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2023 / 07 / 17  12:17

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第31講:『科学的浪花節』

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第31講:『科学的浪花節』

作家:井沢元彦さんの書かれている多くの日本史解釈の根本が、「言霊、和、怨霊、穢れ」への無意識の信仰に基づく非論理的な日本人の行動だと述べられています。

そのことを詳しく書かれた本:『「言霊の国」解体新書』、『井沢元彦の未来講座「言霊社会とサイエンス」』はお奨めです!

 

私も講義の最中や課題の添削中に、

「あなたの発する言葉には言霊があるんだから、もっと大事に使いなさい!書くなら丁寧 に書きなさい!」

って、注意をします。

 

言霊(ことだま)というのは、人間が発する言葉に宿る魂のことです。

 

自分の夢、希望、願望を強く意識するだけではなく、紙に書き、声に出そうということをお奨めしております。

これはなにも私だけが信じて言っているのではなく、中村天風翁、松下幸之助翁も、稲盛和夫師、孫正義氏、ビル・ゲイツ氏、・・・世界の多くの成功者が異口同音に言っておりますね!

 

声にした言葉自体に「言霊」が宿っているんですね!

それは「今の心」=「念」となっています。

それを、「人に伝える」=「相手の心に」=「想」をなすことを「想念」って言いますね!

 

ですから、悪い言葉を発すれば凶事が起こることがある!

良い言葉を言えば吉事が起こることがある!

ですから、結婚式などの慶事では、話してはならない「忌み言葉」があるんですね!?

 

「経済心理学」は科学なんですが、やはり、「言霊思想」がありますので、悪い予想を出すと経済が悪くなると躊躇する人がいます。

 

実は、企業組織には典型的にあるでしょう!?

「経営計画」のほとんどが「晴天計画」なんです!

これも「言霊」が左右しています!

 

縁起でもないことを書いて申し訳ないのですが・・・、

だって、経営者が今期「死ぬ」前提で経営計画を立てていますか?

仕入先・取引先が不祥事を起こしたり、失敗して、仕入れの不調が起こったり、不良債権は発生することをあからさまに書いていますか?

社員の不正や内部告発などが起こり、社会的信用すら失墜する可能性のあること、そのための対策を講じる時期と方法を書いておりますか?

 

経済対策を起案すべく内閣府、官僚も、なんと経済研究機関なんかにも「言霊思想」がありますから、マイナス要因をハッキリと述べることができません!

 

今回の原子力発電所事故の対策でも、データ開示でも、「言霊思想」の影響がありますね!

 

だから、「最悪の事態」を語りたがらない!

 

最近出なくなりましたが、かつてTVなどで軽快な発言をなされる中部大学教授:武田邦彦先生がお書きになっているブログをご紹介します。

 

 http://takedanet.com/2011/05/post_ca91.html

 

彼は、「原発論者」から、ついには「原発反対論者」になった人です。

私は、まだ「原発曖昧、優柔不断論者」・・・「脱原発」なんです(^^)

 

福島原発非常事態の最中に、まぁよく登場された黒縁めがねの原子力安全・保安院の西山審議官は、

「最悪の事態が起こらないように、全力で対策を立てています。」

を多用しましたね!

頭のよろしい方なので、多弁ですが・・・、凛々しさが足りないですね(^^)

 

私と同様に堪りかねたある記者が質問してましたね!?

「んでぇ~今、想定される最悪は何なんですか・・・!?」 

西山審議官は繰り返すんです!

「いやぁ~、あのぉ~最悪の事態が起こらないように、全力で対策を立てています!」

記者:

「だ・か・ら~・・・最悪を想定しない限り、防ぐ対策なんかも立てられないでしょ

う!?」

西山審議官:

「ええ・・・最悪の事態が起こらないようにすることが、我々の務めなんです」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

善意に解釈はしますが、西山審議官でも「個人の見解」はお持ちなんです!

しかし、立場(組織)として最悪の想定を語られないのです。

 

こんなこと、あなたの組織でも多々あるのではないですか!?

 

「雉子も鳴かずば撃たれずに・・・」

ということわざとおり、トップ・リーダーの逆鱗に触れるかも知れないし・・・(^^;

 

あの先日、内閣官房参与を辞任された東京大学院教授:小佐古敏荘教授には守秘義務が生じるために、記者会見でも多くを語られなかった(^^;

 

実は、中国4千年の歴史の中で人間心理学の最高傑作、「韓非子」というお奨めの教訓本では、都合の悪いことを話す可能性のある人間には、まず地位を与え、連座責任も宛がえて、黙らせる手があると書いていますね!?

 

西山審議官も・・・、その手に堕ちているのかも???

 

それに加え、避難所へ立ち寄る菅首相のあのヘナヘナ顔には憤りを感じました。

そして、繰り返し口にする「まさに必死で・・・、全力で・・・、世界の全知全能を集結して・・・、えぇ~この国難に立ち向かう・・・」と歯切れ悪く言うのは、もう腐れ呪文のようです!

 

「必死」?

「全力」?

「全知全能」?

・・・・・じぇんじぇん・・・解っからない(^^;

 

東京電力の清水社長はじめ副社長も、会長も、「全力で対策を打っている」と言います!

 

これ・・・やはり「言霊」のせいなんです(^^;

 

ここで今日の「教訓」です!

 

いいですか!

みんな誰だって、重要なことをやるときは「一所懸命」ですよね!?

 

じゃぁ・・・「一所懸命」やれば・・・「結果」がいいのですか!?

 

「一所懸命」考え、「一所懸命」やれば、仕事や人生にはなんの苦労もないじゃないですか!?

 

「一所懸命」、「全力」でバットを振ったら、だれでもホームランになりますか?

ゴルフでも同様に、「一所懸命」、「全力」でやったら、タイガー・ウッズや石川遼さんになれますか?

浅田真央ちゃんだって、「一所懸命」、「全力」でやっているんです!

 

アスリートのみならず、ビジネスの世界でも皆さん、同様に「一所懸命」、「全力」でやっいるではないですか!?

 

いわば・・・「浪花節」的いうなら・・・・・(^^)

 

それだけではダメなんです!

 

「やり方」=「科学的の方法」がなきゃぁ・・・!

 

全世界の国策でもある原子力発電に関わる、いな「原子力平和利用」の推進には、「想定外」を「言霊」処理したんです!

 

「最悪の事故は起こりえない!」と・・・(^^;

 

しかし、何度も申し上げているように、「想定外」というのも科学的に見れば、「確率的に起こり得る」ことなんです!

 

白い巨塔よろしく、利権ウジャウジャ村(原子力村)の原子力行政、原子力事業、原子力学問の世界では、

「安全でないことも・・・確率的に稀だが存在する!」

と公にした途端に、その原子力村から、政治的にも排除されるんです!

学者としての栄達も・・・!

そして、生活の糧すら失ってしまったのです!

 

企業組織の中でも、同様のことは起こっているのではありませんか!?

 

今回のような原発最悪事故(これをシビア・アクシデントっていいますね!)が起こる可能性は、確率は少ないがあるんです!

ですから、大都市で起こったら、被害は甚大、そして長く、広い地域になるんです!

 

原発世界の常識は、過疎地域に造ることに尽きるのです!

 

そして、資本主義世界では、「金でビンタを喰らわせ!」ば、なんとかなると考えるのです!

さもしいことなんですが・・・(^^;

 

政治も、行政も、御用学者に巣くう原子力村社会では、「100%安全」を「言霊」にしたんです!

