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2022 / 12 / 19  08:45

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第22講;『寛大さ(Generosity)』

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第22講;『寛大さ(Generosity)』

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【イタリア;カプリ島です】

 

松下幸之助翁の著作「素直な心になるために」に、このようなことが書かれて

おります。

 

 ・素直な心の内容には、万物万人いっさいを許し入れる広い寛容の心と

  いうものも含まれている。

 

 ・素直な心になったならば、いらざる対立や争いがおこりにくくなって、

  和やかな姿が保たれるようになる。

 

 ・幸せになるためには、心の平和が大切です。

 

 ・心の中に対立や争いがあるうちは、幸せに暮らすことは難しいでしょう。

 

 ・心の中に波風が立つのは、寛容の心・受け入れる心が足りないからかも

  しれません。

 

「万物万人いっさいを許しいれる」ことが「寛容」なりと定義なされていますね!?

大変に難しいことなんですが、確かに「一切を受け入れる」ことができれば、

人にイライラしたり、腹を立てたりすることはないですよね!?

 

松下幸之助翁のご経験では、「まぁ・・・こんな人もいるがなぁ!」とか、「自

分のことも変えられんのに、相手を・・・そんなもんできへん!(しかたがな

い)」「多少悪くても、このままでもええがなぁ~!」などと思えるようにな

ったらイライラしないですむようになったとおっしゃっています。

 

一般的には「寛容さ」という言葉は、他人に対して使うような気がしますね!?

広辞苑を見ますと「寛容」の意味が、3つ書かれています。

 

 1)寛大で人を許し、受け入れること。咎(とが)めだてしないこと

 2)他人の罪を厳しく責めないというキリスト教の重要な徳目

 3)異端的な少数意見発表の自由を認め、そうした意見の人を差別待遇

  しないこと

 

1)と2)は、相手に罪があることを前提としておりますよね!?

そして、その罪を許して咎(とが)めない態度みたいです(^^)

 

3)は、なんと気色悪い「異端」なんて言葉を使っていますね!?

まぁ~それはともかくとして、少数者の意見の自由を認めて差別しない態度な

のですね(^^)

 

「異端」と「少数」という言葉に私なんかどうも「寛容」になれない(^^;

「異端」に対する言葉は、「正統」です。

 

「正統」というのは、数の論理からいう多数だから正しいのではなく、「伝統」

とか「権威」によって支えられてきたものなのです!

 

そう!

「えらい人が言うから正しい!」なんていうことでしょうね(^^;

 

ですから、「正統」は多数の論理から言われるのではなく、「異端」も「少数

者」だからであるとは限らないですよね!?

 

でも・・・どうも角栄さん以来、多数意見が正統であると勘違いする政局が

あって、政治がまとまらないのでしょうね!?

 

なんですよね(^^; ・・・このため、少数意見であれば異端というレッテルが

貼られてしまうのですね・・・(^^;

 

少数民族が「異端」でないために、多数民族を「粛正」「弾圧」で押さえつけ

る政治が歴史的に行われてきましたね!?

昨今の北アフリカや中東イスラム革命の原因でもありますよね!?

 

民主主義制度というのも、考えると怖いところがあります!?

多数と少数なんていうのは、相対的な関係でしかないはずです!?

なのに現実では、多数が正統であると考えられている・・・???

 

本来の伝統とか権威に支えられてきた「正統」という意味が今では、「道徳」

「倫理」「文化」も一緒くたにして喪失していますね・・・(^^;

 

松下幸之助翁もおっしゃる「寛容」は、人の失敗などを咎(とが)めだてしな

いで、いい面を積極的に認めようとすることなのですね!

 

そうなのです!

基本的に、相手の罪や失敗を前提としながらもそれを許し、咎(とが)めない

態度が「寛容」なのですね!

 

ご承知の方も多いと思いますが、「寛容」という言葉はキリスト教以前のロー

マ帝国では、金貨などに印字された重要な言葉なのですよね!

 

ですから、「寛容」は欧米の社会では「精神」を表現する言葉なのですがねぇ・・・(^^)

 

そんでもって、他人がどうのこうのよりも「脚下照顧」して、自分事に置き換

えますとね!

 

「寛容の心」、「他人・他人の言葉を受け入れる心」が足りないことって、

よくありますよね!?

