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ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第14講:『調和(Unity・Harmony)』
【ローマの第1番目に訪問するのは、もちろんバチカンですね!?】
政治の茶番、首相のリーダーシップをどうのこうのと言っても、結局、私たちが選んだ人
たちなのですから「自己責任」は免れません(^^;
議論はあるでしょうが、選挙への棄権は「白紙委任」なんです!
この日本では、仕事ができる能力があるのに「権利」ばかりを主張する輩と軟弱者ばかり
がいるように思えてならないのです!
だいたい「権利思考」のヤツらは、いざとなったらコソコソ寝返ったり、隠れやがる!
草食軟弱者は、意志もなければ、石を投げる力すらない(^^;
どの企業だって、採用時には職能適性をシッカリ見定めなければなりません。
だったら、最初は試用・お手並み拝見期間じゃないですか!?
企業にとって、役に立たない人、立たなくなった人を雇用し続ける慈善事業は十分なる
利益累積のできたときですよ!
企業側でよく聞かされることは、「若年従業員の定着率が悪い(^^;」という言葉です。
私は、企業の採用担当者やトップに苦言を呈します。
「なぜ、十分な試用期間を取って品定めしないの!? 企業にとっても従業員にとっても
不幸なことが起こるんであれば、十分に吟味して、本当に高い忠誠心を持って働く人を
採用しなさいよ!
そのようなロイヤリティの高い人たちが意気揚々と働いている企業なら生産性も高いし、
利益も上がり、従業員への賃金再配分も高くなりますよ!
国から賃金上げろって言われて上げるものじゃぁ~ないですよ!
そのような企業に入社志望する人たちも増えるんですよ!
人が足りないのではなく、従業員に対する想いが足りないんですよ!」
新入社員(新規学卒、中途も)に申し上げるのは、
「なんで会社を好き嫌いで辞めるの!? そんなことしていたら浮き草稼業だよ! もっと悪い言い方すれば"プー太郎"だよ!」
ほとんどの企業に応募すれば非正規からの始まりですよね!?
もちろん福利制度のシッカリしていない企業では、女性が結婚し、出産して育児休業を
終え、リターンできる制度ができていますね!?
そんな企業でも、休業前の勤務態度や勤務成績によって、ウェルカムされる人とそうで
ない人がいますよ!
だから仕事は真剣にやっておかないと・・・自業自得になるのです!
さて本日は、「調和(Unity・Harmony)」と来ました(^^;
難しい(^^; (^^; (^^;
辞書で調べれば、
「全体がほどよくツリあっている」
「矛盾や衝突などがなく、まとまっていること」
「また、そのつりあい」
例文では、「調和を保つ」、「周囲と調和のとれた建造物」「精神と肉体が調和する」と
書かれていました。
実は、組織リーダーに必須の能力が「調和する力」なんですね!
この能力というのは、新しいアイディアを生み出すために仲間の知恵を結集するとか、
組織変革のバックボーンをつくったり、部下・後輩の学習能力を高める上でも、非常に
重要なのですね!
組織では常に異なる主張が存在します。
そこに調和が図れると、何らかの創造的な進歩がかならず生まれます!
「調和」というのは、異なった価値観(思想)に基づく異なる主張を、より高い次元に
持ってゆくよう融合し、新たらしいアイディアを生み出すことなのです!
ですから、相乗効果(シナジー効果)を生み出す技術なのですね!
異なる主張をリーダーが「譲歩」させたりするわけです。
落とし所をみつける、すなわち「妥協」を図るのとは違うのですね!
ご存知ですよね!?
「妥協」というは、「足して2で割る」とか「互いに歩み寄る」とかいった感覚です。
以前の自民党政治などがまさにそうだった。だから、ふぬけの民主党に政権を取らせたら、
これまたていたらく(^^;
だから、そこからは進歩も創造は生まれなかった(^^;
組織内で、主張が対立したとき、
「おいおい! お前たちよぉ~! 自分の主張を押し通そうとするんじゃぁなく、お互い
に歩み寄ったらどうだい!」
と諭して、融和を図ろうとする者がいます。
一見しますとリーダーとして取るべき行動のように見えるのですが、実は、「進歩」や「創
造」の機会を逸してしまうことが多いのです!
これは知っておくといいですね!
異なる主張が「調和」しますと、必ず「創造的な進歩」が生まれるのですよ!
ですから、「ディベート(論争・討議)」というのも勝ちがあります!
そして、「調和」は創造的なアイディアを生み出すだけでなく、組織の変革を引き起こす
ことができます!
また人の学習能力を高めるのです!
組織が変化するいうことの本質は、形とか機能が変わることではないのです!
組織内に歴史的に形成されてきた常識(これまで当たり前と思われてきたこと)が見直さ
れることなのです!
このことを生物学的に言いますと「共進化(Co-evolution)」といいます。
生物が相互に影響し合って進化することなのだそうです。
一例ですが、ハチドリのくちばしが長くなり、ランの花が長く深くなったのは相互に影響
し合ったからだそうです(^^)
人は「千差万別」なんです!
松下幸之助翁は「万差億別」なんてぇ・・・おっしゃっている(^^)
「上意下達」だけでなく「下意上達」と「意見」「アイデア」の出し合える組織を作って
ゆくのがリーダーですからね!
多くの目的を同じくする人たちから出る「意見」「アイデア」をブレーン・ストームさせ、
それを醸成させ、昇華させるリーダーの役割が「調和」なのですよね!
くどいようですが「調和」は、未来に向けた組織の変化を生み出すものなのです!
「調和」してゆく過程で、異なる主張を持った者が相互に影響しながら(影響力を発揮し
ながら)、自分を変化させていくのです!
これが「成長」になるのです!
ビジネスでは、組織と自分自身の成長可能性を高めるために、自らを変えていくことので
きることなのです!
ですから、「経営」とは「凡人」を「非凡」にすることと私は定義するのです(^^)
組織では、部署間、他人との相互変化があってはじめて、「調和プロセス」が始まり、
それが「学習プロセス」となります!
「生成発展」のために、組織要員が「成長」しなければなりません!
その「生成発展」の「目的」と「意味」をお互いが共有するためにも「調和」を図ること
ができるリーダーシップは必然なのですねぇ~(^^)
ありがとうございました。
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