 

かつて、O157以上に話題が出た富山県、福井県で発生した焼き肉店「ユッケの死亡中毒事故」でも、同様の「言霊思想」が業界であったように思います。

 

多くの他山の石になる「事件、事故」を教訓化する精神は、成長しようとする企業に取って「必要十分条件」です!

絶対に「他人事」にしないことです!

 

そして、「冷静」に、多くの「精度の高い情報」を収集する姿勢と、それを「科学的」に解明し、我が社の「想定内リスク」として取り上げ、「リスク・マネジメント」をすべきなのです!

そして、まさに実際に起こったとき、「的確」な「クライシス・マネジメント」ができるマニュアル策定と予行演習が必要なのです!

 

その上で、「想定外」の事態発生時には、「ディサスター・マネジメント」として、全責任を背負い、ウルサイ黙れ方式で号令を組織末端にまで浸潤させ、一糸乱れぬ行動の取れる組織企業と覚悟を持つリーダー(サブ・リーダー)を育成すべきなのです!

 

そのためには、大幅な「権限委譲」がなされないとならないのです!

そして、「美点凝視」しつつ、「得手に帆を架ける」、ビジネス・リーダーになっていただきたいのです!

 

これを「科学的浪花節」というのです(^^)

ハイ!

 

ありがとうございました。

 

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2023 / 07 / 10  08:00

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第30講;『根回し(Arangement)』

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第30講;『根回し(Arangement)』

さて・・・話はかなりさかのぼります!

原発をめぐる「地元のタカリ精神」が暴露されているあるブログに、こんな事実が書かれていました(^^; ・・・ とあるジャーナリストが教えてくれたことを書きます。

 

その前に・・・若杉 冽さん著『東京ブラックアウト』という小説をご存じですか?

 

前作の『原発ホワイトアウト』に続き、霞が関の現役キャリア官僚である「若杉冽」というペンネームの作者が現状を憂いて、小説という形で政府や電力会社などを告発した内容です。

「原発ホワイトアウト」という小説がベストセラーになってから、官僚の誰かが内部告発をしたのだと噂が飛び交いました。

結局、『東京ブラックアウト』発売では、筆者が東大法学部卒の現役官僚であることを筆者紹介見開きに書かれていますし、ポスターにもデカデカと書かれていました。

 

『東京ブラックアウト』は案の定、前作の『原発ホワイトアウト』と同様に、福島第一原発の事故以降の「原発安全神話」が総崩れしている根拠を面々と科学的な側面からでなく、人間の利害浅はかなを書き連ねています。

今後、原発を稼働させるためには厳格な安全基準をクリアしていかなければなりません。

その小説に描かれている話は原発を巡る電力村と呼ばれる「利権構造」を今後も維持するため、万全であるべき安全対策や避難計画が確立できなくても、「再稼働ありき!」で突き進む官僚、電力関係者、族議員たちの理不尽な姿えお描いております。

 

少しだけ小説をご披露しますと・・・避難計画を巡って、ある登場人物が「いくらシナリオをつくったって絶対に現実はその通りにはならない!・・・とすれば、所詮、シナリオづくりは再稼働の言い訳であり、納得感を醸成するためのプロセスに過ぎないっ!」と本音を漏らしているのです。

 

前作『原発ホワイトアウト』の「最終章」では雪が舞う中、北朝鮮の工作員によって送電線鉄塔が破壊され、新崎原発(新潟県柏崎原発を架空の原発に見立てています)でメルトダウンが進行する訳です。

 

その続編『東京ブラックアウト』は、その影響によって高濃度の放射性プルームが風向きによって空中飛散し、壊滅した関東平野、遷都を余儀なくされた東京の風景が描かれています。

 

もちろんフィクションです。

作者の想像で描かれた世界として発表されておりますが、再び重大な原発事故が発生した場合、「こうなるんだよ!」という緻密な描写がありありと・・・(^^;

 

 

さて本題です!

これから一部、改ざん(いやいや私見を入れて)して、事実をご紹介します。

 

大昔に、石川県志賀町における元敦賀市長が行った講演の記録です。

志賀町は、北陸電力の原発の候補地だったそうです。

 

どこの原発地域も、万が一、事故が発生すれば(福島第1原子力発電所に起こっちゃたから万が一ではなく、54分の一?)、子々孫々に祟る危険な施設の受け入れることとなりますので、どうしても札束と強く結びついてしまうのだそうです!

 

首長や地元有力者は、安易に原発事業者からお金が引き出せるので、住民までも次々と要求をし始め、「タカリ精神」に蝕まれていくのだそうです。

 

人間というのは、いったんこの「快感」を知ってしまうと、そこからは抜け出せないともおっしゃっています。

そう!「麻薬中毒」と同様な現象なのだそうです。

 

2011年4月に敦賀市長選挙があったそうです。

4人が立候補したものの脱原発を掲げる候補がいなかった(^^;

結果は、原発を推進する現職が5期目の当選を果たしました。

市民は、「現状維持」を選んだわけです。

市民にとって、原発無き地域社会は考えられない?

 

そして、ここからが本当の転載部分です!

元敦賀市長の暴言が紹介されています。

 

「いまカネになるなら、50年後に生まれる子供が全部カタワモノでもかまわ ない!」

 

これは、1983年1月26日に石川県羽咋郡志賀町で開かれた「原発講演会」(地元の広域商工会主催)での当時の高木孝一敦賀市長が明言した言葉なのです!

 

北陸電力原発の建設に絡んで、莫大な金額の表金・裏金および原発に起因する異常事態発生のたびに、北陸電力から恐喝まがいのやり方で多額の金をせびり取っていたことを、講演会で明らかにしたのです(^^;

 

その講演で市長は、

「原発賛成派の市民は、たとえば風評被害が生じた場合などに、実際の被害金 額の何倍もの金を電力会社からせびり取っている!」

ということを得意げに語っているのです(^^;

 

これは敦賀市に限らず、どこの原発所在地でも同じことが行われていたのではと想像ができます!

 

そうしますと、いま福島原発事故で現地住民が大変な被害にあっているのですが、「賛成派住民」も、もしや汚いやり方で正当な補償以上の補償金を得ていたのではと想像してしまいます。

 

その額は、普通の国民が生涯手にすることもできないような莫大なものであるそうです!

 

そのブログの著者は、

「そのお金で安楽に暮らしていたわけだから、いまさら原発の事故のせいで 困っている、と泣き言を言うのは少しムシが良くはないかという気がする」と述べています。

 

さて、1983年1月26日の高木孝一元敦賀市長の講演内容です!