実は、このような精神状態の時、自分の境遇とか環境を不満に思ったり、嘆い

たりしてしまうことが多いのです!

 

最近、「ウツ」「新型ウツ」っていうのが多いのだって、マスコミでも精神科

医の言論からもよく聞かれます。

統計的にそうなのでしょうね!?

 

でもですね! お叱りを買うかも知れませんが・・・私見を述べさせていただ

きます。

「ウツ」の人たちの欠落している「精神」は、実は「寛容さ」なのです!

 

他人を自分の論理で咎(とが)めたり、他人のちょっとした振る舞いを罪とし

て厳しく責める心があるのです。

 

だから・・・考えちゃう(^^;

イライラという精神不安定になる(^^;

 

だから眠れない(^^; ・・・不眠症になる(^^;

 

エエ薬があるわけです。

「精神安定剤」「入眠剤」「睡眠薬」・・・。

 

精神科、心療内科に行けば3分も診断しないうちに、簡単に沢山の薬を処方し

てくれますよ。

そして、付け加える言葉が「ストレス」なんですよ・・・って(^^;

 

でもですよ!

「こういうこともあるんだから・・・」

「このままでもいいじゃん!」

「まぁ・・・しかたがないじゃん!」

などと思えるようになったら、・・・そんなに不満を感じなくても済むと思い

ませんか?

 

それに、

「自分には欠点がある」とか、

「自分に問題がある」とか、

クヨクヨしたり落ち込んだりしてしまうのは、もしや「寛容の心」「受け入れ

る心」が足りないじゃぁないのかなぁ? って考えてみてもいいんじゃぁない

でしょうか?

 

そこで「自分自身」に対しても、「寛容の心」「受け入れる心」で自己観照し

てみるのです!

「そうかぁ・・・今はまだ、これができないんだからエエかぁ~!」

「ここんところは、そのままでもエエかぁ~!」

 

それに一朝一夕で、自分を変えることなんてできないのですから、そんなに

クヨクヨしないでもいいのですよね!

 

でももちろん、「変えるべき自分」を、「理想とすべき自分」を明確に描いて

おかなきゃいけません!

 

他人も、今の環境も、自分をも、そのまま素直に受け入れ、容認できるように

なる自分を創るのです!

 

「寛容な心」はもっと広く!

「受け入れる心」ももっと深く!

なれば、・・・

それだけ心和やかに過ごせますよね!?

 

ビジネス・リーダーの必須条件は、時折、自分自身を省みる(脚下照顧・自己

観照)する時間を持つことです!

 

公私共に、自分自身の生活を振り返って、

「人にイライラしなかったかいなぁ・・・?」

「不平・不満を持たなかったかいなぁ・・・?」

「クヨクヨせんかったかなぁ・・・?」

「寛容に観たかいなぁ・・・?」

などと自問しましょう!

 

そうしますとね・・・、

「よっしゃぁ! これからは~することにしよう!」と考えられるようになり

ますわ(^^)

 

これからの世界は、日本は、間違いなく多文化共生時代になりますよね!?

ですから、これからの時代に最も必要な精神態度のひとつは「寛容」ですね!

 

政治を志す人たちが真っ先に学べばならないのは「寛容の精神」なのですよ!

特に、あら探しばっかする○産党の皆さん!

 

ありがとうございました。

 

いわき経営コンサルタント事務所の詳細は、

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2022 / 12 / 12  08:35

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード:第21講;『和(Harmony)』

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【イタリア;カプリ島碧の洞窟】

 

今回のテーマは「和(Harmony)」です。

中東でも、EUでも、中国でも、日本の政治経済をを見渡すと「和(Harmony)」

を感じませんね(^^;

 

「和する」ってどういうことでしょう?

 

もっともよく理解できるのは、算数で使う「和」ですね。

数と数を足すことを「和算」と言うのですね。

 

組織で行う仕事のほとんどは一人ではできないのです!

 

皆んなで、お互いに力を出しあって、助け合うことによって成し遂げられる

ことがほとんでどなのです!

 

一人の人が、人の二倍三倍仕事をやっても、他の人が逆に半分もしなかったら、

まったくいい仕事にはなりません(^^;

 

いい仕事というのは、全部足し算なのです!

