、そして現在、総飛行時間約300時間になっております。

一応、きちんとしたパイロットなのです!

 

前述しましたように、1級船舶免許と特定免許(海のタクシー運転手免許のようなもの)

も持っておりますので、セイラーでもあるのです。

ですから、自身の特技・資格を紹介したら、いつも「ですから私は万年筆コンサルタント

なんです!」と言って場をなごますことをしております。

 

釣具屋さんとご縁ができてから、「五十の手習い」とはよく言ったものですが、自家用

操縦士免許を取得するために学生時代よりも猛勉強をしたように思います。

 

もともと丸暗記が大嫌いで、イメージに紐付けする勉強法を昔からやっておりました。

ですから、勉強している飛行機の理論や操縦法が経営姿勢、経営技術、環境分析、管理技

術にどのように活かせるかを紐づけしてみましたら・・・見事にほとんどすべてが当ては

まるのです!

 

なぜか・・・「命をかける」からなんです!

最も簡単な理由なのです!

 

今回から、経営に命を賭けるけれども、先陣先達が教えてくれている原理原則・定石を

飛行機や船の航法技術や操縦精神姿勢などを経営に置き換えてお話してゆきます。

時には、物理や気象学の話に少しばかり踏み込んで長話をすることがありますが、その時

には、タイトルを頭に入れて「テーマ」部分までスキップなされてもOKです。

経営者、経営幹部、経営管理者、その候補生の皆さんは、ぜひ長きに亘ってお付き合い

いただければ幸いに存じます。

どうかよろしくお願いいたします。

 

第一回目は・・・これくらいにいたしまして・・・またお目にかかれること楽しみに致し

ております。

 

ありがとうございました。

 

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2024.04.14 Sunday