 

***********************************

只今ご紹介頂きました敦賀市長、高木でございます。

えー、今日は皆さん方、広域商工会主催によります、原子力といわゆる関係地域の問題等についての勉強会をおやりになろうということで、非常に意義あることではなかろうか、というふうに存じております。

 

・・・ご連絡を頂きまして、正しく原子力発電所というものを理解していただくということについては、とにもかくにも私は快くひとつ、馳せ参じさせて頂くことにいたしましょう、ということで、引き受けた訳でございます。

 

・・・一昨年も、ちょうど4月でございましたが敦賀1号炉からコバルト60がその前の排出口のところのホンダワラに付着したというふうなことで、世界中が大騒ぎをいたした訳でございます。

私は、その4月18日にそうしたことが報道されましてから、20日の日にフランスへ行きました。

 

いかにも、そんなことは新聞報道、マスコミは騒ぐけれど、コバルト60がホンダワラに付いたといって、私は何か(なぜ騒ぐのか)、さっぱりもうわからない。

そのホンダワラを1年食ったって、規制値の量(放射線被曝のこと)にはならない。

そういうふうなことでございまして、4月20日にフランスへ参りました。

 

事故が起きたのを聞きながら、その確認をしながらフランスへ行ったわけです。ところがフランスまで送られてくる新聞には毎日、毎朝、今にも世の中ひっくり返りそうな勢いでこの一件が報じられる。

止むなく帰国すると、“悪るびれた様子もなく、敦賀市長帰る”こういうふうに明くる日の新聞でございまして、実はビックリ。

 

ところが敦賀の人は何食わぬ顔をしておる。

ここで何が起こったのかなという顔をしておりますけれど、まあ、しかしながら、魚はやっぱり依然として売れない。あるいは北海道で採れた昆布までが…。敦賀は日本全国の食用の昆布の7~8割を作っておるんです。が、その昆布までですね、敦賀にある昆布なら、いうようなことで全く売れなくなってしまった。

 

ちょうど4月でございますので、ワカメの最中であったのですが、ワカメも全く売れなかった。

まあ~困ったことだ・・・、嬉しいことだちゅう・・・。

そこで私は、まあ魚屋さんでも、あるいは民宿でも100円損したと思うものは150円貰いなさいと言うのが、いわゆる私の趣旨であったんです。

100円損して200円貰うことはならんぞ、と。

本当にワカメが売れなくて100円損したんなら、精神的慰謝料50円を含んで150円貰いなさい、正々堂々と貰いなさいと言ったんですが、そうしたら出てくるわ出てくるわ、100円損して500円欲しいという連中がどんどん出てきたわけです(会場爆笑、そして大拍手?!)。

 

100円損して500円貰おうなんてのは、これはもう認めるもんじゃない。原電の方は、少々多くても、もう面倒臭いから出して解決しますわ、と言いますけれど、それはダメだと。正直者がバカをみるという世の中を作ってはいけないので、100円損した者には150円出してやってほしいけど、もう面倒臭いから500円あげるというんでは、到底これは慎んでもらいたい。

まあ、こういうことだ、ピシャリとおさまった。

 

いまだに一昨年の事故で大きな損をしたとか、事故が起きて困ったとかいう人は全く一人もおりません。

 

まあ言うなれば、率直に言うなれば、一年一回ぐらいは、あんなことがあればいいがなぁ~、そういうふうなのが敦賀の町の現状なんです。笑い話のようですが、もうそんなんでホクホクなんですよ。

 

・・・(原発ができると電源三法交付金が貰えるが)その他に貰うお金は、お互いに詮索せずにおこう!

「キミんとこはいくら貰ったんだ?ボクんとこはこれだけ貰ったよ!裏金ですね、裏金!」

 

まあ原子力発電所が来る、それなら三法のカネは、三法のカネとして貰うけれども、その他にやはり地域の振興に対しての裏金をよこせ、協力金をよこせ、というのが、それぞれの地域である訳でございます。

 

それをどれだけ貰っているかを言い出すと、これはもう、「あそこはこれだけ貰った!ここはこれだけだ!」ということでエキサイトする。

いか、というふうなことでございまして、・・・

例えば敦賀の場合、敦賀2号機のカネが7年間で42億入ってくる!

 

三法のカネが7年間でそれだけ入ってくる。

それに「もんじゅ」がございますと、出力は低いですが、その危険性・・・、うん、いやまぁ~、建設費はかかりますので、建設費と比較検討しますと入ってくるカネが60数億円になろうかと思っておるわけでございます・・・(会場・・・感嘆の声と溜息がもれる)。

 

・・・で、実は敦賀に金ケ崎宮というお宮さんがございまして(建ってから)随分と年数が経ちまして、屋根がボトボトと落ちておった。

「この冬、雪が降ったら、これはもう社殿はもたんわい!」と。

今年ひとつやってやろうか!、とそう思いまして、まあたいしたカネじゃございませんが、6000万円でしたけれど、もうやっぱり原電、動燃へ、ポッポッと走って行った(会場ドッと笑い)。

「あっ、わかりました!」ということで、すぐカネが出ましてね。

 

それに調子づきまして、今度は北陸一の宮、これもひとつ6億で修復したいと、市長という立場ではなくて、高木孝一個人が奉賛会長になりまして、6億の修復をやろうと。

 

今日はここまで(講演に)来ましたんで、新年会をひとつ、金沢でやって、明日はまた、富山の北電(北陸電力)へ行きましてね。

火力発電所を作らせたる!

1億円寄付してくれ!(ドッと笑い)。

これで皆さん、3億円既に出来た。

こんなの作るの、わけないなあ、こういうふうに思っとる(再び笑い)。

 

まあそんな訳で短大は建つわ、高校は出来るわ、50億円で運動公園は出来るわね。

火葬場はボツボツ私も歳になってきたから、これも今、あのカネで計画しておる、といったようなことで、そりゃあもうまったくタナボタ式の街づくりが出来るんじゃなかろうか、と、そういうことで私は皆さんに(原発を)お薦めしたい。

 

これは(私は)信念を持っとる、信念!

 

・・・えー、その代わりに100年経って片輪(カタワ)が生まれてくるやら、50年後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ!

わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか・・・。

こいうふうに思っております。どうもありがとうございました。(会場、大拍手)

**********************************

 

いかがでしたか!?

 

私は、本当に悲しくなりました。

これ以上、何の説明も要らないでしょう!?

 

まぁ~、ひとつだけ付け加えさせていただけるなら、原発に限らずこうした事業を誘致した政治家や官僚、学者(原発村人達)が懐に入れるリベート(報酬)は、換算では、投資金額のたった1~3%と言われています。

 

この高木孝一元敦賀市長講演が効を奏してか、会場となった志賀には北陸電力の志賀原発1号機が建設されたわけです!

 

詳しくお知りになりたい方は、内橋克人著;「原発への警鐘」講談社文庫をって下さい!

 

 

さて今回のビジネス・リーダーへのお話は『根回し(Arangement)』です。

 

上述の実例を挙げましたが、これを倣えなどとは決して言いませんが、水面下で行われる同調言動のことを「根回し」といいます。

ネゴシエーション(negotiation)と訳される人もいるでしょうが、ネゴシエーションは「交渉」という意味なんですね!

まさに、高木元敦賀市長の「金よこせ!」は交渉ですね(^^;

 

実は、私はコンピューター業界において、はじめてネゴシエーションという言葉を学んだ記憶があります。

 

ネゴシエーションというのは、コンピュータで通信を行う際に、デバイス同士が通信前にあらかじめ通信プロトコル(方法手段)などの情報を交換し合うことでなのです。

 「お~ぃ!もういいかい?」・・・・「はぁ~ぃ!もういいよ!」

 

ネゴシエーション技術というのは、主にアナログ回線で接続されているモデムとかFAXなどで用いられています。

たとえば、モデム自身が対応している通信速度や誤り訂正の種類などを「どのような方式」で行っているのかを情報交換しておき、送信側と受信側の双方がおこなうサポートする方式なのですね!

別名「インターフェイスを合わせる」ですかねぇ・・・(^^)

 

日本の社会では、事前の根回しで物事が決まるケースが多かったようです!?

実際に、成功者の逸話には、多くの根回しした事実と当事者が語られます。

とにもかくにも、根回しに必要不可欠なものは「人脈」なのですね!

 

これからは国際的な取引も増えすね!?