一人一人が、自分の持ち分の仕事に責任を持って確実に行う。

 

皆んなが同じように力を出す!

そんなにいっぱい出すことではないのです。

 

仕事というのは分業されるているのです。

分業された仕事の一つ一つにパワーが集中され、それぞれがまた組み合わされ

たとき、すばらしい仕事になります。

 

それぞれのパワーの足し算を「和」というのですね!

 

算数では「一足す一は二」になるのですが、私たちがやっている仕事のほとん

どは算数のようにはならないのです(^^)

 

「一足す一が、三」になったり「五」になったりします。

いや実は無限大にもなることがあります。 不思議ですね!

 

人の力は全部測定可能だと思いますか?

 

残念ながらそうではないのですね!

人の能力はおおよそ140ほどあるそうなのです。

しかし、実際に測定できるのは半分の70ほどだそうです。

 

走ったり、暗記したりする能力は測定可能なのです。

学校での優劣はこれで決まってしまうのですね(^^;

不幸なことです(^^;

 

しかし人間には測ることのできない能力があるのです!

たとえば、

「気を配る能力」

「人の気持ちを察する能力」

「そろそろ、まもなく・・・と感じる能力」

などは測定できないのです!

 

測定できない能力の方が、はるかにはるかに仕事を達成させるには重要なこと

は成功している人たちを観ると判ります。

 

人と人が手を握ったり、体を支えあったりしたときには、目に見えない不思議

なパワーが出てくることがあるのです!

本当です!

 

「あの手、この手、奥の手、神の手、人の手」という「ことわざ」があります。

 

一人の人から出るパワーが一緒にやっている人に届きますと、こんどはその人

が出すパワーと合算されるのです。

そのパワーがまた、いろいろな相手に向かうのですね。

 

次々とパワーが加算されますから3倍、5倍、10倍、100倍にも膨らんで

ゆくのです。

 

これが無限に繰り返されると、ものすごいパワーになります。

 

実はレーザー光線の理論がこれなのです!

小さな小さなパワーも繰り返し加算されてゆきますと強力なパワーになりま

す。

 

一人だけのパワーだったら自分の中でグルグル回っているだけなのです。

外にパワーを向けて発っしますと、それを受け止める人がおり、そのパワーを

受けた人がまたパワーを付けて送り返してくれるキャッチボールが繰り返される。

 

これが本当の「和」じゃないかなあと思います。

 

そのためにはお互いが間違いなく、受け取ったパワーを投げ合う所(的)が

しっかりしていなければなりません!

 

そして、そこにちゃんと投げられることが肝心なのです。

 

お互いのコミュニケーションを常日頃からしておりますと、的確なパワーの

キャッチ・ボールできるのですね(^^)

 

お互いが「得手に帆をかける」心意気でつきあうことなのですね!

 

互いのすばらしいところを認め合い、補間し合うことでパワーの総和ができ

あがるのです!

 

それが、本物の「和(Harmony)」なのです。

 

聖徳太子の「和を以て、尊としとなす」という言葉はあまりにも有名ですね!

 

「和することは、なんてすばらしいことでしょう!」と聖徳太子はおっしゃっ

ています。

 

お互いのパワーを高めあうことは、一人一人の成長・向上につながってゆくの

ですね!

そして、その成長に感謝できる毎日毎日がおかげさまになるのですね!

 

お陰様の雰囲気を「和(Harmony)」と定義しましょうよ!

 

ありがとうございました。

 

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2022 / 12 / 05  08:30

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第20講:『若さ(Youth)』

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【バチカンの大通りを隔てたローマ時代の城壁】

 

たったいま、FB上で致知出版社の2015/2月号』一日一言で作家の北方謙三さんが

お書きになった「清秋というのは~」が気に入りました(^^)

 青春というのは

 意味のあることを

 成し遂げるのではない。 

 どれだけ馬鹿になれたか。

 どれだけ純粋で

 一途になれたかです 

 

私の大好きな言葉があります!

サムエル・ウルマン氏の詩『青春とは心の若さである』の中に書かれている名言です。

 

 青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う

 年を重ねただけで人は老いない

 理想を失うとき初めて老いる

 

 頭が白くてもどうってことない

 心と考えが若ければ

 心の中に灯があれば

 くちびるに歌があれば

 

 私は悪漢の喉から、心からの笑いを聞いたことがない

 

 そして快活な人が、 長い哀悼歌を歌ったことを知らない

 

 だから幸せなときは幸せに、楽しいときは楽しく

 

 青春とは心の若さである

 

いいですね~(^^)

 

 

さて、漢字をチィ~っといじくってみますね(^^)

「若」という字を右端から数ミリづつ切り落としていって見て下さい!

