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新人ビジネス・リーダーいろは講;第21話:『悩む』
『悩む』ということはしばしばありますよね!?
もしかすると、毎日、私たち人間は悩んでいるかもしれません。
人間と動物との大きな違いは『悩み』、そして『考える』存在か? そうでないか?
だそうです。
もちろん学者がそう言っているだけで、実際に動物が「そうだ!」と言っているわけでは
ありませんが・・・。
でも、やっぱり人間だから『悩む』のでしょうねぇ!?
ということは『悩み』を持ったとき・・・、
「あっ!私は人間なんだぁ~(^o^)」
と確信していいわけです!
さてそれじゃ、なぜ『悩む』のでしょう?
私は心理学者ではありませんから、勝手な解釈で説明してしまうかもしれません。
どうか、悪しからず。
『悩む』んですから、解決できないことがあるのですね。
自分ではどうしても解決できないことがあるため、「イライラ」するのですね。
この「イライラ」が実は『悩み』なんです。
心理学者や心療内科医などは、ビジネス用語として「ストレスがある」って言いますね。
・・・これで患者が増える・・・(^^;)
『悩み』ますと・・・「落ち着かない」し、なぜか変なのです。
忌憚なく申し上げますと、『悩む』ことは解決するだけの『力』がないということなのです。
もっとはっきり言いますと『解決能力未成熟』なのです!
「なにを、人の気も知らないで!」
とお怒りになる方も多々おいでかもしれませんが、でも、やっぱりそうなんですねぇ。
自分自身、『解決能力』がまだまだ未成熟だということを悟った人は、まず第一に「自己
啓発」に努めるでしょうね!?
自分で足りない能力開発を行うことを「自己啓発」っていいます。
自発能動の状態ですから、かなり早く能力アップに繋がります!
解決することができないと「他人のせい、上司・会社のせい、社会のせい、はたまた親の
せい・・・(^^;」となる・・・。
これでは「自己啓発」しません・・・(^^;
自分を素直に未成熟だと悟って第二番目にするだろうと思われることは、・・・人の力を
借るでしょうね!?
完全に他力本願になるわけではありません。
自分のどうしても足りないところを補ってもらう時に、人様の力を借りることは大変に
いいことなのです。
だって無駄な試行錯誤、時間の費消がなくなります!
「自分の知らないこと、出来ないこと」が、なんと「知っている人、出来る人」は世の中
に五万といます!?
その人たちのことを知って、人脈になっているならどれほど素晴らしいことか以前にお話
したと思います。
これなんです!
自分に『解決能力』がなければ、力のある多くの方々に手伝ってもらったり、助けてもらう。
非常に楽なことなのです!
残念ながら、『悩む人』はこれができないのです!
『素直』ということに関係するのですが、どうしても「恥ずかしい」とか「なんで、人に
相談する必要があるのか」とか、「他人に迷惑をかけたくない」などの理由が邪魔をして
「弧軍奮闘」の世界に入ってゆくのですね・・・。
これが『悩み』になるのです。
女性の場合、トラウマがあって相談すべき人が男性だと拒絶反応があり、それが大きな
障害になってることもありますね(^^;
ついこの間、皆さんもご存知の船井総研創立者で経営コンサルタント船井幸雄さんの本を
読みましたら、
「感謝すると脳波がθ波になる」
と書いてありました。
θ波は6ヘルツ前後の脳波です。脳波が10ヘルツ以下になりますと体内が活性化されて、
血液も弱アルカリ性になるのだそうです。
非常に落ち着いた状態ですよね!?
ちょうど禅をやっているお坊さんが深い悟りの境地に入っている状態なのだそうです。
ですから、『感謝すると最高のリラックス状態』になるのです!
これはうなずけますよね・・・。
確かに心から『感謝』の気持ちを持ちますと自然と頭が下がります。
そして、幸せな有難い気分になりますね?
おそらく感謝された人もいい気分ですねぇ~。
双方が幸せな状態になります。
ですから喧嘩なんてありえません。
ましてや戦争だって起こらないでしょう。
『悩んでいる時』というのは、まったく逆の状態のようです!
『悩み』の多い人は、どうも人の力を借りることをしませんし、『感謝』するチャンスも
ないわけです。
ですからドンドン不幸せな気分になってゆきます。そうなりますと周りのみんなも悪く
思えてくる。
こうなるともう実は「精神病」なのです!
私は、ですから『悩み』を持つ前に、どんなことでも相談できる人を持つことが非常に
大切だと思うのです。
友人、知人、先輩、同僚、上司といろいろな分野で活躍し、多くの手助けのできる人と
つきあう。
そのために、積極的に外に出る。
誰とでも挨拶できるようになる。
そうすれば困ったときに、必ず助けてくれる人が現れます。
そしてこんどは、他の人が困っていたら必ず助けてあげる。
面倒臭さがらず、他の人に喜ばれることを進んでする。
そして、それを恩に着せない!
他人の喜びが自分の喜びになる。
これを仏教では『自利利他』といいます。
もしかすると以前に紹介したかも知れませんが、京都にある一灯園というところの石川洋
先生から、私はかつて教えを乞うたことがあります。
このように書かれた詩を授かりました。
皆さんにプレゼントします
辛いことが多いのは、自分に感謝が足りないからだ。
苦しいことが多いのは、自分に甘えがあるからだ。
悲しいことが多いのは、自分のことしか知らないからだ。
心配することが多いのは、自分が裸になれないからだ。
ありがとうございました。
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