ビジネス・リーダーにとって、単なる根回し(日本流の交渉術)だけではなく、現場での直接の「交渉力」「調整力」「折衝力」が必要不可欠なのですね!

この「交渉力」「調整力」「折衝力」をひっくるめて「アレンジメント」と表現します。

 

これを「根回し」と呼ぶことが妥当なようです!

 

過去の原発立地・建設に関わる最大のミステイクは、最悪の「根回し」を行ったことですね!

ただ、「マネー」で人心を動かした(^^;

そう「金目」でした(^^;

 

組織においても、「給料」「賞与」で人心を釣る「人事賃金制度」がありますが、やはりドラッカーのいう「モチベーションによるマネジメント」を私は推奨します。

 

この本質的技術・技能が「根回し(Arangement)」なのですね!?

 

 

行ったり着たりで恐縮ですが、私は、あくまでも「福島原発被災者」です!

放射能が原因(立証はできないでしょうが?)で発病したら、私もやはり片輪(カタワ)となり「被害者」になります。

私はもう相当長い間、生かされていただけました。多くの「夢」を実現させていただきました。

ですから、文句は言わないでしょう!

そりゃ~、「痛い! 苦しい! 辛い!」は言うでしょうが・・・(^^;

 

しかし、高木孝一元敦賀市長のほざいた、

「え~、その代わりに100年経って片輪(カタワ)が生まれてくるやら、50年後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ!」を皆さんは許すことができますか?

なにも高木孝一元敦賀市長だけではなく、たかりの張本人達も含めて・・・!

 

ありがとうございました。

 

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2023 / 07 / 03  11:55

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第29講;『強さ(Strength)』

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第29講;『強さ(Strength)』

もうお忘れのになられた方も多いと思います。

今回のブログは、東北大震災の後に、東北沿岸地域の各県では大変な事態に県知事や役人の皆さんも不眠不休で頑張っておられた頃、当時の管政権下で復興兼防災担当相に任命され、意気揚々と被災地に出かけて行って、大失言をし失脚してしまった元衆議院議員松本龍氏のことを題材にして書いたもののリライト版です!

 

松本君! ソソクサと辞任しちゃったぁ・・・(^^;

 

親任式にて、ご多忙中の天皇陛下から国の要職者を任命するための儀式まで執り行っていただき、国難を託すべく復興大臣として任を預かった松本龍復興兼防災担当相(衆院福岡1区選出)を、私はなぜに「松本君!」と呼ぶのでしょうか?

 

簡単です! 同ない年だからです!

 

とにもかくにも、あれほどの「傲慢・不敬・不遜」を公衆の面前でしでかした姿を見て、同年代として恥ずかしくなったからです!

 

この人物が「いかなる人物か?」は、多くの皆さんがTVで観られたでしょうが、「このド阿呆がぁ~!」って言いたくなります。

いや、言っちゃった(^^)

 

宮城県知事:村井嘉浩(むらいよしひろ)氏に、松本君が傍若無人な恫喝をやっている場面が各局テレビで放映されました。

 

私はあれを見て・・・、「なんじゃぁコイツ! その上から目線の命令(言いぐさ)はなんじゃぁ~オンドリャ~!? それがナンボのもんじゃい!」・・・あれれ、私としたことがお下品な(^^;

 

挙句の果てに、・・・

「これはオフレコだから・・・、書いたらその社は終わりだから」の発言(^^;

 

私が彼から同様の恫喝を受けたら、

「おんどりゃ・・・誰に向かってぬかしとんじゃぁ!」

って間違いなくこのように返答します!

 

「書いたら、その社は終わりだから!」

この松本君の「脅し」に屈しなかった地元テレビが、顛末を放映をしたわけですね!?

 

そんでもって、岩手・宮城両県を訪れた松本龍復興相が知事に「暴言」を吐いたことが、本人の謝罪にまで発展した・・・。

 

そうしたら発言の背景には、「現状へのある不満」があるというのだと・・・(^^;

発覚のきっかけは、地元の東北放送が松本龍復興相の発言を「波紋を呼びそうです」と紹介したことだった。

 

村井知事が自衛隊出身なのを指して言ったらしいのですが・・・。

「長幼の序」「自衛隊」の文言を使って・・・それが・・・なんじゃぁい!

あれれ・・・私としたことが、またまた・・・はしたない(^^;

 

松本君が身を乗り出して、村井知事に同意を迫ると、さすが人格者の村井知事は年下であることを意識したのか、「はい」と答えておられました。

しかし、顔は引きつり、苦笑いを浮かべておいでであった。

 

さらに松本君は、最後の言葉をオフレコとして、報道陣を見渡しながら、

「書いたら、もうその社は終わりだから!」

と威嚇しましたね!?

東北放送は、この場面さえ流しており、脅しには安易に屈しなかったわけです!

 

 

実は、東北放送のこのような報道姿勢を「強さ」と言います!

英語で「Strength」・・・日本語で「したたかさ」って読むのです(^^)

 

その後、我に返ったのか? 勇気をもらったのか? 次々に他のマスコミが報道し始めましたね!

 

そうすると・・・松本君は岩手県庁訪問でも、きわどい発言をしていたことが判明しましたね!?

 

岩手県:達増拓也知事が仮設住宅を要望したのに対し、「本当は仮設はあなた方の仕事だ!」と指摘したそうです。

 

さらに、

「知恵を出したところは助けるが、知恵を出さないヤツは助けない!」

「九州の人間だから、東北の何市がどこの県とか分からない!」

と放言を繰り返した訳です。

 

このような言葉を平気で、公然と述べるのを「傲慢コンチキショウ」と私は言います!

 

そして、4日のTV記者会見で「松本復興担当相、自らの発言について釈明」と・・・、

「九州の人間ですけん、語気が荒い!」

「B型ですから・・・」

あほんだら! 血液占いで国政をやっとんのカァ!?

あれれ・・・私としたことが、またまたはしたない・・・(^^;

 

ついでに、

「おんどりゃ・・・ワシもたんと九州の友人知人を知っとおんけんど、おんどれのような語気持つヤツぁ~一人もあらんとぉ~・・・!」

あれれ・・・私としたことが(^^; でも・・・絶対に言いますね!

 

そんで・・・「宮城県議会が国に抗議へ」。

宮城県議会は4日、松本龍震災復興担当相の暴言を受け、

「発言が高圧的で当事者意識に欠けている」

として国に直接抗議することを決めました。

 

畠山和純議長は、

「被災者がようやく立ち上がろうという雰囲気になっているのにこんな発言をして腹が立つというより情けない!」

と語っておられます。

 

それから、松本君は、

「知恵を出さないやつは助けない」発言!

 

これじゃぁ・・・野党側は辞任要求も視野・・・当たり前じゃぁん!

 

まぁ・・・結局、当時の民主党政権は、ハトぽっぽさんから、ア菅さん、そして、どじょうっ子野田さんと当事者能力、実務能力、為政者としての政権能力がないということをイヤっていうほど露呈しました(^^;

 

結果、松本君のように「地を出して」知事を恫喝し、マスコミに「書くなよ」と脅しをかけるような、まぁハッキリ言って「最低の人物」を要職に就けざる得ない体たらく(^^;

 

当時の民主党中枢部は、最低限の仕事ができる人物がいるとさえ全く思えないわけですが・・・いかがでしょう!?

 

そんでもって辞任表明、&・・・会見・・・。

「松本君! おまえアホかぁ!」

あれれ・・・私としたことが(^^; でも絶対に言いますね!

 

今でも原発事故避難地域のいくつかは帰還可能となりましたが、状況は当時のまんまなのです!