なんと・・・「老」という字に変化しますから・・・(^^;

 

「老」という漢字の成り立ちが、実際にこうだからというのではなく、いゃ~またぁよく

ぞ考えたなぁと感心しましたね(^^)

 

「若」という言葉の持つすべてが、少しずつ欠けてきて「老」になるとしたらまさにその

通りですね!

 

小さい頃、・・・若い頃は、なんでもできた!

たくさんの「夢」にも、チャレンジする「気力」「体力」「知力」を持っていた。

少しずつ、その「気力」が衰えたり・・・「体力」なんて格段に落ちますね(^^;

「知力」もしかり・・・(^^;

 

やはり、冒頭のサムエル・ウルマン氏の詩文は言い得て妙ですね(^^)

 

私のように古希(70歳)を見事に超しますと「不老不死」「万年長寿」なんて言葉の

書いてあるパッケージや本に目が行ってしまうのです(^^;

 

おそらく、女性でしたら「永遠の美貌」なんてぇ・・・のにも・・・(^^;

 

大昔から、人間はどんなに大きな富と権力を手中にしても、決して手に入れることのでき

ない最後の「夢」が「不老不死」「万年長寿」「永遠の美貌」だったんですよね(^^;

 

秦の始皇帝も、クレオパトラも、楊貴妃だって・・・、そうだったぁ小野小町でも、爺ち

ゃん、婆ちゃんになっちゃたぁ(^^;

 

お釈迦様もおっしゃったように、

 

 生・・・生きる苦しみ

 老・・・老いの苦しみ

 病・・・病気の苦しみ

 死・・・死への苦しみ

 

私たち人間は、命を授かり生まれた瞬間から、この「四苦八苦」は持っているようですね(^^;

 

さて最近はやたらと「アンチエイジング」が叫ばれていますが、私は本当に必要なのは「ア

ンチエイジング」ではなく「お年なりに! 年齢なりに! 」が大事だと思っています。

 

50代になりますと、自分の30代の頃のことを想い起こして、今を嘆きますね(^^;

70代の方は、50代の頃のことを想い起こして、今を嘆きますね(^^;

 

「あぁ~、あのときこうしておけばよかったぁのにぃ・・・(^^;」

そんなこと言ったって、思ったって、過去は消しゴムで消せないし、その頃には絶対に

もどれないしぃ・・・(^^;

 

でも、考えて見ますと「その年、その年齢に応じた生き方や輝きがある」と思うのです!

 

漢方の古典書物「素問」にこんなことが書かれています!

人間の生涯の流れをこのように説いております。

 

まず女子は、「七歳を一紀」とするのだそうです。

 

  7歳・・・腎気が活発になり、永久歯が生え、髪が伸びる。

 14歳・・・腎気が成熟したため、月経が始まり、子供をはらむ能力が備わる。

 21歳・・・腎気が体のすみずみまで行きわたる。

 28歳・・・髪の毛が豊かで、身体の最も強壮な時期である。

 35歳・・・顔がやつれ始める。

 42歳・・・顔にしわが寄り、白髪が目立ち始める。

 49歳・・・血脈に血が少なくなり、月経が止まり、子供を生むことができなくなる。

 

あれれ・・・それ以降の年齢は???

 

一方、男子は「八歳を一紀」とするそうです!

 

  8歳・・・腎気が活発になり、髪がふさふさと伸び、永久歯が増える。

 16歳・・・腎気が成熟し、生殖能力が備わる。

 24歳・・・腎気が身体のすみずみまで行きわたる。

 32歳・・・筋骨がたくましくなり、肌肉が豊かになる。

 40歳・・・腎気が衰え始め、髪の毛が抜け、歯が揺れる。

 48歳・・・陽気が衰え、顔面にしわが寄り、髪の毛が白くなる。

 56歳・・・肝気が減り、筋肉が衰え、生殖能力が弱まり、体が弱り始める。

 64歳・・・歯も髪の毛も抜け去る。

 

おや~・・・それ以降の年齢は???

