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新人ビジネス・リーダーいろは講;第6話;『変化する』
~弘法大師が詠んだ「いろは歌」を使ってビジネス社会で多くの成功体験を積むために~
変化するということについてお話します。
私たち人間の変化ということについて考えてみたいと思います。
一般的に私たちは結婚すると愛の結晶として子供を得ます。
その子供の変化を観てゆきましょう。
まず、「オギャァー」と赤ん坊が産れてからです。
赤ん坊の生まれたての姿は実にお猿さんそっくりですね(^^;
しかし、お祝いに駆け付けてくれる人は、
「まぁ、お父様に似て可愛らしいこと~(^o^)」などとお世辞を言ってくれるのですね・・・。
不思議と「お母様に似てうんぬん」のお世辞は少ないですね!?
最初の赤ん坊ができたときと結婚式の時だけは、ほとんどどんな人でも最大のお世辞を言ってくれます!
ちょっと脱線しました。
生まれたばかりの赤ん坊を見たとき、いささかこれからうまく育ててゆくために不安を覚えるものです。
(さだまさしさんの親父の一番長い日という歌詞にも・・・)
しかし心配した赤ん坊も毎日・毎日、顔かたちが変ってきます。
だんだん、自分たちに本当に似てきます(たまには、本当にもっと心配になってくる人もいますが・・・)。
赤ちゃんの目が開きますと、赤ん坊はいろんなところを見るようになります。
こっちと視線が合ったりしようものなら、私たちは一所懸命になって話しかけたり、あやしたりしますよね!?
そして、バブバブ言いはじめ、手をあっちに動かしたり、こっちに持って来たりするうちにハイハイが始ります。
そのうち、おでこをタンスにぶつけたり、縁側から落っこちたりしながらついには立ち上がります。
たった1年でものすごい変化をしますね!?
そのあと、徐々にお話もできるようになってきます。同時に、行動半径もどんどん広くなってきます。
3才までに、それはそれはすごいスピードで変化成長してゆきます。
私たちは、この時期のことを「目が離せない」と言った表現を使います。
この言葉は心底から親が子に使う愛情の表現ですよね!?
「人間というのは生まれてから3才までで親孝行を終えている」といわれます。
残念ながら私たちは、どうも子供が大きくなってから親孝行するものだと勝手に決めてしまうようです。
本当の親孝行は愛情を持って接する気持ちを教えてくれることであり、その最もすばらしい言動が赤ん坊時代で
はないでしょうか?
その後の子供の成長の姿は、親にとっては付録みたいなものです。
親のエゴで子供に過大な期待や孝行の押し付けをしているだけではないでしょうか?
ハタで見ていますときれいなものではありませんよね!?
子供は徐々に大人へと成長して行きます。
この過程において、子供は肉体的にも精神的にも色々と変化して行きます。
女の子などは肉体的変化がハッキリ表れてくる時期がありますね。
小生にも、すでに孫を持つ娘がいますから実感としてわかるのですが、本当に父親などは目のやり場を
なくしますよね(^^;
短時間・短期間のうちに変化がありますと私たちは確実にそのことに注視・注目します。
これは人間に限ったことではなく、すべての動物は動くもの、変化することに注視・注目する神経が
あるはずなのです!
『変化は他を注視・注目させる』ということを良く理解しておくことが大切です!
その変化は『プラスの変化』であるべきです。
ちょうど私たちが赤ん坊のときにやっていた変化のようにです。
このような『プラスの変化』は周囲の人から愛しく思われます。
私たちは他人を愛しく感じる時、無視できません。
不思議と私たちは、そんなプラスの変化をする人が喜ぶことをいろいろとしてあげたくなりますよね!?
いつも幸せな笑顔で過ごしている人のそばにいますと、ほっとしますよね!? 本当にホンワカ暖かいものです。
ここが重要です!
幸せな人は、いろいろな人の力を借りることが素直にできます。
それ以上に他人が放っておかないものです。
それは、その人が愛されるからではないでしょうか!?
そして、その理由はいつも『プラスの変化』をしつつ、なおかつ他人の『プラスの変化』を手助けするのために
尽くしているからです。
『マイナスの変化』は多くの人を遠ざけます。
近付く人は例外なく同類で、お互い傷のなめ合うことで、「誰が悪い!」「誰々のせいだ!」「社会が悪い!」
「先生が悪い!」「上司、会社が悪い!」、はたまた「親が悪い(^^;」・・・・こんなことに時間を費やし、
生産性のある時間をつくることがないようです。
『プラスの変化』は世の中を高い位置から、広く深くハッキリと見せてくれます。
いつも自分はどのように変化しているか見つめてみるのがいいのではないでしょうか?
なんか、・・・つまらない、・・・ボヤーッとした、・・・マンネリズムな毎日になってしまっていると感じるなら、
いま自分は『変化』をしているのだろうか? と自問自答してみるのも大切です!
ありがとうございました。
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