 

また、未だに放射能に当たった子供達の将来がどうなるのかも、明確に説明納得できる人が出てこないし・・・(^^;

 

なぜ土建屋母体出身の松本君は、全国の、いやお隣韓国の、いや今後仲良くすべき中国の土建屋さんに復興協力依頼を出さなかったんだろう?

 

福島原発敷地内に深い穴掘りもして、多くの市町村上下水からの放射性廃棄物や、学校、その周辺の、放射線量の高い土地上面土の移動も、その穴へただちに行わないんだろう!?

 

本当に国難と思っている人って、国会議員にどれくらいいるのかなぁ?

 

以前にも書かせていただきましたが、「阿呆」「馬鹿」の定義ですね!

 

新しい読者の皆さんのために再度、定義します。

 

「阿呆:アホウ」;

 何が正しくて、何が間違いか分からない人のことを言います!

 中心感のない、大幅にぶれている人でもあります!

 だから、トンチンカンなことをしでかす(^^;

 

「馬鹿;バカ」;

 先を読めない人のことを言います!

 馬とか鹿の前頭葉は非常に小さいんですね!

 前頭葉の機能は先を読むのです。

 だから、刹那(せつな)主義で、雨天計画をしない人なのです!

 

まさに、松本君は「アホ(阿呆)」でしょう!

 

 

また、ながながと書いてしましました。

 

さて、今回のテーマ;強さ(Strength)です。

 

先ほども書きましたように、「強さ」を簡単に「つよさ」って読んでもいいのですが、私は、やはり「したたかさ」と読みます!

 

確かに、他人からは「強か(したたか)」というニュアンスで語られることの多い人は、どこか他人に警戒心を抱かせているような時に使いますね!?

だから、どうも人付き合いの中では損だという感じがする人がいます!

それも、お金絡みでそう感じるような気がしますね!?

もっと、ヘンチコリンな解釈は、他人が不幸になったって自分だけはしっかり得をしようと考えている人のことだとかぁ・・・(^^;

 

違うのです!

 

したたかとう字は、「強か」か「健か」と書くのです!

 

本当の意味は、「粘り強いこと」、他からの圧力になかなか「屈しない」さまなんです!

 

「しぶといさま」でもあります。

 

このようなイメージをシッカリ持って、多くの偉人を見渡しますとほとんとすべての方々に共通するのがこれなのです!

 

「おしん」なんかも、まさにそうなのです!

 

もちろん、強くて、しっかりしているさまでもあるのです!

そこには、「強く勇猛」であるイメージも感じますね!?

 

いかがですか? 

あなたの周りにも黙っていても、その「強く勇猛」なオーラが出ている人がいるでしょう!?

 

あの松本君をご覧ください!

「腕組み」して気負っている!

岩手県庁にバスが着いて、そこから降りるやいなや、サッカーボールをポコンポコン、下向きながら手打ちする(^^;

もうこの辺から、「虚勢」を感じないわけがないじゃぁないですか!?

 

松本君の「面」と「話し方」・・・あれは、アッチ方面の連中のテクニックですね(^^;

 

はっきり言って、あの松本君は「強かぁ~」・・・ではなく「弱かぁ~」って感じ・・・(^^)

 

 

常に、ビジネス・リーダーが「強く」「強かく」あるためには、現場経験と実績を持つことなのです!

そして、たたき上げられて、「痛み」の分かることなのです!

 

私はですから、芸能界で長きに渡って活躍されている人たちが好きなのです!

特にお笑いや演歌の世界では下積みが長い!

 

「師匠」と呼ばれる多くの人たちには「痛み」も分かり「コツどころ」も分かっている!

だから、「悠然大」とされている!

 

多くの方々から、その生き様の中で「稔ほど頭を垂れる稲穂かな」を学ぶ機会がありますよね!?

 

孔子様はおっしゃったぁ(^^)

「六十而耳順」;60歳になりますとね! 人の言葉を偏見無く聴く事が出来るようになるのですよ!・・・って(^^)

 

松本君!

顔洗って、出直しなぁ~!

 

偉そうに言うボクも、再度、「脚下照顧」しますけぇ・・・(^^;

 

ありがとうございました。

 

いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、

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2023 / 06 / 26  08:00

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第28講;『率先(Initiative)』

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第28講;『率先(Initiative)』

 

「率先」という言葉には、社会活動・社会運動などに進んで陣頭指揮をしたり、音頭取りをしたり、先駆けとなったり、自らが範を示したり、身を挺したり、 ボランティアとして利他に生きたり、先頭に立ったり、人の先に立って導いたり、世話・作業などについて積極的に、自発的に、能動的に、心から喜んで、 進んで、何ごともいとわな、大変なことを自ら買って出たり、フットワークが軽い・・・というニュアンスがありますね!?

 

「率先垂範」は、ビジネス・リーダーの「リーダシップ」必要不可欠な素養のように感じます。

 

先般も書かせていただいておりますが、「リーダーシップ」というのは周囲の人に対しての「影響力」だからなのですね!

その「影響力」を直に見せるには「率先垂範」がなによりですね!?

 

連合艦隊司令長官;山本五十六氏の言葉は余りにも有名ですが、この「率先」を現している典型ですね!

 

 「やってみせ、言ってきかせて、させてみて、 誉めてやらねば人は動かじ!」

 

ご承知の様に、絶対服従の軍隊の中にあって、山本元帥は将兵たるもの自ら率先することの重要性を訴えておられます!

 

偉大な起業家の人達は、実際に率先垂範をどうとらえていたのか、逸話から簡単に紹介いたします。

 

 

まずは世界のホンダを創業した本田宗一郎氏は、

「言葉とか文字では、人は動かせない!」

とおっしゃっていますね!?

 

本田氏は、

「言葉というのは一見便利なようなんだが、聞く人によって捉え方が異なる!

 りんごの味ひとつとっても、世界中の人が納得できる表現の方法はないよ!」

とおっしゃっています。

このことをリーダーはわきまえておかなければなりませんね!?

往々にして、ダメなリーダーの特徴は「人の話を聞かない!」「人の話を最後まで聞かず、鵜呑みにしてしまう(^^;」

 

そうなのです!

言葉に頼ることの限界をおっしゃっていますね!

そのために、日々のリーダーたる者の言動によって培われた「信頼」は極めて大事です

よね!?

 

 

豊田自動車創業者;豊田喜一郎氏は、本田宗一郎氏と同様に「工場での寝泊り」当たり前の人だったそうです!

 

豊田喜一郎氏も、国産自動車の量産化に寸暇を惜しんで没頭なされた方です!

常に陣頭に立ち、朝早くから夜遅くまで仕事に熱中することが多々・・・(^^)

時には、工場事務所内にある風呂付日本間に寝泊りしてなされていたといいます!

 

 

阪急電鉄をはじめとする阪急東宝グループ(現・阪急阪神東宝グループ)の創業者、鉄道網整備によって都市開発、流通事業を一体的に進め相乗効果の出せることを実証された小林一三氏は、「人任せの店」はいかん! とおっしゃっています。

 

小林氏の自著「私の行き方」に書かれているのですが、・・・。

友人が東京で洋食店を経営していたのですね!

 「銀座の裏通りに、友人がカフェー・リッツという洋食店をやってるんやがなぁ・・・。

  そこの友人・・・、商売人としてはいかんなぁ(^^; たぶん、あれではうまくいかん

  なぁ(^^; 」

理由を訊くと、・・・とにかく「人任せ」過ぎだと・・・。

「お客商売というのは、オーナーが第一線に立たなくてはいけない!