 

昔は「人生五十年」でしたからねぇ・・・(^^)

 

ちと自慢話です!

私は現在満72歳にして、すべての歯が完璧なんです!

虫歯が一本もないのです(^^)

歯茎も歯槽膿漏なし(^^)

足腰やや丈夫!

あっちは・・・・・・そっち(^^)

 

もう少し、中国四千年の知恵をご披露いたしますと、この漢方「素問」に「四時陰陽」と

いうのがあります。

 

 夫れ四時陰陽は万物の根本なり、

 故に聖人は春夏は陽を養い秋冬は陰を養う、

 以てその根に従う、

 以て万物と生長の門に沈浮す、

 その根に逆らえば則ち本を伐ちその眞を破る、

 故に陰陽四時は万物の終始なり、死生の本なり、

 これに逆らえば則ち災害生じ、

 これに従えば則ち苛疾起こらず、

 これを道を得るという。

 聖人はこれを行い患者はこれを排す、

 陰陽に従えば則ち生き、これに逆らえば則ち死す

 

まぁ~知ったかぶりで言いますと・・・季節や自然の規則に応じて飲食に節度を持ち、

寝起きを規則正しくすれば心身ともに健やかに百年の寿命を全うすると・・・説いており

ます(^^)

 

そして、

 無理な欲望も持たず、

 肉体をほどよく労働させ、

 食物を美味しく感じ、

 着物は質素に!

 

 悪い道楽におぼれず、不良な誘惑にも心を惑わさせず、

 自然のままの生活を楽しみなさい!

 

 

よくよく考えてみますと・・・「リーダー」なる者の心得でもありますよね!?

すなわち、「若さ(Youth)」とは「品行方正」にて、「夢(ビジョン)」を持って、多くの

人たちを導いてゆく原動力・元素なんですね!?

 

ありがとうございました。

 

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2022 / 11 / 21  08:30

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第18講:『思いやり(Compassison)』

 

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【バチカンです】

 

今日のはやや短め・・・(^^)

 

「思いやり予算」っていうのがありますよね!?

 

1978年6月、時の防衛庁長官・故金丸信さんが、在日米軍基地で働く日本人従業員の

給与の一部(62億円)を日本側が負担すると決めたことから始まったそうです。

円高が極端に進み、アメリカの負担増を考慮して「思いやりの立場で対処すべき」などと

答弁したことから、「思いやり予算」と呼ばれるようになったそうです(^^)

 

「思いやり予算」の内訳は、在日米軍基地職員の労務費、基地内の光熱費・水道費、訓練

移転費、施設建設費などだそうです。

「思いやり予算」を開始してから現在まで、日本が負担した駐留経費の総額は3兆円を

超えているそうです(^^;

 

日本政府は平成28年度から5年間で約9465億円を負担すること決めています。

平成28年度の在日米軍関連経費の内訳は、いわゆる「思いやり予算」は1,848億円」

ですが、それとは別に、

 ・基地周辺対策費・施設の借料など  1,808億円

 ・沖縄に関する特別行動委員会関係費   120億円

 ・米軍再編関係費            890億円

 ・提供普通財産上試算(土地の賃料) 1,660億円

 ・基地交付金              384億円

があるそうです!

 

ここまでしているのにトランプ大統領は、選挙中に全額日本に米国極東軍のコスト負担を

させろ!とか、日本にすべての安全保障上の軍備をさせろとか・・・(^^;

「知らぬが仏」なのか?・・・「対岸の火事」なのか?(^^;

 

まぁ~これは「思いやり」なのかどうか・・・・(^^;

なんだか、妾を持つ者が捨てられたくなくて、貢いでいるような(^^;

 

なぜ、この予算で自衛隊や海上保安庁の増強費などにしないんだろうなぁ?

 

「思いやり」を英語で「Compassison」って書くんですね!

「Com」というのは、一緒っていう感じ?

「passison」って、「情熱」とも訳しますが「受難」と訳す方が私は好きです!

 

本当の「思いやり」って、自ら進んで「難」を受け入れることなのです!

もちろん、相手の承諾の元言葉です。

ですから「押しつけ」であったり、「恩着せがましく」は当てはまりません!

