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新ビジネス・リーダーいろは講;第22話:『乱読』
【ヴュルツブルクかなぁ?】
『乱読』についてお話します。
辞書では「手当たり次第に書物を読みあさること」となっております。
実は、私は『乱読おタク』でして、『活字中毒』の部類に入る人間です。
毎日、どうも何かを読まないと落ち着かないものですから、新聞(最近はFacebookと
インターネット・ニュースですかね!)から始まって身の回りに活字があれば読んでいます。
お陰様で速読術まではいきませんが、他の人より相当に本などを読むスピードは速いよう
です。
いつも言っておりますように、すべての肉体的動作に関わるものは訓練によって熟達して
ゆきます。
本を読むのも訓練でして、毎日、読んでいますと誰でも必ず速くなります。
ですから、私は多くの人に本の『乱読』をお進めしております。
『乱読』ですから、週刊誌、マンガ本、小説、ビジネス誌、教科書、参考書なんでもいい
と思います。
ただし条件があります。それは『読む』という行為を抜きにしないことです。
すなわち、しっかり中味や書き手の言わんとすることを理解しようとして読むという努力
を無くさないということです。
そうしないといつまでたっても読んだことが身につかないからです。
でも熟読をお奨めしているわけでもないのです。
なんだか矛盾したいいかたですが、1冊の本からたったの一つでいいから「気づき」を
得て欲しいのです。
手当たり次第に近くにある書物を読む訳です。慣れるまでは、なるだけ読みやすい平易な
物を選ぶべきです。
男性ならエッチな小説(女性週刊誌の方がその上をいくそうですね?)でもいいわけです。
もう一つ条件を付加しますと、なるべく色々なジャンル(分野)の物を読むことです。
もちろん、このときも読みやすいものから入ることです。
この『乱読』を繰り返してゆきますと、大脳生理学的には「左脳」に読んだ語句・知識が
100%記憶されます。
「左脳」には物事を定義したり、理解するための理屈が確実に記憶されてゆきます。
誰しも記憶力は、満点(ただし、IQ指数が平均以上の人)だそうなのです。
ただ「記憶したものが、・・・必要な時に出てこないことの方が多いだけらしい」のです。
「記憶したものが必要な時に出てくる」訓練を積まないため、せっかく記憶していても
宝の持ちぐされの人がほとんどなのだそうです。
学校のときには記憶したものを試験で無理やり出そうとしますが、記憶の引出しに失敗す
ると「私は頭が悪いのかな?」と思ってしまいます。
これは実は暗示にすぎません。
ご安心ください。
人間は、興味のあることなら「記憶」を引出すことができるのです。
坂田三吉という将棋の名人も他のことはまるっきしだめだったのですが、将棋の記憶は
並外れていました。
物理学の天才:アインシュタインも自分の得意な学問についてはものすごい記憶力でした
が、他のことは常識から言いますと無知と言われてもしかたないくらい思い出せなかった
そうです。
『乱読』を繰り返し、多くの興味の世界が拓けてきますと、今まで記憶しつづけてきた
多くの興味に関係する事柄がイモづる式に引っ張り出されてきます。
それが、自分の興味をより高めるのに役立ちます。
多くの『役に立つ記憶』を「ボキャボラリー(日本語では語彙というそうです)」と私は
呼びます。
「ボキャボラリィー」の多い人は色々な時に、その知識(ボキャボラリー)が知恵に反映
されます。
なんにも記憶の域に入っていない人は、どんなに努力しようとも知恵の引出しに中身が
ないものですから出てこない(^^;・・・苦労するわけですよ。
『乱読』は、目から情報を左脳にインプット(入力)します。
目から入る情報の量と質は、耳から入る情報の何万倍にもなります。
人の話を聞くより、絵を見たりした方がはるかに理解できるでしょう。
テレビの解説なども絵や文字が多用されていますね!
『読む』こと、そして、たくさんのいろいろな分野の情報、知識を記憶してゆくために『乱
読』をすることをお進めします。
あなたの知らない世界とは霊界だけの話ではありません。
「ヘーッ、こんな意味があるのかぁ~。
なるほどなぁ~。
すごいなぁ~。
こんなことができるなんて・・・(^o^)」
等々の世界に触れることで、皆さんの人生はますます『イロハ』になってゆきます。
ありがとうございました。
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