 なんぼ立地が良くても人任せはあかん!」

 

小林氏の心配通り、この店、数年でもって滅びたそうです(^^;

 

西武グループ創業者;堤康次郎氏の率先垂範スローガンは「常在戦場」だったそうです(^^)

堤氏が、西武グループの基盤にしていった箱根、軽井沢、国立といった土地開発をする際、「どこも戦場なんだから、大将がいなければならんのじゃ!」

と言って、自ら陣頭指揮に立つのが常であったといわれていますね!

 

 

ご存知のあの東急電鉄、東急グループを創った五島慶太氏も「工事現場の陣頭指揮」が常でした。

大正12年に、直前に起きた関東大震災で遅れがちな田園調布と蒲田を結ぶ鉄道の工事現場に自ら入り、シャツ1枚でシャベル・ツルハシをとって陣頭指揮に当たられた。

 

当時は、目黒蒲田電鉄の専務でらっしゃった。

後に東急グループを築き上げられた!

 

 

IY(イトーヨーカドー)堂を起業なされた伊藤雅俊氏は、

「上司は、とにかく率先して行動で示すこと!」

「率先」することの重要性を訴えておられます。

 

伊藤氏は、お客様やお取引先とのの信頼関係が成り立つためには、会社内部における信頼関係ができていることが必要条件で、上司も部下に口で文句を言うんじゃぁなく、率先して手本を示しなさい!実行して見せて始めて、言葉に説得力が出る!とおっしゃっていますね!?

 

現在、7iホールディングスの総帥(セブンイレブン創業者)の鈴木敏文氏もまた、

 「セブンイレブンのクリンリネス(店の清潔さ)が徹底しているのは、加盟店オーナー  に掃除を徹底してもらうため・・・!」

とおっしゃっています。

 

汚い店で、お客様が商品をまた買おうとはしないですよね!

 

かく言う、・・・私は条件反射で、飲食店、小売店、そしてホテルのロビーに行きますとたちまちトイレに行きたくなります。

この生理的現象は、無意識に、そこの文化レベルを感じたいからだと思うのです!

 

セブンイレブンで、やはり若いFC(フィールド・カウンセラー;店舗指導員)は、フランチャイズ加盟店のオーナーになかなか言葉で理解させ、徹底させるができません。

特に、年配のオーナーにクリンリネスを強要することはなおさらですね(^^;

ですから鈴木氏は、「まず1週間でも説明しつづけながらも、FC自ら率先してトイレなどの清掃してみることを薦めているそうです。

 

このように率先してみせることで、口先だけとは違って、説得力以上に大切であることが分かりますね!?

 

 

日本マクドナルド創業者の藤田田氏は、「土日も仕事は当たり前!」だったのですね!

藤田田氏は、

「リーダーは米国のように陣頭に立つべし!これぞリーダシップ!」と著書でおっしゃっています。

事実、藤田田氏は、引退なされる土日も関係なく仕事に没頭してなされていました!

 

 

これも皆さんご存知のチキンラーメン産みの親;安藤百福氏の口癖が「口先だけで人はついてこない!」だったそうです。

 

 

「電力王」「電力の鬼」と言われた松永安左エ門氏をご存知でしょうか?

そう、今の東電始め多くの地域電力会社の発足に尽力された方です。

 

松永氏は、九州での電力事業を成功させた後、名古屋で電力事業を手がけている福沢桃介(福沢諭吉の娘婿で友人)に救済を頼まれたのです。

松永氏は、両事業を合併させ東邦電力と名を改め、名古屋に乗り込んだのですね。

当時名古屋では、火力の不足から停電が頻発しておりました。

需用者の信用地に堕ちていたそうです。

 

松永氏は、停電の原因を知るために、配電室にベッドを持ち込み、寝泊りしていたのだそうです。

こうして、どこの発電所や送電線が故障したか?どこに弱点があるのか手に取るように解った言うのです!

その後、一つ一つ、問題点の改善に取り組み、やがて停電がみるみる減り始めたのだそうです!

 

松下幸之助翁と同様に、自分で生み出した商品を育てるのは自分の義務であるとおっしゃっていた。

工場の増設に際しても、従業員全員が残業につぐ残業であったそうですが、「人頭」に立ち、他の従業員の何倍も働いたと語り継がれています。

 

 

そして、最後にご紹介するのはもちろん松下幸之助翁。

「一心不乱」という言葉が、著書のあちらこちらにありますね!

 

特に、松下幸之助翁の著書「経営のコツはここなりと築いた価値は百万両」の中で、人を使う上では、何人か問題を起こす人は必ずいる。

そういう覚悟に立った上で、こうしたらいいということを身を持って示すべきだ! まず自分が一心不乱にやれば、まわりも見てばかりいられなくなるものだ!」とおっしゃっていますね!?

 

何人かの自伝や言い伝えをご紹介しましたが、特に偉大な功績を残され、今の日本国を築き上げられた多くの起業家の人たちは、やはり「率先垂範」なのですね!

どんなことにも、先頭に立って陣頭指揮をなされた!

大事業を築き上げていくことバックボーンは、「率先」なのですね!

 

世界最大の企業を創り上げられたWal-Martのサム・ウォルトン氏も「情熱」を「率先」なされた。彼の「情熱」は「パッション」であり、あたかもキリストと同様の「受難(英語でパッション)」を全身で受け止められた!

自分自身が燃えることで、ぐいぐい周囲を引っ張っていく。

 

ビジネス・リーダーの必須条件「率先(Initiative)」を多くの事業成功者から学といいですよ!

 

ありがとうございました。

 

いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、

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2023 / 06 / 19  08:00

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第27講;『聡明(Inteligence)』

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第27講;『聡明(Inteligence)』

ええっ!?

「Inteligence」っていうのは、そういう意味だったのぉ~?

 

スパイもどきの陰謀、謀略、策略のようなことをするのが「インテリジェンス」のような

ニュアンスがあったなぁ・・・!?

 

どうして「聡明」って訳したの・・・?

 

それは・・・・い・ろ・は・に・ほ・へ・とから行くと、そ:「創造力」と、そ:「聡明」

はビジネス・リーダーの必須キーワードなので選びました。

 

「聡明を」英語では・・・って調べたら、「Inteligence」になっちゃった(^^;

ところが、これ・・・・ピッタンコかんかんなのですねぇ~(^^)

 

ですから、最初に「Inteligence(このあとインテリジェンスと表記します)」の意味・意義

から述べさせていただきます。

 

「知能」「知性」など「重要な事項」に属する「知識」「情報」のことなのですね! 

「知能的」な働きを総括して言うとき「インテリジェンス」っていうのです。

それから、やはり「諜報活動」のこともそういうのですね。 

 

認知科学とか心理学の世界では、もちろん、「インテリジェンス」は「知能」やそれの

「働き」のことをいいます。

そして、「知能」が働くために必要とする「情報群(いろいろな情報)などをも「インテ

リジェンス」といいます。

 

私は、認知科学とか心理学の世界で定義する「インテリジェンス」っていうのを気に入っ

ております。

 

「私は物を考える能力がある!」からといって・・・それがなんじゃい!

「私は情報をたくさん集積している」からといって・・・それがなんじゃい!

 

と考えるタイプなのです!

 

「インテリジェンス」の概念に合致するのは、

 「考える能力」+「情報収集&取捨選択&集積能力」

の双方が揃って正しく機能するんだと教えています!