 

「思いやり」の最適な言動って「May I help you !?」だと、私は思うのです。

これをまたまた日本語に置き換えますとね、「ハイ!よろこんで!」なのです。

 

ですから「思いやり」は「イヤイヤ」であったり、「仕方なし」ではどうもいかんのです!

 

残念ながら、世間体でボランティアをしている人がいますね!

これも・・・見臭いですね(^^;

 

「思いやり」というのは、自分の持つ「能力」の余力を必要としている人に施す精神態度

ではないかなぁと思うのです。

ですから、「能力」が足りないときには無理にしちゃ・・・いけないのです!

 

まず、第1段階は自身の「能力」を増すことなんです!

 

「能力」というのは、「無形の財産」です。

ですから、奪われることはありません!

「能力」は「有形の財産」を産み出すことができるのです!

 

日本はご承知のように「資源皆無国」です。

なのに、ここまでGDPを上げてきました!

これはすごいことなのです!

 

私たち日本人は、途轍もなくすごい能力を持っているのです!

この「能力」を世界に活かすことを考えたらいかがでしょう!

 

以前、「派遣村」なるものができましたが、あそこに「海外青年協力隊」の分室をつくれ

ば良かったのに・・・(^^)

あそこに「災害復旧特別隊員募集」の看板立てて、「派遣村」にノコノコとやってきた

若者を「予備隊」として、災害復旧技術などを学ばせたらどうでしょう!?

「火の用心夜回り隊」なんかもつくって、寒い冬にグループで夜回りしてもらったり・・・(^^)

「介護技術を学ぼう!」なんて看板を掲げて、そちらにの就業人口を増やす!

「森林保護技術を学ぼう!」・・・で放ったらかしの森林整備に・・・・(^^)

「農業経営技術を開発し、自給率を上げよう!」とかで・・・あぜ道づくりとか・・・(^^)

 

一世を風靡したあのシールズ君達も、就職活動で相当に参ったということで・・・解散し

ちゃった。

あれだって・・・解散の理由がちゃちですから・・・信念がない!

彼らこそ、海外青年協力体になって、南スーダンの民間ボランティアに行ったら!!

 

このようにいくらでも素晴らしい「世のため、人のため」になることを洗いざらいリスト

アップし、そこに人生を賭けるチャンスを与えればいいのです。

小遣いをくれてやり、戻ってこない青年をとやかくいうのではなく・・・。

 

「権利・権利」なんぞほざくヤツは追い出す(^^)

そんなヤツにも村長なんてさせない!

 

これを「思いやり」っていうのじゃぁ・・・ないのかなぁ・・・(^^)

 

ありがとうございました。

 

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2022 / 11 / 21  08:30

ビジネス・リーダーに不可欠なキーワード;第19講:『落ち着き(Serenity)』

 

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【バチカンです】

あぁ~あ(^^;

 

ロシアのウクライナ侵略戦争で、世界のエネルギーコストが急騰し、物流コストも同様、物流遅延まで

発生しております。 そこに超円安傾向に向かってまっしぐら!

いよいよ、インフレ&景気鈍化=スタフグレーションが顕著に起こりそうですね(^^;

以前、日本経済の行方を揶揄し流行した

「ジャパン・バッシング」⇒「ジャパン・パッシング」⇒「ジャパン・ナッシング」

は今だに、その危機感を払拭することができませんね!?

 

「資源皆無国」=日本ですから、国際コモディティ価格が急落していても資源の供給を

絶たれたらひとったまりもないのが日本です!

 

企業でも日夜、どんな立派なことを言っても「レッド・オーシャン」で熾烈な戦いをして

いるわけです。

 

だからこそ、ビジネス・リーダーは常に、どんな状況下にあっても、

 Take it easy!(落ち着け!)

なんです。

 

「落ち着く」べき事態というのは、ほとんどすべて不安な環境下に入ったときです。

実はそれを実感するのは目の前に「危険」や「不安」が訪れたときなんですね!?

「不安」というのは、あるかないかのではなく常に存在するのですね!?

 

「不安」を感じた時の対処法を少し!

 

「不安」を感じているその度合いを0から10までのレベルで評価してみます。

  0は完全に落ち着いた状態で問題ない状態。

 10は、もう極度の不安を感じている状態です。

点数評価したら、自分に言い聞かせてみるのです、

 

「自分の不安レベルは今、・・・6だなぁ~? よっし! 深呼吸を何回かして、様子を

見てみよう!」と・・・。

 

その後の数分間だけは、真剣に呼吸だけに意識を集中してみて下さい!