 

また「知性」というのは五感(感覚器官)で知覚された情報を、今までの経験、知識など

持ち合わせる自身の情報(私は「引き出し」って言っております)と照らし合わせて、

的確な判断を下すことをいうのだそうです!

 

昨今、物凄い勢いで研究開発・実用化されつつあるのが「AI(人工知能)」です!

 

かつて政権を担った民進党(当時:民主党)の蓮舫代表が、

「どうして1位ででなくてはならないんですか?」

っていう、馬鹿げた質問を科学の世界にいる人たちに投げかけ、多くの人たちから失笑を

買いました。

そのことも潜在的大きな原因で、民進党は2位に大減退・・・ヘタすると社民党のように、

間もなく分裂衰退⇒消滅に至ることも十分に考えられます!

 

かつて世界で一番計算速度の速いスパコン(スーパー・コンピューター)が日本で開発さ

れ、一時中国が世界一となりましたが、またまた巻き返して「K」というコンピューター

が世界第1位に返り咲きました(^-^)

演算速度が、なんと「京」という単位ですね(^^;

ちょっとお遊びになりますが、数字の桁上げの単位をお復習いしましょうか?

 

まず、IT技術の世界でよく使われる単位は、「ビット」や「バイト」ですね!?

これは記憶素子の数の単位と簡単に考えて下さい。

 

キロ(Kiro)バイトという言葉は以前、よく使われましたが、

たちまち、キロ(Kiro)の千倍のメガ(Mega)が常識となり・・・、

その千倍がギガ(Giga)となり、・・・10億倍なんですね(^^) 

その千倍がテラ(Tera)で、1兆倍となり、・・・

 ※最近は、ハードディスクがこの域に来ておりますね!?

その千倍がペタ(Peta)、1000兆倍、1000テラなんですよ(^^)・・・、

またその千倍がエクサ(Exa)と言うんです!

 ※ここで100京倍と言う表現を使わねばなりませんね(^^;

  1000ペタです。

まだあります!

その千倍がゼッタ(Zetta)でして、・・・10垓(ガイ)倍???

 1000エクサです。

 

またまた、その千倍が・・・ヨタ(Yotta)なんて、・・・もう訳がわかりませんね(^^;

 1秭(シ)倍という見たこともない漢字の単位となります。

 1000ゼッタです!

 

もうここまできたら余計なお節介となりますが、・・・(^^;

 

ミリ(Milli)という単位は1よりも小さな単位です。

原発事故で発生している放射線量にミリ・シーベルトなんていう単位がありますね!?

1000分の1を「ミリ」と言います。

その1000分の1が「μ;マイクロ(Micro)」って言うんですね!

これもマイクロ・シーベルト(μSv)でおなじみになりましたね!?

マイクロ(Micro)の1000分の1が、ナノ(Nano)と言います。

これは1の10の-9乗、10億分の1のことを言います。

ピコ(Pico)って・・・(^^; 

もう面倒ですので、

1の10の-12乗=1兆分の1のことをピコ(Pico)と言います。

1の10の-15乗=1000兆分の1=フェムト(Femto)

1の10の-18乗=100京分の1=アト(Atto)

ごめん!まだあるんです(^^;

1の10の-21乗=10垓分の1=ゼプト(Zepto)

1の10の-24乗=1秭(し)分の1=ヨクト(Yocto)

 

ところで・・・京はどれになるんやろかいなぁ???

 

日本では、10進法で一桁づつ上がってゆきますと、

一・十・百・千・万・億・兆・京・垓・秭(抒)・穣・溝・澗・正・載・極・恒河沙・

阿僧祇・那由他・不可思議・無量大数

なんですね(^^;

 

「京」の早さは宇宙の単位からしたら、まだまだですね!?

だから、まだまだ努力するという意味ですよね!?

「1位を目指す!」ことの意義はここなんですね!

 

枝葉に入っちゃってゴメンやす~!(^^;

 

私たち人間が、利用している現代のコンピュータなど様々な機械や装置は、その機能を

詳しく知る人にとっては、昆虫や微生物の有している脳の機能程度の複雑さなんですよ!

自然界に存在する脳神経回路と比較したら、もう極めて程度の低い機能しか持っていない

のですよ(^^;

 

例えがどうかは疑問ですが、今回の「スパコン」は体育館の大きさに匹敵するくらいでか

いのです!

ところが、その「スパコン」は、イカの脳をコンピュータとしてみた場合、イカの方が

断然勝ちなんだそうです・・・(^^)

イカですら(イカさんの失礼ですが・・・)、驚くほどコンパクトな超高速演算機能を

備えているのです!

 

なんだかガッカリしますが、人間の道具として使うコンピュータの計算速度は、まだまだ

原始的動物の脳よりも賢くはない・・・(^^;

 

でも、私たち人間が道具として作ったコンピュータは、利用する人たちが簡単に手軽に

操作しやすい「マン・マシン・インタフェース」を備えていますね!?

 

i-Pad,スマートフォンなどがドンドン進化しております。

人間が理解できる形で情報を出力する機能がいっぱい開発されていますね!?

私たち人間が求める機能に特化して、設計することは「インテリジェンス」なのです!

 

よく考えていただきますと分かりますね!?

実は「割り切り」をどれくらいするか? できるか? の判断基準を持つことを私は、

「インテリジェンス」と呼ぶことにしております。

そんな「インテリジェンス」を日本語で「知能」「知性」なんていうよりも・・・

「聡明」って言う方がぴったしと確信するのです!

 

んでぇ~・・・、全然興味もなかったAKB48を、数年前私は知りました。

いまでは、姉妹グループとして日本国内にSKE48・NMB48・HKT48、日本国

外にJKT48・SNH48とかが48グループとしてあるそうです~。

 

あの一時有名になった「もしドラ」の映画をご存じですよね!?

岩崎夏海さん著;"もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を

読んだら"を元に作られた映画でした。

徳島のとある企業の管理者研修生達と岩崎さんの著作本を読むように課題を出し、後に

映画を観に行きました。

 

主人公のへっぽこ高校野球部のマネジャーを買って出た「川島みなみちゃん」を演じて

いるのが、かつてAKB48総選挙1位に輝いた前田敦子さんなのですよね!?

 

「もしドラ」の内容については、・・・回し者ではないですが、DVDが発売されています

ので、そちらでぜひご覧ください!

 

どうもTVアニメの「タッチ」でもそうでしたが、「みなみちゃん」って名前を聞くと胸騒

ぎがするボクの理想的女の子なのですね・・・(^^)

 

映画の主人公をやる1年前、前田敦子さんはAKB48総選挙1位となられました。

第1位授賞後の、前田さんの授賞挨拶が放映されたとき、私は彼女が「聡明」な人だと

歓心しましたね!

 

当時、前田さんは1991年7月10日生まれですから、なんと、まだぁ~19歳なんで

すよ!

 

彼女の挨拶に、

「私のことを嫌いな方もいると思います。ですが、1つだけお願いがあります。

 私のことが嫌いでも、AKB48のことを嫌いにならないでください!」

 

こんな挨拶ができるということが「聡明(インテリジェンス)」なのです!

 

その前年の1位であった大島優子さんと一緒にAKB48を引っ張ってきたリーダー的

存在なのですよね!?

 

大島さんも前田さんも第1位に選ばれるほど多くの人たちから、間違いなく好かれては

いますよね!?

でもおそらく、これまた間違いなく、どこかでバッシングされたり、陰口を叩かれたり、

苦しい思いをしてきたはずです!

 

「聡明」な人は、好かれていることだけで浮かれていないのです!

 

好きな人が増えてきますと・・・当然、嫌いな人も増えてくるのです!

100人の人が周囲にいて、その100人全てから好かれるということは、絶対に不可能

なのです!

 

たとえば、100人のうち10人から「好き」と言われます。

10人から「嫌い!」って言われます。

残りの80人から「興味がない!」「関係ない!」って言われる。

自然ですね!?

 

10人の人たちから「好き!」と言われ、「うれしいなぁ~(^^)」って感じるのか?

10人の人たちから「嫌い!」と言われ「辛い!苦しい!(^^;」って思うのか?

 

もうお分かりですね!?

受け手の考え方、感じ方次第で、「うれしい!」にもなったり、「辛い!苦しい!」にも

なるのですね!?

 

 

前田さんの挨拶の言葉の深い部分に、

「私のことを嫌いな人もいますが、・・・私のことを好きになってくれたみなさん!、応援

してくれた皆さん!本当にどうもありがとう!」

という本心からの「感謝の気持ち」が込められていると私は直感しました。

 

 普通は、自分のことを嫌う人がいると人は傷つきます。

 

よく考えますと、自分のことを「好きな人」もいて「嫌いな人」もいるのが、世の中当然

なのですね!

そう考えると・・・いちいち傷つく必要など全くないのです!

 

どんなに素晴らしい人格者でも、嫌いと思う人は必ずいますね!?

 

ここが重要なのです!

 

自分の嫌いな人に、自分の持つ全エネルギーの一部でも、「無駄な精神力」に費やすよりも、

自分を「好き」と言ってくれる人に「感謝」し、「大切な時間」を費やすことが幸せになる

コツなのですね!

 

ここから一つの教訓を創るのです!

 

 「千人の中の1人にだけ好かれればいい!」

 

ビジネスの世界でも、職位・ポストなどが上がったり、仕事の範囲が拡大しますと、人気

が出たことと同じですね!?

だから、あなたに反発・反論、そして嫌う人も出てくるのです!

 

「人気が出る」ようになりますと、「たくさんの人に知られる」のですね!?

 

とりもなおさず、「たくさんの人に知られる」ということは、潜在的に自分のことを好きに

なってくれる人に知られるチャンスが増えるのです!

と同時に、潜在的に自分のことを嫌いになる人に知られる可能性も増えるのです!

 

ファシストは、全ての人間を自分の信者にしたいのですね(^^;

そこに悲劇である「粛正」が始まる!

 

人間、権力・財力のある人が年老いてくると、この傾向が相当に大きくなるんですよ!

これを私は「老害」って呼んでおります。

 

ところで、あのAKB48総選挙で1位になった前田敦子さんの得た投票数は、なんと

たったの13万9892票だったそうです。

 

で、・・・考えてみるに重複して投票している人もいますので、多くても日本人の千人に

一人しか前田さんに投票していないのですよ・・・(^^)

 

つまりは、1000人に1人の確率で自分を好きになってもらえれば、なんとAKBでは

トップの人気を得られるほど凄いことが起きちゃう(^^) ということですよね!?

 

100人の人がいて、そのうち1人が自分のファンになってくれれば、もう十分すぎる

ほど嬉しいことなのです!

 

そこで、「聡明」な人、「インテリジェンス」を持つ人は、自分のことを「好いてくれる人」

に意識と時間を振り向けるのです!

 

何かをしますと誹謗・中傷的な言い方をされたり、書き込み(SNSなどでは)すること

がありますね!?

それに一喜一憂する人がいる(^^;

それは「無駄」なのです!

 

私は、悪口や批判などに対して基本的に反論しません。

といっても、教えている受講生・研修生・塾生の考え違い、勘違いは別です!

 

反論すること自体が時間の無駄なのですね!

SNSなどで一言コメントを返す場合、自分を嫌っている人に時間を費やすより、自分を

好いてくれている人にコメントを書いた方がいいですよね!?

 

嫌いな人にコメントを返したところで、好きになってくれる可能性はほとんどなし(^^;

 

でも、好きな人にコメントをシッカリ返しまっすと、より「好き」になってくれる可能性

は高まりますね!?

 

 人間の持つ人生時間は限られています!

 

その貴重な時間を、「好いてくれている人」のために費やすしますか?

「嫌いな人」のために費やしますか?

さて、どちらが有意義なのでしょう!?

考えてみれば、瞬時にわかるりますね!

 

これを「聡明(インテリジェンス)」っていうのです!

 

もう少し余計なことを言いますと、

「嫌いない人」を「好き」に変えるというのは、実は「宗教」を変えさせることと同じな

のです!

「キリスト教」を信じていない人に、キリスト教の素晴らしさを伝えて、キリスト教に

改宗させなければいけない・・・これはできません!

だから他国では「戦争」まで起こる(^^;

 

もうお分かりですね!?

「聡明(インテリジェンス)」となりますと、世の中には絶対、「正しい人間」というのは、

存在しないことが分かります!

 

ですから、自分の周囲に「好きな人」と「嫌いな人」がいて当ったり前・・・(^^)

松下幸之助翁も同じことを経営を始めて、従業員が植え始めた時、悩まれ、そして悟られ

たそうです。

 

いいですか!

だから、「嫌いない人」を頑張って「好きな人」に変える必要などないのです!

 

 

とは言いましても・・・、自分のことを嫌いな人は、多いよりも少ないほうがいいに決ま

ってる(^^)

 

松下幸之助翁から教わったことを受け売りしますね!

 

大きくなった会社の社長など、社会的に成功している人は、だいたい皆さん人格者ばかり

ですね!?

 

なぜ、成功者は人格者なのか?

 

理由は簡単なんです!

会社が大きくなればなるほど、必ずバッシングされたり、誹謗中傷を受けたりする。

 

「自分のため(エゴイック)」に行動する人は、そのようなバッシング・誹謗中傷が激しく

なるため社会的に成功できない!

 

そうなのです!

自分のためではなく、「社会貢献」「人のため」に行動できる人でなければ、ライバルや

敵が多くなりすぎて、会社を大きくできないのです!

つまり成功できない!

 

いいですかぁ!

だから「人格者」にならないと、「成功」などできないのです!

 

生まれながらにして「人格者」はいないように思います。

ですから、自分を磨き、成長させ、多くの人たちの力を得て「人格者」になれる人だけが

成功するのですね!

 

これを、

 「自利利他」

という根本精神を臨済宗宗祖栄西師が、、宋時代に中国へ渡り、学び、鎌倉時代に日本に

伝えられたのですね!

 

自分にも「嫌いな人」がいるけれど、それを少しでも少なくしよう!そして自己研鑽をし

て自己成長をしよう!

 

「嫌い」というマイナスのエネルギーがあるとするなら、「自己成長」のためのプラスの

エネルギーに変えてしまうのです!

 

AKB48のメンバーの様に、社会的に露出が多い人は、より多くの人に気を使ったり、

配慮したりする努力は並大抵ではないですよね!?

 

自分で悪気がなくても、ちょっとした言動をマイナスに解釈する人は多々います!

だからこそ、「配慮」や「注意」は大切な事です!

 

このように、「配慮」や「注意」も「聡明(インテリジェンス)」でなけりゃできない!

もちろん、スパイ活動なども「綿密」・・・「緻密」・・・「繊細」・・・「強か(したたか)」

が必要十分条件なのですね!

 

ありがとうございました。

 

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2024.05.15 Wednesday