そのあと再び、「不安」のレベルを確認してみて下さい。

少しでもレベルが下がっただけで、「不安」が和らいだことを感じます!

 

そうなのです!

「不安」のレベルが常に一定ではないことを自覚するとが重要なのです!

そのことが解るだけで、極度の不安が永遠に続くわけではないと安心することができます。

最初は、遊び心を持ってこのやり方をやって下さい!

例えば、「もし〇〇をしたら、不安レベルはどう変化するだろうか?」と仮説実験まで

やるのです(^o^)

 

次の対処法は、

平静を保つことがなかなかできず苦労していたら、周りにある、目の前にある何でもいい

のですが、頭の中で説明してみることをします。

例えば、携帯電話・・・について説明するのです。

「この私の携帯電話は、白色でシッカリした皮のカバーをつけている。手に持った感触と

キーを押すタッチ感は絶妙! そういえば着信音がチト・・・良くないなぁ~(^^; 

あの人から入る通話着信音を変えてみよう~」というように・・・。

直接触れながら、やってみるのもいいのです!

 

それで・・・「不安」解消にどんな効果がある・・・って?

実は「不安」というのは未来に根ざすものなのです!

自分の身に降りかかる「可能性のある」失敗や災難を心配する感情なのです!

 

周囲にある事物を言葉で表現しようとすれば、たった今この瞬間は、そのものに目を向け

ざるを得ないでしょう!?

そうすると「不安」が、それ以上増すのを防ぐことができるのです!

実際にやってみて下さい! しばらくすると動悸や手の震えがそれほど気にならなくなる

んですよ(^o^)

 

そして少し落ち着いたら、集中すべき事柄にもう一度意識を戻せばいいのです!

 

また「不安」を感じているのは自分だけだと思っていることが多いのです!

実際には、驚くほど多くの人が同じ思いをしています。

ある場所に行くとき、何かをしようとするとき、同じ場所で、同じようなことをする人に、

「不安」で落ち着かない人が他にもいるのです!

隣にいる人に、訊いてみれば・・・「ええっ、あなたもですか!?」ってなるから・・・(^o^)

 

読者の中で、経営会議や部門会議でたまらなく「不安」を感じる人がいるでしょう!?

とっておきの処方箋をお出しします(^o^)

その原因の一つは、会議で自分が一番発言の少ない人間ではないか? そのことをよく

注意されたり、そう思われているのではと思うだけで、ますます「不安」になる・・・。

周りの人たち、上司は私のことを「コイツ、おびえたネズミみたいだぁ!」と考えている

に違いないと思い込んでしまったりしているのです。

 

んでぇ~、こうするのです!

会議で、全員の出席者の発言回数を数えてみるのです!

メモ用紙でもノートのどこかに、いや配布された資料のどこかに・・・正マークをつけて

数えるのです!

もちろん、こっそりと・・・。

まぁ~すると一番発言の少ない人間が自分ではないことが分かりますよ(^o^)

それどころか、まったく口を開かなかった人も数人はいます!

会議の場で積極的に発言する人間ではないにせよ、決して一番発言の少ない人間ではない

ことが判明します(^o^)

職場などで自分のことばかり気にするのをやめ、周囲や同僚に目を向けたますと、意識が

変わって肩の力が抜けるのです!

 

これからも思いも寄らない環境の変化、人間関係の激変がビジネス・リーダーには舞って

います!

 

さあ~今からでも遅くありません!

とにかく、冷静に落ち着いて環境を把握しましょう!

 

「晴天計画」だけでいいと思うことは禁物です!

「曇天計画」も足りない!

「雨天計画」だって、・・・まだまだ!

「暴風雨計画」を立て、

それでも、 経営安全率=1-{(損益分岐点)÷現状売上高}

が15%以上となる実現可能なる経営計画(実行計画)を落ち着いて策定しましょう!

 

いいですか!

 

誰のせいにもしちゃ~ダメですよ!

落ち着いて、自分自身の脚下照顧が最優先です!

 

ありがとうございました。

 

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2024.05.16 Thursday